61. 亀は意外と速く泳ぐ
この映画本当に面白いです。まだ1回見ただけなんですがすぐにもう一度見たくなる、中毒性のある作品ですね。 日常何気なく見過ごしてる事も、よく見てみると意外な裏側があったりしますが、この作品はある町の様々な日常の裏側を見せてくれて、とても楽しかったです。まあ、平凡に生きるっていうのも実は結構難しかったりするんですよね。 しかし、実際のスパイもやはり地味な生活をおくってるんでしょうね(どうしてもスパイというと007とか映画に出てくるようなイメージがありますけどね。)。 [DVD(邦画)] 8点(2006-05-06 01:30:16) |
62. カメレオンマン
《ネタバレ》 本当にウディ・アレンって天才だと思わせる作品ですね。素晴らしいドキュメントフィルムでした(笑) しかし、「みんなと同じになりたい、嫌われたくない」という人間誰しも持っている感情をここまで極端に表すと、笑いを通り越して感心してしまいますね。それをカメレオンに例えるところなんかも凄い発想ですね。 でも、確かにみんな知っているものを知らなかった時に、つい知ったかぶってしまうこととかありますよね(ちなみに白鯨は読んだことありません。)。 [ビデオ(吹替)] 7点(2006-05-03 12:30:51) |
63. 華氏911
《ネタバレ》 我々が知っているようで実はあんまりわかっていない、アメリカ社会の現実を教えてくれる作品でした。まあ、ブッシュ批判に偏っているとは思いますが、そういう視点から今のアメリカを見ることがあまりない私にとっては非常に貴重な作品でした。もし、あの時ゴアが大統領になっていたらあのイラク戦争はあったんだろうか・・・・。 [映画館(字幕)] 8点(2006-04-16 22:55:01) |
64. カビリアの夜
《ネタバレ》 もう、ジュリエッタ・マシーナの演技が最高です。「人生を変えたい、幸せな生活を送りたい」と願いながらも、裏切られていく女性の姿を見事に演じています。非常に悲惨で切ないストーリーではあるのですが、ラストシーンで見せる彼女の笑顔によって、非常に希望を感じさせてくれるから不思議です。 [ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-16 21:54:26) |
65. カイロの紫のバラ
《ネタバレ》 フレッド・アステアの「チーク・トゥ・チーク」が今も耳から離れません。本当に映画って素晴らしい!と思わせてくれる作品です。 映画という夢の世界と、現実の世界がつながるという設定で、映画の登場人物がスクリーンから飛び出してきたり、逆にスクリーンの中に主人公が入っていったりして非常に面白かったです。(スクリーンに取り残された映画の登場人物たちの様子は笑えます。) ただ、現実があるから夢があるわけで、夢の世界の住人にとって見ればその世界は夢では無く現実な訳で、むしろスクリーンから飛び出してきた登場人物にとっては、現実世界こそが夢の世界だったりするんですよね。そして、やっぱりいつかは夢から覚める瞬間というのがやってきて、それぞれの現実世界に戻っていかなくてはならない・・・・非常に切ない気持ちになりました。 でも、やはり夢を見ることが出来るというのは素晴らしいことなんですよね。どんなに厳しい現実でも夢があるから生きていける。そう強く思いました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 21:44:38) |
66. ガール・ネクスト・ドア
まあ、アホな話ではありますが面白い作品でした。しかし、高校生っていうのは根本的には日本もアメリカも大差ないですね。(最後までどういう展開になるのかわからないので、予備知識は無しで見たほうが楽しめます。) QUEENとデビッド・ボウイの「アンダープレッシャー」やVERVE、WHOなどバックに流れる音楽が良かったですね。一番、「おっ」と思ったのはエコバニのキリング・ムーンでしたけど・・・・懐かしい・・・・。 [DVD(吹替)] 8点(2006-04-16 21:05:12) |