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1.  県庁の星
原作未読。この程度の映画に、こんなことに目くじらを立てるのも大人気ないと思うのだが、敢えて書いてしまいたい。食品卸業界の内情を知る者として、現在、このような在庫管理を、あの規模のスーパーにさせている卸は「ない」と断言できる。そもそも、(特に中堅以上規模の)小売というのは、消費者には平身低頭、卸・メーカーには尊大で、損の押し付けを当然のごとくしてくるのがこの世界ではジョーシキ。なので、在庫管理を卸にさせている、といっては聞こえが悪いが、卸の方がむしろ積極的に在庫管理から棚への陳列方法に至るまで提案しているのが現状。こんなスーパーを取引先に抱えてしまっては、卸にとっては自殺行為、なのである。というわけで、この映画のお話の設定は何時代なわけ? と言いたいのだが、見たところ、少なくとも2000年以降の日本のようなので、この段階で、このオハナシは決定的なリサーチ不足ということになり、見る人が見れば大前提が誤った「大シラケ話」なんだよね。フィクションってのは、当たり前だけど、デタラメと同義じゃぁないんだよ。大きなウソはアリだけれども、大きな間違いはダメである。大きなウソとは、ゾンビとかタイムマシンとかである。大きな間違いというのは、ちょっとその道の知識のある人間(決して専門家とまでは言わない)が見れば「あり得ない」ことである。調査・取材すれば明らかに「オカシイ」と分かることを、製作側が手間と努力を怠り「オカシイ」と分からないまま垂れ流していることである。大半の観衆は騙せても、騙しきれない人も必ずいるわけで、そういう存在を恐れない製作者というのは、私は製作者としてサイテーだと思うし、恥を知れ、と言いたい気分。まあ、別にこの作品に対しては、そこまで言う気すら起きないけどね。だって、ほかの部分も志の低さが露呈しているもの。だいたい、「野村、お前、最近変わったな」などとセリフで言っちまってどーする? ソレがこの映画のキモでしょーが。しかも、織田と柴咲の描き方はあまりにも類型的で展開が丸見え。おまけにダラダラ長い。でも、なんと言っても一番アホらしいのは、アホらしいと言いながら時間を割いて見てしまったこの私。
[地上波(邦画)] 2点(2013-06-10 23:27:20)(良:2票)
2.  刑事コロンボ/構想の死角<TVM>
ピーター・フォーク追悼特集で見ました。世間の評は、スピルバーグバイアスがかかってんじゃないのか? と思ってしまいました。まぁ、面白くなくはないんですが、ラストがねぇ・・・。しかし、被害者も、相棒の唯一の使えるネタと同じ手口、忘れるとは思えないのに、簡単に乗っちゃうもんかねェ? 猜疑心の強い私にはちょっとあり得ない展開。そもそも、口八丁なだけのゼンゼン使えないヤツとコンビを組むこと事態が謎。プロデューサー能力があるとはいえ、キッチリ役割分担されていた様子もなし。そこのいきさつが分からないから、被害者がただただお人好しのもの書きバカにしか思えず・・・。雑貨店のオバチャンは、普通に喋っても歯茎が3センチくらい出てて怖かったし。コロンボの魅力もイマイチ描ききれていないような・・・。パイロット版の方がゼンゼン良かったですね。初回がこれで、よくシリーズが成功したものです。まあ、この後、数々の名作が生み出されたのですから、文句はこれくらいにしておきますか。ごちそうすると言いながら、しっかりホットドッグの領収書をもらうところは、警部らしかったかな。彼の命日が私の誕生日でありました。きっと、これから、私は毎年、誕生日を迎える度に、ピーター・フォークを心の中でそっと偲ぶことになるでしょう。どうぞ安らかにお眠りを。
[地上波(吹替)] 5点(2011-07-08 00:16:55)
3.  刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM> 《ネタバレ》 
「第三の終章」といい、本作といい、J・キャシディ犯人版はなかなか凝ってますねー。9分で犯行を完遂させなければならない、しかもアリバイ作りもして。これは、まさに魔術師技。そして手際よく事を成し遂げ、その様は、殺人とはいえ鮮やかと言わざるを得ず・・・。ステージ上での警部との対決が見応え十分。結局、タイプが落とし穴でしたが、犯人は頑張ったと思いますね。ただ、やっぱり、完全犯罪というのは幻想なんでしょう。こうやって、狙えば狙うほどどこかに綻びが生じてしまうというような。現実世界でも、遺留品一杯でアリバイ工作なんてしていないような大胆な犯行の方が迷宮入りしているのを見ても、それらの真犯人が完全犯罪を狙っていた様子はうかがえませんもんね。警部にもその辺の見解を聞いてみたいところです。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-09-18 23:26:33)
