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おーるさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 307
性別
自己紹介 基本的に評価は甘め。
9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。
そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。
0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。

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1.  アメリカン・ギャングスター
ここでの評価はあまり芳しくないようだが、個人的にはかなり見応えのある映画だった。 大物マフィアにも、ギンギラな黒人ギャングにも見えないが故に、捜査線上に全く浮かんでこない元運転手フランクに、デンゼル・ワシントンは適役に思える。  ギャング・マフィアものの映画に、スピード感や迫力を求める人には確かにこの映画の淡々とした空気は退屈に感じるかもしれない。だがこれは実話を基にした映画。余計な味付けをせず出来事を細かに確実に描いていくことで、真実味を強く感じられたし、デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの演技とそのキャラクターに深く感情移入して観ることが出来た。  映像はとても重厚な仕上がりだし、様々なジャンルのブラックミュージックも凄くマッチしていて良い。RZAやCOMMONも何気に出ていたりして音楽好きはニヤリとしてしまうんじゃないでしょうか。  見応えあり。良作。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-13 17:17:32)
2.  アウトレイジ(2010)
北野監督が発表前から公言していた通りの「バイオレンス」、「エンターテイメント」。それ以外の何物でもない本作。  だから、本作に過去の作品(ソナチネ、HANA-BIなど)の芸術性を求め、それと比較するような見方は全くの筋違いに思える。  今までのたけし映画の「静」の部分を一切排除し、「動」をとことんまで突き詰めたスタイルは全く迷いが感じられない。潔し。   個人的に北村総一郎、椎名桔平の演技が本当に素晴らしかったと思う。  特に北村総一郎の仕草(手招き、歩き方など)がイチイチ怖かった。優しげに喋ってても目の奥が笑ってないのが・・。役者としての物凄い力量を見せつけられました。   映画はとにかくスピーディにぐいぐい進んで行き、観る側に休む間を与えない。 凄くしっかりしたストーリーと俳優陣の素晴らしい演技があるから、混乱もせず、単純に「誰が生き残るのか」に集中出来たし、自分が予想していた結末を大きく裏切ってくれて、とても楽しめた。  ただ、バイオレンス描写があまりに凄すぎるので(一緒に観に行った女の子が途中退席しそうになった)、その辺覚悟が出来ている人のみ観に行くべし。   前作「アキレスと亀」も賛否あっただろうが、個人的に大好きな作品。 北野監督、次はどんな映画で驚かせてくれるのか。 とりあえず「アウトレイジ」は何だかもう一回観たいかも。    
[映画館(邦画)] 8点(2010-06-23 19:18:16)
3.  赤ちゃん泥棒
素直に面白かったです。 とにかくめまぐるしく物語が展開していくし、色んな要素盛り込みまくりですが、見ていて全く混乱せず楽しめるのは、やはりコーエン兄弟の巧さでしょう。  俳優陣全員が濃い演技で笑わせてくれますが、中でもホリー・ハンターの演技がとっても若々しくて可愛くて、見ていて惹きつけられました。  一般評価はそこまで高くないみたいで、不思議です。 赤ちゃんのズル過ぎるぐらいの可愛さ抜きにしても、かなりクオリティの高いドタバタ劇と思うのですが・・。  「コーエン作品」ってことで身構えず、素直に楽しむべき作品かと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2010-04-20 23:10:15)(良:1票)
4.  アバター(2009)
劇場で、そして絶対3Dで観るべき映画。  これまでも3D映画はいくつかあったが、この作品の映像は今までのものとは全く別次元。 3Dというと飛び出すイメージがどうしても強いが、この映画は奥行きを強く感じさせる映像で、さらに驚かずにはいられないのが、皮膚の質感や水、樹などあらゆるものの徹底したリアルさ。 画面の隅々のディテールまで凝りに凝った、とにかく言葉で表現出来ないほど怖ろしいまでの映像美は、まさしく「体感する」映画だった。上映中何回「おおっ!」と声を上げそうになったことか。  しかしストーリーに関しては突っ込みどころ満載、感情移入を妨げるぐらい荒い出来だったのでこの点数で留めて置きます。  ストーリーはともかく、この映像美は体験しておかないと損、そのぐらい凄まじい映像作品でした。 
[映画館(吹替)] 6点(2010-01-23 04:42:08)
5.  あの夏、いちばん静かな海。
「その男~」「3-4x10月」、本作ときて「ソナチネ」へ。 全く作風の違う前3作が絶妙に集約され、ソナチネへと昇華されているように思える。 その前3作の中でも言葉に出来ない北野武独特の切なさがいちばん表れているのが本作。  主役2人が聾唖だが、きっと誰よりも波の音が聞こえただろうし、誰よりも純粋に人からの愛情を感じていただろう。  真木蔵人は表情だけの演技だが、不器用な青春の瑞々しさを見事に演じ切っている。  時折優しさや、笑いを交えつつも、静かに淡々と物語りは進んでいく。 ラストに堰を切ったように溢れ出す感情に、誰もが胸を打たれるはず。  ひとつ難点を言えば、久石譲の音楽自体は良いのだが、音量が大きすぎて映像よりも前に出て来てしまっている点か。なんだか過剰に盛り上げようと演出しているように思えてしまう。  北野武にしか創れない青春物語。 良いです。 
[DVD(邦画)] 7点(2009-12-16 04:31:10)
6.  アキレスと亀 《ネタバレ》 
