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コメント数 234
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1.  ソウ 《ネタバレ》 
セブンとキューブを足して2で割ったような映画。導入部なんてキューブにそっくりです。でも、作品のグロさ、残酷さ・終わった後の後味の悪さはこの2作品以上の気がします。内容はどうだったか?面白かったです。映画の内容に引き込まれたし、後付ご都合主義な展開とはいえスリルもあり、楽しめました。では、ナゼ0点か(僕の評価では初の0点)。それは、あまりにも何も生み出していない映画だったから。映画とは、必ずしもハッピーエンドで終わる必要はないと思いますが、見た人に何かを残さないといけないと思います。この映画で最も伝えたいことは、「命の尊さ」であることは疑いがありません。しかし、その「尊さ」を伝えるにはこういった表現しかなかったのでしょうか?あまりにも、残酷すぎるし僕たちがアマンダと同じく「ジグソウ」からの生存者だったと考えて、この映画を見た後に、その「生」に感謝することができるのでしょうか?それは「ジグソウ」の信念があまりにも薄く、僕には伝わってこなかったからだと思います。彼は「命の尊さ」を伝えることを盾に、猟奇的殺人を繰り返している犯罪者としか見れませんでした。本当に「命の尊さ」を伝えたいのであれば、最終的に罰の対象となった人を生き残さないとダメなのでは?妻や子供を殺すのだっておかしい。彼女らは何の罪を犯したのだろう?ちなみに、キューブとセブンは僕の中で10点ですが、キューブはラストのエンディングで暗闇の中の希望が見えるし、セブンは犯罪者の信念(と言っても肯定するわけでは全くありませんが)が垣間見えるからです。じゃあ、セブンの犯罪者だって罪のない妻を殺してるじゃないか、と思うかもしれませんが、まだ彼はそれを罪と自覚して自分にも罰を与えようとしている点に納得がいきます(もちろん自己満足の狂った犯罪者ですが)。映画の好み・作り自体に関しては8点ですが、あまりにも共感できない内容に点をつけることが出来ませんでした。
[DVD(字幕)] 0点(2005-08-04 03:46:57)(良:4票)
2.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
登場してくる人達に感情移入できるか、そこでこの映画の評価が分かれてくると思う。登場人物は、周りには滅多にいない変人達ばかりに見えるが、実際はそうではない。自分を偽り、表面だけハッピーに見せかけて成功を勝ち取ったかのように振舞う。あるいは、世間では変だと思われること(例えばゲイであること)を公にはしない。自分も含めて、そういった部分を持っている人は決して少数派ではないはずだ。奥さんに隣人、友人に不動産屋…彼らは本当のところでハッピーではない。単なる犠牲者に過ぎない。本当のハッピーを持っている人との表情の差は明らか。ゲイを公にしている男はとてもいい笑顔だ。全てを告白した後のアンジェラは、本当に綺麗に見えた。そして、最期を迎えたレスターは儚くも美しい表情をしている。出演者の好演もこの映画を素晴らしくしている。今作は下品な部分も確かにあるが、ストーリーから逸れた下品さではなく、きちんとしたバックグラウンドのある描写ばかりだ。今作の下品さばかり目に付いてしまう方は、もしかしたら偽りの登場人物たちのように、上品さや綺麗なモノを重視する偽りの仮面を付けているのかもしれない…
[DVD(字幕)] 8点(2007-06-01 18:43:03)(良:4票)
3.  デス・プルーフ in グラインドハウス 《ネタバレ》 
