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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 542
性別 男性

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  恋のマノン 《ネタバレ》 
「何人の男と寝たかなんてどうでもいい事。肝心なのは愛した男の数。」だなんて、フランス映画全開で嬉しくなってしまったもんだから、これはレビューに書かねばと記憶に留めておいたのですが、梅桃さんに先を越されてました。 ストーリー的には、いろんな駆け引きがあったり、相手を取っ替えひっかえしたりといった感じの余り好きではない内容で、ラストも歩いて去っていくというのではなく知らない人の車に乗せてもらってという締め方が残念に思いました。 それと、ワンシーン毎の区切り方が毎回ほぼ同じようなカットの入れ方だったのでそこが気になってしまい、映像的にも退屈さはかなりありました。 比べちゃいけないと思いつつも、やはりトリュフォーの方が2枚も3枚も上手だなぁと思い知らされた作品でしたが、冒頭に出てきたアンカレジ経由で渡欧していた頃の成田空港や機内(ファーストクラスのショボさとか、着物姿の客室乗務員がいることにビックリ!)の当時の様子が見れたのは面白かったです。
[映画館(字幕)] 4点(2014-12-27 15:04:07)
2.  恋人泥棒 《ネタバレ》 
タイトルは原題邦題共にダメ。シナリオもまぁ、可もなく不可もなくといったところ。 それよりも、やはりアメリカのテクニカラーの映像が個人的にはあまり好きにはなれず、おまけに、意図を理解するのに苦労するようなカメラワークがこの映画の価値を下げてしまっているように思いました。 ズームインを多用していたのと、変に凝った映像を作ろうとしたのか、男が警部としてフェアチャイルド家に入った時に乾杯するシーンで物の陰から撮っていたり、二人で地下室に忍び込むシーンでも同様に“物陰ショット”をやっていたりして、視点が定まらないというか、かなり奇妙な撮り方をしていたのが勿体なかったと思いました。 また、音の使い方もあまりセンスが良いとは言えず、映像が切り替わるのと同時にBGMも途中で寸断される事が何度もあって音に対する無頓着さを感じさせられましたし、やはり何と言ってもクラウディア・カルディナーレの声が嗄れていたのが非常に残念なところでした。 しかし、しかーし、唯一にして最大の見どころは下着姿のクラウディア! 灼熱の地下室の中、服を脱ぎ捨てた彼女のスーパーボディーには目を釘付けにされてしまい、更に炭酸を浴びせられて身悶える抜群のサービスショットなんて、思わず身を乗り出して見てしまうほど!何であんな所に都合よく冷蔵庫が置いてあるのかはさておいて、ここはもう自分映画史上最大と呼ぶに相応しい超奇跡的なワンシーンです!!! この潜入シークエンスを何とか終盤に持ってこれるようにストーリーを組んで、最後に「ローマに、また宝石を一緒に戻しに行きましょ」で終わりにした方が良かったんじゃないかな?
[映画館(字幕)] 6点(2014-03-16 13:34:47)
3.  荒野のガンマン 《ネタバレ》 
名前は忘れましたが、テクニカラーでもイーストマンカラーでもないナントカカラーっていうのが、どうしてなのか分からないのですが、何故か受け入れられない。 加えて、音楽についても選曲や使い方が悪く、どうも表面的な部分であまり好きになれない映画。 ヒロイン役のモーリン・オハラは、40年台の映画での綺麗だった頃を知っているだけに、その落差に愕然としてしまいましたし(荒々しい雰囲気は役に合わせただけかもしれませんが)、ストーリーの中でも、ちょっと何かあるとすぐに銃を取って威嚇したりするし、また、ストーリーはせっかく良い話なのだから、護衛に付き添った主人公の男も、もうちょっと主役に相応しいイケメンを使えばよかったのにと思いました。 メインテーマとしては、自分の犯した罪を償うというか、責任を取るための旅なのでしょう。確かに、格好良くていいんですが、たまに岩の陰から顔を出すアパッチの存在や最後にひょっこり出てきた男たちなど、随所に安っぽい箇所が見えてしまったのが、ストーリーテラーとしてはまだ2,3流といったところではないでしょうか。 あと、馬車の車輪が外れるシーンや、洞穴の中での緊迫感を出すシーンなど、カット割りが決定的にダメ。1ショットの長さとか、カットを入れるタイミングとか、画の繋ぎとか。他にも、総じて粗さを感じさせる映画でした。
[映画館(字幕)] 4点(2013-03-31 12:18:34)
