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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1620
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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101.  ありふれた事件 《ネタバレ》 
妙な感覚でしたね。モキュメンタリなので確かに映像は高度にリアルで、肝心のブノワのキャラにしてもも~完全にガンギマリで(=コレもリアルで)、でも「ありふれた」なんてコトも微塵も無いトンデモないお話でその面ではも~ファンタジーかSFかなんか、みたいな感じだったりもして、んで結局全編とても不快極まる…という感覚だけが際立って、と言いましょーかね。やっぱり、その意味では非常にチグハグな映画だ、とまずは思ってしまうのですよ。重ねて、諸々と間違い無く「リアル」ではあるのですケド、肝心の「中身」がどーにもリアルじゃない…というコトそのものが(シンプルに)実に心地好くなかったのだ、と思うのですね。ヴァイオレンス描写のキレ味・虚ろで乾いた質感なんかは中々に独特で(ソコは)ワリかし以上に興味深かった、とも思うのですケドね。
[DVD(字幕)] 4点(2022-10-15 09:43:33)
102.  哀愁しんでれら 《ネタバレ》 
正直、私がここ数年のうちに観た中でもトップクラスで観るのが苦痛な映画でしたね。理由は三つ、第一は端的に旦那と子役のキャラにおける「振り切った」不愉快さ。第二は、その二人+主役の土屋太鳳のキャラの「裏付け」たる部分、あるいは話の進み方自体においても余りにも合理性を欠く(=不条理である)モノが目立つコト。そして第三、そーいうかなり「尖った」物語を展開しておきながら、作品全体として結局ナニが言いたいのか(やりたいのか)がサッパリ分からなかったコト。  そもそも今作、カテゴライズすべき適切なジャンルからして私にはモ~好く分からないのですよね。子役の(コレもモ~人外チックな)アンモラルぶりは重ねてその裏付けが希薄なコトを含めて確実にホラーモンスターの方に近い⇒だからコレはホラーかな?とまず思ったりもしたのですケド、一方で他にも諸々と極めて筋が通らない感じ+終盤のブッ飛び展開なんかを観るってーともはやブラック・コメディ位にしか見えないな…なんて思ったりもして、他方、重ね重ねキャラにリアリティが無さ過ぎるので人間ドラマには最初から成り様が無いとも思いますし(何しろ結局「人間」が出て来ないので)、でこーいう類における「最後の砦」たる風刺的な意図とかだって(あくまで個人的には)汲み取れませんでした。煽りではなくマジで、どーいうコンセプトの作品だったのか誰か教えて欲しいのですよね。  ただ正直、ソレを説明されれば諸々と繋がってくる…という作品にも(やはり個人的には)決して見えていませんし、そこら辺をコジツケる為にこの後もあーだこーだ今作に関わってゆこう…という意欲も率直に皆無なのですよね。なので手前勝手で恐縮ですが結論、好く分かんないケドたぶんインパクト重視の(ポンコツ)ビックリ箱映画だったんちゃうケ?と思うコトにして、こんくらいの評価とさせて頂きますです。はい。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-10-01 23:48:36)
103.  悪魔の部屋(1982) 《ネタバレ》 
一見はかな~り好くある感じの監禁調教モノに見えるのですが(とは言えまぁ最初から調教モノには見えないって感じですケドね)、序盤からそのレイプシーンはコレもかな~り生温くて、え、和姦?てな具合に大して盛り上がらないのですね。で、中盤には早くも女の子の方は完落ち状態になってもーて、コレには私もえェ…?となってしまいました(私以上に犯人の男本人がも~ドン引きしてましたですケド)。ただし、その辺の疑問点はオーラスまで観てみるとお話としてはチャンと繋がるってヤツなのです…が重ねて、サスペンスとしてはともかく(とはゆーてコレも在り来りっちゃあ在り来りなハナシだとも思いますが)エロティックものとしては序盤~中盤以降まで大部分での生温さがチョイと観ていて退屈(テンション上がらない…)という感じすかね。