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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 549
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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1.  機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 《ネタバレ》 
ドアン!?何故!? そんな当時のアニメでも相当異色の一本。本筋から離れたアムロが1人の戦士と心を通わせるエピソードの一つなのですが、まぁドアンザクが岩でミサイルを撃ち落としたり正拳突きでザクを倒したり、細長かったりでネタ扱いを受ける可哀想な一本です。そんなお話がなんと安彦良和の目に止まりました。何故。 漫画版オリジンでも扱われていないお話らしく、本筋からも影響が出ないし一本の映画を作る上で扱いやすかったのかもしれませんね。 …って、ドアンで客が来ると踏んで企画が通る令和の時代は凄い。  そんな訳であの短いエピソードがなんと長編映画に。細かい設定は変わっているし、子供は倍どころじゃ済まない人数に増えてるし、あの女の子は何故か名前がロランじゃないし、ドアンの人となりも更に深くなっている。もう強くなくてもこの人数の子供から慕われている時点でドアンは凄い。  そしてルッグンでルルルと来るカッコいいザクもこの際だから5機に。しかも「強いぞ!カッコいいぞ!プラモ買え!」と言わんばかりにジムを倒して大活躍するもんだから、「ヤベー!ドアン今回は無理だろ!」とコチラも手に汗握ります。まるでMSVから飛び出し、アニメに殴り込んできた中学生が鼻血を流して喜ぶ様なコイツらは良い感じに、素人ホワイトベース部隊を蹂躙…の後に全滅します。やっぱりドアンもアムロも強いな〜。そして相変わらずセイラさんって変な人ですよね。  にしても今回のモビルスーツと戦争の描写はホント恐ろしくて、ガンダムですら怖いです。あのホロを剥がした時に現れるガンダムはヒーローではなく完全にジオン殺すウエポンですよ。 ドアンザクの回想に映るレッドショルダーも真っ青の地獄の部隊感が凄いです。そらゃやってられませんわ。 ちなみに今回は逃げる相手をガンダムが潰すという非常にエグいシーン付き。兵器の怖さと戦争の恐ろしさをこれでもかと見せつけてきます。牧歌的な裏にあるエゲツさがたまりません。  しかし終盤は何故か子供達は地下へ逃げず、ヤギと共にドアンのバトルを観戦。いや危ないよ!逃げろよ!でもこの応援やリアクションが映画的にはいいんですよね。 必殺ドアン正拳突きはありませんでしたが、代わりにガンダムが大暴れ。後光までさして頼もしいBGMまで流れるガンダムの心強さよ!そこからはまぁ時代劇さながらのチャンバラ合戦。荒れる海の決戦は中々見応えがあります。  そんな訳でオリジンで見たかったのはコレなんだよ!という絵をこれでもかと見せてくれた、とても良い映画でした。面白かったです。あとマ・クベ氏は内心めちゃくちゃホッとしてますね。(あとでキシリア様に殴られそうだけど)
[映画館(邦画)] 6点(2022-07-01 07:52:53)
2.  キングスマン: ファースト・エージェント 《ネタバレ》 
