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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  恐怖の報酬(1953)
ずっとずっと前にリメイク版のレビューに書いたのだが、私にとっての『恐怖の報酬』は何度もテレビで観たリメイク版の方です。それでもオリジナルを初めて観たときは唸りました。同じようにハラハラドキドキはするんだけど、恐怖の質が違う。緊張の度合いが違う。何人かの方が書いておられるように前半のくだりが後に効いてきます。いくら報酬が破天荒な額であっても死んだら元も子もないわけだが、そうせざるを得ない状況の説明、いわゆる物語の辻褄合わせがされているわけだが、ただの辻褄合わせだったら要らない。ここで描かれる主要人物の人となりが、ニトロ運搬の過程でそれぞれの行動に納得、また意表をつかせながら濃厚なドラマを形成し、同時にサスペンスを盛り上げることにも一役買い、尋常ならざる緊張感も持続させる。いろんなことが次から次に起こる展開はサービス精神が旺盛にすぎるような気もするが、詰め込み感は然程ない。月並みな言い方になるが、やっぱり本家本元は違うねえ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-07 14:41:38)
2.  奇跡(1955) 《ネタバレ》 
キリスト教を真摯に描こうとすると、だいたいにおいてほとんどのキリスト教信者は真の信者でないということに至る。この作品でも信仰心を強く持っているはずの人が「奇跡」を信じない。当然といえば当然である。いくら神父や牧師といえど、聖書に記された様々な奇跡を真実だと思っている人なんてそうはいないだろうし、仮にいたとしても今再びその奇跡が行われることを信じるかということになれば疑問を抱くのではなかろうか。この映画は信仰はこうあるべきだと言ってるのではなく、むしろ信仰って何?と問いかけているよう。ただこの映画が凄いのはそんな宗教観なんかじゃなく、奇跡という事象をもたらす見えざる何かがいる気配を画面に残しているように見せてしまう映像にある。映されるのが家の中がほとんどの中、突如として現れる空と草原の絶妙な構図、真っ白い洗濯物、そして風、この瞬間こそが奇跡そのものだ。
[映画館(字幕)] 8点(2008-09-17 12:12:42)(良:2票)
3.  禁じられた遊び(1952)
子供の頃に観たときはなんのこっちゃでしたが、大人になって観てみるとなるほど奥が深い。学校へ通う少年は文字が読めるけど、家の大人たちは読めない。この状況が子供の頃は理解できなかった。少年はただ文字を並べて祈りの言葉を口から吐く。その露骨なまでの投げやりな口調からは当然信仰心など見えてこない。でも大人たちの疑心に溢れた行いこそが信仰から遠く離れたものとして描かれてもいる。だから大人たちは戦争をしでかすのだ。ただここが大袈裟でコミカルにすら見えてしまうのだが、コミカルな方へはけして行かずシリアスのまま進行するのでちょっと戸惑ってしまう。音楽はひたすら悲しいし。男の子がぶたれるときの女の子の泣き顔は演技なのだろうか。5歳やそこらであんな顔はできんぞ。ラストもやるせない。この作品が名作となった功績は彼女の演技が大きいと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2008-09-16 17:52:56)(良:1票)
4.  巨人と玩具
傑作かもしれない。このノリはちょっと凄い。公開当時に見たらひっくりかえったかもしれない。元気で明るい下品さを爆発させた野添ひとみも凄いが、やらせた増村監督はもっと凄い。こんなスピーディな映画は今でもそうはない。でもラスト付近で川口浩が高松英郎に啖呵をきるときの説明ったらしい長いセリフという増村ならではのくどさがやっぱりダメ。そこにいくまではぎりぎりセーフだったけど、あそこまでされるとダメ。あの部分さえもうちょっとトーンダウンしてくれたら増村監督の最高傑作と推してもいいくらいパワフルで魅力的な映画なのだが。もちろん私的な好みの問題なんでしょうが。
[DVD(邦画)] 6点(2007-10-23 12:30:29)
5.  キッスで殺せ! 《ネタバレ》 
リンチの『マルホランド・ドライブ』は間違いなくこの映画の冒頭シーンを引用してますね。探偵マイク・ハマーが活躍するハードボイルドものなのですが、40年代に代表されるハードボイルド探偵ものとの差異は暴力描写でしょうか。強烈なインパクトをもって登場する女との出会いから映画は始まるが、その鮮烈な印象が消える間もなく女は殺されてしまう。尋常ではない金の匂いと好奇心から、真相に迫ろうとする主人公とそのまわりの人間に容赦ない暴力が降り注ぐ。そしてその暴力の頂点ともいえる「マンハッタン計画」「ロスアラモス」「三位一体」から連想されるものを前にして、なんと主人公は真相追及を放棄する。探偵映画なのに探偵が事件を解決せずに逃げるのである。斬新であるとともに、人間の力の及ばないものが存在するという衝撃がそこにある。そして暴力を超えた暴力によってこの映画は終わらされる。より緊張感のあるハードボイルドにバイオレンスとポリティカル・アクションとSFを混ぜ合わせたら、とんでもないフィルム・ノワールが出来上がってしまった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-10 16:32:20)
6.  吸血鬼ドラキュラ 《ネタバレ》 
ドラキュラ映画初カラー作品にして超ヒット作。でもこれってこの作品より20年以上前に作られた『魔人ドラキュラ』のパロディでしょ。ま、それはそれでよくってなかなか上質なパロディだと思った。まず冒頭、女吸血鬼とドラキュラがまるで獲物を取り合う狼のように牙をむき出しにして怖い形相で対峙するシーンは、いきなりの見せ場に嬉しくなりました。その怖い形相ってのがなぜだか笑えて、そうゆう意味でも楽しいシーンで無性にワクワクさせてくれるシーンでもあります。その後も、とにかく展開が早く無駄がない。そもそも始まりからヘルシングの刺客の隠密行動だったわけですから、最初から最後までドラキュラVSヘルシングが描かれているわけです。お互いが先を読み、裏をかく、そんな戦いが今見てもけっこうスリリング。もうちょっとドラキュラが怖かったら、というか怖い演出があったら言うことなかったのですが。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-25 16:58:46)
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