Menu
 > レビュワー
 > もっつぁれら さんの口コミ一覧
もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 542
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1910年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  牡蠣の王女 《ネタバレ》 
10点を叩き出したお二方のレビューの後に心苦しいですが正直にコメントさせていただくと、決定的にダメなのが、偶然の出会いが面白くないという事。 ストーリーの中盤まで観れば王女と王子の二人がいずれ出会うというのは100人中100人が予測できているわけで、いつ、どんな出会い方をするのかというのが観る側の我々としての最大の楽しみとなっているにもかかわらず、ここで見事にスベってくれてしまいました。 王女がアル中患者を救済する会に入っていたというのは後付けのこじつけた感があり軽薄さすら覚えさせますし、更に、酒に酔った王子がその会がちょうど開催されている場所にフラッと現れるというのも二人の境遇差を考えるとちょっと難しいでしょうから、この二重の唐突な展開は、どう好意的に考えてもちょっと無理がある印象が拭えません。 話の中に新たなネタを追加して驚きを与えるのは誰にでも出来ますが、二人が出会う事が観る側に予感としてある以上そこからそれを上回る面白さを出すのが一流のストーリーテラーなわけで、この幹の部分でダメとなるとそれ以外の枝の部分で良い箇所があったとしてもちょっと苦しいという気がします。 良かったのは、ルビッチ映画でお馴染みのアヤシイ動きをするオーケストラの指揮者と、「こんな食事を食べるのは久しぶりです」の2箇所くらいなもので、度々出て来た「I'm not impressed.」をラストのオチに使うのもちょっと弱いなぁと思いました。
[映画館(字幕)] 5点(2013-12-29 00:13:23)
2.  開拓者(1919) 《ネタバレ》 
とにかく、クロスカッティングが大好きな作家だという事はよくわかった。 冒頭で、兄が弟を迎えに行く道中の夜営のシーンと船の中の黒人労働者のショットと主人公の弟がポーカーをやっているシーンの3つでクロスさせている場面がありましたが、どうも意図が読み取れない。 後半の、兄が殺人の真実を知るシーンとインディアンが火を囲んで踊るシーンのクロスもこれまた同様。こっちは更に意味が分からない。 タイトルも原題・邦題共に内容とそぐわないですし、よく考えたらポーカーをしているシーンでの登場人物の紹介も特に必要なかったような気がします。 幌馬車隊がわざわざ円陣を組んで夜を明かしてもインディアンが襲撃に来ることもなく、ストーリー的にもイマイチ盛り上がりに欠けていたと言わざるを得ません。 最後のシーンも、新たに旅に出る姿で終わるわけだから後ろ姿が遠ざかっていくショットにすれば良いものの、正面を向いた姿で幕を下ろしてしまうという何ともチグハグなエンディング。 主人公を演じた男も、むしろインディアン役として出た方が良かったんじゃないかというほどの風貌で、どう見ても兄弟で顔が違いすぎるだろとか考えてしまったりと、あらゆる場面で不満を感じさせる映画でした。
[映画館(字幕)] 4点(2013-04-17 00:34:04)
3.  カリガリ博士
ストーリーは面白くない。というか、よくわからん。 印象に残ったのは、舞台となっているチープなセットなんですが、ダンボールに絵の具で絵を描いただけというようなお遊戯会レベルのセットで、褒めるつもりで言うならば、この映画の主題にとてもマッチしていて凄く雰囲気が出ていた、という感じでしょうか。 セットがチープ過ぎていたお陰でカメラの動きが制限されてしまっているどころか、一ヶ所に固定し定点からの視点にならざるを得ないという事態が起きてしまっているために、本当に客席から舞台を見ているような印象さえ受けとられるので、どうしても物足りなさが出てきてしまうのは否めません。 まぁ、映画黎明期の頃はカメラを動かそうという発想がまだなかったということもあり、この映画が作られた頃もそうだったかも知れないので、この点を追及するのはやや反則気味のような気もしますが。 セットの細部について言及しますと、自分は表現主義だとかそういったバックグラウンドの知識は持ち合わせておりませんが、異様な形の建物の様相を見るに、体験談を語るという主観的なスタンスで物語が進むわけですから、あのような非現実的な妖しい背景もアリなのかなという気がし、ここは斬新で自由な発想を感じ取る事が出来たと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2012-04-03 20:21:29)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS