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コメント数 116
性別 男性
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1.  クロエ(2009) 《ネタバレ》 
いつでも、いつまでも美しくありたいと思い、願うのは女性の夢であり、本能だと思う。その「美しさ」を備え、必要とするエスコートガールとして「女」を仕事にしているクロエの官能的な美がスクリーンを隅々まで満たすOP。そんな若く、魅惑的なクロエを職場の窓から見つめていたキャサリン。面識のない彼女をどうして、思いつめた様に見つめていたのだろう?実年齢が2回り違う女優のキャスティングが絶妙で、物語っている。日々感じる老いと、美しさを保とうとする焦りと不安。私にもかつてあんな女盛りの時があったのに・・・、という羨望の眼差し。主婦として、婦人科医として成功し、リッチな家に住み、何不自由ない暮らし振りに見える女の悩みと孤独。キャサリンに扮するジュリアン・ムーアの、繊細で説得力ある視線と仕草、一つをとっても性と、若く美しい女性に対する男(夫)の態度に苛立ちを露にする様がひしひしと伝わってくる。対象的に、文字通りの小悪魔的でその特徴のある大きな瞳とその容姿。キャサリンに無い肉体的な若さと、表面的な美しさを強調しているクロエに扮するアマンダ・セイフライドの魅力。そんな2人を的確に象徴するかの様に、2人の手が触れ合い、同時に映し出されるカットが何度も出てくるが、どれもとても印象的で、2人の「差」を明確にしている。「自分」に自信を持てなくなったキャサリンが、エスカレートするクロエの「偽り」の告白と、思いがけないキスにより、ついに自らクロエの元に行ってしまったキャサリンは、クロエを通して夫・デビッドを感じたかったのか?それとも性の衝動を、今はクロエにしか求める事が出来なかったから?常に求められる側にいたクロエが求め、応じてもらえなかった。小さくても愛すべき「何か」を探し、応じてきたクロエ。彼女もかつて人を愛し、キャサリンの気持ちが理解出来たからこそ、その現実はあまりに辛く、苦しかったに違いない。穏やかで安らぎに満ちたクロエの最期の表情は、キャサリンの「夢」になれたから。2人だけの秘密は、秘密でなくなってしまったけれど、クロエはキャサリンの心の中で生き続けるんだという、ラストのかんざしのカットが、何とも言えない、喜びと悲しみの余韻を深く、深く残していく。兎に角、撮影、照明、アングルによる映像美が一級。主演女優2人が会うバーやカフェでのシーンが特に艶っぽく、何度でも見たくなる「逸品」だと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-07-17 10:04:30)(良:3票)
2.  クロニクル 《ネタバレ》 
ハリウッドリメイク『AKIRA』の鉄雄役は若き日のレオ様にクリソツな彼にやってもらえばイイんじゃない?って言うかほぼAKIRAの鉄雄だよね?前半のイタズラシーンは共感を呼ぶ笑いを誘ってとても楽しめます。空をかっ飛ぶシーンの爽快感、蜘蛛を手のひらでパッ、と弾けさせるシーン、廃車を念動力で握り潰す「頂点捕食者」のシーンは特にお気に入り。ラストの市街地バトルは実写版ドラゴンボールよりもドラゴンボールしてたけど、チョイとCGは粗めですかね。POV手法でリアリティ重視の作品ですが、何よりも生々しかったのはアンドリューが親父役のマイケル・ケリーに頭はたかれてぶっ倒されるシーンですかねー。リアル過ぎてぞっ、とした…。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-10-27 22:22:53)
3.  グレイヴ・エンカウンターズ 《ネタバレ》 
はぁ、モキュメンタリーも遂にここまで来たか…。(もちろんやり過ぎっていう悪い意味で) モキュメンタリーの信頼性の度合いとして、どこまでドキュメンタリーの様にリアリティがあるか、そして信憑性があるか、の2つだとぼくは考えます。そしてその成功例は99年の『ブレアウィッチ~』だけだと思っています。その理由に収められた映像が『あり得る』範囲であった事、そして観客に見せた映像(伏線を含めた)の『その先』を想像させる余地と余韻を与えた事(これが真の怖さ)が挙げられます。近年ではシリーズ化までしている『パラノーマル~』に至ってはこの『グレイヴ~』と同じで、モキュメンタリーで撮れば怖く見える、というだけでこの技法を使った『モキュメンタリー詐欺』だとも思える、これを観て一体誰がどこまで疑わずに(超常現象とはいえ)信用するのか?