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1.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 
ズートピアが合わなかったので、少し心配な思いで出かけた久々のピクサーでした。良かったです。  アメリカはスゴイ、と憧れる時はいつもこんな時です。ミゲルが弾くギターのシーン、コードを抑える指、つま弾く指、歌う声。どれ一つとして手抜きが無い。子どもが本物に触れる、楽しみながら日常的に。羨ましい!日本のテレビに溢れる調子はずれの音が残念すぎます。 くわえてろうそくが灯った仏壇(?)のオレンジの映像がきれいすぎる。現世も黄泉の国も色使いが素晴らしい。ココというおばあさんのエピソードも悪くない。 それだけに悪役が殺された(のか?)ことや、大きなトラの鳥がなんか雰囲気違いで残念でした。 写真を額に飾らなくてもココの心の中できちんと生きていたヘクター。写真がそんなに重要かしら  2022.2.4 テレビで鑑賞。 ミゲルの家では音楽を禁止されている。そのことがミゲルをひどく傷つける。ギター壊されるシーンは胸がえぐられる思い。 それとセリフが多すぎでひどく騒がしい。ディズニーには「バンビ」を作ったころのパワー、思い起こしてほしい。 ミゲルの唄が良いだけに残念。
[映画館(字幕)] 7点(2018-04-28 08:43:35)(良:3票)
2.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 
おもしろい映画が始まりそう、という期待感膨らむ導入部でしたが、もっとぐんぐん引き込んで欲しいのに、あっさり進んでいく。息子夫婦はさほど悪人でもないし、ウォルトが隣人のアジア人と打ち解けていく課程も頑固な割にはあっさり。神父さんに「名前で呼んでいい」と変化するのも、いずれその時期がくると期待していたのに見せどころでもない。タオという少年が、ヘタレのようでいて実は工具を持たせると光るものが:…とはいかなかった。 2016年、見直したら偏屈爺さん見ていて不快でした。言葉づかいが汚いし文句ばかりだし。街角で若い男の子に絡まれるシーンは特に。 床屋のくだり。意味のない会話が好きなアメリカ。
[地上波(字幕)] 3点(2014-05-13 20:02:20)(良:2票)
3.  ただ君だけ 《ネタバレ》 
二人の主人公の写真集として充分に楽しめました。男は武骨でシャイですが体は見応えがあり笑顔になるとギャップ萌えできます。 女は、可愛い過ぎで癒されます。カメラワークや採光もきれいでハッピーエンドです。直前に見た邦画ラブストーリーは、暗く、せりふは聞き取れず、痛痛しくシュールでしたので、明るいこちらは〇です。ですから、ストーリーには、あまりケチをつけません。……が、愛する人の目を治すため、汚い道に行くのはどうでしょう。マッサージして背骨を押したとき、何かに気づいてもらいたいものです。または、顔を触って気づくとか。体に触れても気づかない、愛犬が吠えても気づかない、は残念です。伏線と因果関係に一工夫欲しいです。
[インターネット(字幕)] 5点(2016-01-02 22:51:25)(良:2票)
4.  センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島 《ネタバレ》 
内容は一作目の方が好きです。「子供向け」結構!映画は「子供向け」「思春期向け」「後期高齢者向け」「ヲタク向け」いろいろあってこそのエンタメです。蜂チェイスや、金山までの道のりが軽すぎて。ノーチラス号での再会もあっさり。なんか一作目の方が楽しんだな~。 ハンク(ドウェイン・ジョンソン)の二の腕とTシャツの汗にばかり目が行ってしまう。でも結論としてこういう映画が好きなんです。
[地上波(吹替)] 6点(2015-02-10 09:16:32)(良:2票)
5.  メリー・ポピンズ リターンズ 《ネタバレ》 
「メリー・ポピンズ」をこよなく愛しているので心配しましたが、とても楽しかった! 続編を見て前作へのオマージュを感じる、というのを初めて体験です。  先ず、傘で空飛ぶ時のあのメリーのポーズが素晴らしいではないですかっ!50年も前の、写真をそのまま動かしたみたいなフライング。 随所に、音でも映像でも前作のかけらを、遊び心たっぷりに折り込んできて、ウルウルきました  ディック・ヴァン・ダイク!!拍手!愛おしい! 前作では、老け役でわざとヨボヨボ歩いていたのに、今まさに93歳となってヨボヨボ歩き、わあぁ、デスクに乗ってタップ踏んでる!  ちょっと長かったね。それにあのマイケルをへタレキャラにするために物語に無理があって、前作の様な深みは感じられませんでした。 これは、メリーポピンズの世界の再来を思い切り楽しめばいいですよね ディズニー万歳!