イマイチ。  主演の中村れい子さんは、ルックスは確かに相当な美形でもあるのですが、演技の方はコレもかな~り微妙で中盤の長台詞のシーンの棒読み大演説はだいぶ酷かったすね。濡れ場としても、基本ベッドで寝そべってる等の「安置されて動かない」シーンばっかで、つまりはその場面のややこしい動き・表情や声の大きな表現とかにもいくぶん制限(スキル的な限界)が在ったというコトにも思えます(なんか「大人の事情」的なヤツかも知れませんケドね)。男の方も、その小狡そーで陰険なルックスは序盤のキャラには好く合致するのですが、オーラスまで観ると随分とナイーブなヤツだったりもするのですよね。だったら、もっと素直そーで単純なイケメンに演らせた方がコレも好かったんとチャウかな…なんて思ったりも。
[DVD(邦画)] 4点(2022-05-07 13:27:34)
104.  アベンジャーズ(1998) 《ネタバレ》 
イギリス人て、こーいうの好きですよね(まあ今作はアメリカ資本のよーですが)。紳士が慇懃に澄ましておちゃらけるとゆーか、ある種「国民的ジャンル」てな感じでもあります(初期の『007』とかも結構似た様な雰囲気だったかもなあ、とも)。ただ、今作はそれら類似品の中でもゆーて確かに失敗作な方ではあるかと思うのです。正直ワタシ自身もかな~りツマランかったですね。  色々と心当たりは思いつくのですが、一個目はやっぱちょっと中途半端 or どっち付かず、ではあるかも知れんですね。つまり、コメディとスパイアクションの両方を並列に成り立たせよう…としてるのがまるで上手くいってない…とゆーか。コメディはコメディで(クスっと出来る箇所も全く無くはねーですが)ワリと総じてシンプルにスベり散らかしてますし、一方のアクションは(コッチは描写ソレ自体は中々どーしてそこそこのクオリティかつゴージャスな箇所も散見されるのですが)その内容としてもクソ単純な筋なのにコレも総じてナニがどーしてそーいう状況になってるのかがワリと全編でサッパリ分からない…という稚拙な展開運びで、結論、意外なまでに「ナニを観せられてるのか分からない」という映画になってもーてますのよね。多分ですが、のっけから明らかにマジメな映画とは言えない質感でオッ始めたのですから、ごくコメディの方に寄せるべきではなかったのでしょーか(で、アクションの筋の方もよりふざけた感じにして全体の雰囲気と整合させた方が好かったかと)。全体としてはチャンとコメディなのだけど、随所で挿入されるアクションが意外と高品質…とゆーヤツだったらもっとお得な感じだって出てくるじゃねーですか、と。  もう一つ、今作は往年の名作ドラマのリバイバル…らしいにも関わらず、元ネタの良さ・コンセプトとゆーのもまるで伝わって来ないのですよね。ソレは結局、ナニが好きだったから今作を企画したのか(ナニがやりたかったのか)→そのやりたいコトってのが製作当時の世間にも受け容れられる様なモノだったのか…とゆーのがまるで検証できない(できてない)というコトだと思うのですね。元ネタは6シーズン161話もあるのですから、コレだってもうチョイ何とか出来たのではねーか…と思うのですケドね。  レイフ・ファインズにせよユマ・サーマンにせよ、そしてショーン・コネリーだってぶっちゃけ全盛期に近い時分のキャスティングですよ。この豪華キャストを擁していながらこのクオリティとゆーのは確かに残念ですよね(重ねて、アクションとか部分的にはチャンと出来てるんだから、やり様に依っては素晴らしいシリーズものにさえ為ったかも…とだって思ったりしてね)。
[インターネット(字幕)] 4点(2022-04-24 22:03:25)
105.  悪魔の奴隷 《ネタバレ》 
