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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  カサンドラ・クロス 《ネタバレ》 
製作から40年も経っていますが、作品の“核”そのものは古びていない。生物兵器がもたらす無差別大量死というものは、むしろ今日の方が現実味を帯びているかもしれません。そういうこともあって、最後まで引きつけられました。「政治的判断」を扱っているところも、現代に通じるものを持っています。  話としては、無線が使えなくなる段取りから、銃撃戦になるあたりの展開がなかなかうまい。細菌が純粋酸素で死滅するというのは、ウェルズの『宇宙戦争』かクライトンの『アンドロメダ病原体』あたりがヒントになっているのでしょうか。拍子抜けですが、脱出するのなら無害にしておかないとまずいですね。あと、無線のある車両が先頭だと思っていたので、乗客を乗せた車両が転落したのには驚きました。ずっと蚊帳の外に置かれていたのは、やはりおかしいですね。こういう行き当たりばったりなところもありますが、全体としてはよかったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-24 20:05:46)
2.  カンバセーション・・・盗聴・・・ 《ネタバレ》 
主人公が盗聴のプロなのに、自分の仕事が誰かに悪影響を及ぼすのではと心配するというのは、どうも納得できない。そういう点ではリアリティゼロ。だからなのか、冒頭から長回しでドキュメンタリー・タッチの演出になっています。サスペンスとしてはまあ普通。ドラマとしてもそこそこ見られる。後半の夢か現実かわからないような描き方は、前半と対比させたのでしょうが、それほど面白いわけではないです。とりあえず、この作のテーマであろう「都会人の孤独」(1970年代の映画にありがち)は、よく出ていたのではないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-12-20 19:46:26)
3.  神様のくれた赤ん坊 《ネタバレ》 
倦怠期(?)に陥った男女が、旅をすることによって関係を修復するというお話。それと女のルーツ探し。子供の父親探しというのは、はっきり言ってどうでもいい。旅に出るためのきっかけにすぎません。自分探し的ロードムービーとしては、特によかったとも思いませんでした。しかし脇役がなかなか個性的で、軽い気持ちで楽しめます。時代的なものか、かなりもっさりした作りで(特に前半)、見ていてある種のしんどさを感じました。 最後は、道を引き返すところで終わって正解。かんじんの子供が「帰りたくない、ここにいたい」と言ったら、それまでですから。何となく、そうなりそうな気がします。 『集金旅行』のリメイクとされることもあるようですが、共通しているのは「子供を連れた男女が、人を訪ねて西日本を旅する」ということだけ。やはり単なる元ネタ程度でしょう。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-09-02 21:40:50)
4.  風とライオン 《ネタバレ》 
これも時代背景がよくわからず、ちゃんと内容が理解できたかどうか怪しいのですが……。とりあえず、ライズリとルーズヴェルト大統領を対比していることはわかりましたが、宗教がらみということもあり、今ひとつピンと来ません。ルーズヴェルトがグリズリーに例えてアメリカ人の気質を語るところは面白かったですし(今も通用すると思う)、ライズリの昔話も興味深く聞きました。しかしそれぞれの価値観には、それほど共感できたわけではありません。話の展開としても平板で、最後の戦闘は見ごたえがありますが、全体としては食い足りない感じ。 一つポイントだと思ったのは、イスラム・アメリカ双方とも子供が登場し、その子供が事態を通じてそれぞれの考え方を理解していくという描き方。これはうまいと思いました。みているこちらは、劇中で語りかけられる子供の立場になって、色々なことを知ることができます。あるいは、子供たち(子孫)にそうしたものを伝えていく必要があるということかもしれません。ライズリ側の最後のあたりなどは、ちょっと『シェーン』っぽい感じもしました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-14 22:51:44)
5.  家族(1970) 《ネタバレ》 