4.  刑事コロンボ/仮面の男<TVM>
マクグーハンのダメダメ演出のおかげで謎だらけの作品となっている感じ。殺す理由が分からん。CIAだかなんだか知らんが、あのとんでもパンダは何だ? 中国人よ、怒れ! ったくもって、ほとんどギャグドラマの域。旧シリーズ1、2を争う駄作でしょう。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2010-09-18 22:05:05)
5.  刑事コロンボ/ロンドンの傘<TVM> 《ネタバレ》 
こういう「仕込みで落とす」ラストは割とありますが、感心しません。公判維持も、というより、起訴さえ難しそう。あなたの様な人は検事泣かせです、警部。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-09-18 21:52:47)
6.  刑事コロンボ/さらば提督<TVM>
マクグーハン氏は、俳優としては有能なのかも知らんが、演出家としてはダメダメです。彼の目指したい方向性は何となく分かる。カッコええミステリーの雰囲気が欲しいんでしょうが、雰囲気ってのは結果としてついてくるものであって、そこだけを目指しちゃうとこういうワケの分からないパッパラパ~(死語?)な作品になるんですね。特にこれはギッチリ緻密な骨組みが要求される刑事モンですよ?「仮面の男」といい、本作といい、ったく、、、。新作でも監督してるってんだから、付き合ってるP・フォークの気が知れん。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2010-09-13 22:16:04)
7.  刑事コロンボ/策謀の結末<TVM> 《ネタバレ》 
小池版の音源は紛失したと聞いていたので、小池版で見られたのはラッキーだったのかしら。デヴリン氏の声はとっつぁんというよりルパンに近かった気が・・・。今回は犯人がIRAだからか、音楽もケルトチックでなかなかgooでした。瓶の傷は「これが決め手になるな」って分かっちゃうよねぇ。密輸船をどうやって阻止するのか、ラストは手に汗握る展開で、これも楽しめる。まあ、確かにスケールの大きい話にはなっているけれども、相変わらず重箱の隅突付く警部の捜査は健在で、犯人とのせめぎ合いはなかなかのもの。コロンボらしいといえる作品の一つでは。でも、私が一番気に入ったのは、カーボーイハット被った武器商人のオジサン。人を喰ったようなところがイイ。ああやって、シラ~ッと悪事をやってのける。そこに理屈もへったくれもない(感じがする)ところが人間臭くて魅力的だ・・・。ラスト、解決した所でようやく盃を受ける警部。でもこれは相手への共感なんかじゃ断じてないと思う。警部は基本的に殺人という罪に対してとてもシビアだし、罪を憎んで人を憎まずなんていう偽善も持ち合わせていない人だと思う。そして何より今回の犯人は、善人面して、裏で大量殺戮を遂行するという、警部の最も侮蔑するタイプの犯人だと思うので。強いて警部が同情を寄せた犯人がいるとすれば「死者のメッセージ」のアビゲイル・ミッチェルだけだと思う。誰がなんと言おうと、私はそう思うのです。旧版のラスト作品ということで、ちょっと思い入れを書き過ぎました。失礼。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-09-11 00:39:16)
8.  刑事コロンボ/二つの顔<TVM> 《ネタバレ》 
料理番組に飛び入り参加して卵を黄身と白身に分けるシーンが強烈に記憶に残っていました。このエピソードでのシーンだったのですねぇ。仕上げにあんなにソースがドバーッとかかっちゃって、あれであの人、ホントに人気ある料理家なんでしょーか?? 犯人が双子ちゃんだったのは全く覚えていませんでした。双子のどちらが犯人かでラストまで引っ張るのはなかなか良いです。イケスカナイ兄貴が出てきた段階で、弟に罪なすりつけパターンと推理したのに、見事にハズレでした。あの婚約者を殺したのはどっちだったんでしょうか。あれも共同作業? 警部の(ちょっとアラのある)詰問に落ちた瞬間の兄弟の反応の差が面白かったかな。しかし、今回は警部、ついに怒られちゃいましたねえ。ちっとは反省しましょう、日頃の無作法。・・・と思ったけれど、それがなくなったら警部じゃないし、そもそも直す気ゼロだし。ね、警部!
