1. 喜劇 駅前温泉
ネタバレ どうしても観たくて必死で借りに行った「駅前」シリーズ。これを最初に観た。ちょっとロミオとジュリエット的な内容なんだけど、中身はしっかりコメディ。方言ばりばりで何言ってるのかわかんない。最終的に仕方なく娘の結婚を認めるお父さん、しかし娘はその上都会にふたりで出て行くと言い張り、ケンカ状態のまま、去っていく列車を見送る父親…。そして静かに現れるテロップ…。「喜劇駅前温泉・完」。どこが喜劇やねん。こんな切ない喜劇がありますか。ツッコミところが満載。よけいなシーンがいっぱいあるけど、田舎臭くて好き。町並みなんか、こんな時代もあったのかと、10代にとって昭和の邦画はそういうところが特に新鮮だった。 5点(2004-08-01 11:38:36) |
2. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
ネタバレ 観る前はまぁ大したことないだろう、と思ってたけど、かなりおもしろかった!よく出来ているし、なによりディカプリオはやはり演技が完璧。音楽もなんか「ピンク・パンサー」っぽくてよくあっていた。「The Christmas song」が好きなので、この曲が出てくるシーンは特に好き。ただ、前知識なしで観ると、すこしわかりにくいシーンがあるのでは?パイロットになってるところなんて、もっと説明してくれないと、観る側としては取り残されてしまうかも。 8点(2004-07-14 18:36:00) |
3. 気まぐれな狂気
確かに「俺たちに明日はない」の現代版といった感じが強い。この映画嫌いではないので、まぁよかったけれど。ずっとキャンピングカーで移動というのが、すごい。あと、ギャロがなんかやたら優しくて……な、何? 何かあったの?? 6点(2004-07-08 16:29:02) |
4. CASSHERN
「新造人間キャシャーン」を知らない分新しい作品として楽しめた。これを見に行った世代では、そういう人も多いと思う。全体的に暗くて見難いけど、映像に力を入れているのがよくわかった。音楽の使い方もものすごく効果的。でも、一枚一枚は確かに綺麗で手が込んでいるけれど、それのつなぎ方を間違えてしまった感じ。ところどころでちぐはぐに退屈さを作っている。最初のほうは楽しく見れたけれど、最後はもう、終わらせ方がいいかげんで、すこし説教臭さが強い。中盤のアクションシーンは凄かった。こんなに強いの見たことない。画面作りは本当に凄い。きっと紀里谷の独裁者っぷりがよかったんだと思う。でも、シナリオは、もっといいものを使ったほうが…。 7点(2004-05-13 14:05:06) |
5. ギャラクシー・クエスト
ものすっっごいB級パロディかと思っていたら、いい意味で期待を裏切られた。たかがパロディ、されどパロディ、ここまで力をいれてみれば、驚きの超大作が出来上がる。ちまちまと細かいネタを仕込んでいて、それでいて筋が通っているのがすばらしい。ネバー・ギブアップ!ネバー・サレンダー!!個人的に「ギャラクシー」と「クエスト」の間の「★」が好き。 9点(2004-03-02 15:44:18) |