[映画館(字幕)] 7点(2019-02-21 21:41:53)(良:2票)
6.  ロブスター 《ネタバレ》 
 きつかった~!コリンファレルはただの太ったおじさんでした。シュールならせめて目の保養したいけどイケメンもイイ女もいません。BGMの重い弦楽四重奏も辛い。中年のおじさんとおばさんが殺し合ったり逃げ回ったりするシーンがスローの映像で流れ、中年のたるんだ肉がぶるんぶるん波打つのを見るのはイヤでした。「怖さと笑いが同時進行する」という新聞評でしたが「キモさと辛さが同時進行」しました。中年の再婚に関心もなく、シュールな殺し合いも見たくない場合は、かなりきつい作品です。
[映画館(字幕)] 3点(2016-04-26 18:06:14)(良:1票)
7.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
QUEENの全盛期を生きてたけど自分はMOTOWN方向に走ってしまった。  帰ってからLIVEAIDの映像を見たらすごくかっこよかった! 本物のカッコよさにしびれるけど QUEENのコアなファンがすごく高く評価して感動して泣いてるので、映画としてもよく出来ているんだろうな。 皆の見てるとこの細かさや、思い入れが半端ないって。 音楽の力ってスゴイ!才能があるなぁ  誰かがレビューで 「ラジオで6分は長い」と言われたボヘミアンラプソディを2時間の映画の中でなんでフルでやらないの? と言っていたけど 私もフルで聞きたかったな
[映画館(字幕)] 7点(2018-11-30 22:41:28)(良:1票)
8.  ドリームプラン 《ネタバレ》 
久々映画館。久々アメリカ。 前から気になるのがアメリカの人の会話量。 アメリカ人に「聴く力」あるのか? 相手の話を遮り激高し泣きわめきそして立ち去る。 家族に問題が起きた時、我が家ではこのように話合うことは無い。家族といえども超えてはいけない線がある。  大陸に住み人種問題に直面し銃のある日常であれば、このパワーは必要なのだろう。 これで天才が育ち歓喜の結果が生まれてハッピーエンドで終わるので正直疲れもした。 (その実在の天才もテニスコートでやはり吠えたりしてるね) 自身の老化も疲れの一因だろう(;’∀’) 最近は韓国作品を多く見て、バイオレンスやノワールもこなせるようになったが アジア人種は悪い奴らでも人の話を聴いているよ(笑)  2022.4.1 モヤモヤ。授賞式のステージにいきなり登ってビンタ!はいけないよね。 だがしか~し! 「いかなる暴力も許さない」とアカデミー側はいってるようでが 正義の暴力をエンタメにしている映画。 自衛のために銃が買えて警察が市民の首絞める国、空爆する国。 ビンタよりすごい暴力だらけだけど。 頑固一徹で妻や娘を泣かせた父親役が受賞してビンタ一発で剥奪か?なんか不思議だな~
[映画館(字幕)] 5点(2022-03-24 07:45:12)(良:1票)
9.  忍びの国 《ネタバレ》 
邦画の問題点を考えた。  本物の役者がいない。セリフを言うのが役者ではない。大野君や知念君、役者ではない。よく見る役者もいましたが演技がイマイチでした。エンタメになっていない。音楽効果がない。アクションにごまかしがある。 アイドルを主人公にしたファンの為の映画なら、せめてもっとファンを萌えさせないと。胸キュンさせないと。などと感じました。
[地上波(邦画)] 3点(2019-04-04 18:38:29)(良:1票)
10.  アラジン(2019) 《ネタバレ》 