という範囲を広げ過ぎていると言えます。(ただ撮りたいっていう気持ちは良く分かりますケド)この『グレイヴ~』ですが、出だしこそワクワクするんですが、外への扉が何故か通路へ、から建物の構造が変化、夜が明けないとかね、もうリアルもクソも無くなるワケですよ。(怖くてイイんだけども)ニセ霊能者が『何か』に掴み上げられ、吹っ飛ばされる、壁から無数の手、血のバスタブから『何か』がザバーっ、でクルーの一人が掴まれて姿を消す、ってマジックかいな!そしてそして「バカにするな。」といい加減頭に来たのか、霊体(いや、実体だからゾンビ?)と取っ組み合う始末…。アリエナイだろ…。これ観ても視聴者は「ヤラセでしょ?」って思うわよ。これじゃたけしのTVタックル『超常現象バトル』の、チュパカブラが家畜襲うカメラ映像か、落ちてきた隕石から飛び出してきた宇宙人が人に飛びかかる映像とおんなじレベルでしょ?おほん、散々言いましたが、ぼくはこのジャンル好きだから点数は甘めに。映画だもんね、『え・い・が』。そしてこれ、『2』あるみたいですが、それならせめてこのファウンド・フッテージをどうやって手にいれたのか位ちゃんと説明して欲しいもんです。まさか昼間に忍び込んで…、とか言わないでね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-08 16:14:47)(笑:1票) (良:2票)
4.  グリーン・インフェルノ(2013) 《ネタバレ》 
ホラー・スプラッター・切り株大好き人間ですが、こりゃ駄目だわぁ。イーライ・ロス6年ぶりの新作って言う事には特に期待していた訳ではなく、作品そのものに興味があった程度。監督の込めたメッセージ 『ネット上で表面的に抗議活動に賛同していい気になっている偽善的な人々に対するアンチテーゼや皮肉な運命』といった前半の脚本は良いかもしれないけど、『娯楽』部分がどうもパンチに欠ける。オープニングクレジットのバックサウンド、森の木々の音、鳥の声、虫の羽音なんかはいかにもロス監督らしい想像させる不気味さに満ちていてイイ雰囲気。女性割礼問題の伏線をちゃんと自分の身に起こるよう差し向ける恐怖とかもイイ。(まぁ予告で分かり切っていたけど)けど肝心のグロ、切り株描写は過去の類似作から一線を超えてないレベル。(あくまで個人主観) 犠牲者になり得る数が多いにもかかわらず割とあっさり切り捨てたり、フラストレーションの溜まる相手を簡単に始末させたり、何よりこれから食われる、次は自分の番かもしれない、という捕まった者の感情表現が薄くて軽すぎる。全く恐怖を感じない。終盤、ジャスティンが川にはまって溺れて流されるけど、木の枝で仲間に助けてもらう。このシーン、いるの?クソする・マスかく・ハッパで原住民がハイになる。あぁ、こっちメインで笑いながら見ればいいのかな?少々期待が過ぎたのかもしれません。アレクサンドル・アジャ監督の方がもうチョット上手く撮ってくれるんじゃないかなぁ?そっちの方が観たいなぁ、と鑑賞後思った次第でした。あ、それとヤハ族の子供たち(笑顔の女の子)が可愛かった。
[DVD(字幕)] 4点(2016-05-24 18:14:00)(良:1票)
5.  グランド・イリュージョン 《ネタバレ》 
ラスベガスの会場でのマジックショーで、フランスはパリの銀行から大金を強奪するという、その大胆かつ魔法の様な華麗なるトリックとは?物凄く期待してたんですが、この映画は彼らが仕掛けたその強盗トリックを追い、解き明かすという映画では無いんですよねー。これ、第一のマジックですが、直ぐにネタばらししてくれるし、しかも分かれば「あぁ、その程度、ふーん…。」ってなカンジ。そしてどのマジックもあまりに映画的な視覚で、「そんなに上手くいくのかよっ!?」っていう疑念と、結局彼らがカッコ良く映る様に作られてる。彼ら4人は最初スカウトされるんですが、脱出マジックが得意なアイラ・フィッシャーなんて何の役にも立ってないんじゃ…。んで監督サンがルイ・レテリエ。この人力入れてるのは結局凝った格闘シーンと、トランスポーターばりのカーチェイスですか?メラニー・ロランなんてフランスよしみで参加させたのか、ってな位の存在感と演技力…。大掛かりなトリックに期待すると肩透かしを食らうかもしれませんし、ストーリーテリングもいまいちなんで、オチネタを聞いてもまた「ふーん…。」な程度。TVで気の合う仲間とワイワイ観る分には楽しいかも。その程度という事で。
[試写会(字幕)] 4点(2013-10-22 17:15:30)(良:1票)
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