インドネシア産ですが、同じくインドネシアの名作?レトロホラー『夜霧のジョギジョギ』のリメイクとゆーことらしいです。ただ、お話の内容+全体の雰囲気はかなりアレンジされています。お話としては、子を授かるために悪魔の力を借りる、という部分の要素が足し込まれており、終盤の展開も大きく異なります。雰囲気としても、旧作はあまりインドネシアの情緒というものが感じられなかったのですが、今作ではまずメインの舞台となる屋敷がかなり古びて雰囲気があるのと、生活描写にも異国感が大いにあり、その意味では中々好い方向性のリメイクと言ってもよいかも知れません。  しかしホラーとしての技術的な面は、率直に(現代の他国のソレと比較して)決して高いとは言えません。雰囲気はかなり重く禍々しいどちらかと言うと和ホラーに近い様な感じですが、ショック描写はごく終盤までだいぶ地味+安上がりで、その割にテンポも好くないので正直ちょっと退屈です。終盤残り25分くらいで屋敷の周りを怪しげな集団が取り囲み、ここから一気にクライマックスか⁉と思いきや一旦流れが中断して暢気なシーンに戻る、等展開運びもやや稚拙です(結局そのあとそのまま屋敷に留まり、翌晩に同じよーに襲われるとゆーのは流石に「あんたらバカァ?」という感じですね)。ラストもなんか相当に適っ当でした(旧作のイスラム教万歳!エンドよりは好いのかも知れませんケド)。  結論、マニア向けとしては観る価値が無い、とまでは言わないケドも、正直微妙すね。
[DVD(字幕)] 4点(2021-08-13 23:19:05)
106.  悪魔の赤ちゃん 《ネタバレ》 
本当に生まれたて(生後0日)の赤ちゃんがマジでヤバい超デンジャラス殺戮モンスター、という有りそうで無かったアイデアはいくぶん斬新だとも言えるが(紛うコト無きナチュラル・ボーン・キラー)、作中で実際に赤ちゃん(の人形)を動かして通常のホラーに仕立てるだけの技術や能力や資金源は今作のスタッフは持ち得なかった、とゆーことで、直接的なショック描写が殆ど皆無の本作は結論的にはホラーとしては極め付けに地味で、正直コレはもーちょっとキツいというレベルすね(今サラ観ると特に)。  とは言え、流石にそっちの方だけでは映画に為らんのも悟ってはいたよーで、なのでそーいう怪物赤ちゃんを産み落としてしまった両親の苦悩・それでも芽生える赤ちゃんへの情、といったヒューマニティなモノを描き込んでゆくことで何とか間を持たせようとしてる…のだケド、それも正直ごく終盤まではあまり巧いコトいってなくて、序盤・中盤がこれまたちょっと退屈レベルの許容値を超えている感じ、でもある。ただ、ヒューマニティ溢れる最終盤はそれなりに観れなくもないし、救いが無いうえに実に不穏なオーラスも決して悪くはないとも思った。うーん…根本のアイデア以外にも、もう少しだけ展開・演出面で見るべき良質な工夫を施すことが出来てれば…という感じすかね。
[DVD(字幕)] 4点(2021-08-08 18:22:27)
107.  悪魔のサンタクロース2 《ネタバレ》 
開始から40分間もが前作のダイジェストという極め付きのやる気の無さに始まり、その後の30分間も回想形式でのショックシーンのツギハギと、構成がここまで酷い続編は『サランドラⅡ』以来かも知れない。ただ、一点明らかに前作より優れているのが主役の殺人サンタの出来。そこそこイケメンながら矢鱈とゴツくて、かつ生気の無い目には中々イカした狂気を迸らせており、力技なショック描写の数々も含めて犯人の恐ろしさはまずまず向上している。前作で殺り損ねた諸悪の根源・院長を屠って終わるラスト15分も悪くはない(スカッと)。院長、『マタンゴ』みたいな特殊メイクのゴワゴワ顔で出てくるのだけど、これは意図した演出というよりは、前作で演じてたリリアン・ショーバンから役者が代わっちゃってるからなのですね(これまた手抜きなコト)。
[DVD(字幕)] 4点(2020-11-23 14:19:41)
108.  悪魔のサンタクロース/惨殺の斧 《ネタバレ》 