満点です!いや~、笑った笑った(^○^)  シンデレラ城にティンカーベルが飛んだ時点でもう気分がMAXに! アラジンアニメが大好き。 だから今作でも、船乗りがキューを出してイントロが始まると全身に鳥肌が! アグラバーのごちゃごちゃした市場、狭い路地、階段や布の屋根、そしてアラジンの部屋。 実物か映像か分からいけどこの世界観に浸れる幸せ。 主役3人が期待を裏切らないはまり役でした。  残念なのはジャファーですね。ディズニーの悪役は、ジャファー然りフック船長然り、ずるがしこいけどどこかヌケてて滑稽なとこがないと。ランプをゲットしたつもりが、どこ探しても無くて「No~~~~!」と叫ぶところ、もっとタメなくちゃ。完全にアニメのジャファーのほうが一枚も二枚も上手の名優ですね。 あとジャスミンのお父さんネ。この人も笑いが取れなかった。威厳のあるかしこそうなお父さん過ぎました。 一番楽しかったのはアリ王子の大名行列。グラスの中のお酒が振動で震え(ジュラシックパークか!)鼓笛隊、ダンサー、ダチョウ!こちらアニメより豪華で素晴らしい! フィナーレの時もそうですが思わず興奮して手を叩いたら自分だけでした(__) 残念なとこがあってもやっぱり満点です。ディズニーありがとう♡
[映画館(字幕)] 10点(2019-07-23 09:44:14)(良:1票)
11.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
ストーリーに無理有り、と敬遠していたけど金ローでじっくり見ました 自分の好きなピーターパン、メリーポピンズ、アラジン、はいづれも親の失敗があり親の成長がある。 でもアナ雪は? 子どもの負と思われる能力を世間から隠し閉じ込め妹の記憶からも消してしまう。 一番許せないのは、その二人を残して旅に出る両親。  神田さやかさんが歌う「生まれて初めて」が好きだけど、よくよく聞けば、13年幽閉され自由になった時の歌。 「生まれて初めて心が躍るの」と絵画の中に入り込み妄想の中で遊ぶアナ。涙なしで聞けようか。 これを虐待でなく、なんと言おう。  松たか子さんが歌う「ありのままで」が好きだけど、よくよく聞けば、 「ありのままの姿見せるのよ」 「ありのままで飛び出してみるの」と歌って、実際は閉じこもってしまう。 本来、エルサに「ありのままでいい」と言うのは両親でなくちゃ!  それに「とびらを開けて」は素敵な楽曲だが悪役とのデュエットというのもガッカリする。 吹雪の中、アナを助けにひた走るクリストフの愛が、役に立たないなんて。  映像の美しさ、ミュージカルの楽しさ、オラフの可愛さに不覚にも心踊らされながらも 私が求めるディズニーとだいぶずれちゃっているので4点。いや、オラフに+1
[地上波(吹替)] 5点(2019-11-17 20:47:42)(良:1票)
12.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
新聞に「出色の出来」と評されていたので観たのです。オープニングでやられました。ドアのイラストが素敵すぎる!音楽も!イラストと音のコラボのセンスが最高!これは101匹のオープニングを彷彿させる出来で、子ども向け映画でこれをやるアメリカが本当にうらやましい。何度見ても楽しい。 ストーリーもなかなか上手くできています。中だるみがない。ドアのこちら側と向こう側、人間と逆の視点で世界を見、しかもそのドアは、どこでもドアのような状態で大きな倉庫に格納されている。その倉庫の映像が大変美しいのです。一見の価値あり。ブーのかわいさに関して賛否あるようですが、これぐらいならピクサー映画で慣れっこなのでさほど気になりません。マイキーがダントツ面白く主役を食っています。次いでランドール。這うように歩く様やあの目つき、自分のなかではディズニー悪役ランキングの間違いなくTopです。声優は英語の方が断然好きです。 DVDであまりに繰り返し観るうち気になったのは、人間の子供が有害である、となぜなったか。実害がないのだから、ウォーターヌース社長の陰謀と絡めてもよいのでは。 とはいえ、これだけ楽しめるのだから文句はいらないか。それはラストシーンにも言える事。もうひとひねり、余韻の残るラストが欲しいところだが、欲張りですかね。全体のセンスが良い割にNG集はくどいので残念です。
