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タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 574
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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1.  暗いところで待ち合わせ 《ネタバレ》 
2006年の映画ですか、、。あの田中麗奈ちゃんが、なっちゃんの面影を残しつつ、すっかり大人っぽくなっておりました。ストーリーは火曜サスペンス調ですが、彼女のフォトジェニックな存在によって最後まで飽きることはなかった。 映画としては、主に「家」が舞台。しかし、全盲者が一人で暮らすことにより目が離せないドラマになるし、そこにアキヒロが潜むことによりサスペンスを生む。 もう一つの舞台として駅のホームがあり、時間、目線、構図をいくつか変えることにより、やはりたくさんのドラマがありました。このあたりこそ、映像化した意義があるのではないだろうか。 そして、公園で歩き出すラストは際立って美しく、実に後味の良い終わり方となっていた。 目の見えない女と闇を抱える男が、暗いところで待ち合わせ、そして二人は明るい未来へ・・・。 観終えてみて、うまい題名だと思った。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-03-05 22:57:27)(良:1票)
2.  グレイトフルデッド 《ネタバレ》 
ホラーではなく、血みどろのブラックコメディですね。かつての、園子温監督の作風に近いかな? ナミ (瀧内公美) は美人で大金持ち。一方は孤独な老人 (笹野さん) とは言え、元タレントで有名人だし、それなりに金もありそうだ。そんな二人による殺し合いが不謹慎な笑いを誘います。しかし、自作の竹やりに画鋲のまきびしって、、(笑) この映画には、ナミによる「孤独っち」という造語が登場します。これは彼女の目線では、孤独な人を嘲笑して揶揄するあだ名のことですが、この映画の含みとしては、彼女のような人、彼女本人のこと。この言葉自体が自虐ネタ的な感じですね。 でも彼女に限らず、軽い人間ウォッチャーのつもりがストーカーな人、軽い投稿のつもりで誹謗中傷しちゃう人、、古今東西、暇なヤツが他人で暇つぶしを始めるとろくなことにならんから気をつけた方がいいね。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-03-15 23:02:49)
3.  空気人形
本作は設定こそブッ飛んでいるけど、彼女 (空気人形) を奇異の目で見るのではなく、できるだけ彼女の視点でこの世界を眺めることに全神経を集中したい。ほら、何も知らないピュアな心になったつもりで、改めてこの世界を眺めてみたら? ・・だめだ、やはり男たちが汚らわしいものに見えて仕方がない (笑) ぺ・ドゥナに関する芝居やキャラクター設定はあて書きだろうね。その存在感はもちろんのこと、"外国人" であること、つまり前提として日本語を (スラスラと) 話せないことが特に重要に思えた。命が宿ること、それは言葉を覚えていくことだし、彼女が意味を知らずに発する声音そのものの響き、その姿のたどたどしさ、、それはまるで言葉を覚えたばかりの幼な子のようでしたから・・。 あと、自分に「名前」があってよかった、、そう思わせてくれる映画でありました。
[DVD(邦画)] 7点(2021-02-08 19:59:01)
4.  KUBO/クボ 二本の弦の秘密
雰囲気はまさに「まんが日本昔ばなし」なんです。あの世界観を、ハリウッドの新進気鋭のストップモーションアニメ監督が現代風に演出していて、なんかこう、観ているあいだ不思議な感覚でしたね。クボ・サル・クワガタが三人パーティを組んで、村を草原を山をてくてく歩き、やがて舟で大海原へ。僕は勝手にドラクエⅡを思い出したりもしたのですが (笑) 闇の姉妹の造形は不気味な美しさにぞくぞくしますが、骸骨の場面だけはどうしてもティム・バートン風になります。と、ここまで書いてみて、つまり雰囲気は極上ですが、新鮮な " 個性 " は乏しいのかなと。道具のディテールには相当拘っていて、折り紙のザラザラした感じ、クワガタが纏う甲冑の質感、クボの刀や兜の光沢は惚れ惚れするほど。また、外国の監督にありがちなピント外れな日本の描写もほとんどありません。監督 (制作スタッフ) のみなさまは、日本古来の風景はもとより、習慣や文化まで深く探求されているようで、これは嬉しい限りでした。なお私は字幕で観たのですが、この世界観なら英語よりも日本語吹替の方がいいかもしれません。 (日本の風景にサムライたち、これが英語というのがちょっと違和感でした)
[映画館(字幕)] 7点(2017-11-27 17:35:56)
5.  グッバイ、サマー 《ネタバレ》 
若さゆえのおバカな悪ノリの中にも、どこか上品で哀愁をおびた雰囲気が終始漂っていて。フランスらしい、米国産の映画とはまた一味違う味わいの青春映画でした。そして、どこか昔の映画を観ているような不思議な感覚があって、それは"レトロ"とか"懐古調"といった表現が相応しいかわかりませんが、昔の、特に1960年代~70年代頃の映画にあった空気感が、この映画にはありました。彼らにとってこの旅はすばらしい思い出でしょう。大事な人の"死"は悲しい思い出でしょう。いつだって、青春の回想は良いことか悪いことで、"普通のできごと"が入り込む居場所はありません。終わり方は好きでした。僕も14歳あたりから、重要な選択を何度も何度も間違えては、いつの間にかただの、、いや青春映画が好きなただの大人になっていました。