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-09-05 22:30:44)
9.  刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM>
個人的には、人情ドラマ系より、ギリギリ犯人を厳しく追い詰める話のほうが好き。ま、これはこれでイイ味出していると思うけれども。殺されちゃった夫は、イケスカナイ爺さんだなぁ。妻が病で余命いくばくもないと分かっていて、その妻がカムバックを熱望しているという状況でしょ。病を告げないのであれば最期を迎えるまで本人の望むように生かしてあげるべきだろうし、カムバックを断固阻止するのであれば病を妻に告知すべきではないか。妻を愛していれば、妻の気持ちに寄り添って物事を考えられるはずなのに、この夫は自分のことしか考えていない気がするんだよね。妻を思う心優しい夫なのに行き違いで殺されちゃったみたいな描写だったけど、違うよね。カムバックを認めればカネを巻き上げられる、病を告知すれば修羅場、どっちもイヤだ、というセコい思考回路だったんでしょーが(と勝手に断言)。私は基本的に人殺しという手段を選んだ犯人には同情しないし、本作でも彼女に共感はしないけれども、殺された夫にもゼンゼン同情できないね、こりゃ。それにしても、ジャネット・リーの存在感は圧倒的でしたね。ダイアモンドとのダンスシーンは見ているほうが恥かしかったけれども・・・。結構好きなジェイミー・リー・カーチスのお母様だと思うと、何というか、贔屓目で見てしまうわぁ。あ、警部のタキシード姿、決まってましたよ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-04 23:24:26)
10.  刑事コロンボ/死者の身代金<TVM>
コロンボシリーズにおける女性の描かれ方はちょっと偏っているとよく思うのですが、おやおやどーして、この犯人はなかなか魅力的じゃないですか! なんつっても、野心満々で、容姿端麗のキレ者ってのがイイ。男を利用しているんだけど、依存してないし媚びてない。「女はちょっとヌケてるくらいが可愛い」などと60年代に澁澤龍彦が堂々とエッセイに書いていたけれども(といいつつも澁澤好きですが)、70年代のアメリカ男児たちもそーなのかねえ、と思わざるを得なかったんだが、このレスリーは頭も良い上、チャーミングと来ていて必ずしもそうじゃないみたい。でも、こういう魅力ある女性も描けるんならなおさら、コロンボ作品に出て来る??な女性陣に対しては悪意さえ感じてしまう部分もなくはないけれど。・・・まあ、細かい所は突っ込みどころもありますが、ラストの1対1の対決もなかなか良かったし、エンディングも警部らしさが全開でナイスでした。こりゃ、シリーズ化も決定するってもんです。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2010-07-29 22:31:47)
11.  刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM>
ナディア、どっかで見た顔だ・・・、と思って、でも分からなくて気持ち悪かったんだけど、途中で思い出した! デスパでスーザンの母親役だった人だ! ゼンゼン変わってない・・・。役柄も男にだらしなくてちょっとヌケてるところは同じかな。さて、今回の犯人は、よーわからん人です。ナディアを夫から奪うために夫を衝動的に殺しちゃう(これってナディアを一応、愛してたってこと?)。でも、自分の立場が危うくなったらあっさり殺す(え、え?)。だったら、何で夫を殺す必要があったのか? ナディアを見捨ててあの場から去ってしまえば、人殺しなんかしなくても良かったわけです。・・・分かりません。地位も名誉も重んじる男がそんなことするなんて。ラストは、まあ、あれはあれで良かったと思いますが。ところで警部、クリームソーダといって出てきたあの茶色い液体、何だったのですか?