所々ゾクッとする面白いシーンがあったが、いかんせん退屈なシーンが多すぎ。くだらないガールズトークが、カーチェイスなどの見せ場を盛り上げる布石というのもわからなくはないが、もう少し上手い演出の仕方はなかったのだろうか。音楽や映像、カメラワークは素晴らしかったと思うので、単なる監督のオナニー映画ではなく、観る側の気分の高揚を多少なりとも考慮して製作するべき。観客に媚を売れと言うのではなく、お金を払って見てもらうのだから最低限のマナーとして。「クエンティン・タランティーノ」「カート・ラッセル」など、有名な監督や男優がいなかったとして、皆さんが同じ評価をされるか甚だ疑問。残念ながら、お金を払って観ようとは決して思えない映画です。
[DVD(字幕)] 3点(2009-07-26 18:46:08)(良:2票)
4.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
置換冤罪という誰にでも起こりうる身近なテーマを題材としたことで、多くの人が感情移入でき、日本の司法制度や刑事裁判について深く考えさせられる(考えたくなる)映画となっている。一般的に、人は被害者の立場を第一に考える。被害者感情に立ち、加害者を罰するべきだと。たとえ、本人が否認していても「それはウソだ!」と思う人が多いのが現実だろう。もちろん、ウソを付いている場合も多く、むしろそちらの方が多数と思う。ただ、この映画を観た人は今後一歩引いた客観的な立場で、被告人の声に耳を傾けることができるかもしれない。冤罪で罰してしまったら、被害者がもう一人増えてしまうということを肝に銘じなくてはならない。一番印象的だったのは「刑事裁判で無罪にするのは国家権力に喧嘩を売ってるようなもの。そんな裁判官は出世はできない。被告人を無罪にして、裁判官が得をすることは何もない」ということ。「無罪の人を有罪にすることはできない」というポリシーをもっていた裁判官は左遷された。もちろん、この映画が全てだとは思わないし、メディアが作ったものを100%信じることほど危険なことはない。しかし、それを否定することもできない。少なくとも、この映画の話も一つの真実としてありうると考えなければならないと思う。自分がもし主人公と同じ立場に立たされたとしたら、とても戦う気にはなれない。おそらく、本当にやっていなくても耐え切れず示談で済ませてしまう気がする。しかし、それは間違っていると思う。だから、防衛するしかないのだ。
[DVD(邦画)] 8点(2008-10-26 12:00:46)(良:2票)
5.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
いい映画だっただけに惜しむべき点が二つ。一つは、ウジンの復讐の理由に共感しがたい点。ほとんど逆恨みに近い理由で、ここまですることにどうも納得できない。おしゃべりが原因というけど、あんなシーンをガキが見たら大体の人は周りに言うんじゃないかね。つまり、感情移入しにくいのがツライ(文化の違いか?)。もう一点は、最後にウジンが「箱を開けるな」と命令するシーン。(舌を切ったにせよ)犬の真似事程度で許す復讐心だったなんて、少し拍子抜けしてしまった。デスは心から反省しており、もう復讐は完全に果たしたという気持ちからなのか?それなら何故、ペースメーカーをストップさせると偽ったリモコンを(おそらくわざと)落としたのか?最後にデスの反省の心を試し、押さなかったら箱を開けさせない、押したらパクに何らかの合図が届き、ミドが箱の中身を知ってしまう、みたいな展開にしたらもっと面白くなったと思う。セックスシーンの盗聴を流して「ほら、お前も一緒じゃん」なんて子供かよ。姉と知って性交するのと、娘と知らずに性交するのは結構違うと思うのは僕だけですかね。逆によかったと思えたのはラストシーン。ウジンが自殺して「これが僕の話の全てです」で終わったらいまいちだったが、最後に催眠で記憶を消すというのはいい終わり方だったと思う。ただ、娘と知った上でその真実を封じ込めてミドと一緒にいるというのは、ウジンの「お前も一緒じゃん」理論でいうと完全に敗北したことになる。ただ、別にデスはウジンと姉ちゃんの関係を知ってたわけでもないし、それを否定したわけでもないから結局はウジンの勘違い逆恨みってことで。
