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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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41.  愛の世紀
前半の美しいモノクロで撮られた恋愛(について)の考察は、メランコリックで本当にうっとりするくらい素晴らしい。一転してデジタル映像で撮られた後半の、色彩の洪水の中で演じられるノーテンキなアメリカ(映画)批判にゃ大笑い。ますます「映画」そのものから自由になっていくゴダールに、ただ羨望と憧憬あるのみです。
9点(2003-06-30 11:59:58)
42.  逢いたくてヴェニス
ヒロインがとにかく魅力的! ちょっと歌手の岡本真夜ににているヒラメ顔なんだけど、子連れで浮気旅行のダンナを探して復讐(!?)の旅に出る、その珍道中ぶりが、実にファニーでチャーミングに描かれているのがいい。ただ、あの子どもが、何だか大人たちの身勝手さの犠牲になってるのに、映画はそのことにまるで無頓着ってのが…。でも、拾い物的オススメ作品です。
7点(2003-06-30 11:48:54)
43.  アフリカン・ダンク
世間的にはともかく、小生的には『クール・ランニング』よりもこちらを買うね。万事に定石通りな展開ながら、アフリカの見事なロケーション効果と現地の役者(?)たちの得難いキャラ、それにケビン・ベーコンのイヤミのない爽やかさがマッチしている。何より、カメラワークが実に良い! 確か、イギリスのマイク・リ-監督とのコラボレーションで知られる撮影監督じゃないかな。真冬のアメリカ小都市の雪景色から一転して、アフリカの緑と土の鮮やかさをとらえた色調・構図とも、さすがに見事ですぞ。
8点(2003-06-23 18:53:04)(良:1票)
44.  アレックス
主人公カップルの暮らすアパートメントに、これ見よがしに配されたキュ-ブリック『2001年宇宙の旅』のポスター(それ以外にもキューブリック作品のポスターやらポストカードがあったかもしれない)。それは、この映画のラストを説明するのに、これ以上ない”ヒント”を提供してくれる。が…。別にどんだけ残虐に殺人シーンを描こうとも、どんだけリアルにレイプシーンを見せようとも、それは映画の「自由」だから何を言おうとも思わない。ただ、それを何らかの芸術的自己表現だと勘違いしているこのキュ-ブリック気取りの低能”作家”野郎の本作は、ただただ醜悪なだけだ。いろんな意見があるでしょうけど、ぼく個人はこれを「映画」だとは認めない。すみませんね。
0点(2003-06-23 18:37:57)
45.  アメリ
こういう映画に与太を飛ばすのって、不粋なマネであることは承知なんですが…。主人公をはじめとして、登場人物すべてが自己の「内なるファンタジー」に生きてるという、一種の現実逃避をここまで「肯定」するのっていかがなものなんでしょうか。世の中そんなアマイもんじゃねえ! と、小生ならアメリの横っ面を往復ビンタでありますね(教育的指導です、あくまでも)。つまりは「アメリ(カ)」風の多幸症おフランスバージョンざます。
5点(2003-06-19 13:01:23)(良:1票)
46.  青いドレスの女
とにかく時代色の描き方が、絶品。第二次大戦後のアメリカ社会が持つ光と影の”影”の部分を、見事に捉えている。それを、ひとりの「宿命の女」探しというハードボイルドな探偵物語の中に織り込んでいく監督は、ただ者じゃない。皆さん酷評ですが、そこまでおっしゃらなくても…
8点(2003-06-11 17:58:43)
47.  アイリスへの手紙
アメリカ南部の地方色も、そこで慎ましく生きる人々の喜怒哀楽も、ほんとシンプルに、美しく表現されている。地味で面白味に欠けるかもしれないけど、こういう映画をもっと大切にしたいなあ。自分が文盲であることを恥じていたデニーロが、好意を寄せる女性に「字を教えてくれないか…」と願うシーンで、思わず感動しました。うん、いとおしい映画です。
8点(2003-06-11 17:49:04)
48.  OUT(2002)
勢いに乗っている監督ならではの、”熱気”を感じさせてくれます。何より主演女優それぞれに存分な芝居をさせ、それを1本の作品に束ねていくあたりの手腕こそ、平山監督の真骨頂。女たちによるハードボイルドとして、個人的には『愛を乞うひと』よりも好きだな。ただ、佐竹のキャラクターだけは、あまりに薄っぺらなのではないでしょうか。一種の”ターミネーター”に仕立てたかったにしても、もうちょっとこの悪党の背景を描き込んでほしかった。間寛平がガンバってたんで、余計に惜しいです。
8点(2003-06-11 17:39:43)(良:1票)
49.  I love ペッカー
社会のアウトサイダーに対する愛情の豊かさに関して、ジョン・ウォーターズの右に出る者はいない。そんな男が、芸術と変人に捧げた最高の賛歌。あまりのハッピーさに、後半はほとんどナミダがとまらなかった…。彼を単なる「ヘンタイ映画の奇人監督」としか考えていないアンタ! この映画と『ヘアスプレー』を見て反省しなさいっ!