0!それは飛ばしすぎた2をリセットするには良い口実だ。2も嫌いじゃないけど、あの駄菓子はなんともクドすぎた。 そんな訳でキングスマン誕生の物語へ。舞台は20世紀初頭!日本人にはいささか馴染みのない第一次世界大戦真っ只中。英国崩壊を狙う魔の手からあの体たらくのM…ではなくオーランド・オックスフォードことレイフ・ファインズが頑張るスパイ映画になっている。 というかこの映画レイフのレイフによるレイフの為の映画だ。  キングスマンらしい特徴的な刺客と、派手なアクション、そして独特のエグみがシリーズの味だったけれど、エグみは前作でやりすぎたせいなのかその点は思いの外控えめ。そして史実に基づくお話にしたために説明は多め、派手なアクションは物語から30分後にやっと拝めるスローな展開。そんな訳であのビシバシキレッキレの映画のはずが異様に上品で親切でちょっと「らしくない」印象。  だけどもアクションシーンも刺客もやはりキングスマン。この堂々たるラスプーチン!まさに怪僧!正直こいつがラスボスで良いくらいの圧倒的存在感。そしてコイツの戦闘スタイルはどっかで見たことある!そうだ!ネオジオの格ゲー・ワールドヒーローズのラスプーチンだ!クルクル回る姿はまさに俺たちがよく知るラスプーチンだ!・・・しかし、この映画の最も盛り上がる所はここ。  その後の展開は結構失速してしまう。息子の死というドラマを描かねばならない為に遠回り…まぁ立ち直りも早いけど。 そんな訳でアクションシーンはどれも一級品でラストバトルも見た事無いアングルのバトルが拝めたりと満足も出来るが、もうちょっとしまりと刺激のある作品にしてほしかったとも思ってしまう作品でした。 この調子で第二次大戦、冷戦と続いて行きそうなので次回も見て行きたいですね。
[映画館(字幕)] 6点(2021-12-30 19:30:44)
3.  機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 《ネタバレ》 
逆襲のシャアであーんな事やっちゃったブライト艦長の息子もすっかり立派なテロリスト。 そんな彼の物語がついに映像化。見る前は正直Ξガンダムとペーネロペーの区別もつかない自分が見に行って面白いのか不安でしたが、結果としては非常に楽しめました。  とにかくイカしてた構図とカメラワーク、それとシンクロする音楽のなんて素晴らしい事か、見ていて気持ち良いのなんの。この時点でこのガンダムは今までとはちょっと違う大人な雰囲気を醸し出しています。 といっても僕の気に入ってるシーンは大体リゾートバカンスな描写なのですが。 トロピカルポイントを差し上げるなら100点満点です。(?)  ハイソなホテルを当然のように嗜むジェームズ・ボンドのようなハサウェイには惚れ惚れしますね。それにヒロインのギギも可愛い、見た目も良いけど仕草も最高。それでいてニュータイプであるが故の不安定さもある、クェスほどエキセントリックではないけれど彼女と重なる台詞回しもまた良いです。  また本作の容赦の無さもまた良いところ、生々しいテロリスト襲撃シーンや、F91を彷彿とさせる市街戦も怪獣映画以上に恐ろしくて最高でしたね。見せ方が死体を見せなくても炎や瓦礫なので恐ろしさを見せつけてくるのも上手です。 終盤のガンダム同士の戦闘は夜間ということもありお互い白いゴチャゴチャしたデザインということもあり見分けがつきにくいのがちょっと傷。 ペーネロペーの尻尾を頼りに見ていました。 それにこれまでいろんなモビルスーツ戦を見てきましたが戦闘機のような見せ方は兵器感が出ていてたまりませんね。  しかし思えば本作のスケールは他のガンダムに比べると島一個分の小競り合いと言うくらい非常に小さい、ストーリーとしても登場人物とモビルスーツの役割の紹介程度でコレからどのように転がっていくかは全然わからない。(そもそも続くんですね。)このクオリティの作品がこれから続いていくのは非常に楽しみです。  ちなみに入場特典のフィルムはアムロが馬に乗ったシャアに襲いかかるシーンでした。よりにもよってそこか…。
[映画館(邦画)] 7点(2021-06-23 20:10:04)
4.  キング・コング(1933) 《ネタバレ》 
