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1.  降霊<TVM>(1999)
話の佳境で、「先生」と呼ばれる哀川翔が御祓いを依頼されて主人公の役所広司の家を訪れるが、この「先生」はインチキ祈祷師のようでもありながら、実はまるでカウンセラーのように見えた。この「先生」は帰り際、役所広司に「地獄はありますか」と尋ねられて、「あると思えばありますし、ないと思えばありません」と答える。一見いいかげんな答にみえるこの解答が、本当のところ深遠な内容をもっているのだと私には思えた。言わせてもらえば、あとのホラーやサスペンスは付け足しのようなものだ。私の観た黒沢清作品の中では、比較的すっきりした構成で(原作があるからでしょうか)、好きな一作です。役者陣がいいですね。
[地上波(字幕)] 8点(2006-01-18 02:45:16)
2.  ゴースト・オブ・マーズ
「文明」対「野蛮」。しかし「野蛮」側から見れば、自分たちが「先住者」であり、「文明」側が「侵略者」なのだという視点を欠かさない。ということは、未来の火星を舞台にしていながら、実は批判的西部劇だ、これは。あるいは、「大航海時代」に東南アジアあたりの島で実際に起きた事件とまるでそっくりではないか。原住民に襲撃され、殺害されるヨーロッパ人商人と宣教師。ここでほうほうのていで脱出する列車は、かつてのガレオン船だ。これまでのカーペンター作品同様、主人公は「スレイヤーズ」側で、敵をやたらめったら殺しまくるが、やられる「魔物」側はというと、そう単純に悪一辺倒でもなく、その主導者は影の主人公といっていい。そして、真のヒーローはきまってアウトローだ。ジョン・カーペンターの視点は、これまでと変わらない。それはともかく、いつもながら音楽が理屈抜きにかっこいい。
[DVD(字幕)] 7点(2006-09-26 05:11:51)(良:2票)
3.  古都(1980)
市川崑作品としては、横溝正史シリーズと『細雪』との中間にあって、まだ前者の雰囲気をひっぱりながら後者への準備となった、と思えばそれなりの意味もあったのかもしれないが、いかんせん、つい中村登監督1963年松竹版が思い出されて比較してしまう。この映画が撮られた1980年の京都というと、市電もなくなり、それまでのみやびさが陰湿さ一方につつまれた京都とちがって、明るさと小綺麗さが出てきた京都だったように記憶する。もうしっとりさも薄らいできた時分だった。そうした時代性もあるのか、松竹版の深みが感じられない。松竹版の成島東一郎の撮影、武満徹の音楽の調子の高さにも比べようがない。岩下志摩に比べると、山口百恵は呉服屋の箱入り娘の雰囲気にはなく、なにか問題ある家の薄幸の若い女(テレビの赤いシリーズの延長線!)という感じだった。せっかくの市川崑の映像美もからまわりというべきか。残念。
[DVD(邦画)] 6点(2007-09-17 21:26:33)
4.  國民の創生
KKKの首領を主人公に置き、KKKの側の視点から描いた早期アメリカ史の物語。この映画ではKKKは社会の無秩序を救う英雄的救世軍である。反対側、つまり黒人やムラート(混血)の側に視点を移せば、当然これは差別と偏見に満ちた映画へと転化する。たしかにグリフィスの革新的な映画手法は映画史上、みごとなものなのにちがいない。してみると、映画的手法と作者の視点の取り方とは別問題であって、映画手法はどのような視点にも有効であり得るということ、映画というものは視点しだいで物事をいかようにも描きうる両義的なものだということを、この映画は如実に教えてくれる。
5点(2004-02-09 16:38:43)
5.  GOEMON
 わざとらしいが、スタイリッシュな映像美、95点。ドラマ性、薄っぺらくて、20点。メッセージ性、これがおそまつで、5点。足して割って、40点。
[DVD(邦画)] 4点(2010-10-29 01:35:35)
6.  珈琲時光
小津安二郎の映画は、淡々としているようで、その実ドラマ展開がぱっぱと速く、間の省略も大きい。その点、この作品は小津とは対極的だ。共通点は親子関係だけのことで、小津作品を観る眼で接したので、失望が大きかった。そうでない眼で観たなら、東京のせせこましい都市空間がよく出ていて、それはそれでよかったのかもしれない。しかし、話が退屈すぎた。
[DVD(字幕)] 4点(2006-01-01 02:34:25)
7.  ゴールデンスランバー(2009)
 最初から最後まで、あまりに作り物くさく、現実味のないファンタジーに終始した。あとに何も残らなかった。
[DVD(邦画)] 3点(2011-10-23 00:32:04)
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72813.79%
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