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空耳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 180
性別 男性
自己紹介 「刑事コロンボ」旧作全作品批評終了。
「チャップリン長編映画(一時間を越える本人登場作品のみ)」全作品批評終了。
「名探偵コナン」映画……15作品のうち14作品終了。
「黒沢映画」……まだまだ

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41.  刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM> 《ネタバレ》 
すぐ怒る憎ったらしい犯人(傲慢な性格も残忍さもピカ1だ)、しつっこいコロンボ、そしてラストのコロンボ作品中最強とも言えるトリックが強烈だ。コロンボ作品の中でも屈指の出来である。勝ち誇った犯人を前にして「動機は……そう、おじさんの遺書だ」と語りはじめる部分から「何事が始まるのか」と見ているものを期待させ、指紋のワナで一気に犯人を追い詰める。形勢は完全に逆転。だが狼狽しながらもなお悪あがきをしようとする犯人に、驚くべきトドメの一撃を浴びせるコロンボ。その直後にさっと終結してしまうやり方も実にうまい。
[地上波(吹替)] 8点(2008-08-07 07:25:48)
42.  刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボ的なワナに引っかけるようなトリックがないのが少し不満だが、それでもラストの畳みかけは見事だ。単に「銃があやしいから調べた」ではなくて、将軍の性格論から始まって「あの銃をなくすなんて、ありえない」と持っていくところがコロンボ節。それにしても目撃者の女性を口説いてしまうのはよくわからない展開だが(好色な犯人という設定ではなく、あの年まで独り身でいた堅物軍人なので)、結局本気だったのかどうかわからない。最後のセリフが「本当に好きだった」ではなく「済まなかった」なので、結局演技でしたってことなのか。最後犯人が去った後にコロンボが軽く女性の肩を叩いて一言言って終わることもできたのに、少し長めの会話が始まってしまう。ちょっとラストの緊張感を壊してしまうが、あのままではあの女性がかわいそうなのでつけられた場面なのかもしれない。ただこの場面、日本語版だと会話が少し意味不明なのがずっと以前から気がかりだったので英語版で確認したところやはり最後の会話は全然違う内容だった。ちょっと勇み足的翻訳である。
[地上波(吹替)] 5点(2008-08-07 06:16:54)
43.  刑事コロンボ/ロンドンの傘<TVM> 《ネタバレ》 
いわゆるコロンボらしいコロンボ作品として、「二枚のドガの絵」とならんで頂点を行く作品。いつにも増して冴えない風体(「あれがか? 警部か?」のセリフが笑える)、しつこいコロンボにブチ切れる犯人、そして最後のとんでもないトリックは、もはや反則もいいところであり、そこまでやるか~~~的な快感がある。ちょっと個人的に残念だったのが、人のいい執事が真相を知って犯人を揺する行動に出てしまうこと。いや、単に就職の口が欲しかっただけなのかもしれないけど、長年忠実に仕えた主人を殺した犯人に平然と仕えようとする神経が役柄とあっておらず、理解しにくい。「典型的なイギリスの執事」って触れ込みだったのに……いやもしかして皮肉なのかこれは??
[地上波(吹替)] 8点(2008-08-07 05:58:05)
44.  刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> 《ネタバレ》 
最終シリーズからすると10年も前につくられた第一作だけに、コロンボが若い若い。格好も普段よりパリッとしてるし、登場するときの音楽もなんか、違うよねぇ……?   だがコロンボはコロンボ。第一作目からねちっこく犯人にくらいつく性格、ほとんど犯人を引っかけるようなキワドイ(あくどい?)トリックと、コロンボ節はすでに全開である。
[DVD(吹替)] 7点(2008-08-07 05:47:29)
45.  刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM> 《ネタバレ》 
もしかするとコロンボ作品中唯一犯人を逮捕できない作品ではなかろうか? もう殺したことすら覚えていないかもしれない……それでもあくまで筋を通し犯人を追い詰めようとするコロンボはポアロとは違うようだ。だが身代わりにたつダイアモンドの決意を聞いて「そう、それがいいねぇ……」と漏らすところ、コロンボの人間味にほっとさせられる。人間描写が本当に見事なのだ。例えばあれだけ芝居にこだわっていた犯人がダイアモンドのニセの告白を聞くや「あなたがいないとダメ」と芝居から降りる決心をしてしまうところなど、殺された夫にしたらあんまりな話だが、哀れな元スターの醜くもあり美しくもある心を深いところから描ききっていると思う。これは並の観察力で書けるものではない。ラストで犯人がたった今あったことすら忘れたような顔つきで自分の若い頃の映画に見入っている場面ももの悲しく、印象的だ(まるでこのまま死んでしまうかのような気がする)。コロンボの魅力は謎解きや推理もさるところながら、より本質的にはコロンボを中心とする人間たちの魅力とその描き方にあると思う。脚本家が変わってしまった「新コロンボ」が全く輝きを失ってしまったのもそこらあたりに原因があるだろう。 あと他の評者の方の「なぜ出資を断られる前から殺人の用意をしていたか」という疑問だけれども、夫は「わしが反対していることは知っているだろう」と言っているので以前から猛反対していたことがわかる。だから「今度反対したら殺してしまおう」というつもりだったと思われるのだが(もちろん賛成したら殺す必要はない)どんなもんでしょうか。
[地上波(吹替)] 8点(2008-08-06 13:35:04)
46.  刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM> 《ネタバレ》 
最後の謎解きは面白みにはかけるけど逃げようがない証拠で、微妙な証拠のまま終わってしまう作品と比べたら実に明快である。ラストで奥さんが泣き崩れるような悲鳴を上げるがこれは吹き替え版だけに存在し、元作品には存在しない。非常に効果的であり、これを追加したことを評価したい。それにしても犯人の最後の悪あがきのセリフは奥さんならずとも唖然呆然、ひどすぎる。奥さんに同情。
[ビデオ(吹替)] 6点(2008-08-06 13:25:19)(良:1票)
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