[映画館(字幕)] 9点(2014-04-23 21:10:14)(良:1票)
13.  スウィング・キッズ(2020) 《ネタバレ》 
韓国映画の底力感じます、いつもながらに。  朝鮮戦争下の捕虜収容所が舞台のミュージカル。 暗いだろう重いだろう、という予想は裏切られ コメディであり、ドラマであり、音楽、タップの楽しさを充分満喫できる。自然に笑顔になる(^O^)  とはいえ戦争もの。実際の戦争。コメディだけでは済まされない。 登場人物たちにどっぷりと思い入れした頃に無常にも突き付けられる現実。戦争のむごさ。 えぐられるような衝撃の後、上質のエンターテイメントを楽しんだ視聴者に、ほっとする後味を残してくれる。  K-POPアイドルでありダンスもうまいディオが本当にかっこいい。 K の若者は力量があるな~
[インターネット(字幕)] 8点(2021-09-01 19:16:37)(良:1票)
14.  タクシー運転手 約束は海を越えて 《ネタバレ》 
2018.4.27金正恩が軍事境界線を超え南に、金正恩と文在寅が手をつないで北に行った日。 その翌日に1980年の光州事件を題材にした力作を見ました。 韓国映画の底力がすごい!自分の国の負の歴史、軍隊が自国民に銃口を向けたこと、しかも真実が隠されたこと、それをエンタメ映画にしてしまう。そこが韓国映画とソンガンホのすごさであり、受け入れる大衆の強さなのでしょう。セクハラで右往左往している国との違いでしょうか。  ソンガンホが演じる役は、いつもリキミがなくてちゃっかりした普通の庶民。 今回も滞納家賃を稼ぐ為、外国人レポーターを、そうとは知らずにタクシーに乗せ危険区域まで走らせてしまう。真実を何も知らないタクシー運転手は、歴史を何も知らない視聴者と共に、歴史の不条理を目の当たりにします。ちゃっかり者だったはずの運転手が、観て、震えて、感じて、泣いた、その気持ちを私たちも共に味わう。すごい映画です。それでてエンターテイメントです。 この映画の面白さと醍醐味を楽しむファンがたくさんいるんですね。立ち見までいました。今時立ち見席のある映画館があるんですね~。驚きました。
[映画館(字幕)] 9点(2018-04-29 13:45:22)(良:1票)
15.  新しき世界 《ネタバレ》 
同じ漢字をルーツに持つ国だから原題のまま「신세계(シンセゲ)新世界」が良いと思います。 黒社会映画ですが映像がきれいです。人入りドラム缶が海に転がり落ちる青みがかった映像は恐怖のシーンだけど美しくも悲しい音楽とあいまって心打ちます。無駄なシーンがオプソヨ(ありません)。字幕も便利です(ボソッと話してもよく分かります)。ヤクザさんの怖さの表現が「ドスの利いた怒鳴り声」「下あごが曲がるようなべらんめえ口調」「やぶにらみ顔」ではありません。みんな若くスマートでカッコいいし自然です。冒頭で死んじゃう先代の組長も素敵じゃあありませんか。ファンジョンミンも「てめえ、コノヤロー!」って言ってるかもしれませんが、何しろかっこよくて自然体でお茶目で魅力的で男の色気があって。ソンムにとどめさすときでさえ……あ゛~コワイ。 韓国俳優はうまいですね。悪いヤクザ感をどう演じるか、ではなく、人間の狡さ、孤独さ、愛憎をどう表現するか。制作発表の主役3人の写真が本当に「いい役者の顔」で惚れます。その表情、演出、間合い。何度でも見られる傑作だと思います。 ラストシーンは賛否あり、私も当初不要と思っていたのですが、あまりに深イイブログ「無い袖はノースリーブ」さんの妄想1&2を読んで変わりました。一つの映画を深読みし妄想して楽しめるのは素晴らしいことですね。というわけで自分もセメントの沼に足をとられています!