元祖コング氏を知るために視聴。  見所はやはり特撮。髑髏島の門を開けたが最後、凡庸なドラマはスリル溢れる非現実に直下していく。これが戦前の映画とはまぁ信じられない。 ストップモーションアニメによるコング氏と恐竜達の怪獣バトルはとにかく熱い。特にヘビ的なヤツがコング氏の首を絞めてくるシーンは冷や汗モノ。自然と「コング氏頑張れ!」と応援しちゃいます。それにあまりにも自然な合成にもビックリ。マジでコングと人間が入り混じる世界を見ているかのようだ。  しかしまぁドラマは古典的だし、ヒロインはかなりアイコン的で叫んでばかりで深みは無い。 だけどコング氏のなんと名優っぷりだろう、どこまでもエゴの塊である人間に対する怒り、惚れた女に対する紳士っぷり、そして恐怖の対象としての仕事人っぷりどれをとっても完璧。 人を潰したり、人を咥えて投げたり、人を高所から落としたりと中々エグい事をするのもなかなかです。まぁ人間が悪いからしゃーない。あとお顔も表情豊かでちょっと目が可愛い所も嬉しい。対ゴジラのはなんだったのか。  そして最後の終わり方はなんとも悲しい。 人間のエゴによってジワジワと殺されて行くコング氏の悲しい目がたまりません。なんて事をするんだ!  そんなこんなで今見ても凄い本作。コング氏の華々しいデビューは90年近く経った今でも素晴らしい輝きを放つ映画でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-05-09 09:57:17)(良:2票)
5.  キングコング対ゴジラ 《ネタバレ》 
怪獣王に挑むは秘境の守り神! 社会派なお話はちょっとお休みして完全エンタメ寄りにした本作。新作が公開される前にちょいと予習。 そんな訳で人間のエゴ満載に夢のドリームマッチが開催される本作、張られた伏線が丁寧に回収されて行くのは結構面白いです。 とにかくお金がかかりまくっているのか、エキストラたっぷりのゴージャスな絵が次々と出てきて楽しいです。原住民がどう見ても日本人なのも最高です。 ミニチュアの量もかなり多くスケールの大きさを感じられます。巨大なプールから復活するゴジラも大迫力ですよ。 そして中盤の見せ場はやはりタコ!リアルタコの猛演っぷりはCGでは決して出せない味たっぷりでたまりません。合成も凄い! そして今回の主役であるコングさんの顔はなんとも近年の映画に比べるとブサイクなのが残念!まぁゴジラの方も顔もなんとも言えないけれど。 ラストバトルは、ゴジラ優勢からの雷が落ちてコング謎帯電体質になって逆転したりとなかなか熱く。最後は仲良く熱海城をラストの見せ場とぶっ壊す展開に、決着は大人の都合からかなぁなぁで終結するけれど見せ場が多く、最後まで非常に楽しめるゴジラ作品でした。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-05-03 22:13:28)
6.  THE GUILTY ギルティ(2018) 《ネタバレ》 
マジで部屋から一度も出ないのにこちらの脳内ではいろんな事が起こりすぎていて面白かったです。 次々と変化して行く状況、そして主人公アスガーの目が耳を通して状況見つめる映像。 正直映画としてはコレでもかというくらい安い。しかしそれを引っ張り続けるハラハラなストーリーとアスガーの演技には感服です…とは言いたいけれど映画館で見ていたらもっと良かったでしょうね。家で見るレンタルだとスマホをいじりながら見ちゃえるのがなんともかんとも。だって映像はなにも変わらないんだもん…。 それにしてもアスガーの行為は緊急センターの役割を越えているし、誘拐犯である旦那に電話するのも正直ヤバい。 そしてラストのどんでん返しにアスガー共々騙され「や…やべぇ…」となり面白かったです。 彼は自らの罪を告白し一人の女性を救った。それはきっと良い事だ。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-10-18 01:16:41)
