Menu
 > レビュワー
 > カニばさみ さんの口コミ一覧
カニばさみさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 600
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  グッドナイト&グッドラック 《ネタバレ》 
ニューシネマ的なエンディングはいいですね。顔を正面から捉えたショット=観客に向けたメッセージが多く、ジョージ・クルーニーが現代社会をどれほど嘆かわしく思っているかが伝わってきます。 彼らのスタジオや会議室は密室です。これは彼らが権力から常に圧力を受ける弱い存在であることを示しています。そして、CBSの社長が登場するシーンでは、彼の顔には複雑な影が現われますが、マローの顔は一方向からの照明を受け、明暗がはっきりと現われます。これは彼らがどのようなキャラクターとして設定されているかを如実に表す演出ですね。わざわざ白黒映画にしたのは、照明の明暗を効果的に使いたかったからでしょう。現在ではいいイメージを持たれないタバコの煙も、マローの内面から沸き上がる善意や抵抗心を表す重要な美術装置として機能しています。 社会派監督としてのジョージ・クルーニーの力量がうかがい知れる映画だと思います。しかし、娯楽としての面白さには欠けるので、点数は低め。
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-20 10:13:26)
2.  靴みがき
思いやりのすれ違いが切ない。自転車泥棒ばかりがクローズアップされがちなデ・シーカだけど、本作もなかなかいいものです。
[DVD(字幕)] 6点(2016-12-12 23:39:47)
3.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 《ネタバレ》 
ある人間と同じ記憶・人格を持つロボットは果たして本人と言えるのか?という、別段珍しくもないテーマが下敷きになっているんだけど、しんのすけの「どっちのとーちゃんも頑張れー!」というセリフでもう号泣。直前まで「いくらなんでも五木ひろしロボットはどうなのよ」と思っていたことも忘れてハンカチを濡らしました。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-05-31 00:58:46)
4.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
傑作。子供向けアニメとして無視していい部分(タイムスリップの描写など)は徹底的に無視して、映画を見る上で欠かせない細部(戦闘形式など)はみっちり調べて完璧に表現するという姿勢に乾杯!これがこの映画の魅力を何倍にも増幅させていると思う。
[インターネット(字幕)] 8点(2016-05-31 00:56:30)
5.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 《ネタバレ》 
『ALLWAYS 三丁目の夕日』の大ヒットを受け、昭和がブームになった。誰もが古き良き時代を懐かしみ、昭和を扱ったテレビ番組は好視聴率を記録し、展覧会などもさかんに開催された。私は思春期まっただ中にこの空気を体感し、昭和はそんなにいい時代だったのか、と思ったものだった。しかし、昭和には負の側面もたくさんあったのだ。戦後に絞っても、公害、冷戦、イデオロギーの暴走など、忘れてはならない事象がたくさんあった。しかし、昭和ブームはこれらを忘れさせ、架空の「昭和」に人々を誘った。オトナ帝国は2000年代中盤に実在したのだ。年々少年犯罪が増えているとコメンテーターは語った。しかし、戦前の少年犯罪は常軌を逸したものが多数あり、今よりもはるかに治安は悪かったのだ。郷愁は負の側面を忘れさせる。まさか子供向けアニメがこのことを題材にしていたとは知らなかった。どことなく「架空の懐かしさの雰囲気」をまとうスタジオジブリ作品への抵抗も込められていたのかもしれない。クレヨンしんちゃんらしいギャグの数々に笑い、ひろしが見た回想に泣いた。子供たちが抱く不安、無邪気な時代に帰りたいという大人の抑圧された願望の両方がわかる20代前半を生きる私だからこそ湧き上がる感情というものにすっかりやられてしまった。音楽もいいし、明言も多いし、素晴らしい映画だと思う。無性に「翳りゆく部屋」が聞きたくなった。
[インターネット(字幕)] 9点(2016-05-03 02:06:18)(良:1票)
6.  クラウン
まあまあ。ホラー映画的な怖さというよりも自分が自分ではなくなってしまう恐怖を描いた前半と、納得行かない展開のオンパレードの後半では満足度が段違いなので、この点数にしています。ジョン・ワッツの実力はよくわからなかった。今後のハリウッドの中心人物になることが確定している人ではあるので、注目していきたいと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2016-04-30 03:00:46)
7.  黒い十人の女
船越英二は名優です。つかみ所のない現代風の男をうまく演じていると思うけど、なぜ彼に女性たちが惹かれるのかがわからん。男への復讐を決意するも、いざという時にあたふたして見なかったふりをする女たちのコミカルさには笑ったけど。女性優位社会への恐怖感のようなものを表現したかったんだろうか?