クリスマスにサンタの格好をした殺人鬼が大暴れするというあまりに夢の無い顛末が、アメリカでは社会的に許容されず、PTAが大々的に上映反対運動を仕掛けた結果逆にちょっとヒットしたというしょーも無い経歴のある本作、系統としては完全に(この頃腐るほど製作された)スラッシャーホラーである。が、この手のにしては珍しく面白いのは前半という、少しばかり珍品でもある。殺人鬼が如何にしてそう成り果てたのかを丹念に凄惨に描く前半は、かなり強烈な居たたまれなさを伴う見応えが中々に秀逸なのですよね。  しかし、肝心の後半がどーもツマラナイ。結局のトコロ出来の悪さの根源なのが、肝心の殺人サンタ・ビリー君なのだす。とにかく見た目が「真っ当」すぎるのよね(どーも新人俳優のよーなのだけど、けっこう可愛いお兄ちゃんでしかなくって)。殺戮シーンも3か所で7人と若干地味め(+ラストに勘違いで警官が一人射殺して、その後その警官も殺すんで総計9人)。やっぱスラッシャーには狂気迸るホラーモンスターてのが居ないとま~締まらないっすよね。駄作。  ※このシリーズ、1・2だけ昔観てて別に全く面白くなかったのだけど、勘違いで4を観ちゃって「アレ?3観てねーぞ」となって3も観てついでに5も観て、3・4・5だけ本サイトでレビューしてるのがどーにも許せなくって(割と神経質な人なのです)、結局今般1・2をワザワザレンタルして観直すという羽目になった。これだからホラーは嫌なのだ。
[DVD(字幕)] 4点(2020-11-23 00:40:13)
109.  惡の華 《ネタバレ》 
言葉は受け売りだが、冷めた常識人より熱いバカ。変態だろうがクソムシだろうが、最も重要なのは過程や結果ではなく、意志だ。個人的には、どんなにイタイ行動であろうと(特にガキなら)それはよいのだ。「思い」がそこに在るならば。  残念ながら本作の主人公は本当に本当に空っぽで、そこには欲望も理性も慈しむべき他者への配慮も、普通の人間ならば当たり前に備えているだろうものがまるで欠落している様に見える。「仲村さんのため」という愛とも恋とも同情ともつかぬ感情が垣間見える「夏祭り」は個人的にはむしろまだマシで、前半の「教室」事件辺りはそれが本当に顕著で、過激な行動だけが完全に浮いている。言い方は悪いが、汚物を撒き散らす獣を見ている様なもので、観るに堪えず、微塵の共感も出来ない。漫画もアニメも未見だが、これってホントにこういう話なんですかね?ホントに、という意味では、台詞が微妙に当り障りの無い表現に改変されている様に感じる箇所が散見されるのも気になる。  もう一点、ド級に可愛い玉城ティナのイカレ芝居・ゲスい台詞回しを存分に堪能できるのは本作の数少ないウリだとも思うが、仲村と春日の関係が単純な恋愛感情に集約されてしまいかねないこの配役は、やや疑問に思う。私の勝手な思い込みかも知れないが、仲村が佐伯より明確にブスである方が(てゆーかドブスでいんじゃねーかって気もする)より正しくなる物語にも思う。
[インターネット(邦画)] 4点(2020-03-08 21:41:49)
110.  アナコンダ4 <TVM> 《ネタバレ》 
前述どおり3の続きで監督も役者も同じメンツです(ナンなら同時に撮っといたのかも…と)。しかし、その意味でもかなり「ついで」な感があるな…とゆーか、話にも見せ場にも全く内容とゆーのが(更に)ねーのですね。終盤は流石にアクション的なシーンが続きますが、ココもとにかくアナコンダではなくて人間同士の争いの方(銃撃戦だの取っ組み合いだの)がほぼ8割を占めてますし、そもそもアナコンダは不死の蘭のエキスによって再生可能=不死身となった…というコトであるのなら、結局お話としても「カタ」が付いてねーのに終わってもーた…とも思います。もう一点、3作目同様に映画としてもアメリカ国内の話で、だからロケも全部米国内だと思うのですが、やっぱ流石にモロ北米!な雑木林だの草原だのが舞台だと、ソコにアナコンダがニョロニョロ這って来てもまァ~雰囲気でないっすよね~(残念)。予想どおり、シリーズでは一番の駄作でしたかね。
[DVD(字幕)] 3点(2023-06-04 15:43:55)
111.  アンダー・ザ・シルバーレイク 《ネタバレ》 
うーん………正直私も、よー分からん映画だな、としか思いませんでした⇒なので(また)正直言ってあんましチャンとは観て居りません(少なくとも、個々のシーンを都度「咀嚼」して⇒でキッチリ順を追って観ていったかとゆーと「否」としか言えない…)。ただ、おおまかにゆーと外枠は、要は「ヒッチコック」…ですよね⇒ソコについて、個人的には特にそのソレっぽい音楽に関しては結構全編で好みでした。しかし一方で、その「ヒッチコックをやろうとしてるコト」自体がまたある側面では「マクガフィン」であって(=なんかオシャレ)結局「シン」にやりたいのは唯々モロモロの「監督の趣味」だ(+ナンならその「変態的」な方のヤツだ or 監督がそもそも単なるド変態だ)と言いますかね。