7.  キングダム(2019) 《ネタバレ》 
キングダム! あの滅茶苦茶長いキングダム!それが実写化されると予告でやるもんだから「そんなに長い原作のやって大丈夫なの…?」と、他所の祭りのように見ていた。だって、原作読んでないもん。 しかし映画との縁とは奇妙なもんで急遽見ることに。そう、これも何かの縁なのだ。  そんな訳でバカで暑苦しくて強い山崎賢人演じるシンに疲れつつも、頭が良くてクールで強い吉沢亮に潤され歩む国を取り戻す旅路。しかしまぁ邦画の悪い癖(ドラマチックに叫ぶ叫ぶ)が所々出ていますし、山崎賢人のキャラクターに魅力を感じないのが残念な所(漫画ならいい具合の塩梅で扱われていそう)。 だけれど殺陣は露骨なワイヤーフレームも所々ありますが、剣と蹴り投げなどを駆使し、スピード感ある見応えたっぷりのモノに仕上がっているし、刺客の造形も漫画ライクな異形な連中ばかりなのがたまりませんね。特に第一の刺客と戦うシーンはインパクトあります。  そして映画はこれからやるぞ!という所で幕を閉じる。それはいいんです、続きが気になりますし 原作の漫画も凄い読みたくなりました。いや、滅茶苦茶気になりますよ。一体なんであのお兄ちゃんはあんなに強いんだろう。そういう疑問が次々と出てきますもん! という事で本作はそういう点では大成功な出来な一本です。
[映画館(邦画)] 6点(2019-06-07 16:50:04)
8.  キャプテン・マーベル 《ネタバレ》 
彼女は一体何者なのか?人間か!?宇宙人か!? 正直あまりにも日本ではドクターストレンジやアントマン並に馴染みがないキャプテンマーベルさん。 そんな彼女の登場は想像より遅く、そして想像以上に魅力的だ。歯に着せぬ立ち振る舞いは可愛いしイカす!戦闘スタイルも思考より先に手が出るタイプなのも好きです。 記憶喪失からの敵味方逆転などストーリーも飽きない内容だ。しかし一体変身宇宙人の家族達はなぜ宇宙船に隠れていたのか、宇宙猫のグースは何故いたのかなどなどわからない…というより引っかかる部分は結構多い。ニック・フューリーの片目も伏線なのか、ただ治らないだけだったのかよくわからないのもモヤモヤしちゃう。 それと最近のマーベル映画にある視覚的な楽しさがあまり無く地味な印象は取れない(クリー人のシーンはもっとはじけて欲しかった)、その代わりフューリーのお茶目な姿や大好きコールソンが観れるのは嬉しかったです。そして見所は地味ながらもちょっと嬉しい90年代描写。レンタルビデオショップやパソコンで待たされる所はニヤニヤしちゃいました。これでこの頃の洋楽も分かっていればもっと楽しめたんだろうなぁ…。 でもこれで役者が揃いましたね。アベンジャーズが楽しみです。 
[映画館(吹替)] 7点(2019-04-04 23:32:32)(良:1票)
9.  機動戦士ガンダムNT 《ネタバレ》 
ニュータイプとは因果な生き物ですね。 そんな訳で新作ガンダム映画とは言うけれど其の実中身はUCを見てなきゃさっぱりな代物で一見さんはお断りですね。 まぁ予備知識が必要そうな面倒くさいところはガンダム映画らしいっちゃガンダム映画らしい。 しかも初お披露目のNTガンダム以外に目立つのは金色のユニコーンに白いネオジオングと新鮮味に欠けるMS達。 映画一本に収めるために目まぐるしく変わる状況とシーン、そして過去のフラッシュバック、何が起こっているかはあと3回は見ないとわからないくらいややこしいし、退屈である。 最後のピンチだ!って言っている所もわかりにくく、解決する方法もアレなのでなんともかんとも。 そしてメカ描写などの盛り上がりの少なさ、絵的な面白さも皆無で、テンションが上がる部分は個人的にディジェが登場するところくらいで、後はまさかのUC主人公バナージ登場で驚きましたが、なんだかUCと比べても褒美的な部分がとても少ない地味な印象と、クオリティ的にUCやオリジンと同じモノに見えてしまう、劇場版と太鼓判を押す割りには物足りない作品でした。
