21. 陰日向に咲く
国際線の機内上映にて鑑賞。 起きていなければならなかったし、他に逃げ場もないので、しっかり見ました。しかし、ベタな演出で散漫な内容、さあ、泣いてくれ、という映画の作りに対し、私の心は氷の様に閉ざされてしまった。戦うビジネスマン向きの映画ではないっす。 [DVD(邦画)] 5点(2008-06-15 00:59:23)(良:1票) |
22. 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
《ネタバレ》 どんな風に見せてくれるかと思いきや、冒険活劇に仕立ててくれました。それぞれの登場人物に見せ場をうまく設け、役者陣の魅力を十分に引き出しています。とくに、阿部寛は実に良かったです。三船敏郎と比較されるのはわかっていることなので、さぞやプレッシャーがあったことでしょう。大成功のリメイクと思います。タイトルに横文字を入れる邦画の風潮はいただけませんが。 [映画館(邦画)] 7点(2008-05-21 01:52:27) |
23. 隠し砦の三悪人
《ネタバレ》 「用心棒」「椿三十郎」に比べると一枚落ちると思いますが、十分に面白い時代劇です。三船敏郎の殺陣と手綱捌きが素晴らしいです。しかし、ローラーコースター・ムービーに慣れてしまった今、いささか冗長で、尺が長すぎると感じざるを得ない部分があります。不満だったのは「隠し砦」がストーリーにうまく生かされなかったことですね。三人とも悪人てわけでもなかったし、初見時はちょっとタイトルにこけおどし的なものを感じました。なんといっても得をしたのは藤田進演じる田所兵衛で、最後にいいところを全部持って行ってしまいました。場内は大爆笑でした。 [映画館(邦画)] 7点(2008-05-21 01:25:44) |
24. ガス人間第一号
怪奇サスペンスを期待すると、良い意味で裏切られます。タイトルはインパクトありますね。 土屋嘉男と八千草薫の組み合わせは実に異色です。これだけでも見る価値あります。ガス人間の起こす犯罪や、ラブ・ストーリー、捜査陣・報道陣の描写などは、どれも中途半端の感を拭い切れない部分があります。ですから、傑作の域に達していないと私は思いますが、作品全体としては、レトロな風味でなかなか味わい深い作品に仕上がっています。ちょっと点数は辛めにつけますが、面白く見ました。 [DVD(邦画)] 5点(2008-01-26 09:51:12) |
25. カメレオンマン
《ネタバレ》 公開当時劇場で鑑賞。静止画像の退屈さに閉口し、字幕の読み取りに追われて疲れ果て、さんざんの鑑賞だった記憶がある。映画館で、映画ではないものを見せられたような、奇妙な違和感がぬぐえなかった。ウディ・アレンが時代の先を行っていたのか、私の感性がついて行けなかったのか、、、。シネコンなどない時代で、単館上映だったが、劇場は閑古鳥が鳴いていた。 [映画館(字幕)] 4点(2008-01-05 12:56:34) |
26. かもめのジョナサン
《ネタバレ》 原作はベストセラー。私、読みました。映画も、ニール・ダイアモンドの主題曲もヒットしました。ただ、見終わった後では、なんじゃこりゃ、という感じでした。ジョナサンがより早く飛ぶために修行する前半はごきげんでしたが、後半は観念的になりすぎて、ストーリーが迷走。ブームに便乗して即席に作った感が否めない作品です。ま、カモメの映像は綺麗なものがあり、これをゆったりした気持ちで見るのは悪いことではないです。 [試写会(字幕)] 5点(2007-12-28 01:42:17) |
27. カッコーの巣の上で
ニコルソンの演技にやられました。 邦題の意味がわからず、長年疑問に思っていましたが、エピソード・小ネタ情報で判明し、合点がいきました。どうもありがとう。 [映画館(字幕)] 7点(2007-11-08 00:40:16) |
28. カリブの熱い夜
その昔、試写会で鑑賞。レイチェル・ウォードがたいへんに美しく、おしゃれな映画だった。主題曲があまりにも有名だが、本編は平均点クラスのラブ・ストーリー&サスペンス。 [試写会(字幕)] 6点(2007-09-25 22:07:51)(良:1票) |
