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エスねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 644
性別
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23593/
ホームページ http://kine.matrix.jp/
自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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1.  豪勇ロイド(1922)
ぐるぐるさんの指摘はかなり当たってると思います。本作のロイドはまだのび太としては未定形としても、本作の恋敵のコワモテ男は(『要心無用』では救急隊員、『活動狂』ではハリウッド俳優をやってるロイド映画常連なんだけど名前がわから~ん!)明らかにジャイアンのプロトタイプです。風貌や行動パターンがソックリ。ミルドレッド=しずかちゃん…うーん、ソコはどうかな。そして重要なのはやっぱりオバーチャン=ドラえもん、そして「ズーマのお守り」という怪しげな(ある意味時空を越えた)アイテムの存在ですね。もちろんこういう「打ち出の小槌」的民話アイテムは通常のロイド世界には似合ってないんだけど、今回のロイドは特例的に南部の超田舎が舞台なのでよかったのです。 このほか本作について言いたい事は、サイレント末期の1922年という時点なのに、カメラワークが素晴らしくダイナミックである事。ラストの対決シーン、カメラが移動しながら退く、退く、どこまでも退きまくる(よく見ると地面に車輪の跡があるんだけど気にしな~い)。ズーマのお守りの力で攻勢に立ったロイドの迫力が伝わります。ロイド作品は同時期のチャップリン作品なんかに比べてずっとカメラワークと編集技術の探求に熱心だったと思います。そしてロイド映画が「都会的」と呼ばれて来た理由の大半は、こうした技術的な努力による「大胆な絵作りと無駄を排したスピーディな筋運び」にあったと思うんですね。 ストーリー的には、ロイド唯一の西部劇という事で銃撃戦とかカーチェイスとか派手目です。ミルドレッドと結ばれるずっこけラストショットは、現実に彼女との結婚を控えていたロイドの「照れ」が感じられて楽しい。健全志向でなければならなかったロイド映画がやれたギリギリの「濡れ場」、象徴的な性的表現なんでしょう。
[DVD(字幕)] 8点(2004-12-30 12:01:51)(良:1票)
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