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黒猫クックさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 791
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自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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1.  この森で、天使はバスを降りた 《ネタバレ》 
面白かった。大変良くできた話だったと思う。  やむを得ない(とみるか、それは関係ないとみるかは人次第だが)罪で長期の服役を終えた女性の人生と、アメリカの地方の生活観を巧みに織り交ぜている。これが男性であったら、成立しない話だがキレイな女性であるというところにいきなり説得力が発生している。巧いな。  まっとうな人間であるパーシーは、本質が善良であるが故に追い込まれ罪を犯してしまったことが後の方になってわかる。ことの原因を知ろうが知るまいが関わる人間に否応なく齟齬や嫌悪感を生む結果となるが、そのことをわかっていてなお新しい静かな町で新しい静かな人生を送ることを想像し、期待する人間には厳しい結果となった。  しかし、元に戻すすべのない間違いを経て、いろいろな行き違いやわだかまりが解決したその風景に感動した。素直に良い映画だと思えた。また社会的な問題や、90年代でさえ残る心を病んだベトナム帰還兵の問題など、それを意識させないさじ加減で物語の中核に据えてくる手腕に舌を巻く。  それだけではなく主演女優の美しさや雰囲気満載の邦題、脇を支える俳優たちのしっかりした演技力等見所が多く実に良くできた映画だ。良いお話を見て喜べる、実に良い作品だった。   そうそう、液晶テレビにアップコンバートしたDVDを映し出すのは現状仕方のない最善手であるが、BDとは比較にならない。やはりこうした作品こそBDで売ってくれないかと思う。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2010-04-18 18:58:57)
2.  ゴースト/ニューヨークの幻
楽しくていい気持ちになれる映画だ。  あこがれのような気持ちと、切ない感じと、サスペンスと、笑いまで絡めてしまうこの映画には90年代の入り口らしいスマートさと80年代末の何でもありが同居している。そういういろんなものが混じり合った結果、いろんな楽しさが生まれているのに味としてはゴーストっていう映画にまとまっているところがスゴイ。  音楽の使い方とか、ろくろのシーンとか明らかに飛び道具だし後から客観的に考えるとどう考えても雰囲気作りのためだけの要素なのに、見てるときは全然気がつかない。むしろのめり込まされているわけで、どうにも巧い。特に美術的だったりする訳じゃないし、サスペンスとして一級であったり、巧妙な人間関係や恋愛でもない。  だけど、穴無く作り込まれた様々な要素は結果的に記憶に残る映画として形になっている。一方で全部入りのような安直さがあり、他方でまじめ。だけどまじめに拾いあげられてみると固まりとして安直に見えない。ハリウッドらしい技巧に富んでいる。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-09-09 22:00:24)
3.  氷の微笑 《ネタバレ》 
これを公開当時今はもう無いであろう湘南の劇場で見た時、 たしか、確か記憶では。確かにそういう気がしたんだけど、シャロンストーンが足を組み替えるシーンでぼかしがなかった気がする。 もうそれだけで評価が正常な心理で付けられない訳で、少年少女で見に行ったあの帰りに皆そこに触れなかったのはやはり見えていたからなのではないだろうか。  サスペンス物としてもエロティック物としても秀逸な本作。後に何かの番組でたしかバーホーベン自らがシャロンストーンが犯人であることとその証拠をいちいちくどくどと、どうしても聞き入ってしまう話しぶりで解説していた。やっぱり犯人は彼女だったんだろうな、その後はどうなるんだろう・・・と想像した瞬間、たしかマイケルダグラスは殺されないでしょなどと身もふたもないことを言っていた気がする。何というかプロらしく物語のバックグラウンドまで提供するとか、そういう所もセットで考えて非常に良くできたイベント的な映画だったんだな、とか非常に感慨深い。  でも、そうじゃない。問題なのはそこじゃなかった。 あのときの少年少女達は時が経ちすぎれば離ればなれになっており、あのスジは今ではすっかり永遠の謎になってしまっている。
[映画館(字幕)] 7点(2009-07-25 15:23:29)
4.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 
頭脳戦ではないけれど、スピーディーな展開とやりとりが秀逸。 ラストのすっきりさも最近のようなアホかと思うどんでん返しよりよっぽど良い。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-24 16:14:00)
5.  ゴースト・ドッグ
だるい雰囲気が良いです。 レオンのオマージュなんでしょうか?話にオリジナリティはないんですが、見せ方にオリジナリティがあります。 なんかかっこいいんですよね。 で、どこまでふざけてるのか、海外にはゾッコンのかたも多いこの映画、その境界が全然分かりません。 でもその結果ものすごい味が生まれてるんですよね。
[映画館(字幕)] 7点(2008-08-25 21:53:03)
6.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
世界観にのめり込むことが目的ならば最適の映画。終末的な世界観でもなく、閉塞的でダラダラと暗い未来が続いてしまうような世界が秀逸。作画も動きも高レベル。ひたすらあの電脳というグロテスクな外観と内容を備えたヒトが醜く鮮やかに争う様にしびれることができます。  ストーリーや敵対関係がくっきりしすぎた物や、相関図が無駄に複雑な物に飽きてしまった人は必見です。  原作漫画よりおもしろいです。
[DVD(邦画)] 8点(2008-08-06 22:46:51)
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