21. 刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM>
《ネタバレ》 犯行時に居合わせたメッチャ可愛い不倫相手がバカっぽく優柔不断で、その彼女が犯人にとってネックになるのですが、途中で殺されてしまう展開は「コロンボ」の一つのパターンですね。 ところで、コロンボがパーティーに同席して「一番思い出深い事件は何でしたか?」と質問され「それはいつもその時手がけている事件だと思いますね」と答えたのには、なるほどと思いました。「あの俳優が演じたエピソードです」なんて言う訳ありませんもんね(笑)。 全体的な展開は日本のサスペンスみたいで、ラスト、犯行当時を演技でシュミレーションするやり方は今の刑事ドラマでも沢山使われています。 面白かったけど、コロンボが犯人を騙して、犯行時、現場にいたと立証するだけでは不完全燃焼のような気もします。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-04-06 01:29:52)(良:1票) |
22. 刑事コロンボ/攻撃命令<TVM>
《ネタバレ》 オープニングから驚くほど単純なシナリオになるだろうと想像できたが、推理ドラマとして考えずに観ると結構面白いです。 ゲストハウスに住んでいる女学生が、現在「セックス・アンド・シティ」の名女優になるなんて誰が想像できたでしょう。 今と全く変わっていないキム・キャトラル。最高に可愛いです。 私が犯人なら、奥さんの不倫は許して、彼女を愛します。(笑) コロンボと「市民ケーン」の会話に夢中になる犯人の単純さはがっかりでしたが、最後のどんでん返しは、いいアイデアだったのではないでしょうか?(もしコロンボを殺せたとして、どう処理するのか興味深いですが……) それに加えて、コロンボが自分の愛犬に「殺せ」と支持するのも最高に笑えました。 [地上波(吹替)] 7点(2010-03-20 21:24:05) |
23. 刑事コロンボ/悪の温室<TVM>
《ネタバレ》 コロンボが殺人前に登場する等、新しいアイデアでシナリオを作ろうとする必死さは感じられるが、相棒刑事など登場させることで、事件そのものが短くなってしまい、返って曖昧さが出てしまっている。 コロンボの懸命な捜査とは関係なしに、一年前に発砲した拳銃の弾一つで犯人を決定してしまうところに満足できない。 これだけ曖昧な証拠では、この犯人、裁判ではきっと無実を訴えると思う。 ところで、冒頭で登場した被害者の奥さん、美人でオッパイ大きくて、足が綺麗で。とてもエロいなぁなんて思いました。(笑) [地上波(吹替)] 7点(2010-03-13 23:47:08) |
24. 刑事コロンボ/断たれた音<TVM>
《ネタバレ》 犯人が難聴というのがミソであるが、どれくらいのレベルなのかよくわからない演技だ。全く聞こえないわけではないらしい。 最後の決定打は、犯人の難聴という障害がオチになっているが、こんなの日本のサスペンスドラマでは絶対出来ないだろう。そう思うと大変自由奔放なプロットで支持したくなる作品だ。 [地上波(吹替)] 7点(2010-03-06 21:58:11) |
25. 刑事コロンボ/美食の報酬<TVM>
《ネタバレ》 以前から、自分が犯人だと疑われたら、コロンボも殺しちゃえばいいのにって思ってたけど、世の中そんなに上手くいかないものです。 コロンボがフグを試食するシーンに、日本人と欧米人の捉え方は違うのではないでしょうか? 間違いなくフグに詳しい日本人の方がサスペンスを感じると思います。 コロンボのセリフが日常会話と事件をさりげなく重ねて喋ってるのは特に注目すべき点です。面白い。 [地上波(吹替)] 7点(2010-02-20 22:20:48) |
26. 刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM>
《ネタバレ》 子供の頃に観て、今もまだ記憶に残ってるんだから、やはり面白いんだと思います。もう、この作品は客観的に観れません。 因みに、共犯の女性を殺した時、なんでコロンボも殺さないんだ?って、子供の頃の感想も全く変わっていません。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-02-13 09:02:09) |
27. 刑事コロンボ/野望の果て<TVM>
《ネタバレ》 つまらないとは思わなかったけど、75分を無理矢理90分に延ばしたような尺で、ちょっと退屈でした。 間違いなく選挙には勝つとわかっているのに、犯行の動機が愛人関係という、あまりにバカバカしい理由なのが残念でした。 歯医者、検問、ガソリンスタンドでの小切手のやりとりとか、私にとっては退屈で間延びしたように感じました。 犯人も拳銃を二丁持っていて、最初の殺人とラストの狙撃の銃が違っていれば、逮捕されることはなかったろうにと思いました。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-08-30 00:50:48) |