うーん………私は重ねて、率直に色々とよー分からなかった(のであんまし何も言いたくもない)のですケド、ソコに関する答えとゆーのは、この監督が今作以降今に至る迄、もはや何処で何をやってんのかすらが(本当に本当の意味で)よー分からん、てコトなのではねーでしょーか、と。。  結論、少なくとも現在の日本においては、こーいう意味での「免罪符」としては『エヴァンゲリオン』という非常に分り易い尺度があるじゃんか、と思いましたよね(まあ別に『もののけ姫』でも好いかとは思いますケド)。でアメリカの場合って、ソレって一体ナンなんでしょーか…?とも(⇒しっくり来るのは『スター・ウォーズ』よりは『ゴッドファーザー』ですが、ハードルとしてはあまりに「高すぎ」て尺度にはなってねーな…な~んて)。そして、コレも少なくとも(=例え百億万歩を譲ったトコロで)ソレが『イット・フォローズ』では絶対にねーコトなんて、モ~火を見るよりも明らかだよな…と。
[DVD(字幕)] 3点(2023-05-14 22:34:17)
112.  悪魔の受胎 《ネタバレ》 
年代的にも数年遡るコトの『エイリアン』のパクリ劣化版、てなモンなのは明白です。んで、ま~SFとして全くテイを成していない…とマデは言わんのですがかなり低予算なのもまた明白で、正直好い雰囲気・質感が出せてるってコトは全然ねーのですね(宇宙感とか未来感とか)。いちおう特色としては、安手だからかお手軽にエログロに走った…てな具合に(タイトル通りに)異星人に卵を植え付けられて操られる女性ってのがまたテーマではありますし、描写にもその手のエログロが多少は含まれても来るのです(そのものズバリの産卵シーン・出産シーンとかもアリで)。ただ、中盤以降はその主役?の女性がひたすら仲間をヌッ殺してゆくという只のアクションホラーチックなお話になってしまうのですが、正直この彼女の大暴れを許しているのが他のクルーの行動のチグハグさ・バカさ加減に依るモノとしか思えなくて、結果的に緊迫感がうまく盛り上がってゆかないのですよね。結論的にはかなり退屈な時間の長い映画でした。  一点、もし本作に何らかホラーの要素を見出せるとすれば、ソレは主役のジュディ・ギーソンの鬼気迫る(とマデは言わんのですが十分に常軌を逸した)演技+顔芸というコトにはなるかと思います。トップレスを披露してくれているコトも含めて、その頑張りには一定の評価を送りたいトコロではありますかね。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-08-30 00:36:17)
113.  青鬼 《ネタバレ》 
うーん…例えば主演のアイドルちゃんはかなり可愛いし、須賀健太とか出てるし、そして肝心の青鬼は(完全にCGで3回くらいしか出て来ないケド)そのクオリティ自体はそこまで悪くもないし、部分的には別にB級としては十分、とも言えるかと思うのだね。  ただ(B級のアイドルホラーとしては)「質」はギリ合格点を越えてたとしても、全く以て「量」とゆーのが足りてないのですよね。70分も無い映画なのに低級ホラーよろしく前半半分は殆ど何も起こらんし、前述どおり青鬼が3回しか出て来ないが故に後ろ半分にもまるでスピード感が無いし(途中停車の嵐)、そもそも元ネタって激しく青鬼に追っかけられまくって2,30分くらいで終わるゲームじゃなかったでしたっけ?その意味では、この物量・密度の不足ぶりは「ゲームの映画化」としての今作にとっては致命的かと思います。結論、ちょっと成立してないと感じたっすね。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-08-07 01:44:44)
114.  アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ 《ネタバレ》 