[映画館(字幕)] 7点(2016-11-12 16:47:39)
6.  グッド・ライ いちばん優しい嘘 《ネタバレ》 
映画の中で、スーダン内戦の様子をわずかの回想で済ませることなく、彼らロストボーイズの生い立ちからしっかりと時間をかけて描いたこと。これが彼らの人物を深く掘り下げることに成功していて、アメリカ編における彼らの一言一言に深みを与えています。 これは表向きはロストボーイズの救済を題材にした社会派の映画。でも救済されたのはキャリーの心であり、彼らに多くを教えられたのはむしろ我々の方。 平和な世界に生きている喜び。家族が当たり前のように一緒にいる喜び。与えられたすべてに感謝する心。 平和な暮らしと引き換えに、人が失ったものはあまりにも多い。 彼らロストボーイズは、僕らが失ったものを教えるために導かれた宣教師だったのかもしれません。 ちょっと興味深かったことを一つ。彼らにとっては物を買う売るといった概念はあまりなくて、それは「お金」と「商品」(サービス) を交換する、ただそれだけの行為。つまり、金を払った方がエライといった考え方は皆無で、与えてくれた人・与えられたモノに対する感謝の気持ちはいつだって忘れない。このあたりは物々交換の風習がまだ根強く残るアフリカの考え方を垣間見たようで興味深かったです。 ちなみに「嘘」って面白い言葉で、その定義は人によって曖昧です。 (と思ってます) 私にとって嘘とは、私利私欲が目的で相手をだますこと。少なくとも、相手の幸せを願って真実ではないことを語るのは私の尺度では嘘とは言いません。
[DVD(字幕)] 8点(2016-06-09 23:48:29)(良:1票)
7.  くちびるに歌を 《ネタバレ》 
まず、舞台である五島列島の美しさに、否応なしに惹き込まれました。海に港に坂道に教会・・。どこもかしこも、実に映画映えするロケーションばかりでございました。 そして、女王様のようにお高くとまってるガッキーには、むしろいつもよりドキドキしたし (笑) 、道徳の教科書のように正しく、カルピスのCMにでも出てきそうな爽やかな生徒たちも、皆よかった。 もちろん、本作のテーマでもある、彼らの歌も素晴らしかった。序盤の「マイバラード」からして、すでに心をつかまれたというか、、それがまた最後に待ち構えていて、その大合唱の圧巻に私も心燃えました、、。 柏木先生の言葉、「ここにソプラノがいるね。アルトもいて。例のやつ、するしかないね」←これ、なんか好きでした。 「冷蔵庫にジャガイモがいるね。たまねぎもいて。にんじんもいて。カレーライス、するしかないね」←私はいつもこう (笑) ラストは見ての通り、「船出」ですね。それは生徒一人一人、そして柏木ユリにとっての、新たな人生の旅立ちも意味します。 もちろん、新たな旅立ちを戸惑うあなたの背中を力強く押してくれる映画でもある。 3月~4月あたりの、別れと出会いの季節にまた観たくなる映画です。
[映画館(邦画)] 9点(2015-03-14 19:08:28)(良:1票)
8.  蜘蛛女のキス 《ネタバレ》 
物語の大半はさながら主演二人の舞台劇だが、脚本と二人の演技力の高さにより見応えがあり、あきることなく話が進みます。圧巻なのはやはりウィリアム・ハート。モリーナがヴァレンティンに抱きしめられる場面では彼が本当に女に見えました。姿ばかりでなく、仕草と心まで完全に女になりきっています。役を演じるとはこういうことなのでしょう。作中、「愛に国境はない」といった台詞があります。そして自らの命よりも愛する人の身を案じたモリーナの姿に、愛にとって国境や性別などは少しも障害にならないという強いメッセージを感じました。
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-17 20:27:59)
9.  クリムゾン・リバー 《ネタバレ》 
原作読後に観ました。映画化するにあたり、アクションの要素をムリやり取り入れた感があります。それにしても「羊たちの沈黙」以降、この手のホラータッチのサスペンス映画が増えましたね。
[映画館(字幕)] 6点(2013-07-28 15:28:09)
10.  クレイジー・ハート 《ネタバレ》 
ジェフ・ブリッジスが過去の栄光にすがるカントリー・ミュージシャンを完璧に演じきったと思います。歌も予想していた以上に上手かった。バッドが酒を断ち切ることができないのは、才能の枯渇を認めることができず、今のうらぶれた自分の姿と冷静に向き合うのが怖いから。人生初めから今まで凡人の私では到底理解できないが、一度華やかに脚光を浴びるとその栄光がいつまでも忘れられないのだろう。でも同じ男として、再生に向ってもがく男の話は嫌いにはなれません。そして何より、映画界への功労者ジェフ・ブリッジスのアカデミー主演男優賞は一映画ファンとして素直に嬉しかった。
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-26 21:27:30)
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