28. 刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM>
《ネタバレ》 銀貨のクイズに勝ったコロンボと対決した犯人の心理状況がよくわかりました。 彼は久々の……もしかしたら生まれて初めてゲームを楽しんだのかもしれません。 もはや証拠は分かっているコロンボに自供してしまい心酔する犯人。 そこへ掛かる一本の電話。 それは悪妻からの本当の愛の告白でした。 「残念ながら、お前には私はいらなくなったよ。さようなら」 後の祭りです。 犯人が虚しかったです。 ところで「私の推理聞いて!」とコロンボに迫ってきたクラブの少女、キャロラインが可愛かったです。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-06-29 22:15:22) |
29. 激突!<TVM>
《ネタバレ》 子供のころ、テレビで見たときに比べると、どうしても点数が下がってしまいますね。 今の映画のテンポに比べると、じれったい気分になる。 犯人が最後までわからないところに恐怖を感じるとジョン・カーペンターも言ってましたが、悪人がどんな顔してたのか、やはり知りたいですね。 そういえば、私も経験があります。スクーターに乗ってて、車とぶつかりそうになったんです。乗ってたドライバーに「コラ!」と言ったら、相手はヤクザでした。もちろん急いで逃げました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-01 19:50:55) |
30. 刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM>
《ネタバレ》 「どんなことがあっても平然としていられる勇気」と将軍を指摘しているコロンボ。 しかし、その将軍が目撃者の女性に自ら近づいて行くのは、どういう訳? 本当に好意を抱いていったようには描かれていないし。 それに加えて犯行動機がイマイチ。 しかし、このドラマは何故か目撃者の女性を中心に面白いセリフが沢山散りばめてある。 コロンボの「酔ってませんでした?」と言う言葉に激怒したり、犯人にダンスを誘われ、恋に落ちたり、証言がコロコロ変わっていき、捜査は全く進展しません。 女性を犯人の展示会場に連れて行き、最後に言うコロンボのセリフ「ある人物を理解するには過去を知るのが一番だからです!」というのが、このドラマのハイライトではないでしょうか? 目撃女性を中心にしたコミカルな展開だと思います。 [地上波(吹替)] 6点(2010-03-06 22:11:43) |
31. 刑事コロンボ/死の方程式<TVM>
《ネタバレ》 野沢那智さんの吹き替えが印象的でしたが、最初のクレジットでロディ・マクドウォールって出て、誰だっけって一瞬思ったけど、「猿の惑星」のコーネリアスだって、すぐ思い出しました。 殺された被害者が、よりによって留守電に葉巻の話をして、その時に腕時計ばかり気にする犯人の仕草が、ワザとらしく、それだけで今回のエピソード、ついていけませんでした。 完全犯罪でもなければ、犯人の行動や言動も、不自然に思えました。 ラストの葉巻に関しても、コロンボの罠だということは観ていてすぐわかってしまったので、犯人が焦る仕草も白けてしまいました。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-11-11 07:03:27) |
32. 刑事コロンボ/仮面の男<TVM>
《ネタバレ》 パトリック・バクグーハンは「プリズナーNo7」以来の大ファンだったのですが、本編と関係ない会話が多く、難しく話しをしようとしたのが裏返り、正直つまらなかったです。肝心の殺人の決め手になる証拠は、いいアイデアだと思いますが、CIAでも捕まえることが出来なかった事件をコロンボが5分足らずで解決してしまうエンディングもあっけなかったです。それから、このエピソード、人間ドラマが全くといっていいほど描かれてありません。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2010-05-17 02:46:52) |
33. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
《ネタバレ》 全編モヤモヤ感が消えないエピソードでした。犯行動機が、犯人自身の名誉、つまり「闘牛に対する怯え」を知られたことがきっかけなのに、ラストで犯人が自ら何の躊躇いもなく闘牛場に立ってしまうことに納得いきませんでした。普通、何かしら理由をつけて闘牛場に立たないように考えるでしょう? ラスト、犯人はコロンボと全く会話をせず、パトカーに乗り込み、パトカーを見送った後、コロンボは地元の刑事に事件の真相を話すのですが、結局何が起こったのか分からなかった視聴者もいるはずです。 私も100パーセント理解できませんでした。はたしてアリバイと名誉の真実で殺人が立証されるのか……。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2010-04-30 22:17:09) |