[DVD(字幕)] 8点(2016-07-06 18:53:31)(良:1票)
16.  三島由紀夫VS東大全共闘 50年の真実 《ネタバレ》 
三島由紀夫の有名な何篇かが心地良かったのを覚えています。 自決のいきさつは難しすぎて入り口でさえ掘り下げられませんでした。 だから動く彼を見られただけでもうれしい。しかもその語り口は実に魅力的です。 だがしかし!! 映画を見て感じたのは ①男ばかり!(瀬戸内寂聴さんはコメンテーター) 死ぬとか、殺すとか、暴力とか、男たちが理屈こねてる。 みんな女の子宮から産まれたんでしょ?身を削って産み育てたのに「非合法で人をヤル」とか勝手ですね。 内田樹さんだけが「1930年代のティーンエージャー、男の子の場合」と説明してます。 戦争、闘争、暴力。これ圧倒的に男世界の話です。語るときは主語を必ず「男」にしてほしい。  ②男の若者が未熟だったり息巻いてエネルギー発散したり、その成長過程は大切です。 男学生と45歳の男天才作家がレベチなのは当然。 1000人の学生にとって ごまかさずに話してくれる大人がいるんだ!という気付きは尊いとおもう。 「レースのカーテンの前でのろけたり」「立派な書棚の前で懐かしんだり」元全共闘や元楯の会の皆さんは好々爺となり、 若いころ自身のジグザグ試行錯誤時代ををふりかえることができる。 世界には振り返ることもできぬまま死んでしまう若者がたくさんいる。男たちまず生きよ!  ③芥さんって今も変わらない。金子みすゞに言わせたら「みんな違ってみんないい」ですかね ④討論を交わした天才が翌年、自決したわけですよね。 1000人の学生にとってその衝撃はすごかったと思うのですが語られていません。900番教室の思い出ばかりです。それは物足りないです。  イロイロ感じることがあって三島由紀夫再読しようかと思ったので、そういう意味のある映画、という点にしました
[インターネット(邦画)] 7点(2021-10-17 22:36:47)(良:1票)
17.  メリー・ポピンズ 《ネタバレ》 
もしメアリーポピンズを見ていなかったら・・・私の子育ては全く違ったものになっていただろう。出会えた縁に感謝。二人の幼児の子育てで慌ただしかった頃、洋画ファンの叔母がVHSをくれた。幼少期に劇場で観た時は意味が分からなかった。母親になって再会!ああ!なんて楽しいのだろう。メアリーポピンズの子供の扱いかた!子供のどんな態度や生意気にも動じることなくサラリとかわし、それでいて愛情を注ぐ。子育てをしながら私はいくつものセリフをパクった。「どんな仕事も遊びになっちゃう」といって歌いながらお片付け。「タッタカタ!」と号令をかけてお出かけ。「旦那さん踊れ」とダンスしてお遊び。親も子もイライラが吹っ飛んで、どれだけ子育てがやりやすくなったことだろう。 そしてストーリーが素晴らしい。頑固なお父さんが変わっていく、というお決まりパターンだが、その持っていき方がうまくできている。2ペンス、それは子どもたちのお小遣いであり、鳩のエサ売りのおばあさんの収入であり、お父さんを失職させる原因となる。バートが暖炉の前でお父さんに歌う一曲が心にしみる。「子供たちは成長しいずれ巣立っていく、その時では遅いのだ」愛するのは今なのだ。その時のお父さんの表情、夜銀行に歩いていく後ろ姿、昼間鳩のエサ売っていたおばあさんは大聖堂の階段にもういない、そして失職。その時出てくるのが「スパカリ・・」なのだ。泣ける!何回も観て泣く! 自分の人生に一番影響を与えた名作です。   
[ビデオ(吹替)] 10点(2014-05-18 19:48:09)(良:1票)
18.  THE NET 網に囚われた男 《ネタバレ》 
初ギドク監督は重かったぁ~~ 分断された二つの国家権力の狭間で、一介の漁師の人生が台無しになる話。 満席に近い映画館にいた人達が全て日本人とは限りませんが 隣国の問題提議は限りなく重く救いや希望がありませんでした 席を立つ皆も落ち込みオーラを放っていたように思います(-.-;)  ギドク監督の問題提議は、誰に届けばいいのでしょう 新宿で映画を見てた私たちなのか…… 世論に訴えれば希望が見えるのか ト、思いつつも 自国をえぐるように描く監督のパワーと この映画が裏街道をいかない韓国に驚きます。 ところで漁師の役者さんのお兄さんが「ベテラン」の監督のリュ・スンワンと知って すごく驚きました!