[DVD(字幕)] 8点(2008-11-15 20:33:21)(良:2票)
6.  リード・マイ・リップス 《ネタバレ》 
たぶん俺、ちゃんと理解できてない(汗)。話の内容は一通りはわかったんだけど、もっと深い映画の気がする。会社でも煙たがれてる耳の不自由な女性が、社会に煙たがれている男性に魅力を感じ、惹かれていく話。ただ、保護司の話のくだりがどうもよくわからない。もう一回見てみないとわからないなぁ。音の使い方、特にカルラの音のON/OFFの使い分けが秀逸!もっといろんな人に見てもらいたいし、いろんな人の感想を聞いてみたい作品。とりあえず、現時点では6点。これから上がる可能性あり。(以下、2回目鑑賞レビュー)1回目観た時よりも随分理解できたし、面白く観れた。ただ、やはり保護司のストーリーについては理解しがたいものがある。最初はカルラの友達の旦那という線を匂わせているようだが、子供ができないと言っていたので、それはなさそうだ。では、彼はゲイでカルラの友達の相手の男なのか…とも思ったのだが、それも違うようだ。その他の可能性であえて解釈するのであれば、人生に失敗したポールを見下していた保護司が、実際には彼の方が人生に失敗したという、皮肉的な対比としての存在。そして、「1週間いない」「3週間いない」という、映画の経過時間を知らしめるための存在。もしかしたら、何か他につながりがあるのかもしれないが、僕にはこれ以上わからなかった。いずれにしても、保護司のストーリーに関しては消化不良の感が否めない。ということで、変わらずの6点ということにします。
[DVD(字幕)] 6点(2004-05-01 04:13:33)(良:1票)
7.  マジェスティック(2001) 《ネタバレ》 
ん~、先輩に薦められて見てみたのですが~ん~、いまいちだなぁ。全然感情移入できなかったし、どーも展開が安すぎる。まず、最初の橋から落ちるシーンだけで突っ込みどころが満載(笑!で、見知らぬ待ちでルークとして暮らすわけだが。。。父親の死があまりにもご都合主義。なんの前触れもなくいきなり死ぬんかい!!んで、記憶が戻って今度は裁判かよ。何を主張したいのかが全然わかりませんでした。それでも、2時間半をあまり退屈せずに見れたので、そんなに期待しなければ結構おもろいと思います☆ちなみに、私の場合、自分の弟が記憶喪失になったことがあり、それを思い出しました。意外と記憶喪失って簡単になるんですよ。んで、何か一つのきっかけで、突然すべてを思い出したりするんです。そのときの本人のつらさ、困惑は普通の人よりわかったと思います。
5点(2004-03-30 03:27:55)(良:1票)
8.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 
イーストウッドは悲観論者なのでしょうか。人の死というものを、逆説的に説いている映画が多い気がするのですが、あまりにもツライ話が多い。尊厳死という難しい問題を題材にしているので、賛否両論あるのは当たり前の話であろう。それでも、評価が高いというのは、同意している人が多いからか?それとも、アカデミー賞を受賞したからか?なんにしても、胸が痛くなり考えさせられる映画であるのは間違いない。尊厳死について、話しているレビューが多いですが、僕はそれと同じくらい「人の栄光と挫折」というテーマが重くのしかかってきました。年をとってから夢を追いかけるマギー、わずか数年で頂点まで駆け上がるも、ほんの一回の間違いでずっと床に伏せる体に。人生一寸先は闇とはよく言ったもので、今・現在・一瞬を精一杯生きていかなくてはいけないと感じました。そのマギーとは逆に“唯一心あるボクサー”デンジャー。まさにマギーとは正反対、若く、実力はなく、チャンスもない。しかし、彼は精一杯生き、未来がある。この二人の対比がこの映画のキモなのかもしれません。ヒラリー・スワンクは、よく知らない女優でしたが、素晴らしい演技だったと思います。モーガン・フリーマンは好きな男優だったため、もうちょっとアツイ役柄だったらよかったなぁ、と個人的には思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-20 19:06:47)(良:1票)