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-07-27 22:20:20)
12.  刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> 《ネタバレ》 
うーむ、これが第一作ですか。若いし、髪もキッチリしてはいるけれども、既にコロンボのキャラは確立されていたのですね。ズル賢い妖精って・・・、笑える例えだなぁ。カミさんや親戚のハナシをし、ペンを探し、葉巻に火をつけて、相手をイラつかせる。大体、腎臓の形したテーブルって、、、どんな? これが一番笑ってしまいました。それにしても、妻を殺しちゃう人でなし男なんかに何で本気でハマるかね? コロンボ作品の女性の描き方には結構不満があったんだけれど、いきなりこんなアーパー女が共犯だったのなら、なるほどね、って感じです。警部の言ったとおり「たった一つのミス」でした。権威の精神科医ともあろうお方が、そんな先行きも見通せなくて良いんでしょうか。人はイメージでモノを見ると自分で使ったテをまんまとにっくきコロンボに逆に使われ、ムカついただろうなぁ、この犯人。それにさぁ、ジョーンが手袋忘れちゃったのだって、当たり前なんだよ。アンタが出かける直前に急に渡したんだから。・・・とは言っても、ジョーン以外の要素は完全犯罪と言ってよく、この犯人はかなり頑張ったわけです。しかし、それを上回る警部のしつこさ、しぶとさ。あっという間の100分でした。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2010-07-10 00:16:26)
13.  刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM>
これは、30年前の記憶がかなり強烈に残っている作品。特に、2つの現場映像を画面に顔をくっつけて見比べる警部の姿に「あんなに画面に目近くして見ちゃったら、却って見えないのに」と、子供心に不思議に思ったものでした。自分の発明やら、当時としてはハイテクを駆使してアリバイ工作にしたのが命取りとなった皮肉な結末。これはもう、犯人がぐうの音も出ない切り札を警部が突きつけるという、明快なラストでスッキリです。幕切れの後の、妻の嗚咽は無駄な演出だけど。ジーナ・ローランズの吹き替えが、不二子ちゃんというのは、ちょっとイメージが違うかなぁ。通気口を美術作品と勘違いするというお茶目振りは相変わらずの警部でした。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-07-03 23:14:34)
14.  刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM>
アリバイ工作で腕時計を操作するシーンと、警部のコートに犯人に丸を書かせるシーン。この2つのシーンがなぜかリアルタイムで見た時の記憶として今日までしっかり残っていて、ある意味、感慨深いです。ああ、これこれ、みたいな。しかし、小学生だった自分が、一体、何を感じながら見ていたのか、当時の自分にちょっと聞いてみたくなりました。それくらい、ややこしい作りの割に中身の薄い作品でした。それにしても、シークレットシューズだなんて・・・。頭もズラだったりしてね。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2010-07-03 01:14:44)
15.  刑事コロンボ/悪の温室<TVM>
なんだかなぁ、今回の犯人は味気ない。何している人かもよく分かんない。まどろっこしい犯行計画を立てて実践する以外にしていることは蘭いじりだけ。しかも、額の毛髪とのくっきり境界線が目立ちすぎで、かなりマヌケである。見所は、警部が派手に転げ落ちるシーンとウィルソン刑事との掛け合いくらい。犯人を追い詰める手も、まあ、フェアっちゃフェアだけども、警部らしさは皆無。だいたい、動機が弱いし、奥さんの魅力もよー分からん上に、女の愛人もバカ丸出しでイライラしてくる(日焼けで喰ってる男の愛人は存在意味が謎)。そもそも、金の受け渡し場面を写真に撮っていて、その張本人がそのままの服装で死体で見つかってんだから、そこで狂言だってすぐバレるでしょーが、と思うんだけど、どーかね、警部。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2010-06-11 22:29:26)
16.  刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM>
