1. 怪物の木こり
《ネタバレ》 サイコパスVS殺人鬼の映画。こーゆう悪VS悪ってゆーのは好きな設定で、映画観る前に我慢できずに先に小説、読んでしまって、面白くて、2日で読んでしまったんだけど、映画の方は、三池監督なので、今までの例もあるので、そこまで期待せずに観ました。亀梨和也のサイコパス感はなかなか良くて、主役のイメージにぴったりってゆーか、役者陣は、みんな、小説の雰囲気出てたと思います。「悪の教典」よりは小説の映画化において、そんなに違和感がない感じで、面白かったかな。小説を読んでなければ、もっとのめり込んで観れたと思います。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-04-27 22:03:01) |
2. カラダ探し
《ネタバレ》 ちょっと前にわりと話題になってた青春系ホラー。よーやく観ました。わりと楽しめました。特に、途中、危機を共有することで、つながりがなったクラスメイト達に仲間意識が目覚め、回避するためにポジティブになるとこ。次々殺される主人公たちと、青春を楽しんでる場面が次々映され、そこにAdoの歌が重なり、残虐さとさわやかな青春が混ざって、なんかカッコイイって思えてしまう。こーゆう演出好きかも。そろそろ飽きてきたところに、怪異のパワーアップとゆう展開も、アリガチやけど、なるほどと思えます。事件現場を探索し、人形とゆうキーワードを得て、その頭がプールで重かった事実から、人形の頭に頭があると推測。しかしその頃には人形と赤い人が合体してて、一筋縄ではいかない。これは、皆でクライマックスなラストバトル感があります。で、ジュブナイル映画の教科書通りのラストを迎えるのですが、エンドロール後、なんと新聞の文字が・・。このラスト、原作を読んでる人には、明日香に呪いが引き継がれた自作への布石みたいに思われてたみたいですが、なんかハッとするようなとらえ方する感想があって、実は明日香は小さい時に死んでて、これは彼女の死後の夢?みたいな。そーいえば、遊園地の思い出とかあったし、明日香はずっとみんなに見えないから見つけてみたいなことを言ってたし、そう考えると、わりとゾクッとします。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-03-08 21:03:03) |
3. 怪物(2023)
《ネタバレ》 どこか不穏な空気ではじまり、観てるこっちはそわそわ。うちには小5の息子がいるから、余計にソワソワ。何かが子供たちの中での起こってる。でも何が起こってるかわからない。学校の対応に、僕らはググッと安藤サクラ目線に立たされる。いじめがあるのか?とか、サイコパス的な変な事件とか起こってるのか?とか。親目線、学校目線、で物語は進み、そして迎える子供目線。ここで何が起こってるのかが明かされる。いや、もう、涙が止まんなかった。なんの涙かわからんけど。最後は色々、解釈がとれる終わり方だけど、僕は結構、心に響いた終わり方でした。スッキリでもなく、単なる悲劇でもなく、なんてゆーか、ちょっと切ない感じもするけど、希望もあるようなファンタジー?変わらない2人、でも世界の方が変わった感じにも思えました。怪物はどこにもいなくて、そしてみんなの中にちょっとずついて。だから変えていこ世界みたいな気持ちにはなれました。ちなみに嫁さんは、最後が現実よりになってないのが、納得いってないみたいでした。あと、学校の対応、ひどすぎとか。どっちにしろ、色々考えさせられるわー。 [インターネット(邦画)] 10点(2024-03-08 20:25:34) |
4. ガール・イン・ザ・ベースメント
《ネタバレ》 実際にあった事件をアレンジした作品。実のオヤジに約20年間も地下室に監禁された娘さんのお話で、しかも近親相姦で子供を4人くらい作らされ、全員、地下室で暮らさせるとゆう鬼畜の所業。さらにその地下室の上の普通の家では、何食わぬ顔で妻(つまり監禁された娘の母親)と娘が行方不明になった悲劇の父親として普通に暮らしている。もちろん妻も他の家族も誰も知らない。この映画は、その暮らしを永遠に見せるって感じで、恐らく多くの人は観るのがとてもつらく、どーしようもない怒りが湧いてくると思う。観るのがしんど過ぎて、自己防衛で感情移入を遮断した感じの鑑賞になってしまいました。そしたら、こんな点数。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-10 11:12:20) |
5. カイジ ファイナルゲーム
《ネタバレ》 昔、「銀と金」の実写版を見て、なんて面白いんだろうと思い、そこから福本伸行の原作にふれ、このカイジも漫画で読みました。いわば、僕にとっては福本伸行作品は実写から始まってるんです。だから、実写に対する抵抗はそんなになく、パート1、2もそれなりに楽しめましたが、このパート3はダメやったなー。色々突っ込めるんだけど、死のバンジーで下から仲間が答えを教えるシーンで、口元が9か10でカイジが悩み、後に、なぜ9がわかったかを得意げに語るんだけど、いや手で9ってやれば、最初から全然問題ないやん。てか、むしろ叫ぶだけでなく、普通そーするでしょう。ってな映画です。ゲームのルールもあいまいで、そんなことができるんなら、勝つのに何でもありやんって箇所が多数あって、こーゆう映画って、ゲームを意外な方法で解決する所に、なるほどーって思える部分があって、そこを観客は期待してるのに、その部分に、こんなもんでしょ感があったらダメやん。 [インターネット(邦画)] 3点(2022-04-14 20:53:43) |