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1.  かもめ食堂 《ネタバレ》 
 画作りと独特の空気感は面白いのだが、「ハートウォーミングなドラマです」と言われると、どうもしっくりこない作品。   サチエもミドリもマサコも、特に強いこだわりがあってフィンランドに来たわけではないと言う。でも、北欧ってふらっとたどり着くような場所だろうか……まずここから、疑ってかかってしまう。「みんな嘘ついてない?」と。   サチエのパーソナリティーも最後まで掴めない。初対面のミドリを家に引き入れたかと思えば、人嫌いのようなそぶりを見せるのはなぜなのか。即興の「こじつけトーク」で舌をペロリと出したりするが、それは核心を突かれたくなくて、話題を逸らすための術なんじゃないのか。たまに垣間見せるホンネ(父との関係など)すら、嘘のように思えてくる。   いったん否定的な反応を見せてから、「いや、いいんじゃないですか」と付け加える会話の多さに、すべてが表れている気がする。この「本当は心を開いていない感じ」が、最後まで引っかかってしまった。
[地上波(邦画)] 6点(2023-03-07 08:55:28)(良:1票)
2.  葛城事件 《ネタバレ》 
 断片的な事象だけが提示され、ストーリーのない作品だった。もし「毒親がモンスターを育てる」と言いたいだけであれば、それは周知の事実なのだから、わざわざ映画にする意義はないと思う。   「殺人者自身の葛藤」「その家族たちの苦悩」「死刑囚と獄中結婚する人間の思惑」……どれも、制作者が参考にしたという実際の事件を取り巻くモチーフだ。でもこれはドキュメンタリーではなく創作映画。どこかしらに重きを置いたプロットを示すべきだろう。   どの人物にもいまいち感情移入できない中で、稔を死刑から救おうと接近してくる順子の奥行きのなさは致命的だった。「胡散臭い新興宗教の女」という中傷を否定し、「私は人間に絶望したくないだけ!」などと語っているが、その思想に至った過去は明かされない。彼女をどう捉えて見ればよいのか、最後までわからなかった。   リアルさを狙った演出も、一周回って鼻につく。「ほら、通り魔に遭った群衆って、意外と蜘蛛の子を散らすようには逃げないんですよ」とか、「自殺に失敗したあと、おもむろに素麺をすするのって、リアルじゃないですか?」といったような、厨二病的なナルシシズムをまったく隠しきれていない。   結局のところ、「通り魔殺人」という素材で映像表現してみたかっただけ、という感じ。作中に「オナニー」という言葉が頻出するのは皮肉。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-05-24 18:20:42)
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