Menu
 > レビュワー
 > かんたーた さんの口コミ一覧
かんたーたさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 594
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  アイス・エイジ2
流石に前作には及ばないな~、というのが正直な印象です。主役三人(匹?)の魅力も前作で使い果たしてしまったのか、だからこそ新キャラクターが盛り込まれた訳ですが、フクロネズミの“エディ”と“クラッシュ”ははっきり言って鬱陶しかったです。エリーは可愛かったカナ。“火の王様”の話なんかも個々のエピソードとしては面白いのですが、全体の流れからするとちょっと行き当たりばったりな気がします(僕のレビューも相当行き当たりばったりですが)。「殺す」だの「クソ」というやたら汚い台詞が出てくるのも、ファミリー映画として問題じゃない?と思いました(これは吹き替えのせいかも)それから脇役のはずのスクラットが、逆に主役のように観客の期待を集めてしまっているのも如何なものかと。本筋のマニーたちの話がサブストーリーのように感じられてしまいました。そもそも監督がクリス・ウェッジじゃなかったんですね。でも、でもでもこのシリーズ(というかブルースカイの作品)は個人的に好きなので好みという観点から一点プラスさせて頂きます。
[試写会(吹替)] 6点(2006-04-19 20:58:29)(良:1票)
2.  暗黒の恐怖
TVシリーズ「24」の原型的な作品。伝染病の感染を防ぐ為に、菌の保有者である殺人犯を追う二人の政府役人の姿を描いた犯罪サスペンス。衛生局の調査官と警察の刑事が互いに反目しながらも、一つの目的の為に協力し合い友情を育んでいくというバディ・ムービーの古典でもあり、また名匠エリア・カザンのキレの良い演出と、鋭いフィルムノワール調のモノクロ撮影が絶妙な効果を上げています。確かに今の時代から観れば多少物足りないかもしれませんが、後に多くの模倣を生んだことを考えればその元祖というだけでも評価に値するのではないでしょうか。それにしてもこの作品、原題も邦題も何だかB級っぽいんだよなぁ…。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-03 17:43:26)
3.  アンナとロッテ 《ネタバレ》 
観る前は二時間以上もあるし、「また第二次大戦のナチ物かよ…」と思い辟易していたのですが、実際は何てことのないそこにあるのはただ二人の女性の純粋な人間ドラマでした。ドイツの貧しい農家に引き取られ叔父叔母に扱き使われる姉アンナと、一方オランダの裕福な家庭で育てられそこで勉学の才能を伸ばす機会に恵まれた妹のロッテ。観客の目から見れば、散々虐げられながらも必死に生きようとする姉アンナの方に人間的魅力を感じ、また不当な理由から妹ロッテに責められる彼女に同情しますが、だからと言ってロッテが悪いのかと言うと決してそうではなく、結局一心同体だった彼女ら二人を引き離したのは他でも無い"戦争"だったのでしょう。どちらか片方が怪我をすればもう一方も衝撃を受けるほど心同士で強く結ばれていた絆、それを破壊した運命、最後に再び一緒に寝ることが出来てアンナはこの上なく嬉しかったことでしょう。2003年のアカデミー賞外国語映画部門では「たそがれ清兵衛」と「みなさん、さようなら」の対決が話題になっていたようですが、自分的には本作に受賞して欲しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-24 17:14:14)(良:1票)
4.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 
オープニングの美しい宇宙の映像、そして嵐の中でのジャイアント登場シーンから早くも物語に惹き込まれてしまいました。差し詰め「E.T.」+「ドラえもん のび太と鉄人兵団」という印象ですが、ジャイアントの滑らかなCG、躍動感溢れる映像と、これぞまさしくアニメーションの醍醐味!クライマックスの暴走シーンも迫力が有り、またジャイアントの恐ろしさも感じた。時代設定が米ソの冷戦期間というのも心憎く、最後までジャイアントの正体が明かされないのも良いです。ただ惜しむべくは本作がブラッド・バードによるオリジナルストーリーではないということ、これさえクリアしていれば完璧だったのですが…。とは言えそんなことを補っても余りある程の魅力がこの作品にはあるし、後にピクサー社で「Mr.インクレディブル」なんかを撮ることを考えればやはり彼は偉大なのでしょう。日本の大量に氾濫したロボットアニメに抵抗を感じる自分にとっては、これは新鮮な衝撃を受けました。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2006-01-22 11:06:25)
