1. 風の丘を越えて~西便制
《ネタバレ》 人生そのものを芸に昇華させる・・・その鬼気迫る芸道の追求ぶりはまさに「巨人の星」のパンソリ版といった感じでしたね。良く韓国には「恨」の文化があると言われますが、その一端を見ることができたような気がします。 [DVD(字幕)] 7点(2009-09-17 00:29:19)(良:1票) |
2. ガッジョ・ディーロ
《ネタバレ》 ロマの人たちの情熱的で奔放な姿が描かれています。ただ、彼らには社会から差別を受けている厳しい状況もあり、後半はその状況が悲劇を招きます・・・・・。 ジプシー(ロマ)音楽の情熱的で奥底に哀しみを湛えた旋律が非常に印象的でした。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-25 18:31:48) |
3. ガスパール/君と過ごした季節
《ネタバレ》 南仏の美しい風景・ミシェル・ルグランの素晴らしい音楽に、いきなり姥捨てのシーンからスタートする等実は結構シビアな話なんですけれどもユーモラスな雰囲気が相まって心暖まる世界を作り出しています。 ラストのガスパールの姿には「男だねえ!」と声をかけてあげたくなりましたね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-13 18:20:01) |
4. 学校Ⅱ
《ネタバレ》 神戸浩の凄まじい演技が非常に印象に残りましたね。彼の熱演が、養護教育の厳しい現場の状況をリアルに示していて本当に衝撃を受けました。(ついつい綺麗ごとを求めてしまうテーマですからね・・・・) まあ、後半はややファンタジー的展開になってしまい、散漫な感じで終わってしまったのがちょっと物足りなかったですが・・・・・。 当時、人気絶頂だった安室奈美恵(with Super Monkeysですよw)のコンサートシーンがあったり、歌手デビュー前の浜崎あゆみが「私、ミュージシャンになりたいの!」と言ってたりと結構貴重な映像かもしれません。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-11-07 17:07:58) |
5. 学校
《ネタバレ》 15年近く前の映画なので多少古さも感じますが、社会的弱者に目を向ける山田洋次監督のメッセージには惹かれるものがありますね・・・・・。ちょっと中国人と日本人のハーフには共感できませんでしたけど。 しかしまあ、田中邦衛の演技は本当に素晴らしいですね。何というか演技とは思えない演技なんですよね(もちろん褒め言葉です)。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-08-18 15:35:06) |
6. カルラの歌
《ネタバレ》 我々はたくさん情報を享受しているけれども、真実についてどれだけ知っているのだろうかと考えさせられますね。 ロバート・カーライルが演じる主人公がニカラグアに行ったのは、おそらくカルラの気を惹くためであって、ロンドンとかに行くのと大して変わらない感覚だったんじゃないかと思います。それが、現地で「真実」を目にすることによって、自分の感覚がいかに文化や歴史、価値観の違いを無視した独善的なものであったのかに気づいたからこそ、カルラから離れ、ニカラグアから離れてしまったんでしょうね。(まあ、米国的思考であれば、そこで離れずに付きまとってちょっかいを出してしまうのでしょうが・・・・) [ビデオ(字幕)] 7点(2007-06-29 21:45:37) |