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かっぱ堰さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1246
性別 男性
自己紹介 【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。
【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。
【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。
5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。
また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。

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81.  ガメラ3 邪神<イリス>覚醒 《ネタバレ》 
この映画では前作の設定を引き継いで、ガメラの行動原理についてうまく整理をつけた印象がある。そしてガメラはやはり人間の味方だったことがわかるが、正確には、自分を助けてくれる人間がいるからガメラも人間を守るということらしい。 一般論として、仮にガメラが災害出動したとすれば(しないだろうが)、一方的な人助けなので万人に感謝されるだろう。しかしギャオスのような外敵と国内で戦闘すれば今回のように巻き添えが出たり、一般民を見殺しにせざるを得なくなる場面もある。それでも可能な限り個別の人助けもするだろうし、特に年少者を守ろうとするのは人情として当然のことである。たとえ被害者が出るとしても、ガメラがいない方がいいというのは本末転倒であり、いなければ外敵を利し、被害者は増えるばかりということになる(劇中では、ガメラがいるからギャオスが来るのだ、という屁理屈までは出なかった)。それが人々を守るということの現実だろう。そういう自分も、身内が死ねばガメラを恨み、怒りは一生消えないかも知れない。しかしガメラの立場がわからないほど理性に欠けてはいない。 劇中では、大人っぽくなった浅黄ちゃんがあくまでガメラを信じ、ガメラもそれに応えていたが、自分もこのガメラを信じる。彼は強い意志と力を持つだけでなく、人間同様の心を持った誠実な生き物であり、最後まで“ぼくらのガメラ”だった。これにより平成ガメラ(映画でなくキャラクターとしての)に対する個人的評価が確定できる。 上記のほか、女性鳥類学者の「生物は最後の瞬間まで生きようとします」という台詞には共感できた。人類はきっと生き延びるだろう。また元警部補がどこまでも逃げようとして逃げ切れず、最後に立ち向かう覚悟を決めた場面も好感が持てる。  評価できるのは以上である。映像面は、現代の映画ならこの程度で当然ともいえる。渋谷の場面は、破壊衝動を満足させたい観客のニーズに応えるためか徹底しすぎで、これをやるなら昭和ガメラの第一作に戻るか別映画ですべきだった。 また京都を火の海にした新キャラクターの面々は、こうなる前に全員死んでもらいたかった。というか映画が始まる前に死んでいろ。バカにしか見えない少年も一緒に死ねば本望だったろう。一体何を作っているつもりなのか。
[DVD(邦画)] 3点(2013-01-20 08:46:38)(良:1票)
82.  感染列島 《ネタバレ》 
この時期だからとわざわざ見るものでもないようだがとりあえず気楽に見た。冒頭で、山中の村にヘリコプターが飛んで来たところで「アウトブレイク」(1995米)かと思ったが、村人を教会に誘導して焼き殺すのかと思ったらそうでもなく、どうやら劇中のWHOはまともな組織だったらしいことがわかった。 その後は細かい突っ込みどころが非常に多いがそれなりに現実味がなくもない。検査(劇中ではキット)の結果は絶対ではないとか、軽症者は自宅療養というのはまさに今現在の問題である。都市封鎖のような強硬手段は日本などにできるはずないと思っていたら、最近「いわゆるロックダウンに類する措置」というのが語られるようになって洒落にならなくなっている。ほか鳥インフルの関係で老教授が、禽舎がしっかり手入れされていると褒めたのは他人事ながら嬉しくなる場面だった。ちなみに医療関係者に向かって「人殺し」と叫ぶ人物がいたが、人殺しはマスコミの方だったではないか。 一つ真面目なことを書くと、南の島で老教授が、宿主を殺して自分も死ぬウイルスと人間は同じことをしていると問題提起したのに続けて、人間とウイルスの共存というような考え方を述べていたが、それぞれ重要そうでありながら方向性がずれた印象があって理解困難だった。  ところで非常に気に障ったのは、日本は天罰を受けるべきだ、というわけのわからない信念が制作側にあったらしいことで、BLAMEなどという悪意ある名前をわざわざ他国に言わせていたのは激しい不快感を催した。劇中の感染拡大は2011年1月から始まっていたが、現実の2011年3月に起きた大災害で多くの人々が亡くなったのも天罰だったと思うのか。最終的には日本人限定で1120万人も殺した上で、やっと今回は許してやるとでも言いたげな態度が極めて腹立たしく、そんなに日本が憎ければ、日本(宿主)と一緒に日本映画も滅ぶ映画を作ってみせろと言ってやる(共存は拒否)。 物語的にも安手のドラマでいちいち泣かせにかかるのが煩わしい上に138分もあるのではたまらない。点数を何点つけるか考えるのも面倒臭いので切りのいいところで0点にする。 なおキャストとしては国仲涼子がひときわ可愛く見えたが、その夫が何だこれはという感じの男で好印象が相殺された(子役は可愛らしいので悪くない)。  [2020/4/18追記] 当初は書かなかったがその後に強く思ったのは、来るべき危機に警鐘を鳴らす体でありながら、実は災難に乗じて日本社会を崩壊させたい願望が制作側にあるのではということである。今になってみれば、日本限定で人口の1/10が失われるなど極めて非現実的で作為的だということがよくわかる。日本限定の天罰だなどと言い訳すれば正当化できるわけでもない。 点数をさらに落としたいがゼロより下には下がらない。
[インターネット(邦画)] 0点(2020-03-23 20:29:00)
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