[映画館(邦画)] 4点(2018-12-06 23:33:15)
10.  機動戦士ガンダムF91 《ネタバレ》 
改めて見ると密度が凄い事になってますね。まぁそうなる理由もあるんですが。 そんなF91は冒頭からとんでもない惨劇から始まります。とにかく無関係の人々がこれでもかと死にまくる。まるで怪獣映画を見ているかのような様相、それが生々しいからとても恐ろしい。ただここからのテンポがとにかく早いし、一周目じゃついていけなかった。複雑なロナ家の関係やそれとは別のカロッゾの野望など情報がとにかく詰め込まれていて凄い事になっています。にしてもカロッゾって本当に情けない親父なんだなぁ…。 そんなこんなで主人公達はよくわからないうちに練習艦に乗り、無茶ぶりでガンダムに乗る事になったシーブック。しかも初の出撃で三機を落とすというとんでもない事をしでかす事に。そして次のシーンだといつのまにかシーブックはロナ家宅に忍び込みコロニーから逃げて父親が死ぬという流れがいつのまにかなっていて結構混乱します。 そんでもってセシリーもいつのまにかMSに乗れて操れちゃうんだから早い早い。そしていつのまにかアンナマリーは離反し、すぐに死んでセシリーが入ってくる。早い。 不自然なのですがなんだかんだそれを納得させてしまう富野監督の編集力は凄いですよ。 そして最後のバグ襲撃にラフレシアの戦いと見所たっぷり。しかも脳波コントロールも出来る。ラストのセシリーを探すシーンも好きです。 だけど待ってくださいこの作品。カロッゾのようなヤバい奴は倒しまし、セシリーは助けましたが戦争はなにも終わってないんですよ。 終盤は若干尻窄みでしたが、序盤の迫力と、密度の濃いドラマ、そして素晴らしい作画のMSバトルに、森口博子の音楽と十二分に良い所だらけの作品なので僕はとても満足です。
[インターネット(吹替)] 7点(2018-03-12 18:40:37)(良:1票)
11.  キングスマン: ゴールデン・サークル 《ネタバレ》 
​「どうだ!特大お子様ランチだ!美味いだろ!楽しいだろ!よし!もっと食え!」 「う・・・うん!美味い!さすがキングスマン!」 …にしても前作のお硬く裏切りに満ちたカッコいい肉盛りバイキングだった一本目からは裏腹、今回は化学調味料と着色料ドバドバの駄菓子盛り合わせに。そりゃもう最高さ!敵ボスのサイコ魔女感に、冒頭のロボアーム野郎とのチェイスアクションから師弟の共闘にウィスキーの大立ち回り(アメリカンガン=カタ!)、そしてラストの長回しの死闘!アクションからのアクションに落ち着く暇なし!っていうか頭撃ち抜かれても大丈夫ってマジかよ!しかも病人の隔離方法ってレイダースかよ! もうなんでもありな世界観で繰り広げられるバイオレンスアクションはやっぱり楽しい!楽しい!楽しい…けど長げぇ!2時間20分は盛りすぎ!それになんか薄い! ハリーの復活は表情もあまり無いし、彼の内面がよくわからないまま進行するおかげでどこか不気味だし、ウイスキーが裏切り者という理由も最後の説明以外何もないのが惜しい。エグジーも成長物語から一人のプロになったせいかハリーに比べると影がうすい。まぁフェスのシーンで正直に話すシーンは彼らしくて良いシーンだけど。 それに主要キャラクターの退場のさせ方も少し雑に感じましたね。ロキシー…。 でもまぁそんなの贅沢だよ!こんなジャンクで 美味いもの食わせてくれるんだから最高最高!年の初めから大いにブチアゲてくれる一本でした!でも人肉バーガーは勘弁ね!