自分自身も音楽を作っていたりするので、この作品の言いたい事は本当に良く分かったし、他人事に思えない部分があった。 才能が有っても無くても、芸術に魅了されてしまうと、現実との狂いは避けられない。  たけしの絵も絶妙にその時々の心情が描かれており、確実にその辺を意識した上で描き分けているのが凄い。 狂いに狂って、最後は凄く力のある芸術に近づいた絵を描くのに、その時はもう主人公は絵を売ることすらどうでもよくなっているくらい狂ってしまっている。 その頃にはもはや空き缶ぐらい、彼には何も残っていない。  そこで彼に差し伸べられた手は、本当に彼が狂って目指していた芸術の答えではなく、本当に単純すぎるほどの「愛」。   考えさせられます。
[DVD(邦画)] 8点(2009-12-02 21:30:47)(良:1票)
7.  歩いても 歩いても
日本人を深く深く描いた映画。  言葉の全てに深い含みを感じ取れ、でもそれは日本人の最も無意識で自然なかたち。  練りに練られた脚本と素晴らしい俳優陣の演技により、圧倒的にリアルな日本人の姿が描き出されている。  上手く言葉で表現出来ない感情を、表情、雰囲気、仕草で本当に巧みに表現しているから、観賞後はずっしりと心に残る。  「いつもちょっとだけ間に合わない」という台詞。 そうそう!それが日本人だよなぁ って唸らされた。  ノスタルジックなゴンチチの音楽は優しいが、この作品は決して優しくは無いと思う。  観賞後覚えたのは上質な純文学を読んだような感覚。日本人の複雑な胸中を是枝監督は完璧なかたちで具現化してくれた。   文句無し10点です。
[DVD(邦画)] 10点(2009-11-21 11:31:44)
8.  アイズ ワイド シャット
内容自体は驚くほどストレートでシンプル。 問題はその描き方で、キューブリック特有の演出で、若干解りづらく感じる部分はあるが。 映像美は相変わらず文句なし。 ニコール・キッドマンの演技も素晴らしかった。 ただ、キューブリックにしては随分と毒が無く、思いもよらぬ方向から頭をガツンと殴られるような、以前の作品ほどの衝撃は感じられなかった。 観賞後気持ち悪いが不思議と心地良い そんな感覚が後を引くのが、僕がキューブリック作品に期待している感覚なのだが、本作からはそれが感じられず。  まぁラストの台詞は最高だと思いましたが。
[DVD(字幕)] 5点(2009-07-25 09:16:48)
9.  アニー・リーボヴィッツ/レンズの向こうの人生
とても良質なドキュメンタリー映画に仕上がっており、アニーについての知識が全く無くても、充分に感情移入出来ると思う。 脚色はしていないが、彼女の人生がまさに「駆け抜けた」人生だったため、ただのドキュメンタリーを観た感覚とは違い、映画として感動出来る作品に仕上がっている。 素晴らしい作品が多数紹介されるので、写真集としてみるだけでも充分に価値がある。 良い映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2009-07-14 19:49:15)
10.  アイム・ノット・ゼア 《ネタバレ》 
う~ん何だか凄く惜しい・・ 演者は全員が素晴らしかった。特にケイトとヒース、良かったです。  この映画独特の手法は好き嫌い分かれるでしょう。 僕は少し感情移入しづらく感じました。  ただ前の方コメントにもあるように、最期に本人の映像を映す演出は必要だったのか。 あれをやられると、観終わった後あの映像だけがあまりに強く頭に残る。  音楽はもちろんのこと映像が美しいので雰囲気モノとして楽しむのがいいかも。
[DVD(字幕)] 4点(2009-06-24 23:30:17)
11.  赤ひげ
佐八のエピソード部分は少し助長に感じてしまったが、 おとよが登場してからはいいシーンが盛りだくさんだった。  心が壊れたおとよが廊下を拭き続けているシーンはとても悲しい。 その分回復した時の生き生きとした顔が凄く輝いて見えた。 お見事な演技でした。  赤ひげ先生が強すぎるのは多少気になりましたが(笑)、 三船はこの役もバッチリハマっていたと思います。  人間愛を感じる、素敵な映画。
[DVD(邦画)] 8点(2009-03-13 04:03:46)
12.  明日の記憶
久しぶりにかなり泣いてしまいました。 渡辺謙の演技力は本当に素晴らしい。最優秀主演男優賞取るだけのことはあるなと思った。 でもそれ以上に、献身的な奥さん役の樋口可南子が素晴らしく、この悲しい話をより切ないものにしていたと思う。 このふたりの演技だけで充分感動出来る作品なのに、グルグル回るカメラや妙なCG演出で少し冷めてしまう部分があった。 あと冒頭のシーンは必要ないかも。 主演2人の演技が感動的だっただけに、堤監督の妙な演出は必要ないのではと思ってしまった。 これほど感情移入出来る映画もなかなか最近無かっただけに、個人的にとっても惜しい映画。
[DVD(邦画)] 8点(2009-03-04 07:27:15)
13.  AKIRA(1988)
原作未読なので多少難解に感じた。しかし1988年にこんな挑戦的な映画を作ったことは本当に凄い。後々の映画に与えた影響は計り知れないと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2009-02-17 21:24:48)
14.  アマデウス
偉人アーティストものの映画ではこれが一番素晴らしかった。音楽に興味が無い人でも充分楽しめるとても完成度の高い映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-02 10:01:35)
15.  アルマゲドン(1998)
お金かけまくって、過剰な音楽、CG、俳優の演技で大感動を強要する「これぞハリウッド!!」という映画。
[地上波(吹替)] 1点(2009-02-02 09:52:51)
16.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
「階段を上がってたら また会った 姿のない人に そこには いない人に どうか いなくなってほしい」・・・・この引用詩が頭に残る。展開がとにかく強烈なので、サスペンス映画を初めて観る人にも、マンネリ化してきている人にもお勧め出来る作品。邦画「39」のレビューでも書いたが、多重人格って今や本当にありがちな題材だから、これで面白い作品を作れるって事自体、凄いことだと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2009-01-15 18:40:01)
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