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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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1.  怪盗白頭巾 前篇 《ネタバレ》 
・「河内山宗俊」の特典として収録されていたものを見た。  何やら怪しい算段をしてそうなオッサンと老人。 そこに障子を開き刀を上にかざしながら突入する怪盗白頭巾の一味!!  刃が空を斬り、その直後に捕り手たちが群をなして迫り来る。  白頭巾は仲間を逃がして殿を買って出る。 障子に隠れ、敵が来た瞬間に浴びせる一撃。 複数の捕り手と切り結び、斬られた敵が障子とともに倒れたりして、フィルムは終わる。
[DVD(邦画)] 9点(2017-04-24 18:42:26)
2.  仮面の米国 《ネタバレ》 
マーヴィン・ルロイの「心の旅路」に並ぶ、或るは囚人ものの、或いは主演を務めたポール・ムニ最高傑作の一つ。 アメリカで史上初めて本格的に作られた囚人もの映画。「ショーシャンクの空に」よりも完成されたドラマがここにある。 ルポタージュ(実録)ものの作品で、モデルとなったジョージア州の刑務所の実態を告白したある囚人の記録を元に映画化。 実在の刑務所を撮影するという困難を乗り越え、ポール・ムニの鬼気迫る演技もあいまってスリルに満ちた作品となった。 この映画の影響でアメリカの法律まで変わってしまったのだから大したものだ。
[DVD(字幕)] 9点(2014-05-18 16:34:41)
3.  怪人マブゼ博士(1933) 《ネタバレ》 
続・「ドクトル・マブゼ」。 ラングがドイツ時代に撮った最後の作品で、ラングのサスペンスフルな活劇とオカルティックな演出が凝縮された傑作だ。 ラングはアメリカ時代の方が完成された監督だと思うが、やはりドイツ時代のラングも超凄えぜ!  BGMを極力使わずとも保たれる緊張、無駄なセリフを使わずとも意図が手に取るように解るサイレントの呼吸、加えてラング特有のドロドロとした恐怖演出。 残留思念、亡霊、“魂”! 2時間の長さを感じさせない映像作り。  まずは何といっても、あのファースト・シーン。 工場の轟音が響く密室、拳銃を握り締めた怪しげな男、そして部屋に入ってくる男たち。 映像によって語られるこのサスペンスと緊張。 密室、脱出、襲撃と爆発。この完璧と言っていい7分。そして次のシーンにまで繋がる10分間!  一体男に何が起こったのかを探る警察たちの捜査、その裏で交錯する様々なドラマ、そして“ドクトル・マブゼ”の不気味な存在。 これはサイレント映画の傑作「ドクトル・マブゼ」を見た方がより楽しめるだろう。  刑事のオッチャンが時計まで使って情報を掴もうとするシーンはシュールだ。ラングがたまに見せてくれるこういうユーモアが大好きです。  そしてラングの十八番、終盤の畳み掛けもまた見事な事。 アパートでの攻防、密室からの脱出と取り調べの交差、煙突が1本ずつ倒れながら大炎上する工場、クライマックスの追走劇。 派手なチェイスではなく、猛スピードで通り過ぎる木によってその迫力を語る。良いねこういうの。  マブゼの残留思念に踊らされる幾多の登場人物たち。ラストはもう少しインパクトが欲しいという人もいると思うが、俺には“悪夢”から解放された男と亡霊同然になってしまった男の強烈な対比だけで充分すぎる。 扉が閉まると同時に幕を降ろすエンディングも素晴らしい。ラングが好きで良かった。こんな凄い映画にまた出会えたのだから!
[DVD(字幕)] 10点(2014-03-27 00:59:38)
4.  風と共に去りぬ 《ネタバレ》 
前半は文句なしの100点。 ジョージ・キューカー、ウィリス・オブライエン等豪華な面々が監督を引き継いでいったそうだが、それぞれがどのパートをやっているのかと注目して見て見るのも面白い。  黒人描写はステレオタイプな部分があって気になったけど、ワガママなスカーレットが一人の女性として成長を遂げていく過程が良い。 表向きは冷酷な女かと思いきや、本当は愛する男の頼みとは言え憎んでいた女性を助けてしまう心の優しい女。 「彼女を死なせたらアンタを殺してやるわ!!!」女中無能すぎバロス。スカーレットまじ良い女で泣いた。 ケバいドレス着るよりも質素な服の方が何倍もキレイだし可愛いしエロ(ry そしてクライマックスの馬車の疾走の迫力! ハワード・ホークスが撮ったんだがウィリアム・ワイラーが撮ったんだか知らんが、映画史に残る名場面だぜ。そう前半は完璧だ。  ただ後半はあまり好きじゃない。冒頭のやり取りこそ良かった。鉛玉ブチ込むスカーレットはカッコ良かった。メラニーが良い女すぎる。  ただ、いくら農園を守るためとはいえアソコまで酷い展開が出来るのだろうか。というより、内容もスピードダウンと言うべきか。少々退屈してしまった。 スカーレットが堕ちていくのに対し、メラニーは誰にでも優しかった。優しすぎた。スカーレットに助けられた恩をずっと忘れなかったんだから。 伊達男レッド・バトラーも狂ったスカーレット。  ただ、ラストのセリフには納得が行かない。「そうだ明日があるわ」 ふざけんなよと。今日の風は今日しか吹かないというのに。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-13 00:02:08)
5.  怪物團 《ネタバレ》 
「三人」「知られぬ人」から続くトッド・ブラウニングのサーカスもの。この「フリークス(怪物團)」は間違いなくブラウニングの最高傑作でしょ。  この映画には様々な身体的特徴によって差別され、それを跳ね返しながら生きてきた人間たちがひしめき合っている。彼等にスポットライトを当てたブラウニングの手腕、そして本当の怪物は「人間の心」だという事を教えてくれる素晴らしい映画だ。  肉体の繋がった双子の姉妹、腕だけで地面を駆ける男、脚だけで生きる女性、胴と頭を使って生きる男、女と男の間で揺れる者、吃音に苦しむ男、豊かな髭を持つ女、るいそうを芸に活かして生きる男、鳥のように生きる女などなど。  題名を引き裂くように現れる一人の男、狭い空間に押し込められ、それを見てある者は凍りつき、ある者は悲鳴をあげる。映画は見世物にされた者が何者なのかを語り始める。 サーカスのブランコで微笑む女性、それに羨望の眼差しをおくる小さな紳士と淑女。 垂れ幕の外に向けられる笑顔、内側ではドロドロした情念が渦巻く。女がわざと落とした上着を拾い、律儀にかける。彼は彼女を愛していたが、普通の人間たちと偏見の眼で見られる者たちの間にある心の壁。 サーカスの座長はそんな人々を暖かく迎え入れてきたのだろう。それを人々は奇異な眼を向け、嘲笑う。あのパーティー気分だった幸福なシーンを、彼女の言葉が凍りつかせる戦慄・失望。解ってくれる人は良い理解者になり、解らない人は一生解らない。  その魂を裏切った者たちへの復讐戦!雷雨が降り注ぐ中を走る馬車、それを包む不穏な空気。ギャングのように守る者たちの頼もしさ、走り続ける馬車に侵入する衝撃、ナイフ!雨は彼らの仕事を応援するように周囲を遮断する。復讐者が迫りくる恐怖…を応援してしまうクライマックスの畳み掛け。  完全版と編集された版では結末がかなり違う。彼らが和解するシーンがあるか無いかでまったく違う後味なので。
[DVD(字幕)] 9点(2013-12-17 11:17:40)
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