[映画館(字幕)] 7点(2018-02-07 19:14:39)
12.  君よ憤怒の河を渉れ 《ネタバレ》 
逃げる。逃げる。逃げる。 とても証拠があるとは思えない犯罪の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇はとにかく長い。2時間半逃げまくり。 そんな中で芽生える愛。友情。そして明かされる真実は役者の力も相まってかとても力強い…が長い。 しかし見所沢山。北海道では熊と対峙し(細いヒグマ!)、セスナで逃げれば戦闘機に追われ(特撮!)、新宿では馬に乗って逃走を計る(一匹こけたぞ!)、なんとも無茶な面白さが詰まっている。そして最終的な真実もなんとも「悪」な描かれ方をしているのも大変素晴らしい。今なら出来ぬ無茶な病院設定だ。 そして最後は怒りの鉄槌!それでいいのか!?いや、いいんだ…きっと…正直もうよくわかんねぇ。 もちろん細かい所をつつけば粗は沢山出てくるけれど、まぁここは高倉健と原田芳雄のコンビを見れただけなんだか満足でした。まぁ長いですが。
[DVD(邦画)] 5点(2018-01-25 15:55:29)
13.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
​お前は誰だ! あんなに人が入ったのだから勿論見る時のハードルは自然に厳しく高くなる。 でもそんなのは全く関係無いね!そこにあるのはジュブナイルスペクタクルSFラブファンタジー! CMとかで知ってた入れ替わりの日常は面白く、そしてまさかの彗星の展開にビックリ。 そして終盤の美しさと大爆発に大興奮。ラストのハッピーエンドも気持ちが良いですね。 入れ替わりのルールなどがわからず何故瀧くんが選ばれたのとかはわかりませんが、まぁ細かいことはいっか!清々しいくらい面白かったぜ!
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2017-08-10 01:57:31)
14.  機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 《ネタバレ》 
なんて密度と質量を持った作品だろう その戦場に様々な事情でいる者達の人間模様はやたら複雑で感情的。 ついに極まった所まで行ってしまった地球連邦の腐敗はシャアに小惑星アクシズを落とす隙を与え、自らを滅ぼす方向へと進んでしまった。 アムロとブライトが率いるロンドベルはなんとか落下を阻止しようとするのだが、その熱い攻防はやはり何度観ても面白い。 …と、宇宙空間での激しい戦闘の連戦とあっけなく命が散って行く様をこれでもかと見せてくれるが、それ以上に見せてくれるのがアムロとシャアを中心としたネジ曲がった人間関係。 特にクェスという女の子はその中でも映画そのものを掻き乱す存在なのだが、親に恵まれず、不幸なまでの敏感さが生み出してしまった情緒不安定で反抗的な「ニュータイプの負の面」がこれでもかと描写される。自分の居所がわからないまま彷徨い続けた末に迎えてしまった悲劇的な運命は本作のチャプターはシャアやアムロの戦い以上に印象的だ。 シャアとアムロの戦いは地球存亡を賭けた正義と悪にも見えるが、個人同士の極限の意地の張り合いにも見える。シャアの溜まりに溜まった怒りがアクシズに変わり、地球に落とそうとするのをなんとかアムロが受け止めようとする。こんな役を任されたアムロはたまったもんじゃないですね。 今回3度目か4度目だったのですが、富野監督の独特な台詞回しと、二時間の中にぶち込まれた密度の濃い内容は何度観ても疲れますし、面白いです。
[DVD(邦画)] 7点(2017-06-07 09:02:17)
15.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 