29. 華氏911
《ネタバレ》 中庸、中道に身を置かず、立場を鮮明にして物申す、のスタンスは好感が持てる。見る価値は十分にあるし、面白い。しかし、いささか辛辣すぎて、日本人の感性には若干合わない作りの映画だと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 22:51:34) |
30. 風の谷のナウシカ
この映画を見終わって、面白かったね、と俺は彼女にほほえんだ。俺は嘘つきだった。 [映画館(邦画)] 1点(2007-04-29 22:14:29)(笑:2票) |
31. カサブランカ
初見は子供の頃、テレビでした。映画のすばらしさや、大人の恋愛というものを、よくわからないながらも感じ取ったと思います。まさか大人になってから、デートにこの映画を選んで劇場で見ることになるとは夢にも思いませんでした。映画館での鑑賞をぜひお勧めします。時が流れてもけして風化することのない名作ですね。 [地上波(吹替)] 9点(2007-02-04 02:26:49) |
32. 帰ってきたドラゴン
「燃えよドラゴン」の大ヒットの波に乗り、公開された。日本人俳優が出演しているということで、結構期待して見た覚えがある。しかし、ストーリー、アクションとも、「燃えよドラゴン」には及ばず、残念なことに劇場は閑古鳥が鳴いていた。倉田保昭が日本に逆輸入されたことで意義深い作品。CGやワイヤーアクションなどのないリャンvs倉田の肉弾エンドレスファイトは見る価値あり。 [映画館(字幕)] 5点(2007-02-03 23:11:51) |
33. カサンドラ・クロス
豪華キャストのパニック映画というふれこみで、期待を込めて見ました。伊・英合作映画で、ハリウッド作品とは確かに異なる味わいです。観賞後の爽快感に欠けるのが弱点ですね。でも面白かったです。 [映画館(字幕)] 6点(2007-01-17 00:31:41) |
34. 顔(1999)
予備知識なく、佐藤浩市見たさに鑑賞。深刻な内容を含むのだが、からっとした部分があって、良い映画だった。藤山直美、牧瀬里穂が良かった。平凡なタイトルで損をしているかな。 [DVD(邦画)] 7点(2007-01-08 22:18:37) |
35. ガン・ホー
ロン・ハワード監督作品であることに後になって気づいた。んなわけないだろ、と思うところも確かにあるが、笑いを交え、しっかり作ってあるので好感を持って見た。笑い飛ばして気楽に見たい作品。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-08 18:15:06) |
36. カジュアリティーズ
「アンタッチャブル」の次のデ・パルマ作品で、相当の期待をかけて見た。良い映画だと思うが、見ていてとてもつらかった。金を払った価値があるか、と聞かれたら、NO。 [映画館(字幕)] 3点(2007-01-08 12:32:00) |
37. ガントレット
映画館に足を運ぶ機会を逸し、テレビ放映まで待っての鑑賞となりました。これで正解でしたね。テレビ鑑賞でも十分に面白かったです。イーストウッドのソンドラ・ロックに対するラブラブぶりが窺い知れます。銃撃戦は緊張感に欠け無駄としか思えませんが、豪快なのでよしとしましょう。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-03 16:09:23) |
38. カンバセーション・・・盗聴・・・
ビッグネームが並んでいて、カンヌ映画祭グランプリ受賞作ですが、認知度がいささか低いのではないでしょうか。フランシス・コッポラ、ジーン・ハックマンらのキャリアをたどり、こんな作品もあったのかと気づいて見てみたら、ちょっとびっくりといった映画だと思います。面白いです。未見の方に、私は強くお勧めします。 [試写会(字幕)] 8点(2006-12-31 09:08:23) |