Menu
 > レビュワー
 > とらや さんの口コミ一覧
とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ゴルゴ13(1983)
これだけの長い歴史を持つゴルゴ13ですが、劇場版やアニメ版って意外と少ない気がする。 声の無い、テーマ曲や音楽も無い無音の紙媒体の中のゴルゴ13が全てのような感覚もあるので 変な違和感はありますが、依頼人の仕事をこなした後に更に展開していくストーリーは面白かった。 劇場版アニメならではの、ゴルゴの敵にあり得ない登場人物が出てきたりもしますが、 ベッドシーンやバイオレンス描写などは原作と変わらない世界観であり、 劇場版アニメではあるのですが、そこはしっかり大人向けのハードボイルドとなっています。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-10-18 17:07:07)
2.  荒野のストレンジャー
イーストウッド、監督2作目にして監督としての初の西部劇。にしてはなかなかの異色作です。 ラストで、「そういえばあんたの名を聞いてなかったね。あんたはいったい何者?」 に、イーストウッドは一言、「知っているはずだ」と去っていく。 彼は一体何者だったのか。それは最後まで見てご判断いただくとして、 後にイーストウッドは「ペイルライダー」でも似たことをやっています。名もなき西部の流れ者。 この頃には既に「ダーティハリー」をはじめ、独自のアンチヒーロー像を確立していた頃でもありますが、 やはりイーストウッドには西部劇が似合うし、本作のような流れ者の凄腕ガンマン役が絵になります。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-11 11:15:18)
3.  荒野の大活劇
作品に漂う空気も世界観も、登場人物もストーリーも、ことごとくマカロニらしくないマカロニです。 つまりはマカロニ特有の殺伐とした空気や世界観、コテコテに濃い登場人物、刺激の強い展開が全く無いんです。 主演はマカロニのスター、ジュリアーノ・ジェンマですが、 どこまで行ってもお気楽な空気が作品を支配する、色んな意味でヘンテコなマカロニウエスタンです。 マカロニウエスタンのブームは70年代に入ると一気に衰退していきますが、本作は69年の作品。 マカロニに勢いがあった時期もそう長くは続かなかったですが、その間には相当な作品数が量産されたと思われます。 この頃にはネタ切れでもあったのかもしれませんが、なんか憎めないものがある作品です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-06 20:08:27)
4.  コンボイ
巨匠ペキンパー晩年の作品。それだけに肩の力が抜けているというか、 序盤のコンボイ軍団vs保安官軍団の喧嘩のシーンなど、 ペキンパーらしさを感じる部分もあるのですが、全体的には微妙な空気が漂う作品です。 同時期の同じく中西部を行くドライバーvs執拗に食らいついてくる保安官モノとしては、 ストーリーを重視して見るジャンルでもないので、 コメディに徹した「トランザム7000」などの方が面白いです。 それでも広い広いアメリカを舞台にしたクルマの追いかけっこ映画には アメリカ映画にしか出せない大らかな空気、スケールの大きさや楽しさがありますね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-23 13:09:07)
5.  殺し屋チャーリーと6人の悪党 《ネタバレ》 
ある1人の殺人事件に関わる人々それぞれの思惑が交錯する犯罪コメディ。 この手の映画は個人的にはサスペンスはほどほどにコメディに軸足を置いて、 もうちょっと登場人物をドタバタさせた方が圧倒的に面白くなると思うのですが、 サイモン・ペッグを主演に据えた割には徹底しきれなかった感じです。 ペッグももうちょっと弾けたかったんじゃないかな。 そしてこの手の映画はさて、最後に利するのは誰と誰だ?というのが見どころの1つになるのですが、 そこに関しては最後はうまくまとめてくれましたね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-01 20:37:42)