[DVD(字幕)] 6点(2016-03-14 02:58:39)
8.  グッドフェローズ 《ネタバレ》 
盛り上がりに欠け、淡々としている?それがマフィアのリアルなのでしょう。ノンフィクション本の映画化としてはこれ以上ないほど忠実な描写が多かったのではないかと思います。同じくデ・ニーロが出演した『アンタッチャブル』もノンフィクション本が原作ですが、あちらはかなり脚色されています。劇中のセリフにもありますが、本当のプロはにこやかに近づいてきて、何も言わずに仕事をするのでしょう。 前情報を持たずに見ると、この映画がとても事実を元にしているなんて信じられないでしょう。物語はヘンリーのナレーションのもと、淡々と進行していきますが、クライマックスではヘンリーが観客に向かって語りかけてきます。映像娯楽ジャンルでしか表現できないシーンの後、ラストショットは『大列車強盗』の有名な、映画史上初めて観客に向けて発砲されたショットのパロディをあざ笑うヘンリーの顔。これは「この映画はこれまでの映画と違う。これが現実なんだ」というメッセージでしょう。これまでこの映画を何度見ても何が面白いのか理解できませんでしたが、今なら理解できます。面白い映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-16 05:45:59)(良:1票)
9.  クリフハンガー 《ネタバレ》 
超軽装なのになぜか絶壁の上まで来れてしまった女性が墜落する冒頭のシーンは良かった。絶望感がヒシヒシを伝わってきて、「おっ、これはいいかも」と思ったんですが、それからはバカバカしくて…。なによりも悪役がバカ。行動・決断に明確な理由がないから全く納得出来ないし、どんな結末を迎えても「いや、それお前のせいじゃん」としか思えないんです。無駄に仲間割れして死んでいくし、スタローンの背中を撃ちぬけないし。スタローンは『怒りのアフガン』状態だから撃ちぬけなくて当然なんだけど、そもそもなぜスタローンを殺そうと思ったのか?『怒りのアフガン』見ていないの?
[インターネット(字幕)] 5点(2015-07-30 05:35:59)
10.  グレンとグレンダ 《ネタバレ》 
想像とは全然違った。構成がメチャクチャなせいでほとんどの時間がすっげーーー退屈。ヘタクソな『イレイザー・ヘッド』風の心的描写は困惑しながらもそこそこ楽しめたような気がする。無理やりそう思いこまないと1時間が無駄に…。『エド・ウッド』を見た人はエド・ウッド本人の凄まじさを体感するために観るべき。あーあ、「グレンとグレンダ」パートだけならまだマシだったのになあ。
[DVD(字幕)] 3点(2015-07-04 16:54:09)
11.  グリーン・ホーネット 《ネタバレ》 
主人公がガキ臭い?エレベーターあり得ない?バカ野郎!この物語はリアリティを重視していないんだからそんなことはどうでもいい!ジョーカーみたいな悪役が本当にいるわけ無いだろ!! この物語はいつまでもガキのままの大人がバカをやりながら友情を深めるブロマンスなんだよ!セス・ローゲンの出演作を調べたことは?彼はブロマンス俳優だから最適なキャスティングなの!だいたい、冒頭で爆死したチンピラはジェームズ・フランコだよ?どっからどう見てもブロマンス映画の始まりじゃねーか!これが本当のガキ帝国なの!一度は想像したことがないのか?「俺もジェームズ・ボンドみたいにいいオンナを抱いたりよくわからんけど凄い車に乗ってみたいもんだ」と。技術は進歩していく。理屈はさっぱりわからんけど凄いらしい車は開発されるだろうけど、女の気持ちはよくわからんよね、あーやっぱ男同士でつるむのはいいわ。女?頭がいい女はカッコいいから俺ら側なのでOK!そういう映画だから!どっかで見たことある話だなぁとか言うな!これまでのヒーローものの物語と決別したシーンを覚えていないのか?スカしていいカッコしたヒーローなんかいらねえ、俺達は等身大でヒーローだ!でも既視感ありありなのは、そりゃ俺達はバカだし?これまでに見てきた「カッコいいもの」を体験したいからヒーローやりたいんだし。っていうことなので!まさかこの手のヒーロー映画にリアリティを求める人はいないだろうなぁ!クリストフ・ヴァルツのバカバカしい演技を見たかよ。そういう映画なの!それとして十分にかっこ良くて面白いからいいの!登場人物にウリがない?うるせえよ!どっかで見たことあってカッコいいだろ!  …というわけで、この映画好きです。ミシェル・ゴンドリーじゃなくてもこんなかんじの映画作れるんじゃねーの?とか言うな!