5.  赤い風船 《ネタバレ》 
嗚呼、何て素敵な映画なんでしょう!終始無言で時間も短いのに、何故にこうも観る者の胸を打つのか。もう最初にあの大きくて色鮮やかな風船を見た時から、完全にやられてしまいました。まるで子犬のように少年の周りをウロウロと浮遊する赤い風船。道行く人々の傘の中に入れてもらったり、絶妙のタイミングで学校の先生に捕まらなかったりと。街の風景がちょっと薄暗いせいか、より一層風船の美しさが鮮烈な印象を残します。そしてラスト、パリの空いっぱいに溢れ出す大量の風船は壮観でありながら感動的。「星になった少年」ならぬ「風船になった少年」として物語は幕を閉じるのでした、メデタシメデタシ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-02 15:37:27)
6.  アルゴ探険隊の大冒険
これはレイ・ハリーハウゼンの行った仕事の中でも最高の出来栄え、映画としての面白さでは「シンドバッド七回目の航海」にも引けを取りません。何と言っても出てくるクリーチャー達が揃いも揃ってカッコ良すぎ!巨像タロスはそのあまりの大きさに、コイツが動き出すのかと思うと非常にワクワクしました。そして七頭の大蛇はデザイン、ディテール共に凝っていて素晴らしく、その牙から生まれる骸骨軍団とのクライマックスの死闘はハリーハウゼン・ダイナメーションによる極地と言えるのではないでしょうか。ここまで来るともはや無駄な人間ドラマが邪魔に思えてくる程…いや、この際ハッキリ言ってしまいましょう。邪魔だと(笑)。これを当時映画館の大スクリーンで観ることが出来た人たちが死ぬほど羨ましい…。くぅぅ
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-28 18:26:16)(良:1票)
7.  愛と殺意 《ネタバレ》 
ミケランジェロ・アントニオーニ監督の長編デビュー作だそうです。この映画は彼の後期の作品と比べて比較的スマートで観易く、近いところでは同国のフェデリコ・フェリーニ監督の『崖』や『青春群像』などの初期作品群を思い起こさせます。前半は「ある女の過去を探る探偵、そこに秘められた一つの死」という感じで如何にも犯罪ミステリーの匂いを漂わせかなり期待させたのですが、後半以降は結局いつものアントニオーニ節でした。というか監督第一作目にして既に独自のスタイルを確立させていたというのが凄い!後半、主人公二人が突如女の夫の殺害計画を思い付くところなんてほとんど説得力無しなんですけど、それでもあのアントニオーニお得意の「FINE」の唐突さで何もかもが水に流されてしまった感じです。そんな訳でこのレビューもここで、FINE
[地上波(字幕)] 7点(2005-10-19 18:07:40)(良:1票)
8.  悪魔のシスター 《ネタバレ》 
良いですねえ~、このオドロオドロしげな雰囲気に音楽。デ・パルマの初期サスペンスはヒッチコックのごった煮パロディ!?前半はなかなかサスペンスチックで良かったのですが(警察と言い争っている間に犯人が殺人の痕跡を消していく画面分割りがユニーク)、後半は完全にあっちの世界に突入してしまいちょっと残念でした。とは言え様々な技法に凝った、ブライアン・デ・パルマという監督を知る上では非常に重要な一本であることには間違いありません。ラストは未だに死体を追い続けているという探偵の異常さを感じさせます。ところで主人公の女が極端に警察嫌いという設定も、ヒッチコックからの影響でしょうか?(笑)
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-10 13:01:48)
9.  あらくれ(1957) 《ネタバレ》 