元ネタとゆーのは、トマトが人間を襲う!というトンデモにして、当時は実際にトマトを動かして人間を襲わせるという技術が無い(んでやる気も無い)コトが原因でストップモーションアニメみたいな手法を用いた、それが逆に非常にシュールでユニークな映像をつくり出した(が故にカルトになった)という作品であった。本作においてはその点、ドーナツが人間を襲う!というトンデモも、今どき結構簡単にCGで実現できてしまうので、結果的に実際に観たコトあるとは言わないケドでも観たコトあるよーな気もする程度のありふれた映像になってしまっており、要はフツーに(とても)つまらないホラー・コメディにしかなっていない。低予算よろしく、含まれるエロ・グロ・ギャグの低級ホラー三銃士たちもいずれも極めて薄味でチープさも極まりない。紛うコト無きC級、としか言い様の無い出来かと。  そもそも、原作リスペクトな描写だって一つくらいありましたかね?言ってるワタシも元ネタの内容って殆ど記憶に無いんですケド、あんまり似てるシーンは無かったよーな気がしてます。ああ、一つだけ、今作にも『キラー・ドーナツの歌』的なテーマソングがありまして、キラードーナツキラードーナツひたすら連呼するトコロはチョイ似てますわ。ロック調で地味に意外とイイ曲なので、皆さんも是非歌ってみてください。
[インターネット(字幕)] 3点(2021-05-31 18:29:37)
115.  悪霊少女 《ネタバレ》 
ナアアァー!『悪魔少女』と間違えて、こんなポンコツホラーを観てしまったアァ~(嘘)  ちょっと違いました。  ノオオォー!『ドーン・オブ・ザ・デッド』と間違えて、こんなスカタンホラーを観てしまったアァ~(これも嘘)   冗談はさておき、本作はロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』と『ドーン・オブ・ザ・デッド』の合間の年代につくられたゾンビ映画の一作である。この頃のゾンビ映画というのは、ロメロ的ゾンビの「再生産性」という要素の抜け落ちた単なる蘇った死体、というものであることが多い(アマンド・デ・オッソリオの『エル・ゾンビ』シリーズなどにせよ)。名作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』が内包するエポックメイキングな要素にどこか触発されてはいるものの、あまりに衝撃的なそのコンセプトに向けて中々全力投球してゆくというまでには至らなかった、という感じだろうか(予算的なことも影響しているのは想像に難くない)。その意味では、ロメロにまとまった予算が必要だというコトを看破し、それを与えて再び『ドーン・オブ・ザ・デッド』を撮らせたアルジェントという人は、こういったイマイチ乗り切れていない後発作品の作者には無い流石の眼の付けドコロを備えていた、と確実に言えるのだろうと思う。  ただ今作は、どちらかと言うとロメロゾンビよりも同じく同時代の『オーメン』の影響をより強く受けている作品であり、邪悪な少女がゾンビを操る、というのが最大のコンセプトである(まあ、ただそれだけの作品であり、他に取り立てて言及するべき見所があるワケでも無いのだけど)。映画としての質はかなり低レベルで、のっけからのあまりに酷い棒読みにはやや新鮮味すら覚えるレベルであるし、ショック描写も総じてチープ極まりない(ゾンビの特殊メイクも相当に雑で、唯一ちゃんと作ったのは腕一本だけなので、アップで映されるのはそればっかである)。クライマックスの大騒ぎが最低映画というほどには酷くはなかったので、一応のこの評価としておくが…
[DVD(字幕)] 3点(2020-11-09 17:18:18)
116.  アニムスアニマ 《ネタバレ》 
実のトコロは、主演二人の心理面の設定とかは思ったよりもつくり込まれているのかも知れないし、だからもっと精密に二人の心理分析をしていく(二人の互いへの依存の仕方の非対称性だとか、二人にとってのアニムス・アニマの実際であるとか)という楽しみ方もあるのかも知れないが、どーにもそーする気力が湧かないレベルに話が薄っぺらいor伝わらないので、結果的にモノ凄く在り来りで正直どーでもよい話になってしまっている。ソレを彩るLGBT的要素のテンコ盛りも、製作当時はもう少し目新しさというものがあったのかも知れないが、いま観るとコレもどーにも平凡で薄ら寒いギャグor取って付けでしかない。結論、何がしたかったのか分からない、という類いの映画。  これでも、主演二人がもう少しキャッチーだとか、端的にもっとずば抜けて見映え美しいとかならどーにかなったのかも知れないが、両人ともに絶望的なまでに魅力が無い(忍成修吾は女受けはするのかも知れないが)。特に椎名英姫、棒読みを少しは何とかして欲しい。美意識、という意味では、ラスト付近の海の描写、アレあんなに汚らしい都会の海でやる必要あんのかね?ロケの交通費をケチってんじゃねーの、て感じ。