[DVD(字幕)] 7点(2015-05-10 03:09:11)(笑:1票)
12.  ぐるりのこと。
音楽の使い方が良いですね。使い始めから物語が展開し始めるので、「おっ、始まったな」と感じます。しかし、始まるまで長すぎ!そして終わるの早すぎ!どうでもいい話が長々と続いてようやくエンドロールかよ!興味が持続しないのが残念でした。 雰囲気はすごく好きなんですけどね、なんだかなぁ。音楽が流れている時間の前後10分だけ見ればいいんじゃないかな、なんて思ってしまいました。
[DVD(邦画)] 5点(2014-03-08 07:59:04)
13.  狂い咲きサンダーロード 《ネタバレ》 
バイクは人生そのもの。大衆に迎合し、誇りを失った暴走族の連中と決別した魔墓呂死特攻隊は「やりたいことをやって生きていく」ことを選択する。でも世間はそんなことを許すはずがない!背広を着ろ!家庭を持て!貯蓄しろ!社会の歯車になれ!正論は時として暴力になる。 暴走族のトップ連中は警察官になり、昔の仲間と緩く付き合いながら安定した生活を送っている。一方、特攻隊員は「スーパー右翼」として日々訓練を受け、組織に適応するものとそうでないものが現れた結果、やはり組織が勝利する。こんなことが許されてたまるか!生きたいように生きたいという願いがクライマックスを生み、最高のラストへ繋がるのじゃああああああああーーーー!!!!  バイク乗りにとって手は命。手を切り落とされるなんて去勢されるのと同じ。いわばルドビコ療法なんです。バイクは直進する乗り物で、精子のメタファーだと考えることができるということをふまえて考えると、周囲の男が男性性を喪失する中、男であり続けるために戦ったのに無理やり去勢されちゃう話なんですよ。唯一抵抗したのが仁さんなんだ。 すべてを失った仁さんが凄腕子供バイヤー(意味不明)の力添えで銃という明らかなメタファーを手に入れ、社会に反逆して勝利する。考えれば考えるほど『時計じかけのオレンジ』だなぁ。一度死に近い状態を体験し、再び男性性を獲得する。違いは後味がいいかどうかという点だけ。本作の後味はそりゃあ最高でしょ!あの笑顔に惚れない奴がいるもんか!石井監督の「若大将シリーズの加山雄三みたいに笑ってくれ」という注文に答えた山田辰夫かっけー!
[DVD(邦画)] 10点(2013-10-14 23:02:25)(良:1票)
14.  くもりときどきミートボール
レミーのおいしいレストランが許せなくて、こっちが許せるのはなんでだろう?DVDで見てしまったけど、きっと3Dで見たらさらに楽しかったんだろうと思います。脇役や酷いやつを後半でうまい具合に活躍させ、しかもギャグとしてしっかり面白く使っているのは素晴らしいと思いますね。脚本がいいんだと思います。この映画のようなオチは大好きですね。子供が好きそうなお話なのに、劇場公開時は子連れがあまり入らなかったそうで。ちょっと残念です。
[DVD(字幕)] 6点(2013-09-25 00:50:26)
15.  グラインドハウス(U.S.A.バージョン) 《ネタバレ》 
念願かなってようやくグラインドハウスのUSAバージョンを劇場で見ることができました。プラネット・テラーとデス・プルーフはレンタルでそれぞれ見ていますが、このバージョンのほうが見やすいし、とても楽しかった。バカバカしくもリアリティのある予告編が良いスパイスになってました。探索で見たときはプラネット・テラーのほうがバカバカしくて楽しめたのですが、USAバージョンで見ると断然デス・プルーフのほうが良かったですね。前戯が長すぎてあくびが出ましたが。中盤の目が覚める笑っちゃうほどの残酷なシーンでグッと映画に引きつけられ、そこからまた長ーい前戯が始まるわけですが、飲食店内で駄弁る4人の背後にちらっと映り込むカート・ラッセルのタイミングや、スタントウーマンの揉め事などは前半パートの4人の会話よりも断然魅力的でした。カーチェイスシーンも大迫力で最高でしたし、オチも流石!って感じで、文句なし。いい映画体験が出来ました。二人にはまたこういうバカをやってほしいです。こんどこそ興行収入が奮うことを願っています。
[映画館(字幕)] 8点(2013-09-01 19:35:10)(良:1票)
16.  グラン・トリノ
映画を見るようになった頃に見ました。イーストウッド初体験でした。下調べでイーストウッドの集大成的映画だと知っていて見たのですが、過去作を見ていない自分でも映画はあまりにも面白く、こう思いました。このジジイ、只者じゃない。沢山のイーストウッド主演作・監督作を見てからもう一度グラン・トリノを見ると、数々の名シーンが脳裏に浮かんできて、イーストウッドのキャリアをダイジェストで見ているような感覚になりました。いい映画体験をさせていただきました。イーストウッドの身になにかあったとき、もう一度見ます。
[DVD(字幕)] 9点(2013-08-17 01:00:42)(良:1票)
17.  グエムル/漢江の怪物
CGが良く出来ていて、迫力がありましたね。クライマックスも見ていて楽しい。突っ込みどころはたくさんありすぎるくらいですが、それもまた魅力になりうる映画だと思います。愛される映画でしょう。
[DVD(字幕)] 6点(2013-08-06 10:24:40)
050.83%
1122.00%
2254.17%
3376.17%
4335.50%
57813.00%
69816.33%
715125.17%
89616.00%
9538.83%
10122.00%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS