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コメント数 594
性別 男性

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1.  学生ロマンス 若き日 《ネタバレ》 
サウンド一切無しバージョン(意図的にではなく)で観ました。いやはや、以前に「國民の創生」と「イントレランス」を音無しで観て死にかけた覚えがあるので心配していたのですが、何て事はない。全然面白かったです!オープニング、"都の西北で"という字幕が出て俯瞰状態のカメラが左へ左へと流れていく。やがて物語の主人公の一人である青年の住居へと辿り着くと、そこには破り捨てられた「貸間有ります」の紙屑の山が。またペンキ塗りたての柱を触ってしまい、通行人に手袋を落としたと勘違いされるシーンはまるでチャップリンやキートンのギャグを見ているようで面白いです。取って付けたような感じもするけど、遊び心に満ちていて楽しいです。というかもう一人の主人公が個人的にハロルド・ロイドに見えて仕方が無かったのですが、意識しているのでしょうか?後半のスキーの展開も丁度今回のトリノと重なってタイムリーだし、部屋の壁に映画の写真の切り抜きが飾ってあるところは如何にも洋画好きの小津らしくてご愛嬌。"第七天国"なんて言葉が出てきた時には思わず嬉しくなってしまいました。最後にカメラは元来た風景を右へ右へと流れて行き最初の位置に戻る、そして「終」の文字。何も変わっていないけれど将来は希望に溢れているという、まさに青春にピッタリのラストのような気がしました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-14 17:54:41)(良:1票)
2.  がんばれ!ベアーズ 《ネタバレ》 
良く出来たスポコン映画の傑作です。ヘナチョコの弱小チームが皆で協力して、やがては大会の決勝戦にまで出場する。各メンバーの性格・個性もしっかりと描かれており、後半にはチーム内の葛藤もあって敵チームも単なる悪役に終わっていないところが良いです。ラストは決して優勝せず、未来への希望を持たせてそのまま終了する。これこそがスポコン物の真髄ではないでしょうか?(自分の中で)初めてウォルター・マッソーが輝いて見えた。男ばかりの中で紅一点の活躍を見せるテイタム・オニールも、アカデミー最年少女優の実力を見せ付けました。
[地上波(吹替)] 8点(2005-10-07 21:54:51)
3.  カビリア
大監督グリフィスがこの映画を観て、あの超大作「イントレランス」を作るに至ったというのは「グッドモーニング・バビロン!」でも描かれていたように有名なエピソードですが、本作はその理由も納得できるほどの壮大な映画です。まさに史劇!撮影に関するテクニックなどは特別グリフィスのように優れているわけじゃないけど、素直に観客を喜ばせようとしているんだなぁということが画面から伝わってきて好印象。またこれだけの物語を一本の話にまとめ上げたパストローネ監督の力量も相当なものです。フルヴィオ、マシステ、カビリア、ソフォニスバ、マッシニッサとそれぞれのキャラの個性がちゃんと確立しており、充分に必要性が感じられるのも凄い。パストローネ監督の作品はもっと観たいです!
[ビデオ(吹替)] 8点(2005-08-17 16:46:44)
4.   《ネタバレ》 
はっきり言って主人公はかなりの悪人です。無知な貧乏人から金を騙し取ったり、偽の抗生物質を売り付けて病人を死に至らしめたりと。ある意味では『自転車泥棒』で自転車を盗んだ奴等と同類です。金持ちからふんだくれば良いものを…、最後に仲間から言われる「自業自得だ」という言葉もまた然り。ただこれはそういうモラルを問う映画ではないし、そもそもあれで主人公に感情移入するなと言う方が無理というものです。彼を慕う若者の詐欺師に「この仕事では家族は邪魔になるだけだ」と言いながら、実は彼にも娘がいて、しかも事情で定期的にしか会えない。傑作『青春群像』にも似た登場人物の後悔と未練の気持ちがビシバシと伝わってきます。ラスト、どん底に突き落とされ蟻地獄から這い上がるかのようにもがく主人公の姿に、今からではもう人生をやり直すことができないという崖っぷちの心情が重なってようやくタイトルの意味が理解できました。自分はもう無理だからこそ、まだ希望のある若者に願いを託したかったのかもしれませんね。
[地上波(字幕)] 8点(2005-06-03 18:42:14)(良:2票)
5.  影なき狙撃者 《ネタバレ》 
最近でもこういうタイプの映画ってなかなか見かけないですよね。本作が他の洗脳物と比べ秀でている点は、まず問題の洗脳シーンが恐ろしいほどのリアリティがあること。殺す方は何の殺気もなく、また殺される方は恐怖すらも感じていない。まさに身震いがしてくる映像。そして主人公の暗いバックグラウンドを掘り下げ、やがて愛する者をも殺さなければならない殺人マシンとして仕立て上げられた男の悲しみを深く追求しているところが良いです。個人的に気になったのは主人公の友達のフランク・シナトラが主人公が洗脳されていると気付いた時の、「明日でもいいや」という態度が引っ掛かります。「今すぐ行けよ!」と思わず突っ込みたくなったのは僕だけでしょうか?とは言えラストはヒッチコックの『知りすぎていた男』並のスリルと緊張感が味わえる。う~ん傑作、邦題は決める時苦労したでしょうねぇ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-18 19:35:46)
6.  カンフー・マスター! 《ネタバレ》 
【注意:カンフー映画じゃありません】そもそも母親が娘の同級生と恋に落ちるというストーリーからして何やらアブナ気だけど、ついつい興味本位で見入ってしまいます。特にオープニングシーンは最高!アニエス・ヴァルダ、センス良すぎです。それから「愛は最大の神秘よ」とか言って応援してしまうお祖母さんも凄い。普通止めるだろ~、理解力有りすぎです。それにしても末っ子のルーは可愛いですねぇ(変な意味じゃなくて純粋に)。彼女は物語上においてかなり中和・癒しの効果をもたらしていると思います。とりあえずこの映画を鵜呑みして自分の子供の友達と恋に走る母親が現れないことを祈ります。
[DVD(字幕)] 7点(2005-04-20 21:14:21)
7.  ガルシアの首 《ネタバレ》 
生首に蝿が集るところがリアル、今にも死臭が漂ってきそう。それほど終始ドンパチやっているわけじゃないけど、ウォーレン・オーツ演じるベニーと情婦エリータとの純粋な恋物語が胸を打つ。そして後半はしっかりとペキンパー節。絶えず生きているかのようにガルシアの首に話し続ける主人公の姿が印象的です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-04-18 17:46:49)
8.  カンガルー・ジャック 《ネタバレ》 
クリストファー・ウォーケンの演技がクスリとも笑えない、この人もうちょっと仕事選べよと思ってしまう。最後もジェリー・オコネルが美人の彼女をゲットして金持ちになって終わりというラストに嫌味らしさが感じられる。カンガルーのCGは良く出来ていたけど、その代わり愛敬はゼロ。くだらなすぎて失笑を通り越して、もはや凍結という感じです。オーストラリアの広大な舞台に期待しただけに残念でした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-04-03 12:40:12)
9.  ガンダーラ
青に包まれた神秘的なガンダーラの世界が美しい。絵はレトロだけどハイテクみたいな。相当評判の悪い作品のようですが、僕はルネ・ラルー初体験ということもあって大いに楽しめました。トランスフォームやメタルマンのキャラクターも秀逸で好きです、特に機械軍の行進シーンなんて見ていてゾクゾクしてくる(ヤバい?)。
8点(2005-03-26 11:27:30)
10.  片腕カンフー対空とぶギロチン(93分版)
とりあえず人間技ではない、と。効果音が大袈裟すぎるとか、オープニングタイトルが血迷っているとか、いちいち死に方が残酷すぎるとか、ヘルメット付けりゃ良いじゃんとか、原版の状態が悪すぎるとか。でもまぁ、とにかく面白ければそれで良いじゃんということで8点献上。ちなみに個人的お気に入りは「地堂服の男」、地味すぎて誰も覚えていないか…。
8点(2005-03-10 14:00:59)
11.  カンフーハッスル
ここまでハチャメチャに開き直られると逆に感心してしまう。僕はカンフー映画についてはほとんど無知ですが、そんな自分でもこれがカンフーの極致なんじゃないかと錯覚を起こさせるほどの凄み、そしてインパクトがありました。てっきり正義vs悪の軍団の話かと思いきや、途中からもはや斧頭会などどうでも良くなってしまうこの面白さ。最先端の映像技術が乱用される昨今の映画界の中で、チャウ・シンチーはかなり正しいCGの使い方をしているのかもしれません。特に奏でる刺客などのアイディアセンスには脱帽、視覚的にもハリウッドとはまた一味違った楽しさがあります。今や「マトリックス」や「KILL BILL」などと言っている場合ではありませんぞ。しかし改めて考えてみると結局は物語が終始同じことの繰り返しで、途中で寝て目が覚めてもストーリー展開が把握できてしまうような言わば発展性がないのが残念です。いくらビジュアル面でカバーしているとは言え、中だるみや盛り上がりの無さについて指摘されている方々のご意見ももっとも。そんなわけで何かと「少林サッカー」が引き合いに出されているようですが、個人的には「少林サッカー」以上のスマッシュヒットだったので惜しみなく8点を献上します。いや~、カンフーって本当に素晴らしいですね!
8点(2005-01-18 12:00:23)
12.  カバーガール
「近道は落ちるのも早い」って良い言葉ですね、やっぱり人生はコツコツと地道にやって行かないと。そういえば本格的に意識してリタ・ヘイワースを見たのは今回が初めてなのですが、確かに彼女は一際輝いていました。女の足にしか興味が無いというジーン・ケリーも毎度のことながらユーモラスで、特に二人のジーン・ケリーが夜の街を踊るシーンは画期的で面白いです。個人的にはだだっ広~いホイートン劇場よりも、小さいけどギミックに凝ったダニー・マクガイアのクラブの方が好きですね。これからカキを食べる時は「カモーン、パール!」の掛け声も忘れずに。
7点(2005-01-15 00:17:46)
13.  火宅 能「求塚」より
"求塚"と呼ばれるある塚にまつわる男女の物語。「道成寺」同様、女の愛するが故に引き起こされる悲劇を描いていますが、不条理の物語というだけあって終盤の展開はやや僕には難しすぎました。しかしあの人形の色っぽさ、品格の高さはもはや芸術の域にまで達していると言っても良いと思います。「鬼」よりも恐ろしく、「道成寺」よりも切ないまるで至宝のような一本。
7点(2004-12-29 15:47:09)
14.  回転
けっこう真面目にゾクゾクさせられる。恐怖演出というか、デボラ・カーの怯えきった表情に始終ドキドキさせられっ放し。パッと一瞬映って「あれ、今の見えた?」的な仕掛けには脱帽。近年の『アザーズ』などのゴシックホラー映画の元ネタはこれでしょうかねぇ。ホラー映画にして凄く上品で、とても丁寧に作り込まれているという印象を受けました。
7点(2004-07-15 21:48:21)
15.  カジュアリティーズ 《ネタバレ》 
