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1.  シェイプ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 
やられました。 最後、泣きました。 この作品は一筋縄では行かないです。  カメラワーク、画面処理の流麗な流れ等、ウエルメイドな 往年のハリウッド作品を彷彿とさせるつくりでうっとりさせますが、 描いてる内容は非常に異端・異形。  サスペンス演出も堂に入ってて、そんじょそこらのアクション・サスペンスもの を完璧に凌駕してます。  女主人公の孤独な心情を表現する部分に若干のオーバーアクトを感じないでもないですが、 体当たり演技も含めて称賛に値します。 隣人役も主人公を助けるステロタイプな演技で鼻についていたのですが、 行きつけのダイナーで、あるカップルを人種差別した店の主人をなじる 場面で一気に好感度が増しました。  最後の場面、傷が治って声が出るのかなと思っていたら、その予想の上を行く展開に 「いやあー、映画でしかできないカタルシスですね。またご一緒に楽しんで まいりましょう」と一人悦に入り、そして、鼻をすする音が隣の女性客に 聞かれたかなと心配しながら延々と続くエンドクレジットタイトル を見つめていたのでございます。  ラストシーンが隣人の画家のこうあってほしいという妄想を描いたラストでないことを祈りながら、 謹んで10点満点を献上させていただきます。
[映画館(字幕)] 10点(2018-03-10 15:57:59)(良:4票)
2.  猿の惑星:新世紀(ライジング) 《ネタバレ》 
電力が復旧して、CDをセットしたら、ザ・バンドのエバーグリーンが流れたときに、なんか、感動しました。今回の隠しテーマは、↓「ザ・チャンバラ」さんが指摘されているように、私も戦争をしかけてしまった米国の苦渋だと思います。シリーズ全作に通底している世相反映や社会批判が今作にも、脈々と受け継がれていて、製作者たちの志の高さとインテリジェンスを感じた次第です。
[映画館(字幕)] 6点(2014-09-21 11:43:53)(良:2票)
3.  君の名は。(2016)
 なかなかおもしろかったですけど、そんなに絶賛されるほどではないかと思います。  ひとつだけ苦言を呈します。それは劇中何度もかかるJ-POPです。はじめは青春っぽさを演出しているんだろうなと思いました。歌詞も作品の世界観を表現しているような感じで、楽曲そのものもそんなに悪くはなかったです。  しかし、劇中に流れる頻度が多くて、申し訳ないですが、くどいなと感じるようになってきました。それもギターリフとかが、けたたましくて、正直うるさく、スクリーンに展開されているドラマをじっくり堪能したいのに、それが音楽によって、そがれてしまったのは事実です。ここぞというところで効果的に流してくれれば、より映像とマッチして、感動を助長してくれたのでないかと思います。でも、監督さんがこういうBGMの使い方をして、この音楽をこのタイミングで聴きなさいということで、作品を仕上げたのですから、私たちはそれを甘んじて鑑賞するしかないのです。  1人で鑑賞に来ていた隣の30代くらいの女性は、映画に感動して途中で鼻をすすりながら泣いていました。ちなみに私はシニア割引で観れるのがうれしい1950年代生まれです。最後に、音楽を提供したJ-POP楽団のファンの方たちに謝罪申し上げます。あまり評価しなくてすみませんでした。
[映画館(邦画)] 6点(2016-11-24 12:09:47)(良:2票)
4.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 
映画の持つダイナミズムにあふれた優れた活劇でした。 船団が銀河を飛び交う戦闘場面だけではなく、 閉ざされた狭い空間での立ち回りにも卓越したアクション演出が見られました。  同シリーズが薬籠中とする複数のシークエンスの同時進行も 非常にメリハリがあって、作劇の妙を感じられ、 サプライズを含む次から次への展開で非常に楽しめました。  本当に2年待った甲斐がありました。 1作目、2作目に続く傑作だと思います。 喜んで10点満点を満天の銀河に差し上げたいと思います。  また、現代世相が盛り込まれていますね。 女性台頭、無国籍化、動物愛護、格差社会、バリア、死の商人等。  作者が言いたかったことは、「ジェダイに過ぎた幻想を抱くことなかれ。 フォースはなにもジェダイだけのものではない」ということですか。 <潜在的だったフォースを覚醒させた女性主人公の両親が一般人>               ↓ <隷属労働に身を置く厩舎の少年がフォースでほうきをつかむ描写>  それと、無謀な戦闘より勇気ある撤退を選択し、勝機をうかがうことも 肝要だとも伝えたかったんでしょうか。  -In loving memory of our princess CARRIE FISHER-
[映画館(字幕)] 10点(2017-12-16 14:53:32)(良:2票)
5.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
もう最高に面白かったあーっ! 私はもう好きで好きでたまりません!!まだ、その余韻にひたっています。 いち映画ファンの誇りをかけて10点満点を満天の星空に献上いたしますです!!! 映画という表現形態がもたらす最大級のカタルシスが得られます!!!! なかんずく、 終盤の船団バトルで突如展開する某シーン(メインテーマ炸裂)で血湧き肉躍り、胸が最高に高鳴ること必至です。 それは銀幕でぜひご自身でご体験いただきたく存じます。 出演者のパフォーマンス、カメラ、演出のすべてが高次元で昇華していました。 この作品をけなす人がいるなんて、とうてい信じることができません。 前作も決して悪くはないのですが、この監督さんの演出の方が私には合うことがわかりました。  いやあー、映画って本当に素晴らしいもんですね。 また、ご一緒に楽しんでまいりましょう!
