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1.  北の零年 《ネタバレ》 
邦画の悪い部分を煮詰めて作ったような酷い作品です。なにをどうやればこのような映画が出来るのか、追求したくなる気にもならず。ひとつ言っておきたいこと。そろそろサユリストたちも目を覚まして欲しい。年齢的、立場的に無理のある配役は崇拝する吉永小百合を滑稽に見せているだけです。年相応の役を割り当てましょうよ。目を背けたくなるほど痛々しいです。
[ビデオ(邦画)] 2点(2014-09-03 00:05:21)(良:3票)
2.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
この映画、どうやら2つのエンディングが撮影され、そのうち反応が良かった方を採用したようです。決してダークシーカーに屈せず、反抗して名を残すという方が採用されましたが、そのせいで原作の言いたかったこと、タイトルと剥離した物語になってしまいました。もうひとつのエンディングでは、ダークシーカー達を新人類と認め、ワクチン製造のために彼らの同胞を拉致し、人体実験を繰り返してきた自分をI Am Legend(ダークシーカーにとって、仲間を拉致し、人体実験を繰り返す都市伝説レベルの魔物)と懺悔する場面で効果的にタイトルが使われているのですが。大人の都合で差し替えられたせいで深みも何もなくなってしまいました。もっとも、別エンドを採用するには物語全体をもっと残酷に改変する必要があったので、主演のキャラクターを考えても無理だったんでしょうね。
[地上波(吹替)] 3点(2014-10-04 06:33:30)(良:2票)
3.  ベイマックス 《ネタバレ》 
正しい子供向けのアニメです。シンプルな筋で善悪を描き、友情、感動場面を入れつつ、見応えのある映像と展開で飽きさせない。脚本も映像も練りに練って作り上げたものだというのが一目で解るもの。これだけ高いレベルの物を作り上げるのにどれほどの労力がかかったのか想像もつきません。物語を貫く、視点を変えるんだ、という言葉。遠くばかり見るのでなく、自分の持っているものを活かす。冒頭のバトルロボットからマイクロロボットが生まれる。ヒーローたちは自分の持ち味を活かし窮地を脱する。その見せ方が見事です。子供だましとは一線を画した素晴らしい作品です。 特に軍事転用を拒み、兄がどれほど心を注いでベイマックスを制作したのかを見せるシーンでは思わずホロリと来てしまいました。
[映画館(字幕)] 7点(2015-01-20 23:00:53)(良:2票)
4.  巨神兵東京に現わる 劇場版 《ネタバレ》 
日本人の性質が垣間見える一作です。CGならばCG一辺倒。特撮ならば特撮一辺倒。技術を見せつけるようなものを作ってしまう。技術はあくまで表現の手段であって、物語が第一という基本を忘れてしまいがちなのはどうなんでしょう。何よりも、ハリウッド辺りでは当たり前になりつつある、デジタルと特撮の融合がほとんど見られない邦画。これから先どうなってしまうのか不安を感じる作品でもあります。
[映画館(邦画)] 3点(2014-09-25 23:21:28)(良:1票)
5.  コントロール(2004) 《ネタバレ》 
中盤から終盤にかけての味付けさえ間違わなければ傑作になり得たかもしれない映画でした。序盤のじっくりと描かれた人間ドラマに感情移入しながら見ていて、マフィアとの追いかけっこから徐々に頭を傾げたくなって、最後、会社の人間との追いかけっこに関してはうーんという感じでした。安直な方に逃げてしまったという印象です。皆さん触れられていますが、ここのさじ加減を間違えず、頭を撃たれた被害者と絡めて罪と人、という社会的な問題提起にまで持って行ければ傑作になったかもしれません。最後の最後、博士が元妻とともに運営している施設を見る限り、人は人との出会いによりどのようにも変われる。悪い環境との巡り合わせが人を歪めるという結末と感じましたが、ちょっと弱いですね。
[地上波(吹替)] 6点(2010-11-11 01:48:25)(良:1票)
6.  アベンジャーズ/エンドゲーム 《ネタバレ》 
スタッフ、出演者に3000回のありがとうを言いたい。  はっきり言ってしまえば、脚本に無理や齟齬などは多々あります。 そこを踏まえても、これだけの熱量を持つ映画を観たのは久しぶり。  どれだけの人が、どれだけの熱意を持って取り組んで作り上げた映画なのか。 エンドロールに付された人々の名前の膨大な数には、圧倒されざるを得ません。  ただひと言、素晴らしい。  これこそ映画館で観るべき映画です。  素晴らしい映画を作ってくれた人々に感謝
[映画館(字幕)] 9点(2019-04-30 11:48:29)(良:1票)
7.  アフタースクール 《ネタバレ》 
監督の技巧を見せつけられた気持ちになる映画でした。たしかに上手い構成や見せ方ですが、それが面白いかというとまた別の話。随所に見られる小賢しさが受け付けず、最後の方では見ていて退屈してしまいました。運命の人は不完全ではありましたがこういうことは感じなかったのですが。 某国民的作家の最近の傾向。表現方法にばかり凝って中身がない作品を思い出してしまった次第。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-03-06 11:27:11)(良:1票)