[DVD(邦画)] 3点(2020-10-18 21:52:08)
117.  愛の嵐 《ネタバレ》 
正直面白くないし、サッパリ訳分からん。男と女の関係性にも行動にも必然的な原因・理由が見当たらず、物語が全く繋がっていかない。これは、裏には明確な設定があるのだけど演出はワザと曖昧にしていると言うよりは、(収容所で出会った男(看守)と女(囚人)の倒錯愛という)大まかなコンセプトだけは決まってるけど後は適当、という事の方だと断言する。  コンセプトが文句無しに非常に魅力的でワクワクする代物である分、この陳腐な仕上りは極めて残念に思う。結局の所、ランプリングの美貌と演技(薄っぺらい物語に深みと含蓄をももたらすかの様な)の出来が標準以上なだけで、言っちゃあ芸術性の面すら実は平凡(音楽も妙に田舎臭いし、画的な部分の質も(件のシーン以外は)至極微妙に思う)。見所はランプリングのみの凡作。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-11-27 22:54:36)
118.  悪魔のかつら屋 《ネタバレ》 
確かに、ホラーだと偶に結構在るんですケド「ああ、このシーンが撮りたかったんだな…」≒「他は正直全部どーでも好い=取って付けなんだな…」という現象なのでして、まあゆーてハーシェル・ゴードン・ルイスってのは何なら全部そーだ、とも言えるのですケド、今作は中でもソレが際立ってる…というヤツですかね。ショックシーンは計4回(犠牲者の女性3人+オーラス)で、ソレ以外のシーンは本当にマジでドコまでもひたすらにどーでも好い…のですケド、にしてもナ~ンだコレ?という超・陳腐で激・くっだらないシーンばっかなのですよね。逆に、ソレが(も~シュール・コメディばりに)ちょっと笑えちゃう…て始末なのですわ。  件の探偵ごっこの(失笑せざるを得ないという意味での)微笑ましさも然るコトながら、続く劇中映画シーン=こんな史上最高レベルにつまらない映画の中でソレよりも更につまらない映画を表現するという高度なメタ芸術、は久方振りにも~エド・ウッドの「風」をすら私に感じさせてくれましたよ(『グレンとグレンダ』以来のアヴァンギャルドっぷり)。あと、ま~た本当に何の意味・脈絡も無くレース場のシーンが挿入されたりするのですケド、コレも何故だか「夜」なのですよね(だから正直、車もナンもよー見えん…という)。コレとて何故に単に昼のレースを撮らなかったのか…とも~一晩は問い詰めたいです。  もう一つ、その女性殺害シーン3回についてもよ~く観ると、コレ場面の順序と画角が全部同じなのですよね(応接間⇒作業場⇒現場の倉庫のドア外側⇒ドア内側⇒作業台でのメインのスプラッタ、が全部カメラ位置が同じ…)。私もよーやく気づきましたがコレってハーシェル・ゴードン・ルイス「流」だったのですね(⇒だから『血まみれ農夫の侵略』でも全く同じコトをやってたのは立派な「オマージュ」だったんだな、と)。う~ん要らないと思うケドな~そーいうこだわり…(もっと違う人の違うモンを参考にせーよ…と)
[DVD(字幕)] 2点(2023-01-22 19:32:02)
119.  アタック・オブ・ザ・キラートマト 《ネタバレ》 
チャチなつくりを含めた全てが計算されたウケ狙いだが、悉く完全にスベっており、極めてお寒い作品。途中からはよく分からない展開も多く、観るのが苦痛でしかない。
[インターネット(字幕)] 1点(2019-11-19 20:56:40)
040.25%
1120.74%
2191.17%
3905.56%
420412.59%
528117.35%
637523.15%
732420.00%
823414.44%
9704.32%
1070.43%

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