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1.  コクリコ坂から 《ネタバレ》 
5年でも10年でもかけていいから一度自分で原作を書いてみたらどうだろう。吾朗監督が描くシーンはどれもこれも父が以前使った演出手法ばかり。原作にはないオリジナル要素であるカルチェラタンの大改装も、こういうごちゃごちゃして薄汚れた秘密基地のような場所を見違えるほど綺麗に生まれ変わらせる。そういった盛り上げ方はすでにジブリでやり尽くされた演出である。 このジブリの呪縛から逃れるには、自分でオリジナルの原作を作るしかない。 誰にも邪魔されない自分だけの世界を作って見てそれでも父が作ったものの焼き直ししか作れなかったら吾朗監督はそれまでの男だったということ。 アニメ畑の叩き上げでもない男が駿の息子というだけで担ぎあげられ極限のプレッシャーの中、長編アニメーションを二作も逃げずに作り上げたあなたの度胸と根性には感服し尊敬します。それだけに今作もゲドよりは前進したがまだまだ落第点だと思う。
[地上波(邦画)] 4点(2013-01-18 12:09:37)(良:2票)
2.  ゲド戦記 《ネタバレ》 
監督が伝えたかった事をなんとかアニメで表現しようともがいているのがよくわかる。しかしその重要なシーンの間を埋める繋ぎを描くことができていない。まだ描く術を知らないだけだが。観客は父殺しやアレン・テルーの心の歩み寄り、竜の登場など映画の核となるシーンをなんの伏線も無く唐突に見せられるため置いてけぼりを食らう。説明臭くしたくなかったのではあろうがこの辺りがさりげなく、そして面白おかしく助け舟を出すことのできる叩き上げアニメーターの父との明らかなスキルの差。結局吾朗監督がやりたかった部分以外は父が描いたものの焼き直しでしかない。吾朗監督に才能が無いかどうかを計るには早すぎるが、この作品に関しては明らかにアニメーターとしての引き出しの少なさが映画を単調でつまらないものにしている。ここまでは映画の内容の話であって、初監督で原作のある長編映画を世に送り出した手腕と努力は評価されるべきではある。
[DVD(邦画)] 2点(2008-01-31 17:13:48)(良:1票)
3.  L.A.コンフィデンシャル
映画の醍醐味をふんだんに詰め込み、ものの見事にまとめ上げている。見終わった後充実した満腹感を与えてくれる至高の一作。社会性、メッセージ性の強い映画が最近の流行だが、やはり映画とは娯楽であり、その作り上げられた世界観に我々をどっぷり浸らせてくれるものであってほしい。この映画はその欲求を満たしてくれた。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-03-11 17:34:47)(良:1票)

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