 「挨拶も無しに勝手に上がりこんで、荒らしまわした挙げ句その態度はなんじゃい!」 こんな事されたら温厚なコングさんだってそりゃキレますよ!オイオイ!コングさんに向かってなんて事してんだ!詫び入れろ詫びを!ヘリ程度で何をしようとしているんだ!コングさんのシマに来た時点で人間は雑魚!最弱なんだよ!  そう、ここは髑髏島!ピータージャクソン版以上に凝ったデザインの化け物のオンパレードがたまりません。どれも「THE秘境の怪物」って!具合です。敵役のスカルクローラーの気味悪さはもちろんですが巨大蜘蛛や怪鳥など人を殺す気満々感はたまりませんね! そして爆発を覗くサングラス、恐竜の骸骨の上に機関銃を設置、霧の中から現れるコングさん。爆発から浮き出るコングさん。怒涛のキメ絵の数々には笑ってしまいました。いやぁカッコイイ&爆笑。製作者たちの楽しそうな現場が目に浮かびます。  そしてコングさんの恐怖から始まりワイルドな食事シーンに恒例の美女との絡み、巨大スカルクローラーとの超弩級の大バトルなどもう見所満載! かたや人間の方とはいうと兵隊さん達が完全にヤラレ役になってしまい可哀想な限り。そのせいで狂ってしまったサミュエルさんは不憫というしかないです。でもコングさんに立ち向かうかうなんて愚行の中の愚行に走ってしまった事は擁護のしようがありませんね。元凶のグッドマンは途中で食われちゃうし。ヒロインや元SASの人々も見せ場はありましたが美味しいところは全部刀のおじいちゃんが持ってっちゃいましたね。  終盤になると晴天の中「THE怪獣映画」なバトルのゴングが鳴り、コングさんのイケメンっぷりが遺憾無く発揮されもう身も心もコング推しになっちゃいました。コングさんがただのデカいゴリラなわけねぇだろ!こういう事だってしちゃうんだぜ!出来ちゃうんだぜ! そんな訳で迎えのヘリに「もう二度と来るな!」と一喝し終幕。最高!!! 最後に今後何かとの戦いを匂わす終わり方でしたがコングさんがそんな連中にやられるわけないでしょうが!!!
[映画館(字幕)] 9点(2017-03-28 19:27:34)(笑:2票) (良:1票)
16.  KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV 《ネタバレ》 
さて発売日が迫るFF15。そしてこれはその前日譚。 もう本作の世界観からなかなかファンタジーなのかもうなんなのかわかりませんが、ファイナル感はあると思います(?)いや、とにかく凄い。もちろん前作やシリーズを全く知らなくても全然OKな内容ですよ。 現代東京のような作りの国の東京都庁のようなお城が舞台という、もう色々とぶっちぎってますが、それでいて瞬間移動や往年の魔法、神話的伝説やらが絡む、新しく斬新なファンタジー世界を構築していると思います。 お話も今知る限りのFF15本編の裏側を描き、ゲーム本編主人公たちがこれから背負うモノの重さを教えてくれる内容です。 ニックスという男らしい『男』の男の生き様を隅から隅まで見れる内容となっています。あ、王様も凄いカッコいいですよ! そんでもって映像がまた嬉しいくらい良く出来ていて日本もCGアニメの凄まじさを教えてくれます。 特にラストの第一障壁のシーンはもう見物ですね。これをしたいがために王都のデザインを東京っぽくしたんじゃないかという気もします。 ただ革命派の人たちがなにをやっていたのかわかりにくかったのと、裏切り者や姫のお兄さんが簡単に死んでしまうのがちょっと残念でした。(もしかしたらこれもゲーム本編でいろいろあるのかもしれないが) しかし思う存分前夜祭としては最高にゲームへのテンションを爆上げしてくれる映画でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-11-27 19:35:58)
17.  キスキス,バンバン 《ネタバレ》 
シェーン・ブラック作品見たさに鑑賞しましたが、思っていた以上にサッパリしているのやら、泥臭いのか、バカとゲイの痴話喧嘩で彩られる陰惨な事件。 思ったより話がややこしくて、ムダな情報も多いので結構混乱しました。外連味は少なく、淡々と状況が進んで行くのであまり緩急が無いのも辛い所。 コメディとしてはちょっと上滑りしている気がするのは僕が疲れているのか、感性の違いか、センスが悪いのか。とにかくそこまで面白がれませんでした。 見所はやはりカッコ良くない役のロバート・ダウニーJr.を沢山見れる事でしょう。最近はカッコいい役が多いですが、スキャナーダークリーといい、やはり役者というのは凄いです。相棒のヴァル・キルマーもだんだん面白い人に見えてくるのは不思議でした。 ミシェル・モナハンは沢海陽子だからなのでしょうか、全然魅力的に見えないのが非常に残念。 そんなこんなで4点です。うーん。