う~ん、あらくれていますねぇ…。徹底的に虐げられ続ける高峰秀子、美しくも逞しい。女の生き様というか、しぶとさをまざまざと見せ付けられて圧倒されてしまいました。ラストは土砂降りの雨にも関わらず、何故にこうも晴々としているか。スカーレット・オハラ顔負けの性格に、自分が男であることが情けなくも思えてきます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-10 18:38:08)(良:1票)
10.  アトミック・カフェ 《ネタバレ》 
爆発シーンは普段から散々映画の中で見慣れていても、これは怖いです…。実録ならではの迫力とリアリティ。「原爆を投下した時は最高に興奮した!」とか「神の御旨に沿うように使っていきます」というあまりにも無神経な発言の数々には、観ていて言いようのない怒りが沸々と湧いてきます。他にも「人類の進歩のため」と嘯きながら他の民族が住んでいる島を破壊したり、果ては神父までもが「水爆はどんどん作れ」と豪語している姿には愕然としてしまいます。ここまで分からず屋だといっその事アメリカにも一発くらい落としておいた方が良いんじゃないか?とさえ思えてきます。途中で挿入される広報映画や能天気な歌にも虫唾が走る。「原爆の被害者たちは人類の進歩のために貢献した、言わば"無名戦士"だ」と言うが、果たして誰が好き好んでそんな無名戦士になど成りたがるのだ!放射能を浴びたら体をよく洗いましょう、髪の毛が抜け落ちたらカツラを被りましょう、原爆が落ちてきたらサッと身を隠しましょうと、ここまで来るともはや怒りを通り越して呆れ返るしかありません。そしてそれら全てをひっくるめてコケにしているラファティ兄弟&ジェーン・ローダー監督にはただただ敬服します。映画のラストを飾る爆発フィナーレは圧巻。ちなみに自分は今まで一度もキノコ雲が美しいと思ったことはありません、ひたすら戦慄するだけです。世界から核兵器が無くなることを祈りつつ7点。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-09 18:22:56)
11.  アドルフの画集 《ネタバレ》 
これ好きな方には申し訳ないんですが、僕にとってはちょっと退屈に思えました。ただヒトラーが以前画家を目指していたという事実が分かるぐらいで、その後彼がどのようにして20世紀最大の独裁者へと変貌していったかという説明が全くなされていないような気がします。元々そういうことを描いた映画じゃないのもしれないけど、焦点もアドルフ・ヒトラー自身に当てられているわけじゃないし。よくよく考えてみれば原題は「MAX」…(って気付けよ、オイ!)。後半の演説シーンはなかなか迫力があって良かったので、前半もああいうのがもっと見たかったです。ノーギャラで出演したというジョン・キューザックの熱意は買うけど、それでも映画としての面白味には欠けているように思います。やっぱり人間は受け入れられないと反発を生むものなのでしょうかね。ラストのハーケンクロイツは後に現れる独裁者の出現を予感しているかのようで不気味です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-28 14:37:49)
12.  赤い風車 《ネタバレ》 
トゥールーズ・ロートレック、哀愁の男。2001年の「ムーラン・ルージュ」で華やかなムーラン・ルージュの豪華絢爛さを売りにしていたのとは違い、こちらはパリの影の部分、暗黒と退廃の面を描いていますね。それでもダイナミックなカンカンの舞踏、目まぐるしく展開される色彩表現には圧倒されます。はっきり言って何故ロートレックが一番目の女にあそこまで拘ったのかはよく分からないけど、文字通り人生の階段を転げ落ちた彼の姿には悲哀の念を感じます。ラストの幻想シーンはフェリーニをも思わせる美しさでした。
8点(2005-03-13 10:14:34)
13.  悪魔のようなあなた 《ネタバレ》 
どこかからスピーカーでも繋がっているんじゃないの?と思っていたら、全くその通りだったので笑った。少なくともこれはサスペンスではないでしょう。差し詰めアラン・ドロンの優雅な生活が見られるプラベートフィルムといったところ。疾走感あふれるオープニングには引き込まれます。
6点(2005-02-27 10:01:09)
14.  アタラント号