6.  恋人ゲーム
〝マシュー・ブロデリックもどき″こと、ジョン・クライヤー主演の青春映画。 監督は「スケアクロウ」のジェリー・シャッツバーグ。 そういえばこの人の監督作って、他にそんなに見ていないのですが、 こんな軽いタッチの青春ラブストーリーも撮っていたんですねえ。 クライヤーについては特筆すべきことは無いのですが、 大ブレイク前夜のデミ・ムーアが彼が恋をするお相手役で出ています。 デミ・ムーアは特に好きでもないけど、本作のデミ・ムーア、いいです。 初々しさとともに、大きな役を掴んで必死で頑張っている感じがいいんです。 しかし今に見直すとボインがどうとか、字幕の古さに時の流れを感じずにいられませんね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-12 20:15:01)
7.  告白小説、その結末
作品の中の日常に漂うミステリアスで不安定な空気。不安定な立ち位置にいる主人公。 本作もポランスキーらしい空気が立ちこめるサイコサスペンスです。 ポランスキーの奥様が主演ですが、そんな作品の空気を支配したのは 美しさの中に凄味すら感じさせるエヴァ・グリーンでした。 彼女はいったい何者なのか・・・?  彼女は本当にそこに存在していたのか?その結末がすっきりとはしませんでしたが、 全くぶれないポランスキーらしい作品の空気、その世界観は十分楽しめた作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-05 00:07:18)
8.  荒野にて 《ネタバレ》 
序盤は、厩舎で働くことになった少年と馬の心の交流を描くハートウォーミング系かと思って見始めましたが・・・。 色んな意味でキレイごとを排したストーリー。その馬が少年と二人三脚で連勝街道を歩む奇跡は起きない。 スティーヴ・ブシェミ演じる調教師は、稼げなくなった馬は容赦なく売りに出すと言う。 クロエ・セヴィニー演じる女性騎手は「馬を愛してはダメ。ペットじゃないの。勝てなくなったらクビよ」と言い放つ。 ピートという名のその馬は間もなく売りに出される。その行きつく先は殺処分という現実。 夢のある競馬の世界ではなく、競馬の残酷な側面を思い知らされますが、この前半に登場するブシェミとセヴィニーの2人がいい。 身寄りを失った少年は、行き場を失った馬を連れて現実から逃げ出すように旅に出る。その旅もまた過酷。 こんなストーリーもまた、アメリカの現実の一部か。それだけに、ようやく巡り合えた叔母と迎えるラストが胸を打ちます。 主人公の少年を演じたチャーリー・プラマー。この先も色んな映画で彼とは巡り合うことになりそうです。 そしてそう遠くないうちに、アカデミー賞などの大きな勲章を手にすることになるのだろう。 少年が心を通わす馬の名前を取った原題に対し、「荒野にて」という邦題がなかなかに秀逸です。
[DVD(字幕)] 7点(2020-05-28 21:37:21)
9.  荒野の1ドル銀貨 《ネタバレ》 
ジュリアーノ・ジェンマ主演、マカロニウエスタンの佳作。 刺激の強い展開、アメリカの西部劇とは一味違う雰囲気を醸し出す音楽など本作もマカロニらしい作品です。 ジュリアーノ・ジェンマ以外にもフランコ・ネロなどのスターを産み出したマカロニウエスタンですが、 やはりジュリアーノ・ジェンマは他とは違う華があるスターらしさのある人です。 序盤は顔中が髭で覆われた風貌で登場ですが、スカッと髭を剃ったジェンマのカッコよさ! ラスト、暗闇の中ランプの明かりに照らし出された表情、そして光と影の使い方の妙。 ジェンマをいかに魅せるかといった工夫と共に、序盤のヒゲ面、1ドル銀貨、銃身が切られた拳銃、柱時計・・・。 序盤に登場したそれらがその後のストーリー展開に欠くことのできない要素として見事に機能させている。 少し立ち止まったり、余韻を持たせたりという時間帯はほぼ無く、常にストーリーも、ジェンマも、動き続ける。 あっという間の90分ですが、本作に関しては中盤から後半にもう少し時間を使ってくれてもよかったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-11 20:39:55)