9.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 《ネタバレ》 
高評価だったらどうしよう!?面白くないと思ったの俺だけ!?…とドキドキしながらレビューをみましたw沢山の宣伝や(おそらく)多額の制作費を使って、この内容では出演者も報われない。B級映画の一歩手前。B級を狙っていないだけに、ヒドイ内容に感じる。みえみえのギャグやスパロウのコミカルさで笑いをとろうったって中途半端。前半の謎の部族とのやりとりは見るに耐えない。捜し求めていた鍵は場所さえわかればサラッと手に入る。寝ている間に取るなんて、ひねりもクソもあったもんじゃない。で、命がけの賭けまでしといて、脱走は簡単にできてしまう(描写なし)。宝箱もあっけないほどサクッと見つかる。そこには海賊映画に然るべき、スリルやハラハラなんてものは一切存在しない。くだらないコントを組み込むなら、そういった細かい部分の描写を増やした方が、よっぽど完成度は高くなると思う。そして、スパロウを卑怯者と罵ったエリザベス。戻ってきて見直したと言いつつ、鎖でつなぐ。外道以外の何者でもない。スパロウのための映画なのに、最終的にエリザベスやノリントンに出し抜かれていちゃあ、ガッカリですよ。
[DVD(字幕)] 4点(2007-05-17 18:33:22)(良:1票)
10.  キンキーブーツ 《ネタバレ》 
どうしても見たくて横浜まで行っちゃいました(千葉在住)!行くだけの価値がある、佳作でした。最初の二人の出会いのシーンが、ラストに引用されるところなんて鳥肌もの!もっとおバカな感じの映画かと思ったら、結構マジメでいい意味で裏切られました!映像や音楽も秀逸!唯一、話の展開があまりにも急過ぎて、「ん?」と思うところもありましたが(父親が亡くなるところや、最後のキスシーンなど…)、2時間という枠の中に収めるには仕方なかったのかなと思います。笑いあり、涙ありの良質な映画なので、近くで上映してたら是非見てみてください☆
[映画館(字幕)] 8点(2006-10-19 17:26:43)(良:1票)
11.  トイ・ストーリー
うん、おもしろかったです。涙あり、笑いありの良作!ウッディの嫉妬や落胆ぶりがとても人間くさくってよかったです!子供向けというよりも、子供に返りたい大人向けな気がしました。おもちゃも、人間も仲良しが一番ですね☆
7点(2004-06-06 00:55:16)(良:1票)
12.  オーロラの彼方へ 《ネタバレ》 
ラストの『まだ生きてるぞ、隊長』のシーンがあったんで6点から7点に上がりました(笑!あのシーンは『うぉぉぉ!!』とうなりました!友達に薦められて見てみたのですが、ちょっとストーリーを説明されたので、あ、お父さんを助けて終わりなのかなぁ、と思ったら、そっからが大変だったって話ですね(汗☆ただ、やっぱストーリーを知らなかった方がよかったかな。これから見る人も、このレビューを見過ぎないほうがいいかも。矛盾点、ツッコミどころは確かにたくさんあるけど、まぁ許せる範囲か。ただ、いろんな要素が組み込まれていいっていう方が結構いるみたいですけど、僕の場合は逆に、サスペンスなんだかファンタジーなんだか、ドラマなんだか、SFなんだか。。。ん~どっちつかずの感じがややマイナス。デニス・クエイドはこういうほのぼのファミリードラマ系が似合いますね。実際もほんとに野球好きなのかな。オールドルーキーでてるし。ただ、普通の消防士のくせに強すぎ(笑!