デ・パルマの戦争映画、ちょっと異色な感じもするけど良かった。悪いとは分かっていてもレイプに加担してしまった男が何だか悲惨、自分があの立場にいたらどうだったろう?初めはミスキャストかと思っていたマイケル・J・フォックスも、正義感に燃える正直者の役にピッタリだった。最後にベトナム人女性との会話で「悪夢は終わった」と言っているけど、ベトナム戦争の闇は永遠に史実から消えることはないのでしょうね。それでもこの一言で物語としては大分救われたような気がします。
7点(2004-04-23 07:42:31)
16.  影なき男(1934)
最高に素敵で楽しいミステリーですね♪ウディ・アレンの「マンハッタン殺人ミステリー」などの原型はこれでしょうか、スクリューボールコメディ+殺人ミステリーという特異なスタイルは今観てもなお新鮮に思えます。最後に明らかになる犯人の正体もかなり意外な人でビックリ!臆病なテリア犬こと、アスタ君の存在感もグーです。
9点(2004-03-23 23:46:55)
17.  風が吹くまま 《ネタバレ》 
イラン映画は初めて観ました。まず最初の印象は"オープニングクレジットが読めない!"ですね(笑)、当たり前だけど。物語は一台の車に乗った数人の男たちが、山々に囲まれた田舎の村を訪れるところから始まります。テンポはあくまでも普通、しかしなかなか話が進展しない。このまま最後までこの調子なのかなぁ、と思っていたら案の定・・・。でも決してつまらないという訳ではなく、寧ろ面白いと言える。携帯電話が鳴るたびにわざわざ遠くまで移動する主人公、八つ当たりに亀をひっくり返してみたりと。元々葬式の取材のためにやって来たはずが、最終的には医者まで呼んで体の悪い老人を助けようとする。退屈と言っちゃあ退屈、でもたまにはこんな映画も良いでしょう。自然の中の風になったつもりで観てみてくださいな。
8点(2004-03-20 20:22:01)
18.  過去のない男 《ネタバレ》 
ストーリーは平凡です、でもその平凡さが非常に良いのです。大した事件も起きずにただ黙々と日常が過ぎていく。いきなり冒頭から主人公が暴漢に襲われて記憶を失ってしまうため、観ているこちら側としても男の素性は一切分かりません。最後に自分が誰なのかを知ることができた主人公も、最終的には過去を捨てて違う道(=未来)を歩むことを決意します。「過去のない男」は言うなれば「人生をリセットした男」でしょう。エンドロールの歌もしみじみと物語の良さが伝わってくる、素晴らしい映画でした。
10点(2004-02-11 13:48:46)(良:1票)
19.  快適な生活
「ウォレスとグルミット」シリーズの監督ニック・パークが1990年に手がけた短編アニメで、その年のアカデミー賞最優秀短編アニメーションなどの賞に輝いています。内容は動物園の<住居者>である白クマやペンギンたちに、動物園での暮らしについてインタビューをするというユーモラスたっぷりなお話。最近では日本の某金融会社のCMにも使われていたので意外に知っている人は多いかも?(ちょっと聞いてぇ~、ってやつ)何と言ってもこの映画で凄いのは、人形の口の動きと音声を完璧にまで合わせた”リップシンク”、そして丁寧に作られたクレイキャラクターの造形と表情。粘土細工によるコマ撮りでここまでのものを作ってしまうとは・・・、さすがアードマン恐るべしです!
8点(2004-01-03 22:00:20)
20.  風と共に去りぬ 《ネタバレ》 
以前観た時は「つまらなくはないけど長い」と思ったのですが、今回改めて見直してみたところ案外同じ感想でした。やはり、これは"長い"。映像は文句なしに素晴らしいけど、スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)とレット・バトラー(クラーク・ゲーブル)の両方があまりにもアクが強すぎてどちらにも感情移入できないし、身勝手さ比べでは両者とも良い勝負だと思いました。終盤の死のラッシュもどうにかならないのでしょうか。しかし映画史に燦然と輝く名作、金字塔と呼ばれるだけの所以は確かにあると思いました。とりあえず映画ファンとして死ぬまでにあと最低二回は観るつもりです(ただの粘着やん、しかも少なっ!)。
7点(2003-09-20 16:11:50)
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