本編が始まる前にこの復元版が完成されるまでの経緯をくどくどと説明されたので、今の時代に自分がこの映画を観られることは甚く幸せなことだと思えてきました。「芸術的要素と娯楽的要素が一体となったとか」そんなことはどうでも良く、凄く愉快な映画。特に猫好きのおっさんと途中で出てくる行商人のキャラクターが良い味を出しています。主人公の影は意外と薄い。レスリングの技を披露するシーンなんかはなかなか革新的だと思ったんですけど、現代ではあまりパクられていませんね。もしや『マトリックス』?(笑)
8点(2005-02-20 12:25:14)
15.  アスファルト・ジャングル 《ネタバレ》 
同じ強奪物のフィルムノワールではキューブリックの「現金に体を張れ」を思い出すけど、こちらは人間の心理描写にまで踏み込んでいて奥が深いと思いました。メンバーは必要最低限の人数、普通警報が鳴ったらそこで終わりだがこの映画の男たちは何事もなかったかのように着々と計画を進めていく。どこかの余分に11人も集めてくる誰かさんとは大違いです。犯人たちに子供がいたり実は破産していたりと訳有りなところも感情移入できるし、綿密に練られた計画がほんの些細な出来事で崩壊していく様も非常にリアルで説得力がある。それにしてもチームの頭脳的存在"ドック"を演じるサム・ジャッフェは渋いですねぇ、もし自分が犯罪計画に参加するならあんなリーダーの下で働きたいですな。
8点(2005-02-15 11:57:38)
16.  悪魔の水車小屋 《ネタバレ》 
トルンカの作品を観たのは今回が初めてだけれど、何よりもまず驚いたのがこれが短編アニメであるにも関わらず劇映画と変わらぬ迫力と演出力を持っていること。特に後半の水車小屋での影の使い方には度肝を抜かれた。人形の動きはほぼ完璧と言っていいほどの高い完成度を誇っており、さすがはパペットアニメーションの巨人と呼ばれるだけのことはあると思った。物語の方はミステリアスな雰囲気が良く本気でゾクゾクさせられる。悪魔のメタモルフォーゼから終盤にかけての怒涛の展開は、CGなどでは表すことの出来ない独特の生々しさが滲み出ていて良かった。
8点(2004-12-18 11:52:41)(良:1票)
17.  悪党(1969) 《ネタバレ》 
まぁ仲の良い親子だこと。最初はイブ・モンタン演じる泥棒が奇人一家に振り回されて、次はその家族が泥棒に翻弄されるのが面白い。大笑いできる程の映画ではないですけどね。シャンデリアが落ちてくるというアイディアは良いけど、あのシーンはあらゆる意味でタイミングがずれていたような…。
6点(2004-12-12 19:16:37)
18.  頭山
物凄いオチ(苦笑)。ひのとさんと同様、まさかこんな話だとは思ってもみなかったのでちょっと引いてしまいました。時々クスッと笑えるようなユーモアとウィットに富んだ作品ではあるんだけど、作風自体があまり好きではないので…6点。
6点(2004-11-04 21:17:06)
19.  アップ・ザ・クリーク/激流スーパーアドベンチャー
出た!テレ東お得意のハチャメチャ邦題(笑)。これ吹き替えでキャストにタイトルを全部言わせているところが凄いです。「ウハウハザブーンだ」「史上最悪のボートレース!!」など。『ウハウハザブーン~』の方で登録されなかったのは残念だけど、ここのサイトはビデオ題もあって良かったですね。しかもこれ、元みかんさんの仰るようにテレビで定期的に放送されてる!テレ東の真の目的とは如何に!?(単にストックが無いだけだろうけど)
4点(2004-10-06 21:54:08)
20.  或る殺人
レイプ事件を扱った映画というと性質上どうしても重くなりがちですが、これは独自のユーモアを織り交ぜつつオープニングから軽快なデューク・エリントンの音楽が流れてくるという、非常に小気味の良いものでした。主演はアメリカの良心こと弁護士ジェームズ・スチュワート、もうこの人が味方に付いていてくれるというだけで百人力です。しかし相手もそう一筋縄ではいかない、検事ジョージ・C・スコット。とにかく全篇のほとんどが法廷バトルなので、観ているこちらも手に汗握られっぱなし!その見応えたるや相当なもので、小さな字幕を追うのにこっちの目が疲れてしまいました(汗)。ラストまでニヤリとさせられる法廷ドラマの佳作です。
8点(2004-09-27 18:49:47)
000.00%
100.00%
210.17%
320.34%
461.01%
5203.37%
67512.63%
718731.48%
823339.23%
96210.44%
1081.35%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS