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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2002
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  恐怖の報酬(1977) 《ネタバレ》 
オリジナルの方は長らくわたしの中で‶口腔内が乾く”冷や汗映画ナンバー1だったのですが、リメイク版が更新しそう。汚い、危ない、おっかないの三要素をきっちり踏襲しつつフリードキンぽい念入りな描写も精神圧に拍車をかけます。ロイ・シャイダー班が走行中に、現地民の男がちょろちょろふざけて車の前後を走るシーンは叫びそうになりました。 崖の拡幅箇所を木で組んでいる図、というのがもう見るのも恐いし、車輪は案の定ハマるし。すんごい撮影をしたものです。あの吊り橋の撮影はどんな現場だったのでしょうか。ここに至っては口の中がカラカラです。 そうだ、リメイク版はカラーなのでトラックのボロい感じがリアルに伝わるのです。錆とか汚れとかが痛々しいほどにメカとして頼りなく、色がついてる分オリジナルより怖さが増していると思いました。ラストもまた別の意味できっちり怖く締めています。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2022-03-20 23:53:56)
2.  木靴の樹
ほんの100年ほど前の、イタリアの寒村での名も無き人々の暮らし。土地を耕し家畜を世話し、子供を育て、祈りながら肩寄せ合って日々を送る。車も電気の恩恵も無縁の時代に生きた人たちを見ていると、歴史というのは大きな事件だけで作られているのではないのだなあとつくづく思う。無数の、彼らのような庶民・農民たちによって育まれた生活を受け継いで今の我々は生きている。 働くだけで一杯の日常だけど、人は恋をするし年に一度は華やかなカーニバルもやってくる。より貧しい恵まれぬ人には祈りと共に施しをし、物売りの行商人との丁々発止の掛け合いは生活者のたくましさも感じる。 先人の生きた足跡をあふれる情操で再現したパルムドール受賞作。全体通してシビアなタッチなので、心楽しくはならないのですが、苦く辛いラストを含め”人間が生きること”に圧倒された180分でありました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2018-11-15 20:18:10)(良:1票)
3.  キングコング(1976)
コングがリアルになったら、なんかつまんなくなっちゃいました。人間的な感情なんか入れなくたって良いよ。モンスターだからこそ良かったんだよコングは。 なんだかヒューマニズムな描き方が鼻について、ことさらにコングを可哀想に描いているみたいで好きじゃないです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-20 00:00:33)
4.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 
これを観た後は翌日まで心がしくしくと泣いてしまう。ホラーをこんなに哀しい話の道具にするなんてとてつもない作品だ。何が哀しいって、余りのショックに理性がふっとんだキャリーの能力が暴走して、自分の手で大事な人たちまで葬ってしまったこと。キャリー、キャリー、落ち着いて。いつも願って観てしまう。赤い業火の中に立ち尽くす真っ赤なその姿は異形を成していて強烈だ。 シシー・スペイセクが哀れなこの少女を絶望的なまでに上手く演じている。自信無さげな立ち居振る舞いとプロムでの幸せに上気した表情、どれもこれもリアルで辛い。惨劇後にしょんぼりとお風呂に浸かって血を落としているキャリーがとても可哀相で、ああ彼女に超能力さえ無かったら、幸せな展開になったかなと詮無い想像をしてみる。プロムは台無しだけど、クリス達は停学くらいの処分になるだろうし、実際キャリーは意外にも可愛かったから、クラスメート達も「クリスやり過ぎ」とキャリーの味方になってくれるだろう。うん、そうだそうだと一人喜びかけてたんだが、プロムから帰ったらあの母親が包丁研いで待ってるんだった・・と気づく。ワタシの貧弱な想像力はここで思考停止してしまう。哀しい。
[ビデオ(字幕)] 9点(2013-11-02 00:40:01)(良:1票)
5.  キラーカーズ/パリを食べた車 《ネタバレ》 
ピーター・ウィアーのデビュー作らしい。監督、これキャリアにしといていいんですかね?内緒にしときましょうか、と気を利かしたくなるようなヘンテコ映画。何が変ってうまく説明し難いんだけど・・、まず舞台が街ぐるみで追いはぎやってる犯罪タウンなんだ。ここに偶然たどりついた主人公、彼によってこの街の非道が暴かれ、裁かれるのかな?と思ったら、さにあらず。この彼がけっこうなぼんくらで、悪徳市長に言いくるめられるのみ。観てるこちらの正義はどこにも預けられないの。でもって凶悪な暴走族が登場、街を破壊するクライマックスなんですがここもハリネズミみたいな改造車でどかーんと建物に体当たり。迫力もあまり無い。正直住民が逃げ惑う姿に違和感あり。主人公はといえば人ひとり圧殺して“運転できるようになった♪”と嬉々として街を去るのだった。こらーっ。おまけに音楽が、こんなに変で異様な展開なのにリゾート地でかかる系のBGMだった。なんか色々と、映画を観るうえで初体験なこと多かったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-10-21 00:45:20)
6.  恐怖のメロディ 《ネタバレ》 
ストーカー成分満載の女ってこんなに以前から存在したんだなあ。こわいこわい。さすがのイーストウッドも防戦一方。突如“屈託無く”当然のように現れて人の生活に進入してくる前半の厄介さは今でも通じる迫真の恐怖。背筋も凍ります。警察が介入してくるくだりからは、彼女“法的に”犯罪者になってしまうので、怖さがかえって半減してしまったけど。あとやたらと長く青臭いラブシーンは勘弁。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-02 00:09:54)
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