7点(2004-02-28 04:47:26)(良:1票)
13.  バッファロー'66 《ネタバレ》 
レイラがどうしてビリーに惹かれたか…描写はほとんどないのですが、僕はとても納得が出来て感情移入できました。ほぼ推測なのですが、おそらくレイラは普段はあまり明るくなく、そしてちょっと悩みでももっている女の子。最初の登場のシーンは隅っこで踊り、表情もあまり冴えている感じではありません。どこか悲壮感漂う雰囲気すら感じました。そんな彼女がビリーと出会い、強引ながらも自分を引っ張っていく…そういったことに安心を覚える女の子は少なからずいます。そして、ビリーを知っていくうちに純粋な彼に惹かれていった…そう思えます。そして、一見強気でワガママなビリーは、本当は純粋なだけ。覚悟を決めた彼が、グーンに謝るシーンは感動します。しかし一転、復讐をやめたビリーがやっぱりロッカーのものは自分の物だと翻す様は、まさに子供!彼の人格は、幼少期の家族や学校での経験が作り上げたと思うと胸が苦しくなります。そんなビリーが、一人の女性と出会ったおかけで人生をやり直すことの出来たというストーリーは素晴らしく、映像、音楽共に秀逸!!なんといっても、銃で頭打ち抜く映像+YESのハート・オブ・サンライズ。これは、映画史に残る名シーンだと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2004-01-12 00:06:30)(良:1票)
14.  モダン・タイムス
昔学校の授業で見たときは寝てました(笑。改めて最近見ました。やっぱり子供の頃とは印象が変わりますねぇ。36年。。。スゴイですねぇ、この頃に機械文明の発達を危惧してこのような風刺ができるとは。。。映画の本質ってこういうシンプルな内容が本質なんですよね。金ばっか使ってるなよ~、最近の映画。って感じました。
7点(2004-01-11 23:50:27)(良:1票)
15.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
まいく・わぞうすき!最高です!!別れのシーン、再会のシーン両方とも泣いてしまいました。アニメで泣くのは久しぶりかも。ラストの笑い声は悲鳴の10倍のエネルギー、という事に気づいたのがスゴイ幸せハッピーエンド☆そういえば、ブーがサリーの部屋で泣いたときは電気は消えなかったけど、笑ったときは電気が消えちゃったもんね!ブーのちょこちょこした動きがスッゴイかわいい!!モンスターの衣装を着た時の動きと声なんて、マジ抱きしめたくなりました!!サリーの怖がらすときの顔と、ブーを見つめるときの目・顔のギャップもすごかった。子供ができたら、子供と一緒に見たい!!でも、自分の子供の前で泣くのはちょっと恥ずかしいなぁ(笑!
[映画館(字幕)] 9点(2004-05-04 03:20:03)(良:1票)
16.  L.A.コンフィデンシャル 《ネタバレ》 
テンポよく、脚本も練られていたのだけれども、どうしても納得いかない点が娼婦とのカラミ。バドはどうして、リンにあれほど強く惹かれたのだろうか。そして、エドはどうして捜査中にリンを抱いたのか?バドへの腹いせ?う~ん…どうも納得がいかない。物語の核を担う重要なシーンだと思うので、ココの心理描写をもう少し丁寧に扱って欲しかった。登場人物は多く、煩雑だったか、それぞれの個性が立っていたので見た目の混乱はなかった。ただ、名前が似すぎてて…というのはあった。「ロロ・トマシ」という架空の名前から、真実が紐解かれていく流れは見事!「ロロ・トマシ」という響きもなんか謎めいている!エドは出世目当てではない!罪を逃れてほくそ笑んでるヤツを捕まえたいだけなんだ!!…と見せかけて、最後はチャッカリ英雄になっているのも面白いと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2004-01-11 16:21:25)(良:1票)
17.  フロム・ヘル 《ネタバレ》 
ん~雰囲気は好きなんだけど、どうもいまいち・・いまさんかな。ジョニーデップ好きだから見てみたんだけど、う~んでした。まず、ヒゲ男が多すぎ!なんか、パッと出てきたときに誰だか一瞬わからん(笑!登場人物も多すぎ!まぁ、僕の頭があまりよくないのもあるけど、ヒゲ他、似たよ~なのが出てきて、いまいち把握できなかったし、それぞれのキャラクターを生かせてない。生かせてないといえば、デップの幻覚(予知?)能力。ハッキリ言って全然役に立ってないし、ただの中毒者の妄想・幻覚に近い。まぁ、以前からそれが役立って、事件を解決してきたみたいなんだけど・・・。終わり方もどうもスッキリしない。まぁ、切り裂きジャック事件の予備知識がもっとあったら、もう少し楽しめたかも!?ジョニーデップがイカレテル×2って意見が結構あったけど、この映画のデップは意外とまともだった気がするのは僕だけでしょうか(笑!?
5点(2004-06-24 04:37:07)(良:1票)
18.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 
良くも悪くも淡々とした映画に感じた。15禁ということもあって、もっと激しい展開なのかと思いきや、ストーリー自体はあまりバイオレンスでなかった気がする(※映像としてバイオレンスではあったが)。トムは記憶を失くしてしまっているんだろう、と思いきや、実際はもう一人の自分を隠していたというのには驚いた。息子に「暴力で物事を解決しようとするな」と諭していたのも、今思うと真実への伏線だったのだと思われる。惜しむべくは、その真実をあまりにもあっさり妻に自白してしまうこと。もっと掘り下げてトムのヒストリーを描写して欲しかった。なぜジョーイという人格を殺したのか、とても残忍であった過去からどうやって現在のような温和な性格になれたのか…など、いまいち納得のいかない部分がある。話変わって、ラストのシーンはとても印象的。娘が皿を出し、息子は食事を差し出し、妻は指輪をつけて最後にトムと向き合う。トムはもちろん、私たちにも何も語らずとも、伝えたいことがわかる。この映画のキーワードの一つであろう「真実」は、間違いなくそこにある、と感じられる終わり方でした。
[映画館(字幕)] 6点(2006-04-09 12:36:07)(良:1票)
19.  フェイク 《ネタバレ》 
男の仁義と友情、そして裏切りの物語。ドニーの裏切りを知ったレフティは、最後まで彼に愛を注いだ。うだつのあがらない、へたれギャングだったが本当にダイナマイトガイだった。それに引き換え、FBIは多大な成果を上げたジョー(ドニー)に対して、形式的に表彰をしすぐに場を立ち去る(ちなみに、500ドルというのは、フロリダでの1時間の売り上げとかけていたのだろうか?)。推測だが、FBIはドニーの写真を持って裏切ったのではなく、さらに彼を利用して成果を上げようとしたのではないだろうか。そこには利用するだけのFBI体質が浮かび上がる。ジョーの定時連絡がないことで、FBIが自宅を訪ねたときの奥さんの言葉が全てを象徴している。「夫の生死より規則を破ったことが問題で、あなた達の失点になると」。暴力をふるい、殺しをするギャング・ヤクザの世界を肯定する気は全くないが、人を機械的にみるFBIの冷徹な対応は同じくらい肯定できない。そういった人の大切なものを最後のデップとパチーノの目は、観た人たちに教えてくれている気がした。
[DVD(字幕)] 8点(2004-07-17 19:14:19)(良:1票)
20.  シックス・センス 《ネタバレ》 
オチは読めました。最初に発砲されるシーンから、ちょっと時間飛んだ時点で違和感があったんで。でも、確信がなかったんでどっちだ!?どっちだ!?生きてるの死んでるの!?って感じで楽しめました。あの赤の多様は幽霊たちの思いの対象を描いてるのかな??って思いました。そういうとこも楽しめる映画でした。ハーレイ君カワイ~~!義理(?)のお母さん洗剤(でしたっけ?)入れるシーン。。。一番怖かったのはここです。。。あのお母さんも葬式のとき一人だけ赤色の服着てましたよね。
[DVD(字幕)] 9点(2004-01-11 18:11:14)(良:1票)

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