1970年といえば、私は小学校に入る前でした。関西在住なので大阪万博にも何度か行きましたし、何となく見覚えのある風景、当時の「空気」のようなものを感じさせて単純になつかしかった。内容としては、高度成長時代に取り残された家族といっても、当時は将来に対する希望があったことがよくわかります。だから、弟と意見が対立しても、子供が突然死んだとしても先へ進める。きっと何かがあるはずだと信じて前へ進めるというところが、現在と決定的に違う点だと感じました。なにしろ、「人類の進歩と調和」ですからね。 ということで、明るい未来を感じさせて終わるわけですが、もちろんそれだけではなく、この一家にはつらいことも待っているでしょう。しかし、この旅を経験したあとでは、それもきっと乗り越えられるだろうと思わせる内容でした。ドキュメンタリー風の撮影も魅力でした。出演者は山田組(というか寅さん組?)総登場という感じで、それだけで嬉しくなってしまいます。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-03-24 20:44:15)
6.  がんばれ!ベアーズ 《ネタバレ》 
たしか『ベンジー』に次いで、映画館で見た洋画第2作だったと記憶しています。それ以後テレビで二度ほど見ましたが、長らくごぶさた。久しぶりに見たら、以前とは印象がかなり異なりました。 始まって感じたのが、「なんでこんなに地味?」ということ。画的にも凝ったところはないし、ストーリーもよく言えばサクサクと、悪く言えばすっ飛ばして進行します。ベアーズのメンバーは、少々誇張はあるものの、どこにでもいそうな子供(ただし悪ガキ)で、もう少しマンガチックな作という記憶があったのですが、それは吹き替えでのアニメ声の影響でしょうか。画作りもむしろドキュメンタリーのような雰囲気があり、子供におもねっていないというか、実は子供向けの映画ではなかったんじゃないかと思ってしまいました。 見ごたえがあったのは、最後の決勝です。山あり谷ありでさすがにドラマチックな展開になるのですが、しかし演出はあくまでクールで写実的。ルーパスがフライをキャッチするところや、最後のケリーのホーム突入なども、もっと盛り上がるのかと思ったら、あっさり次に進んだのは驚きでした。やっぱりリアル重視という感じです。 さて、決勝で監督のバターメーカーとベアーズメンバーが不和となるのですが、それは結局、バターメーカーが自分のために必死になっていたからだと思うのです。最初の試合での大量失点、そして試合放棄。この屈辱に対し目にもの見せてやれという気持ちで、バターメーカは動いていたので、ベアーズのメンバーのためではなかったのですね。この不和の解決方法がすばらしい。子供たちは、ただ沈黙するのみ。そしてカメラは、その表情を丁寧に映し出します。それこそが実に雄弁に、見ているこちらの気持ちに突き刺さります。下手にセリフで説明せず観客に人物の気持ちを伝える。見ごたえのある、すぐれたシーンでした。思い出補正もあり10点ですが、決して身びいきでなく、愛すべき良い映画だと思います。
[映画館(字幕)] 10点(2011-02-22 22:41:49)(良:3票)
7.  ガメラ対深海怪獣ジグラ 《ネタバレ》 
ロウソクは燃え尽きる前にひときわ強く輝きます。その輝きが前作『ガメラ対ジャイガー』だったとすれば、本作は文字通り「倒産前の風前の灯火」でしょう。とにかく、ジグラとの戦いに華がない。これは、ジグラに武器が少ないことが原因の1つです。オレンジ光線と、背ビレで切りつけるだけでは……。代わりに、ガメラがジグラの背ビレで「ガメラマーチ」を奏でて踊ったりしますが、悪ふざけの域を出ていません。お話の方も、大人が出てくるのに扱いがぞんざいで、子供ばかりが暴れ回るのでは、見ていてどうも居心地が悪いです。こんなものを作っていたら、そりゃあ倒産するでしょう。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2009-09-26 14:40:22)
8.  ガメラ対大魔獣ジャイガー 《ネタバレ》 
前2作のドタバタ劇から一転して、怪獣映画らしい展開になりました。そのためか安心して見ていられます。ジャイガーは前作のギロンとは正反対で、見た目は地味ですが攻撃方法が多彩なので、怪獣として魅力があります。あいかわらず子供が活躍しますが、今回は大人が一緒にいることが多く、うっとうしいと感じることもありませんでした。特に、常識派のお姉さんを配したのが成功しています。ガメラとジャイガーが3度戦うなど、シリーズでは『ギャオス』に迫るできだと思います。 ちなみに、はじめて劇場まで見に行ったガメラ映画がこれでした。たしかその時フィルムが切れてしまったのです。いきなりスクリーンが真っ白になって、びっくりしました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-20 17:44:41)(良:1票)
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