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プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

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1.  赤目四十八瀧心中未遂
なぜ尼崎なのかと問われた男が一言「甲子園に近いから」、そして赤目の食堂で高校野球のアナウンスが余韻を残すように聞こえてから一気にイメージが広がりました。この男は、少年時代に来る日も練習した野球、憧れの甲子園、そういった遠き日の姿、生気ある過去への憧憬とまだ自分にも生きる価値、可能性があるのではないかという生への欲求、それとそれが幻想であらんとする死への欲求(死への欲求は生きている証拠である)、その両者の精神的心中に及んだのではないのか、と。尼の地で生暖かな生を抹殺し、血の通わない物体として生きることを選択することで、必然、臓物に串刺す反復運動はそのシンボルとなります。そうイメージすると、赤目の食堂で死に向かわんとする女を前にし、高校野球のアナウンスが男の心に届くように響いているのは、男の精神的心中が未遂に終わっている証左であって、その後の四十八瀧での男女心中が未遂となることはその時点で確定されており、見守るアパートの住人達はただ未遂の上書きの目撃証人としての地位を与えられ安楽しているように見えました。そして蝶を捕まえ切れなかったというその男に特権たる過去は、現在において衆人の知るところとして復権し、女の死への欲求は鮮やかに生へと転換し、男の卑小ぶりと女の飛翔ぶりを剥き出しにしています。そんなイメージが膨らんだ点においてこの映画を評価したいと思うのです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-10 12:29:47)(良:1票)
2.  アドルフの画集
鉄工所を改造したマックスのアトリエ、室内装飾など、美術はかなり丁寧に時間をかけて製作されているような印象でした。そしてこの時代の不穏な雰囲気に似合う抑制された照明と、それを捉えるカメラも美しく、スタッフ技術の確かさがうかがえました。鷹のオブジェがそびえる屋上から地上にカメラを向け、上を向くアドルフを捉えたシーン、鷹という天上舞う鳥からの視線=神の視座でヒトラーを見せること、これがラストの俯瞰ショットに見事につながっていると感じました。ラストシーンの俯瞰は、柔らかいオレンジの光あふれる大通りと、青白い光に照らされる広場が同時に捉えられ、背中あわせに織り成される皮肉な運命を浮かび上がらせます。しかし、それが神の視座であることを知ると、けっしてこのストーリィがタラ、レバの興味本位なものではなく、ヒトラーという人間をモチーフにしながら、その場面場面の運命を受け入れる力、人間の受容力が晒されたもので、そこから人はどう生きるのかが大事である、という摂理が提示されているのではないかなー、と感じているところであります。
8点(2004-07-10 14:26:12)
3.  アダプテーション
うー、書けない!いいレビューを書く才能なんて私にはないんだ!アイデアが素晴らしいとか声高々なレビューは書きたくないんだ!よし、こうなったらレビュー講座へ行ってみよう。なになに「普通にレビューしても読む者は退屈するだけ、誇張してドラマチックに語りなさい」だって。そうか!よーし、元気が出てきた。書くぞ!「皮肉ることがこれほど痛快に迫ってくるのはまさに奇跡である。もし天才がこの世に存在するのならこの作者にこそふさわしい。こんな才能にめぐりあえた幸せにただひたすら感謝し、生きる喜びを謳歌しよう。私が100年後生まれ変わって、歴史上の人物で誰と食事をしたいかと聞かれたら、チャーリー・カウフマンと答えようではないか」
6点(2004-05-04 07:27:40)
4.  赤い月
愛への情念がそれほど伝わってこない。「生きる」ために愛するというメッセージがぼやけている。凄まじさがもうワンパンチほしい。男の子に扮するために髪を切った女の子がむちゃ似合っていたのがマル。
5点(2004-02-18 12:41:41)
5.  アメリ
おせっかいな女だなー、としか思いませんでした。
3点(2003-09-14 16:25:44)
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