[映画館(字幕)] 10点(2019-12-20 18:40:36)(良:1票)
6.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
デイムが死んだときは泣いてしまいました。なんか、オーストラリア人が演じた1969年度作のラストのような味わいでしたね。多くの方が評価するプレ・シークエンスこそおもしろくないですよ。よくあるハリウッド製の活劇と変わりないです。いいのはむしろあとのシーンですよ。エレベーターのシャフトにつかまって上昇する場面は、ラスベガスを舞台にした1971年度作のあのシーンをほうふつさせて、ワクワクしました。あと、軍艦島での決闘の場面なんですが、ワンショットで効率よく敵を倒すスタイリッシュな場面なんかも、めまぐるしく展開するアクションシーンより味わい深いですね。今作に見られる冒頭を除く個々の活劇は、第2作でボートから燃料タンクを海に落として、照明弾で一気にかたをつける場面や、第3作でのレーザー光線登場のようなカタルシスやセンス・オブ・ワンダーを感じて、これぞ007だと感じたしだいです。そして、ラストに例の「指令を受ける部屋」が復活したのは非常にうれしかったです。そして、その復活の場面で、隣席の観客が「おっ」と思わず声をげていたのを聞き、制作者の勝ちだなと思いました。このラストの展開は、廿世紀狐社提供の宇宙を舞台にしたドル箱冒険活劇シリーズの新作3部作における第3作目のような、旧作の1作目につなげるためのラスト数分の展開と似た感じがしました。「部屋」復活は大歓迎だったのですが、上司役の俳優はもっと年上の威厳のある人にしてもらいたかったし、帽子掛けの置いてあるアウターオフィスに座る秘書も、若干地味な良妻賢母型の女優にしてほしかったです。うーん、イメージ違います。残念です。前2作がただの「めまぐるしい活劇」であったため、ほとんど評価できないのですが、今作はここ10年で一番の出来で気に入ってます。及第点をあげたいと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2012-12-15 12:15:47)(良:1票)
7.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 
本日、最高の期待感を持して観てきました。それも、新しくできた大阪万博エキスポシティのIMAX3Dで。つまり、本来の画角サイズ(シネスコの縦約2倍)で楽しめました。ジャクーでの襲撃シーンでは縦方向ににスクリーンが伸びて、ど迫力の映像を満喫できました。内容はもう最高に、最高によかったです。皆さんが指摘するような挿話第4の焼き直しでもなかったっすよ。これはオリジナルですよ。この映画の白眉は、何と言っても最後の最後、あの重要人物が感無量の表情で、こちらを向くシーンです。それに対峙するニューヒロインの感極まった感情表現に、グッときました。文句なく10点満点を献上させていただきます。
[映画館(字幕)] 10点(2015-12-20 21:04:46)(良:1票)
8.  アウトレイジ 最終章
三部作の中で一番よかったです。 あまり好きではなかったデフォルメされた処刑シーンも少なくて、流麗なカメラワークと簡潔で端正な画面処理、抑制されたショットの積み重ね、そして演技者の見応え(聴き応え)のあるダイアローグが素晴らしく、映画の持つ魅力にあふれた卓越したフィルム・ノワールでした。くだんの監督の天才にまた触れさせていただきました。
[映画館(邦画)] 9点(2017-10-07 16:02:02)(良:1票)

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