34. 刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM>
《ネタバレ》 恐らく企画段階で明刑事コロンボと有名な推理理作家の対決と決めたのだろうが、推理作家のドジっぷりがストレスを感じる。 閉じ込められた被害者が、死ぬまでに何をするのか想像できなかったのか? 小道具で使われた被害者の車のキーがイマイチだし、被害者のメッセージが犯人の推理から発見されてしまう皮肉な展開も計算はされているようだが、ハッキリ言って「面白くない」の一言である。 最後に犯人の推理作家が「もし姪の死に貴方(コロンボ)が携わってくれたらこんなことにならなかったろうに……」という言葉が、このドラマの決めセリフである。 [地上波(吹替)] 5点(2010-03-07 19:38:56) |
35. 刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM>
《ネタバレ》 犯行計画は面白いけど、動機が不十分だと思います。たとえ犯人がわからなくても、警備隊長が過激派の学生のせいで殺されたとは考えにくい。 もし私が犯人だったら、いくら犯行が時効、または証明されなかったとしても、コロンボに自白したりはしない。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2010-02-13 08:47:19) |
36. 刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM>
《ネタバレ》 ウィリアム・シャトナーが俳優役として刑事を演じて、本物のコロンボとタッグを組んで、シャトナー自身が容疑者だと自ら推理していく。それが、この作品の狙いだと思うが、ただそれだけって感じで、犯行動機や証拠に穴がありすぎると思う。 ウィリアム・シャトナーだったら「スタートレック」というのは誰もがイメージするはず。山城新伍よりも、いつもの声優さんにやってもらいたかった。 それから、犯行計画の実行はスピルバーグが監督した「構想の死角」を参考にしていると思う。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2010-04-07 22:10:38) |
37. 刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM>
ファーストシーズンで、ここまで面白くないエピソードも珍しい。恐らく、この脚本家は、本作でクビになったと思う。それくらい計算もドラマ性もない。他のレビュアーと書くことは一緒。ノーカットというのに、1時間15分で終わった。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2013-11-03 10:56:27) |
38. 刑事コロンボ/ロンドンの傘<TVM>
《ネタバレ》 昔は日本のドラマでも香港や韓国ロケなどがありましたが、このエピソードも、それと同じケースでしょう。ただのスペシャル番組のように感じます。 被害者の車の幌に雨の痕がついていたのを理由に、ひたすら傘を探し続けるコロンボに違和感を覚えました。普通、車を使ったら傘を持たない場合の方が多いのではないでしょうか? 犯人を断定してしまうところも唐突すぎます。 犯人に自供させるために、仕掛けをするコロンボにも罪があると思いました。 因みに、現在、テレビのエピソードはランダムに放送されていますが、声優の小池さんは風邪でも引いたのか、元気がなくて別人みたいに聞こえました。 今回は1時間40分の長時間放送。コロンボのロンドン見物など、無駄なシーンも多く、テンポもだらけてしまってます。 もしかして、私にとってはシリーズ最低かも。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2010-04-24 00:36:30) |
39. 刑事コロンボ/さらば提督<TVM>
《ネタバレ》 最終回の予定だっったろうが、ここまで来ると「コロンボ」として楽しめなくなる。 犯行動機や小道具など、いまいちパッとしないし、懐中時計の音を聞いたコメントだけで、犯人だと決めつけてしまうところなど、もうメチャクチャ。付添いの刑事と新入りの刑事のセリフが多いため、コロンボの出番が少ない。第一回放送から5年以上も経てばネタ切れは仕方ないのでしょうか? でも、この後7つもエピソードが作られるんですよね。非常にヘンテコリンな作品です。 パトリック・マクグーハンが監督なのも要因の一つです。この人が監督すると、いつも変…。 [CS・衛星(吹替)] 2点(2010-05-30 12:21:13) |