1. ゴースト/ニューヨークの幻
1年に1度見ても感動できる作品。 デミ・ムーアの涙が印象的。 誰かに勧めたくなる作品ですね。 [CS・衛星(吹替)] 10点(2016-06-30 19:34:35) |
2. 恋のためらい/フランキー&ジョニー
《ネタバレ》 WОWОWで前置きの解説をしていた〇カ野郎が、本作の一番いいシーンをネタバレしていたので怒り心頭でした。そのシーンは、中盤でジョニーがフランキーに積極的にアプローチするシーンなんですが、その背後は花屋のシャッターで、二人が口づけをすると、シャッターが開き、周りは花でいっぱいになるんです。そこは戯曲にはできない映画ならではの名シーンだったと思います。一方通行のジョニーと、恋をためらうフランキーのやりとりは、ある程度人生経験を積まないと感情移入できないかと思います。特に40歳以上で独身の方には、高評価を得る作品ではないでしょうか? 私は恋愛願望は今のところありませんが、その中の一人です。(笑) [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-11 02:31:36)(良:1票) |
3. この森で、天使はバスを降りた
《ネタバレ》 ムショあがりの、咥えタバコの「天使」が、活気のない村に幸せをもたらすというのが、ヒネリがあって面白い。 閉鎖的な村というのは世界中どこも同じ。「田舎へ泊ろう」なんてテレビ番組観てると、住民はカメラ意識して本音をあまり言わないけど、本当はこの映画の雰囲気に近いと思う。だがそれを軽蔑してはいけない。自分たちはどうか?この閉鎖的な村の住民たちは普通の人間の普段通りの姿だ。 物語はありきたりな展開と言われればそれまでだが、主人公パーシーの生い立ちが自然な形で彼女自身を動かし、綿密に計算されたシナリオは、観ている者に「ああ、こうなってくれれば…」という形で進んでいく…ラスト直前までは問題なく。 この村は、彼女が命を捧げなければ変わらなかったのだろうか?しかし、作り手としては譲れなかったのだろう。先住民の物語をさりげなく布石にして命の尊さを伝えている。 最後に流れるコンクールの優勝作品で文中にあった「チャンスを与えてあげよう」という言葉が、この映画のテーマだと思う。 それにしても、エレン・バースティンは歳とった…気づいた人どれくらいいるだろうか?「エクソシスト」に出ていたリンダ・ブレアの母役の女優です。懐かしいなぁ…私はそっちのほうにばかり目が向いてしまった。 2019年、再鑑賞 意外とつまんなかった。 ラストでヒロインが死ぬ展開に無理があって救いがない。 初見では8点でしたが、今回は6点。 [DVD(吹替)] 6点(2009-01-29 03:44:18) |
4. 心の旅
《ネタバレ》 言いすぎかもしれないが、冷血で弱肉強食の世界を生きていた弁護士が、銃撃に合い、脳障害を起こし、心機一転、世間で言う「善人」に変わるといった内容。 それにしても、このセンスのない邦題、何とかなんなかったのだろうか。 まぁ、内容も陳腐だったけど。 怪我をする前が「悪」で、後が「善」みたいな描写が私には偽善的すぎて、合わなかった。 最後に弁護士を辞めて、娘を寄宿学校から戻して、これから先、この家族は生活のレベルを下げるのに違いないのだろうけど、それでやっていけるのだろうかと疑問を感じた。 展開も読めすぎて全く爽快感がなかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-29 20:27:00) |
5. 恋する惑星
《ネタバレ》 評価が高かったので期待していたが、正直1時間40分が14時間に感じた。 まず冒頭5分で、刑事だったら女の事なんか考えずに仕事しろよ!って言いたくなった。 主要人物四人のナレーションが頻繁に入るが、全員が同じような感性で理屈っぽいから個性が感じられない。これは一人の脚本家が思ったままに書いた失敗だと思う。 金城武って、私には全然魅力が感じられない。途中で加勢大周に代わって演じられたとしても、恐らく私は気付かないで観ていたと思う。 後半のストーカー行為を繰り返す話、自分の部屋に女が入ってたら、普通、匂いとか気配とかで気づくでしょう? 人間臭さがないんですよ。全員がドラッグ中毒者だっていうなら、まだ理解できるけど。 こういう作品が嫌いな人間は、DVDのジャケット見た時点で絶対に観ない。 それと、日本でもカーペンターズやアバなど、スタンダードナンバーを挿入歌にしているのが目立つけど、これは話を誤魔化すだけのものでしかないと断言したい。 「カリフォルニア・ドリーミング」……いい加減しつこいよ!!!ったく、もう! [DVD(字幕)] 1点(2008-12-31 04:21:29)(笑:1票) |