軽薄そうな姪の夫が、死を目前に追い詰められた暗闇の金庫内で、あんな素晴らしいダイイングメッセージを遺すってのは、ちょっとムリがあるような。せいぜいパニクッて壁やなにかにマッチの煤で「A」とか書くのが精一杯じゃないかなー。・・・とはいえ、このメッセージの遺し方が本作の醍醐味でもあるわけですし。これはこれで楽しめました。警部、今回は一度も「あ、もう一つだけ・・・」が出ないなーと思ってみていたら、アビーさんに取られていましたね。アビーさん、小柄でシャキシャキ歩く姿が印象的でした。姪の敵を討ったということで、車のキーの始末の悪さは悔しいでしょうが、溜飲は下げたのではないでしょうか。リアルタイムで見た中では記憶に残っている数少ない作品の一つです。シリーズの中では名作といえると思います。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-06-04 22:25:12)(良:1票)
17.  刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM>
この度の犯行はあまりにお粗末過ぎて、コロンボの本領発揮する間もなくジ・エンド。ヘレンがカス男ばかり掴むのも道理です。目撃者の自分の所に当事者がのこのこやって来るだけで怪し過ぎでしょうが。大体、あんなよぼよぼの爺さんにちょっと褒められてゴチソウされたくらいでよろめくなんて、女をナメた脚本ともいえますけどね。船酔いといえば、「歌声の消えた海」でもやられてましたね、警部。リアルタイムのオンエアでは本作のほうが先ですけど。とにかく、喰い足りない作品でした。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2010-05-28 23:25:45)
18.  刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM>
「人違い」で捜査を撹乱することを意図して目的を遂げるという、なかなか知恵のある犯人でした。アン・バクスター自身、銀幕のスターからTV女優へ転身しているという、現実とオーバーラップする設定も良い。ただ、過去の彼女の犯罪を隠蔽するための犯罪だったというのはイマイチな気が・・・。でも、その動機を最後まで明かさずラストですべてが白日の下にさらされる、という展開は個人的には好きなので十分楽しめた。警部が初めてノラに会うシーンは微笑ましい。やっぱり男は愛嬌ですな、警部。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-05-25 10:17:38)
19.  刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM> 《ネタバレ》 
自国の伝統を重んじ誇りにしている外交官が、その伝統による(恐らくは非人道的な)罰を受けることを拒絶し、伝統なんかありゃしないアメリカの法の下での裁きに自らすすんで殉じるという皮肉な展開。そこはなかなか面白いけど、結局、動機が不透明なままなんでスッキリしませんね。原案では、ハッサン・サラーが公金横領していたのが露見したため、という単純な動機があったらしいですが。ラストも王様サマサマだし。いくら特権があるからって、あんなにペラペラ自白するかしらね。でもまあ、本作でも警部は超マイペースで“ビリッ”を2回も・・・。おまけに相変わらず腹ペコで。タキシード姿、なかなかgoodでした!
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-05-08 01:28:34)
20.  刑事コロンボ/美食の報酬<TVM>
ちょっとちょっと~、それ「フグ」じゃないでしょ~、「ハリセンボン」よ! かわいそうに。ハリセンボンには毒なんてないのよ~。その代わりトゲトゲがいっぱいあるんじゃないの。・・・魚にはちょっとウルサイので、突っ込んでスミマセン。コロンボを消そうとする犯人って、なかなか太ぇ野郎だけど、相当のアホですね。本作は、トリックそのものを見せないで、最後にタネ明かしをコロンボがセリフでするという異例の作りでした。あの女性秘書役の女優さん、P・フォークのカミさんだそうで。なかなか肉感的な美女でした。あと、警部のコック姿、素敵です。タキシードも決まってました!
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-02-19 11:37:12)
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181.85%
271.62%
3276.25%
45111.81%
56515.05%
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78820.37%
86815.74%
9266.02%
1040.93%

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