10.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
年々戦争の時代は遠い昔のことになっていく。戦争体験を語ることができる人も少なくなっていく。 それは実際に戦場で戦い、過酷な体験をした男たちの話も、 物資や食糧が不足し、空襲にさらされながらも日々を懸命に暮らした女たちの話も。 本作はこれからも多くの人に観られて、戦争を考えるきっかけになる作品になっていくのではないかと思います。 声高に反戦のメッセージを訴えることはしませんが、庶民の暮らしが少しずつ厳しくなり、 食卓が淋しくなり、近所の若い男が徴兵にとられ、次第に空襲に日々の暮らしが脅かされる。 空襲で幼い命が奪われ、ついには原爆が投下され、日本は戦争に負ける。 丁寧に綴られていく庶民の日々の暮らしと戦争の描き方も、 「空襲のおかげで魚がようけ獲れた。」 控え目に挿入されるユーモアも素晴らしい作品です。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2019-08-08 16:23:37)
11.  殺したい女
作品のテンションはあまりZAZらしくはないのですが、それでもやはり彼らが生み出す笑いは最高に面白いですね。 フクザツな事情を抱えた主人公夫妻に、夫の愛人とその愛人のカレに、誘拐犯カップルに、警察署長に、殺人犯に・・・。 登場人物の複雑なようでそれぞれの人に言えない関係や事情や欲望を、とても分かりやすくテンポよく切り替えながら絡み合わせていく。 犯罪コメディのお手本のような脚本もお見事です。 ダニー・デヴィートという人はやはり名優だと思います。 本作に限らず、どの映画でもこの人が小柄な体で作品の中を縦横無尽にチョコチョコ動き回る姿を見ているだけで本当に面白い。 そんなダニー・デヴィートと対等に渡り合う濃い存在感。ベット・ミドラーもまたお見事。 設定は少々ブラックですがアメリカン・コメディの良さが出まくっている。何度見ても笑えるコメディです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2019-06-28 15:16:28)
12.  恋人たちの場所 《ネタバレ》 
イタリア男と不治の病に冒されたアメリカ女が恋に落ちる。メロドラマの王道を行くストーリー。 数々の大女優と浮名を流したマストロヤンニですが、本作で共演するフェイ・ダナウェイもその中の1人。 一緒に過ごすようになってからたった数日間のドラマですが、それだけに2人の間に流れる濃密な空気がいい。 決して面白い映画ではないし、マストロヤンニかダナウェイが好きな人限定の作品かもしれません。 しかし、引き締まった男前の表情を見せる本作のマストロヤンニ。 陽気で饒舌。頼りなくも憎めない。コメディでこんなイタリア男を演じれば天下一品のマストロヤンニですが、 一方で台詞が何も無くても表情で全てを語る。本作ではそんな名優マストロヤンニのもう1つの顔を堪能することができます。 そしてフェイ・ダナウェイ。個人的には苦手な女優さんですが、本作の彼女は本当に美しかった。 監督デ・シーカに製作カルロ・ポンティ。そしてマストロヤンニとダナウェイ。 どうしても期待が高まらざるを得ないビッグネームが名を連ねる作品だけに今一つの感もありますが、 それでも個々の魅力はしっかりと出ている作品となっています。
[DVD(字幕)] 6点(2019-06-24 21:00:07)
13.  殺し屋とセールスマン