[DVD(吹替)] 4点(2016-09-08 13:31:06)
18.  キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 《ネタバレ》 
まさかまさかの陰謀渦巻くアクションサスペンス。ついでにヒーローも頑張るぞ。 あんなチンケなヒドラとかいうスペクター似の蛸組織がまさかシールドの中ですくすくと育っていたとは意外の意外。 頼れる奴は少ないし、まさか死んだと思っていた旧友が改造人間としてヒドラにいたとは…。なんとも漫画的展開!いいですねえ。 そんでもって今回は肉弾戦メインのキャラクターばかりなので、超人的殴り合いが楽しいです。 それにファルコンという新たな仲間を加えて進んで行くストーリーはもう見入る事間違い無しです。まぁファルコンの声はもうちょっと楽しい声の方が良かった気もしますが。 それに最後の空中空母がドッカンドッカン沈んで行くのは見ていて痛快ですね。アメリカンな豪快さをこれでもかと見せてくれます。 ちなみにここまで来るともうキャプテンの前作を見ている事はもちろん、アベンジャーズ達の他のストーリーも抑えておいた方が良いレベルになってきましたね。 後味はそれなりにスッキリしていますが「続く!」って終わり方なので、次の銀河っぽい作品も楽しみです。
[DVD(吹替)] 6点(2016-04-20 23:01:02)(良:1票)
19.  キンダガートン・コップ 《ネタバレ》 
こんにちはシュワ先生! レンタル屋のコメディコーナーにあったので、きっと笑えるのかと思ったら。結構リアルな話。 逃げられた妻と息子を追う、旦那親子というなんとも間の抜けた悪党だが、どこかリアリティがあって怖い。 シュワが子供相手に右往左往して頑張る姿はなんとも言えませんが、シュワの教育方法は正しいかは置いといて、頑張って子供達の信頼を得て行き、手応えを掴めて来てガッツポーズをするシーンは結構印象的。 終盤の悪党に追いつめられるシーンは結構怖い。どんな悪党よりああいうのが一番厄介だ。 そして深手を負い子供達に囲まれながら、救急車に運ばれる所はちょっとウルっと来ました。 最終的に自己の過去を見つめなおし、一族一貫しての勤めであった刑事を辞め、本当に子供のために尽くす人になっちゃいましたね。 最後はとても気持ちよく終われて良かったです。
[DVD(吹替)] 6点(2016-04-13 16:39:59)
20.  キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 《ネタバレ》 
キャプテンの過去を追う。 もやしボーイがムキムキ男に大変身!戦争での科学が一人の男に力を与えた。 敵はヒトラーではなく、神秘の技術を脅威の兵器に利用するヒドラ!ボスは真っ赤なタコ坊主!目的は連合国に勝つなんかじゃない、世界征服だ! ビーム兵器やら超マシンで待ち受けるヒドラにキャプテンと精鋭達が挑む!アイアンマンの父ちゃんも出てくるんですね。 敵がめちゃくちゃ多かったり、漫画的な展開が多く、リアリティよりコミック色の強い印象を受けました。 固い固い盾でのアクションはいいですね、敵を殴る時の金属音もたまりません。 でも「戦いなら」なんでも完璧にこなせちゃうキャプテンにちょっとダレてしまうのは残念、ボスもアッサリやられちゃうのもなんだか肩すかし。うーん。 だけど総合的にキャプテンの出生がわかって面白かったです。 エピローグはアベンジャーズの前日譚でしたね。現代に来てしまったキャプテンの表情は切なかったです。
[ブルーレイ(吹替)] 5点(2016-04-02 21:27:55)
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