8.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
制作陣の迷いが伺える映画でした。昨今公開された様々な優れたスパイアクション映画(ミッション~やボーン~など。)を横目に見ながら、かといってそれらを上回る物を作るだけのものを制作陣は持ち合わせていない。でもああいうのやりたいなぁという思いがあったんでしょう。結果として出来上がった物は立ち位置が定まらず、他の映画の縮小コピーの場面が続くような映画。特に敵役の小物臭さからくる世界観の狭苦しさは致命的でした。まあど派手でな演出が多く、見ていられないというほどつまらなくはないのでテレビでやっていたら見る程度が良いかと思います
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-05-19 21:40:45)(良:1票)
9.  スーパー! 《ネタバレ》 
麻薬の売人に妻を寝取られた男が幻覚に導かれ即席ヒーローとなる、というお話。ゼブラーマンやキック・アス系統の本物のヒーローとして目覚めていく逆転ストーリーかと思いきや、男は精神的な病を抱えていて、どんどんダークな方に転がり落ちていくというお話でした。特にボルティという狂った相方が押しかけてきてからは加速度的に危険度が増していきます。相方の勢いに流されるように銃器や爆弾などを揃え、とうとう売人の元へ殴り込みます。ところが相方はあっさりと撃ち殺されます。それも頭を吹き飛ばされるというショッキングなもの。相方に死によってタガが外れた主人公は売人一派を惨殺。最後、救ったはずの妻も主人公の元を去り、主人公に残されたものは思い出とうさぎのみという寂しいものでした。どこにも救いのない重い話。終始主人公の顔に喜びが見えなかったのが印象的でした。
[DVD(吹替)] 7点(2015-01-23 22:00:30)(良:1票)
10.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 
前作があまりに酷かったので覚悟をしてみてみたら、案外見られたという作品。とはいうものの、期待値が低かったのでがっかりも少なかったという程度です。冒頭の編集トリックで謎を見せるのは良かったのですが、その後がグダグダでいつものバイオハザード。最後の注射の場面では、あまりのグダグダさにため息が漏れました。テレビでやっていれば暇つぶし程度に見るのがちょうど良いのかと思います。
[地上波(吹替)] 4点(2014-11-03 15:18:41)(良:1票)
11.  清須会議 《ネタバレ》 
ひと言でいうなら薄く長い映画でしょうか。場面場面の密度が薄く、サラサラと流れていく割には話が長く、会議が終わったあとを筆頭に蛇足と感じられる場面がいくつか見受けられました。もっと会議だけに話を集中して密度の濃い脚本にして欲しかったかなと。ただし、大泉さんは見事に羽柴秀吉を体現していたと感じました。人垂らしで、一見ひょうきん者のように見えて、実際は底冷えがするような切れ者。映画、本を問わずこの手の設定倒れの役柄を良く見受けますが、大泉さんは見事に演じきっていました。
[地上波(邦画)] 5点(2014-12-07 00:50:10)(良:1票)
12.  紅の豚 《ネタバレ》 
豚が格好良いのではなく、登場人物皆が格好良い。肩の力が抜け、物語を俯瞰して眺めることが出来るようになり初めて解る紅の豚の良さ。初見の中学生のときは退屈で最後まで見るのも辛かった。そのときにはこれほど好きになれるとは思いませんでした。年齢を経るごとにじわじわと良さが解ってくる文句なしの名作です。
[地上波(邦画)] 8点(2012-05-21 00:03:16)(良:1票)
13.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
脚本のお手本として語り継がれる時を超えた名作。構図から人物設定、話の流れなど文句のつけようがありません。初めて見たとき、雨上がりの階段を降りるヘンリー・フォンダの清々しい姿に民主主義の素晴らしさを感じました。正義を貫き、偏見を打破した正義の人といった印象。ところが時を経て再見してみるとまったく印象が変わりました。冒頭でヘンリー・フォンダは、もっと議論が必要だからと無罪に一票を投じます。その後の投票でも、皆が有罪なら自分も有罪で良いとまで言います。少年の無罪を信じているわけでもなく、正義の人でもない。単に自分が気にかかることが見過ごせない神経質な男が議論をふっかけただけ。なのですが、話の流れで嫌みな人間や、頑固な人間、偏見を持った人間といった対立軸ができ、持ち前の弁舌で相手を叩き、巧みに有罪の証拠の信憑性を揺らがせていく中で、相対的に正義の人といった印象が強くなっていく。最後まで抵抗を続けた男が折れた瞬間の、やった、と手を叩きたくなるような爽快感。多数派の同調圧力に従おうとしない人間を叩きつぶした快感。あれこそが民主主義の持つ危うさなのだと改めて思い直しました。優れた扇動家の怖さを感じてしまった映画です。
[DVD(字幕)] 10点(2015-01-25 22:39:58)(良:1票)
14.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