4.  荒野の七人 《ネタバレ》 
オリジナルの方はまだ観ていないのですが、「七人の●●」とか「●●の七人」という作品で、7人全員にスポット当てることが出来ているものって、あるんでしょうか? この映画も、途中までは凄く良い。人数集めをするシーンで、一人また一人と仲間が増えていく時の高揚感は他の映画では感じることの出来ない盛り上げ方で、ここまではかなり好き。けど、5人目くらいまではしっかりと人物描写をしながら人数を増やしていっているのですが、最後の方になるとちょこっと顔出して終わりといった手抜きとも言える進め方なのでどうしても中途半端な印象が残ってしまいます。ここは上映時間をあと30分増やしてでも7人全員のキャラを確立させて村に行って欲しかったです。 ついでに、もう一つ不満なのが村民の態度が コロッと一変してしまうくだりなんですが、「死体がこの辺一帯に散乱するのはイヤだ」とか言って7人が逆に締め出しを食らうところは、まぁ、起承転結の“転”にあたるところを組み込んだつもりなんでしょうけど、馬鹿げていると言うか何というか、あれだけ頼っておきながら手のひら返されて裏切られるとイラッとさせられてしまって、ここは大きくトーンダウンしてしまいました。 それと、1回目の銃撃戦の後のダラダラとした流れもダメ。 ユル・ブリンナーを初めとする豪華キャストの格好良さにオマケして、大甘の6点。
[映画館(字幕)] 6点(2011-07-09 14:58:42)(良:2票)
5.  コレクションする女 《ネタバレ》 
エリック・ロメールの「六つの教訓物語」シリーズ第4作。 同シリーズの中でこの作品だけ観てなかったので、運良く劇場公開に巡り合えたことが非常に嬉しい。 この作品も同シリーズ第5作目の「クレールの膝」と同じく、バカンスの男女関係を描いた作品で、ネストール・アルメンドロスの神懸かり的カメラワークが存分に堪能できる一本。この人はモノクロでも色々と映画を撮ってきたが、世の中がカラー映画全盛になって、よりその才能が開花されたと改めて感じさせられる。 さて、映画の肝は、己の欲望のまま自由に生きる女アイデに対し、道徳的で教養があって自信家でもあるが女性にアプローチする方法を知らず能書きが先行する男アドリアンが振り回される様を丹念に描いたもの。 この映画の面白いところは、ヒロイン役アイデが特別に性的な魅力もなく軽薄な女なため、いとも簡単に落とせそうな役柄を演じているところがポイント。どこか少しでも魅力を感じさせてはダメで、要するに、主人公アドリアンの苦悩が上手く描かれれば面白さが出てくるわけ。 例えて言うなら、サッカー日本代表がアジアの超格下の小国相手に手こずっているような感じ(笑)。 アドリアンとダニエルはアイデを馬鹿にして尻軽さを非難する一方、2人ともなんだかんだと理由つけてアイデとヤっちゃうところなんか、オマエら口だけじゃねぇかよ!とツッコミたくなるのと同時に、同じ男として気持ちが分からなくもなく、非常に滑稽な2人の姿である。 最後に古物商サムから逃れて、アドリアンが自身の欲望に従おうとした途端にアイデを連れ去られるというオチがあり、これで終わりかと思いきや、さらにもう一段。 日常の雑念を払おうと静かな環境で読書に没頭しようとしても出来なかった主人公が遂に1人になることが出来た途端、ふと電話に手を伸ばし、帰りの(しかも今日!)航空券の予約をしてしまう。 フランス映画ってみんなそうだけど、“FIN”の画面を出すタイミングがあっさりしているというか大胆というか、この映画もかなり潔い結末で好き。
[映画館(字幕)] 7点(2008-09-15 02:25:58)
6.  5時から7時までのクレオ 《ネタバレ》 
主人公が過ごす夕刻をリアルタイムに追い続け、ストーリーの中にこれといった大きな事件もないまま刻々と物語が進行していく。 ただ、主人公が病気に怯えているということを除けば、ごく普通の日常なのだと思う。病気に怯えているといっても、特に暗い雰囲気はなく、むしろ自分にとっては明るくも見えた。 時間の表示が何回も出てくるのも何の意味もなさそうだけど別に嫌いではないし、男の独り語りもあったし(←自分にとって高ポイント!)、動いているミシェル・ルグラン見れたし、ほのかに明るいエンディングも良い。 そして何といっても、クレオ演じるコリンヌ・マルシャンがとても綺麗だったので、最後まで飽きずに楽しんで観ることができました。
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-20 23:57:59)
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