元々はフランシス・ヴェベール作の舞台の脚本が元になった作品のようですが 寡黙でクールな殺し屋が天然キャラの一般人につきまとわれ大変迷惑するという、 同じくヴェベールの作品である「ルビー&カンタン」とよく似たフレンチ・バカコメディです。 この人の作品はいつも90分前後でまとめられ、笑いのツボもしっかりとしていてどれも面白いです。 本作も住む世界もタイプも180度違う2人を絡ませ、そのギャップで笑わすという、この人の最も得意とするところ。 多くのフレンチ・ノワールでジャン・ギャバンやアラン・ドロンらと渡り合ってきたリノ・ヴァンチュラ。 1人大真面目な堅い演技。全く笑いを取ろうとしていない、作品の空気と馴染まないその演技が可笑しい。 ホテルの隣室同士になったタイトル通りの「殺し屋」と「セールスマン」ですが、 もう1人の天然野郎であるホテルマンの存在も効いています。 相変わらず途中はストーリーなんてあって無いような状態になるけど、やっぱりヴェベールのお馬鹿コメディは面白い。
[DVD(字幕)] 7点(2019-03-22 20:30:57)
14.  この愛のために撃て
犯罪組織の殺るか殺られるか、こんな世界とは全く無縁のはずの、絵に描いたような善人の看護師の男。 冒頭にまずはこの男のいい人ぶりと出産を間近み控えた妻との仲睦まじさを見せる。 こんな厄介ごとには無縁の男が犯罪に巻き込まれるまでをスピーディーに見せる。 以降はこの男をラストまで全く立ち止まらせません。 フレンチノワール的な流れを汲みながらも、善人が何の関係も無い犯罪に巻き込まれるというヒッチコック的サスペンス、 ベッソン的フランスのイマドキのノンストップアクションがうまくミックスされた世界観。 よそ見する暇を与えず85分を一気に突っ走る。そしてラストはホッと一息のハッピーエンド。なかなかの力作です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-07 20:39:30)
15.  殺し屋たちの挽歌 《ネタバレ》 
近年は女性を主人公とした映画が印象的なスティーヴン・フリアーズですが、 風景も、1つのクルマで旅をする3人の男と1人の女、 4人の誰もが理解し合おうとしない乾ききった世界観と雰囲気が全編に漂う一風変わったロードムービー。 どう見てもプロの殺し屋らしくないジョン・ハートと、その子分のいかにもというチンピラのティム・ロスの2人。 この2人がパリのボスの元まで連れ帰るかつての裏切り者で、妙に達観した死生観をもつ男がテレンス・スタンプ。 しかし、いざ銃を向けられるとオロオロと命乞いをする。彼らが見せるギャップが物悲しさを誘う。 この3人だけでは地味すぎると思ったのか、巻き添えのような形で1人の女が旅に加わりますが、 彼女の存在意義が今一つ感じられず、どうして彼女が生かされたのかも謎。 決して嫌いではない空気を持ちつつも、彼らの行動に釈然としない部分も多々感じる作品です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-31 17:19:59)
16.  コロンビアーナ
ベッソンがお好きなパターンの1つ、女アサシンもの。 大筋はほぼ「ニキータ」なんですが、まずは冒頭の少女時代の逃走劇が見ものです。 画家とのロマンスはついでに挿入という感がありますが、この程度にとどめておいたのは良かった。 大人になった彼女を演じたゾーイ・サルダナが大健闘です。 留置場でのサスペンスからラストの決戦に至るまで彼女の見せ場も十分に配置されています。 ベッソン映画らしいテンポの良さ、スピード感も健在。アクションエンターテイメントとして充分の作品だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-21 21:17:18)(良:1票)
17.  午後8時の訪問者 《ネタバレ》 
貧しいアフリカ諸国からやって来る移民と、そこにある問題。 近年、このテーマのフランス映画を見かける機会が増えてきているように思います。 去年に映画館でみた「サンバ」という映画もそうでした。 主人公の女医。診療所のベルが鳴るが、もうとっくに診察時間が終わっているからと応じなかった。 ベルを鳴らしていたのは、アフリカ系移民の少女。翌日、遺体で発見される。 「あの時、ドアを開けていれば・・・。」 危険を冒しても貧しい祖国を捨て海を渡らざるを得ない人々がいる。そんな人々に対しドアを閉じてしまうのか。どうするのか。 ドアを開けておけばいいという単純な問題ではないだけに難しい。非常に重い問いかけを含むドラマ。 彼女は誰なのか?女医は彼女の画像を町の人々に見せながら聞き込みを続ける。 そこで出会うフランス人たちの様々な反応は、今のフランスのこの問題に対する反応を反映しているのか。 優秀な医師である主人公の女医と、研修医の青年の価値観の違いからくるすれ違いも印象的。 ことの真相を追及していく過程で、医師としての価値観に変化が生じ成長していく様も丁寧に描かれています。 音楽が全く使われておらず徹底的に地味な作風になっていますが、なかなか見ごたえのある人間ドラマでした。
