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プロフィール
コメント数 75
性別 女性
自己紹介 見たい映画は必ず映画館、次点映画以降はレンタル。気に入った映画はDVD購入。パンフレットを隅から隅まで見るのが好きです。

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1.  デビルマン
これはダメです。友人が借りたので便乗してみましたが、正直数億円欠けてこの程度のものしか作れなかったのか、と。出演者のファンなら、好きなタレントがスクリーンに映ったことをキャーキャー喜ぶより先に「デビルマン」を「日本映画史上最悪の映画」にされた事をまず怒るべき。スタッフさえマトモなら「デビルマン」は世界に通用する最高の素材であり、それに出演したことは大きなキャリアになったはず。この映画は「砂糖と塩を間違えました」なんてレベルじゃない。「砂糖と青酸カリを間違えちゃいました♪」クラスです。
[DVD(邦画)] 0点(2007-01-02 23:51:46)(笑:2票) (良:1票)
2.  ゴーストバスターズ(2016) 《ネタバレ》 
オリジナルを見たのは子供の頃、本作を見るためにDVDで復習してからの視聴です。男女逆転か、どうなることやら…と思っていたのですが、意外に良かった。確かに「科学者だけどオカルト好き」という相反した要素を持つのは男性より女性のほうがしっくりくる感じ。個人的に一番のお気に入りはマッド・サイエンティストのホルツマン。他のレビュワーさんが「BTTFのドクを女性にした感じ」とおっしゃっていましたが、まさにソレ!ブッ飛んだ性格なのにかなり有能なところがものすごく好み。エリンは「イケメン好き」という設定があるのにあまり意味がない。アビーは存在感バッチリなのに中途半端。唯一科学者でないパティのほうが、エリンやアビーより役に立っている状態。イケメンマッチョおバカな男性秘書ケヴィンは出演シーンのカットが非常に惜しい。トレイラーにあった「そうだ!この武器を使ってゴーストの捕獲をする仕事をしよう!」「あの…私たち今それをやってるんですけど」のシーンがなかった。勿体無い。このメインキャラ陣の良さを出すには2時間だと難しいのかも。是非ともテレビドラマにして欲しいところ。  ・せっかくのカメオ出演であるアニー・ポッツが芸人さんの吹き替えで台無しに。他のカメオ出演者はオリジナル版の声優なのに。 藤田淑子さんへの出演交渉がダメだったとしても似た声質の方にして欲しかった。(-1点) ・ラストはやはり、NY市民に囲まれての「ゴーストバスターズ!!」コールにして欲しかった。(-1点) ・上にも書きましたが、キャラ設定はいいのに生かしきれていなかったと思う。(-1点)  宣伝では「リケジョ」をやたら推してましたが、内容はそこまでリケジョではなく、オリジナル作品に描かれている程度の科学。 キーパーソンのローワンがムロツヨシさんに見えて個人的ツボにはまっていましたが、それを抜いてものんびり見れてオマージュにくすっと笑える安牌コメディだと思います。
[映画館(吹替)] 7点(2016-08-29 20:39:45)(良:2票)
3.  ファントム・オブ・パラダイス 《ネタバレ》 
私の最も好きな作品。今見るとさすがに古臭いですが、全編に散りばめられている怪しくサイケな世界感は一度見るとクセになります。一つ一つを見ればものすごくクセがあるんだけど、それがまとまると妙な魅力を持った作品になった、という感じでしょうか。「才能はあるが華がないミュージャン」「売れるためならすぐプロデューサーと寝る女性歌手」「地位と若さのためなら悪魔に魂を売るプロデューサー」「雑音を芸術と言い張る自称天才ミュージシャン」「仕事をもらえるならプライドを捨てるバンド」「力のあるものに尻尾を振ることでおこぼれを貰っている男」そして「世論に流され何も考えていない一般大衆」。この全てをデ・パルマは掌でいいように弄んで嘲笑っているようにも思えます。ただ、私がここまで深読みしていた事すら「考えすぎ」と言われてしまいそうですが。
[映画館(字幕)] 10点(2006-12-19 21:37:08)(良:1票)
4.  アバウト・ア・ボーイ 《ネタバレ》 
中年男と少年の友情物語。中年男は独身のプレイボーイ、少年は学校で苛められているし母親は情緒不安定だしで普通なら何か事件が起こりそうな設定なのに、少し不器用な男の性格とポジティブな少年の性格がそれらの要素を見事にスルーしている。暴力表現もなければセックス表現もなしの安心して見れる映画。見始めたら最後、彼らの生活がついつい気になって最期まで見てしまった。ただし、映画としては少し物足りない感じなので7点、で。
[地上波(字幕)] 7点(2007-01-02 19:47:07)(良:1票)
5.  西遊記(2007) 《ネタバレ》 
招待券を貰ったので友人と鑑賞しました。が、お金を払ってまで見る価値はないというのが正直な感想です。香取慎吾の演技は「忍者ハットリくん」と同じ。「ニンニン」が「ウッキー」にかわっただけ。映像は原色がきつく薄っぺらく小奇麗。そもそも全体的なモチーフからして日テレ堺版ドラマのパクリ(堺版を見てた層を狙ってるのかもしれないですがかえって逆効果。ゴダイゴの名曲まで劣化アレンジして挿入歌にしている始末)、偽ご一行様はTBS水戸黄門のパクリ。如意棒に純金使って何千万使いました、豪華なカメオ出演揃えました、フジテレビ全面協力で孫悟空が番組ジャック、そんなとこに金をかけるならマトモな役者とマトモなセットとマトモな脚本家を雇うべき。出来はバラエティ番組内にあるパロディコントの延長みたいなものです。「西遊記」の世界観を楽しみたいのなら、世の中にはもっと良いコンテンツがありますのでそちらをお勧めします。