[映画館(字幕)] 7点(2017-01-15 22:29:18)(良:1票)
19.  オクジャ/okja 《ネタバレ》 
映画の面白さを感じました。映像、音楽、テーマ、メセジ、脚本、役者、分かりやすさ。どれをとっても◎。 特に子役が素晴らしい。オクジャが捕えられてからの彼女のすべて、その瞳が行動が感情が観ている者に迫ってくる。オクジャとの再会シーン。上手いな~、子役も監督も。 食肉文化のみならず世の中は不条理と矛盾に満ちている。動物愛護団体が食べている野菜も遺伝子操作された命という点ではオクジャと変わらない。木に実るカキや滝壺の魚は同じなのか、違うのか。 エンタメとして十二分に楽しめる映画を見ていろいろ感じてくれ、心を震わせてくれ、と巨匠ポンジュノ監督は言ってるのかな~と思う。 Netflixに新作として登場した時、子役と豚のポスター見て、まさかこんな映画とは知らずスルーしていました。鉄腕麗人さんのレビューがきっかけです。ありがとうございました。
[インターネット(字幕)] 9点(2017-11-14 21:43:39)(良:1票)
20.  お嬢さん(2016) 《ネタバレ》 
隣にだれが座るか分からない映画館での鑑賞を避け、レンタルを待ちました。 待ちきれなくてレビューも見ちゃいました。というわけで無垢な状態で見れなかったのは残念です←自業自得  前知識があったため、エロい、ド変態、と騒ぐほどではなかった。ただただ韓国エンタメ界の威力に驚きました。 とかく「濡れ場」を背徳イメージで映像化することの多い映画界。もしくは下ネタチックに大げさに茶化したり。 この「お嬢さん」の濡れ場は、美しく官能的で、何より悦び喜び慶びに溢れている。楽しそう、嬉しそう、幸せそう! これがこの映画の本当にスゴイとこだと思います!それに手抜きの無い演出。 美しい2女優さんは知らない人でしたが、詐欺師とエロじいさんはなじみ深い役者さんです。特にエロじいの方は、ドラマでさんざん感動させていただいた名優さんです。王に忠誠を尽くす剣術に長けた武士か~ら~の~墨で舌を真っ黒にした変態おやじ。☆4つですっ!てことで8点です。  2018.3.12 wowowで視聴。 R18をR15にしてカットしたりピーしたりボカシたり、ひどいのではないでしょうか。つまり作品をイジリまくる。他にもカットされてるとこがあるのではと懐疑的に。それにボカシたら一気に安物AVみたいで残念です←見たことありませんがw  二度見ると、セリフにも細かな伏線が張り巡らされていて、やはり日本語字幕があった方がグッとわかりやすいと思います。映画の評価は変わりませんが、wowowのやり方に疑問です。
[DVD(字幕)] 8点(2017-09-14 21:16:10)(良:1票)

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