1. アルコール先生 海水浴の巻
《ネタバレ》 これは完全に邦題で損をしているパターン。だって、海水浴してないし。 それどころか、帽子が風で飛ばされて取り合いをしているシーンのあの舞台のショボさが気になってしまいました。 ストーリーも、チャップリンがいつものごとく相手に絡んでいってるうちに他人を巻き込んだりというキーストン時代からのお決まりのパターンで、いい加減飽きてきた感じ。 途中、逆光にもかかわらず無理矢理撮っていたシーンがあったし、ラストも全員勢揃いでひっくり返って大団円・・・って、ちょっとアイディア不足であったような気がしました。 [映画館(字幕)] 5点(2012-10-23 00:23:03) |
2. アルコール先生 公園の巻
《ネタバレ》 冒頭のスリとのワンシーンがアホらしくて笑っちゃう。 舞台は言うまでもなく公園。人ごみに紛れているわけでもなく、1対1であんなに堂々とスリをする方もする方だし、される方もされる方で、余りの馬鹿馬鹿しさに妙にウケてしまいました。 その後でまた同じ人が出てきますが、チャップリンが杖の先で取った水筒みたいなのは何だったんろう。水筒もらってそんなに喜ぶかなぁとか思いながら見ていましたが・・・。 終盤で水辺のシーンになると、これはもうほぼ100%誰かが落ちるんだろうなということが予測できてしまうのですが、自殺志願者がお尻を突き出して蹴られるのを待っているっていうのもこれまた馬鹿っぽい。 この頃のエドナはちょっとぽっちゃりしていましたが、それはそれでまた可愛くて良いです。 [映画館(字幕)] 6点(2012-10-20 22:22:12) |
3. アルコール先生 原始時代の巻
《ネタバレ》 現代のチャップリンの寝ているベンチがヘタっているのと夢の中とで関連していないのが良くないんじゃないかな?帽子をかぶっていたりパイプをふかしていても夢の中だし、そこはご愛嬌。 女の奪い合いとその中の一人のヒロイン役とのやりとりがメインのストーリーでしたが、やや面白さに欠けていたのが致命的で、弓矢や石斧を使ったアクションも弱いし、オチもイマイチ。キートンなら大勢の女に追いかけられたりしただろうし、などと考えるとどうしてもこのくらいの点数になってしまいます。 [映画館(字幕)] 5点(2012-09-30 02:23:54) |
4. アルコール先生 ピアノの巻
《ネタバレ》 ピアノが本物のピアノのように見えるのが良い(笑)。ちょっと使い込まれた感じが出ていて本物のような重厚感が出ていても軽々と床を滑りながら動くところが見ていて笑っちゃうし、そのピアノを一人で背負うチャップリンはそれだけで可笑しい。 ピアノを荷台に乗せて移動するシーンを合成なしで撮っているシーンがごく当たり前のようであるのだけど好き。 あと数十年後にこんなシーンが出て来たら人物と背景とを別々に撮って合成したりするケースがよくあるので、役者とカメラを現場に移動させるという労を惜しまない作業が嬉しく思えてきます。 ロバが宙に浮いてジタバタするところなんかは、チャップリン映画では珍しい動物の好演。何で後ろに傾いたのかは原因不明なんだけど(笑)。 [映画館(字幕)] 6点(2012-09-30 01:40:57) |
5. アルコール先生 自動車競走の巻
《ネタバレ》 この映画のストーリーは?と聞かれても答えられない。 車が出てくるシーンより観客席のシーンの方が多かったので、点数が低くなるのも必然と言えるでしょう。 また、シーンによって光の当たり方に違いが出てしまっていたところがあったのも残念。 [映画館(字幕)] 4点(2012-09-30 01:10:44) |