9点(2003-06-11 17:24:01)
50.  愛と野望のナイル
頬を槍(矢だっけ?)がズブリと貫通! 耳の中にゴキブリ(キャ~!!)みたいな虫が侵入! …こういうディテールが実に丹念に描かれていて、バートン卿の冒険記に熱中した時の興奮が蘇ってきた。実に見ごたえのある大作なのに、何で忘れられたままになっちゃってるんだろうなあ。ただ、アメリカ人である監督の西欧コンプレックスがちょっと鼻につくって気もしなくもないが。
8点(2003-06-11 17:11:46)
51.  愛人/ラマン
デュラスのカッチョイイ文体の映像化など、所詮は熊や原始人が出てくる下品な動物映画の監督にゃ無理だとは思っていたものの、ここまでえげつないポルノ映画にするとは。ご高尚ぶっているだけによけい腹立たしい、ある意味『エマニエル夫人』よりもタチの悪い最悪の植民地主義ノスタルジーにうんざり。でも、日本人、こういう映画が好きあるね。
0点(2003-06-11 16:56:37)(良:1票)
52.  あの夏、いちばん静かな海。
北野武監督作品でも、最も美しい映画。冒頭近く、真木蔵人のボードをさりげなく持っていっしょに大島かおりのガールフレンドが歩くシーンで、早くもナミダが溢れてしまった…。日本映画史上に残る恋愛映画の永遠の名作だと、本気で信じています。
10点(2003-05-26 13:02:54)
53.  アトランティスのこころ
監督の資質と内容が合ってないという、そういう意味じゃ不幸な作品なんだけど…。50、60年代アメリカの田舎町的風情は実に魅力的だったし、何より、主人公の少年のあの年代特有の純粋さ、世界(大人の社会)に対する怖れみたいなものがとてもよく描かれていたと思う。ぼくのなかではとても愛すべき1本です。アンソニー・ホプキンスも、本来こういった人間味と怪物性が同居するキャラこそが本領じゃないかな。レクター博士は、あまりに怪物すぎて。
8点(2003-05-26 12:53:14)
54.  暗殺者
この映画は小生にとって、あくまで監督リチャード・ドナーと脚本ブライアン・ヘルゲランドの初コラボレーション作品という意味で、特別な存在なのです。ウォシャウスキー兄弟? 彼らのオリジナル・シナリオがあまりに(オタク的に?)つまらない代物だったんで、ヘルゲランドがリライト役に引っ張りだされたんでしょ。ついでにいうとこの兄弟の作品は『バウンド』にしろ『マトリックス』シリーズにしろ、内輪受け狙いがミエミエでどうも好きになれない(まあ、人類総オタク化の現在じゃ、それでいいんだろうけど…)。ほとんど鈴木清順の『殺しの烙印』(!)と同じプロットのなかに、ひねったユーモアとロマンチシズムを盛り込んだ内容は、昨今のテーマパークのアトラクションじみた映画の隆盛にあって突出して「映画」そのものの味わいをかもしだしている。あの消音器付きの銃での撃ち合いシーンなんて、たまらなくシュールだったじゃないですか。ああいう奇妙な味わいこそを評価してあげなくっちゃ。皆さんがどうおっしゃろうと、小生はこの映画を断固支持しますっ!
10点(2003-05-26 11:41:21)(良:1票)
55.  愛を弾く女
この映画は、あくまでダニエル・オートィユのものです。あの、すべてにストイックな男のなかの男といったキャラクターは、映画史上に残すべきシブさとカッコよさだったと。それに対して、エマニュアル・ベアールのヒロインは、女の高慢さと愚かさをこれまたコワイぐらい適確に表現していて、こちらも絶品。すべては監督クロード・ソーテの手腕ではあるんだろうけれど、ここまで冷徹に人間を見据えた作品を見せられると、最近売り出しているフランソワ・オゾンの映画なんてコケおどかしに過ぎなく思えちゃいます。
9点(2003-05-26 11:11:30)
56.  愛の新世界
う~ん、鈴木砂羽はと~っても良いんだけど…。片岡礼子さんも健気に頑張ってるんだけど…。何か作り手であるオジサン世代が、こういった刹那的に生きる若い世代にヘコヘコと媚びている図が浮かんでしまう(つまり、援交オヤジそのもの!)。世の中、そんな甘いもんじゃないって、むしろ反時代的に説教するか、バカな奴らだと冷笑するってくらいの矜持を見せなよ、高橋伴明カントク!
5点(2003-05-20 11:53:43)
57.  愛のコリーダ
日本による中国侵略という時代背景が、なぜこの映画の中で強調されるのか。あるいは大島渚は、男(=吉蔵)を大日本帝国の、女(=阿部定)を中国のメタファー(!)として見ていたんじゃあるまいか。男=日本は、女=中国を侵略(強姦!)し、植民地とする。だが、支配していく中で、男は女の果てしない性欲の前に疲弊し(中国の長征だ…)遂には敗北していく…。そういった性=政治的な視点が、この映画を極めてラディカルかつ崇高な”女性賛歌”に仕立て上げたのだと、小生は信じとります。…にしても、藤竜也、真冬の場面であの真っ黒に日焼けした肌にビキニパンツの跡は、アカンやろ…(苦笑)。
10点(2003-05-20 11:41:59)(笑:1票)
58.  愛に関する短いフィルム
思うに、この監督さんの最も美しい映画。後年の『トリコロ-ル』シリーズや『ふたりのベロニカ』は、やはりあまりにも作為と批評家受け狙いが透けて見え過ぎだったのでは。その点、『アマチュア』や『デカローグ』の頃は、純粋に対象や主題と向きあっている緊張感がみなぎっていて、そんな1本であるこの映画は、主人公の青年の孤独がもう痛いほど伝わって来る。ナイーブさと残酷さ、そして叙情がこれ以上ないシンプルな(しかし、実は相当計算された)画面からただよって来る、ぼくにとって永遠の名作です。
10点(2003-05-20 11:13:45)
59.  愛する(1997)
この映画のあらゆる欠点について、他の皆さんのコメントにうなづきつつ、ただ一点において、ぼくが本作を否定しきれない理由。それは、これが熊井啓監督の撮った「遅れてきた日活青春映画」だからってことだ。デビュー作から硬派のモンダイ作ばかりで、同時代の日活アクションや青春ドラマから背を向けていたこの日活出身の監督が、酒井美紀を吉永小百合か和泉雅子に、渡部篤郎を浜田光夫に見立てて遂に創った往年の「日活映画」…。そんなナイーブさが、なんかいぢらしいっていうか、かわゆいっていうか。
7点(2003-05-20 10:58:22)(良:1票)
60.  アイアン・メイズ/ピッツバーグの幻想
この時期、結構脱いでたブリジット・フォンダが、本来ハダカにならなきゃなんないシーンでも肢体を見せてくんなかった。ああ、やっぱり彼女は日本人監督だからってこの映画を軽蔑してるんだ…。と、いろんな意味で落胆させられました。彼女とムラカミ・ヒロアキの絡みがあれば、それだけで満足(笑)できたのになあ。
3点(2003-05-20 10:44:19)
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