[映画館(邦画)] 0点(2007-07-20 03:17:26)(良:1票)
6.  砂の器 《ネタバレ》 
前半、二人の刑事が被害者の身許を探っていく展開は、映画公開当時の雰囲気と静かな人間ドラマがマッチしてとても面白い。 しかし、映画を見る限りともに過酷な運命を辿ってきた父親の息子への愛はひたから強く悲しく伝わってくるのに、 息子から父への愛はあまり感じない。むしろ、良家のお嬢さんとの縁談を邪魔するものとして養父や恋人同様冷酷に切り捨てたようにしか思えないというか。 クライマックスで刑事が「演奏している時彼は父親に会える」と言っているが、むしろ恨んでたような印象があった。今度原作を読んでみようと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2016-07-30 18:31:45)(良:1票)
7.  マリー・アントワネット(2006) 《ネタバレ》 
悲劇の王妃マリー・アントワネットの生涯を、美麗な映像とポップな小道具を使って描いたダイジェスト。ただそれだけ。あまりにもポンポンと年代が飛ぶので、詳しい歴史を知らない人には???の嵐だと思う。女性ファッション誌のグラビアの如く、コレでもかコレでもかと「お堅いフランス王室の中で自由奔放に思うが侭生きたアタシ」を見せ付けられ、結局残った感想は「お菓子が美味しそうだった」くらい。ドラマ性を求める人に、この映画は向かないでしょう。難しい事は考えず、キレイなものを見たいだけの人にはおすすめ。コレは映画ではなく、マリー・アントワネットのPVです。
[DVD(字幕)] 3点(2007-11-20 19:29:06)(良:1票)
8.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
予告編を見たときから「これは応援上映で見なきゃ!」と思っていたのですが、残念ながら地元の映画館ではやっておらず… たまたま旅行先の大阪で応援上映イベント開催の告知があったのでPCに張り付いてなんとかチケットゲット。 というわけで、幸運なことに初見から満席の応援上映会で鑑賞させていただきました。(地元では絶対あんなに盛り上がらなかったと思います)  この映画は、他の方もおっしゃっている通り伝説のロックバンドQueenの半伝記映画です。 バンドの結成、誰もがどこかで聴いた事のある名曲の制作秘話、早世した天才ヴォーカリストフレディ・マーキュリーの半生。 これらが史実フィクション織り交ぜてさらっと語られています。 私は、映画自体号泣するほどではなかったのですが、他観客の皆さんと歓声あげたり歌ったり手拍子していくうちに 段々と気分が高揚し、クライマックス以降はずっと鳥肌がたちっぱなしでした。Live AIDのシーンでは声を張り上げてフレディとコール&レスポンスしてましたし、 気がつくとYouTubeでPV見て棚にしまってたCD引っ張り出してブライアン・メイのTwitterをフォローしちゃってる(笑) 鑑賞前より、鑑賞後にあとを引く映画ですね。リピーターさんが多いのも頷けます。  まだ未見の方は是非、映画館の大画面でこの映画を見てほしい。帰り道、気がつけば頭の中にQueenの曲が流れてるはずです。  ***連日テレビでクイーンが放送されているためか、高齢の母が見たいというので通常の上映ですが一緒に見に行きました。 クイーンのメンバーと同年代でありながら、音楽をほとんど聴いたことのない母がクライマックスで号泣。 「別に悲しいわけでもないのに、フレディがステージに立った時涙がボロボロ出てきたの」とのこと。 そして私は最初の鑑賞の時に気づかなかった、最後。 ブライアン・ロジャー・ジョンがウェンブリーの客席に手を挙げながらステージを右方向へ去っていくのに対して フレディだけが左側を向いて「映画館の観客」に振り返るシーン。妙に印象に残りました。
[映画館(字幕)] 9点(2018-12-10 16:48:06)(良:1票)
9.  HK/変態仮面 《ネタバレ》 
Amazonのストリーム配信で視聴しました。原作はリアルタイム世代でありながら未読(当時思春期だった私はタイトルと扉絵だけで読めませんでした)ですが、充分楽しめました。主役の「変態仮面」が、初登場時のポージングで笑えるのにどんどんかっこよく見えてくる不思議。そして狙ったかのようなカメラワーク。できれば映画館で、隣席の人たちとの間に流れる微妙な空気を感じながら見たかったです。「漫画の実写化」という本来ならハードルが高い分野でありながら、主人公のビジュアルの完成度の高さとシュールな変態表現でよくできた作品だと思いました。できれば刺客たちとのバトルも見たかったんですが、省略するのもネタのうちでしょうから野暮なことはこれ以上言わないようにします。
[インターネット(字幕)] 8点(2014-06-20 22:57:21)(良:1票)
10.  ミスト 《ネタバレ》 
キング作品を映像化する時非常に難しいといわれているのが、原作ではスッと入ってくる設定も映像にしてしまうと非常にチープになってしまうところ。この作品も例に漏れず、原作をみながら本気で恐怖した部分がなんともいえない雰囲気に。ただパニック映画としては非常に良い出来で、極限状態に置かれた時の人間の醜さと怖さがコレでもかコレでもかと描かれています。特に「いけにえ」を捧げるシーンでは寒気がしました。あと、私は原作のラストシーン(主人公達のその後が曖昧なまま終わるので賛否両論あるかもしれません)が好き派なので、映画版のラストシーンはかなり辛かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2008-12-04 05:41:58)(良:1票)

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