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Nbu2さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 346
性別 男性
自己紹介 「昔は良かった」という懐古主義ではなく
「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、
 昔の映画を中心にレビューを書いてます。

増山江威子さんのご冥福をお祈りいたします。

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  クリスティーン 《ネタバレ》 
この作品に関しては私は映画関係者に、ふざけるなと言ってしまいたい。私は初期キング作品のファンで「ペット・セメタリー(83)」位までは原本と辞書を照らし合わせて読んでいたほどである。この作品については映画化が先に来て翻訳/文庫化(87年)は後だったので、最初見た時は「車が殺意を持って人に襲い掛かる」という点と58年型プリマス・フューリーの造形、車が自然に治ってゆく描写のみ印象に残った程度であった。で原作小説を読んでみる...なんじゃぁ~こりゃぁぁぁぁああああ!(松田優作風に)まずこの作品はホラーの体を装った素晴らしい青春小説である事、そしてクリスティーンの殺意の根本は、元の持ち主であったローランド・ルベイ(作中では車をアーニーに売り飛ばした後、直ぐ死んでしまう)=青春時代~老年に至るまで何一つ幸せの無い(と思いこんでいた)男の怨念→「あいつら良い気になりやがって」という恨み節というポイントがまるっきり抜け落ちてるじゃないか。名翻訳家深町眞理子氏がこの作品の翻訳をしていることもこの原作を愛している理由なのだが、彼女も翻訳あとがきでこの映画化に関して「そりゃないよ」と述べているくらいなのだから本当、なんて改悪をしてしまっただよなんですよこれ。「クリスティーン」「クージョ」「ファイアスターター(炎の少女チャーリー)」については映画じゃなくて原作を読んでいただきたい。と思いきやこれらみな絶版扱い。トホホ。
[ビデオ(字幕)] 3点(2018-05-08 21:37:10)
2.  グロリア(1980) 《ネタバレ》 
若き日の自分なら多分この映画に「4」くらいしか付けなかったと思う。アクションは妙に中途半端だし(敵役もこれといった印象は残らない)助けられる子供もナタリー・ポートマンは何とかしたいがこのガキはドーデも良いやという感想しか起こらなかった。ところが不思議なもので年を重ねてこの映画を見るとその雰囲気、例えば冒頭の朝のニューヨークの場景や子供を連れて逃げたホテルの部屋で夜一人佇むグロリアを映すショットといったその「空気」にやられてしまっている自分がいる。カサベテスのベストではない気もするし、元々自作撮影用の資金集めの為に他者に提供する目的で書いた脚本で彼自身本当に撮りたかったかどうかは?なのだがそれが彼の代表作になり、愛妻ローランズはアメリカインディー映画界のミューズ(女神)になったのだからわからないもんだ。マイナスはラストのあの音楽。「ロッキー」のビル・コンティは無いんじゃないの?
[映画館(字幕)] 8点(2007-05-20 20:43:32)(良:3票)
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