最初の30分は退屈でした。役者も微妙。演技も微妙。ストーリーも微妙。ところが探偵の物語が始まってからは急転直下。退屈な30分は前振りで、その30分の裏で動いてた人々の姿が描かれるので、ああ、あの場面の裏ではこうなっていたのか、と見事な入れ子細工の脚本に感心してしまいました。良い脚本とセンスのある監督なら予算が少なかろうが役者が微妙だろうが良い映画は撮れるんですね。邦画はこういう小粒でピリリとした映画こそが得意分野だと感じられた映画です。
[DVD(邦画)] 7点(2015-01-24 15:18:08)(良:1票)
15.  ディパーテッド 《ネタバレ》 
オリジナルの上澄みだけをすくい取ったような映画でした。泥臭い汗の臭いをぬぐい去ってみれば残るのはあっさりとした薄味な話。あえてリメイク作を作る意義が見あたらず。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-04-19 22:22:36)(良:1票)
16.  ザ・マジックアワー 《ネタバレ》 
演劇の文法で作られた映画です。良く言えば見る側がお約束を承知しておくのが前提、悪く言えば演劇独特の押しつけがましい緩さが根底にあるので受け付けない人も多いと思います。お約束を前提にした無理のある展開や物語の薄っぺらさや笑いどころの強要がそれです。受付なさはコメディというジャンルのせいではありません。例に漏れず私も見ている内にどんどん冷めてきて最後はうすら寒くて見ているのがきつくなってしまいました。設定は面白いんですから、演劇の緩い文法で満足するのではなく、映画の文法でもっと詰めて作ったものがみたいと思いました。
[地上波(邦画)] 4点(2009-10-06 00:31:02)(良:1票)
17.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
子供だましと子ども向けの映画はまるで違う物であることを教えてくれる力作です。何よりCGを表現方法の一手段と捉え、子ども向けの映画という制約の中で、何でも自由に表現できるその手段を最大限に生かすような脚本を練り上げたことが見事。この作品を見る直前に日本製CG映画を見ており、その作品はCGが表現の一手段ではなく、CG映像を見せることを目的にしてしまった子どもだましな映画だったので余計に悔しい思いをしました。
[地上波(吹替)] 6点(2010-01-06 13:26:27)(良:1票)
18.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 
同窓会的な映画です。いつものインディ・ジョーンズでそれ以上でも以下でもありません。それをマンネリととるか定番ととるかはその人の思い入れ次第でしょう。私は特に思い入れがないので特に良くも悪くもない普通の映画としか見ませんでした。そんな私でもこの音楽だけは別格です。テーマ曲が聞こえてくるとそれだけでなんだか楽しくなってくるので+1点
[映画館(字幕)] 4点(2008-08-15 11:16:26)(良:1票)
19.  七人の侍 《ネタバレ》 
何度も観ている映画 (これからも繰り返し観るであろう映画)です。  内容について散々語り尽くされているので省略。  今回観ていて感じたのは、侍達/野武士達は、侍らしい死に場を 求めて合戦に参加したのであろう、ということ。  もはや侍の時代にあらず、時代遅れの侍という存在でありながら、 そこから抜け出せない悲哀。戦場で死ぬことも適わず、素浪人として 仕官先を求め各地を転々とする生活-そんな人々が冒頭、町に溢れていました。  野武士達も同様に、仕官先の見つからなかったが故に 野武士に身をやつしたものもいるのでしょう。  そんな環境で、ふいに現れた侍らしい死に場を 素通りできない不器用な男達だったのかなと。  この合戦でも死ぬことの出来なかった勘兵衛らは 死に場所を求めてこの後も彷徨うのでしょう。  まだまだこの先何度も観たいと思っているので 新たな発見への期待を込めて10点でなくこの点数で。
[DVD(邦画)] 9点(2018-04-04 23:52:53)(良:1票)
20.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
雪と氷の表現に関しては極限に達しているかもしれません。氷の城が生み出されていく幻想的な場面はこれまで見たことがないような美しさ。この素晴らしい映像だけでも見る価値は十分以上にあると思います。降り積もった雪の質感や、服の柔らかさ、トナカイの毛の質感など、すでにCGと現実の垣根はないと思わせられます。素晴らしい映像の反面でストーリーに関して、子供向けと解っていてもいまいちでな部分が目立ちます。もっとも気になったのは王子の性格が前半と後半で違和感を感じるほどがらりと変わってしまう場面。命がけで町と人を守っていた王子ですが、唐突に急変し悪役となります。王道ストーリーだと思って見ている観客の虚を突くためだと思いますが、この説得力のなさはちょっと受け付けませんでした。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-01-21 23:29:13)(良:1票)

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