[DVD(字幕)] 7点(2017-12-22 21:16:33)
18.  コラテラル
骨太なアクション・サスペンス職人、マイケル・マンと現代ハリウッドが誇るエンターテイナー、トム・クルーズ。 意外な組み合わせのアクションサスペンスですが、最後においしい所を持っていくのはジェイミー・フォックス。 美しく撮られた夜のLAの街並を背景に、この街の夜を流すタクシードライバーの長い長い戦慄の一夜。 トム・クルーズが演じるのは殺しのプロフェッショナル。彼のここまでの悪役も珍しい。 殺しのプロがタクシーの貸切で殺しの現場をハシゴするか?しかもド派手に暴れすぎ。とツッコミ所は多いのですが、 ジェイミーがトムの身代わりで殺しの親玉の元へ乗り込むシーンやラストの地下鉄の攻防戦など、見せ場も十分。 トム・クルーズを悪役に据えてのマイケル・マン流エンターテイメント、なかなか楽しませてくれました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-02-04 23:53:11)
19.  コップランド
ハーヴェイ・カイテル演じる悪徳刑事とその仲間たちが住む、NYPDのベッドタウンが作品の舞台。 この町で警察に憧れていながらも警官になれない、不器用な保安官を演じるスタローンが意外にはまっている。 カイテルもこういう役はお手の物(いつも通りもうちょっとキレてくれても良かったかな)だし、レイ・リオッタの熱演も良かった。 序盤、デ・ニーロとカイテルの対立の構図が見えた時は面白くなりそうだったのですが デ・ニーロの役がほとんど機能しておらず、豪華キャストは持て余し気味。 次第に不正が蔓延る警官の町で孤立した保安官の立場や、その鬱憤が明らかになっていく。 見る者のストレスもたまる展開が続く。いつスタローン保安官がブチ切れて怒りの鉄拳が炸裂するのか?と思っていたのですが、 さすがに「ランボー」のように豪快に町を破壊することは無いものの、最後はしっかりスタローンの映画となっていました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-11-18 18:11:16)
20.  コンドル(1975)
この頃のレッドフォードは本当にカッコいい。レッドフォードだけでなく、この映画も本当にカッコいい。 レッドフォード演じる男のせいで事件に巻き込まれてしまう女、フェイ・ダナウェイ。しかし惚れてしまう。 普通そうなるか?とも思うけど、そうなっても仕方が無いと思わせるレッドフォードのカッコよさ。 しかしその上を行く存在感を見せる、マックス・フォン・シドーの名演を堪能できる作品でもあります。 誰も信じられない、誰も頼れない。レッドフォード演じる組織の末端の男のたった1人の戦いが際立ちます。 そこに登場する1人の女。この頃のこんなサスペンスにフェイ・ダナウェイがよく似合います。 「その新聞が出ると思うのか・・・?」「必ず出るさ」何とも言えない余韻を残すラストもバッチリ決まっています。 ちなみに、レッドフォードがこの翌年に出た作品は「大統領の陰謀」。この流れも、何かいい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-14 21:28:14)
000.00%
120.10%
2130.62%
3492.33%
41205.71%
527313.00%
646622.19%
757027.14%
841119.57%
91617.67%
10351.67%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS