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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  荒野の七人 《ネタバレ》 
改めて考えたらまだレビューしてませんでした。ということで久しぶりに見たのですが、ちょっと微妙。面白いのはハリーとリーという、『七人の侍』にはいないオリジナルの人物。特に一攫千金を狙っているというのは異色ですが、考えると逆に西部劇的な設定かとも思えます。個人的には、「男気」を感じさせないリーが好きです。彼だけ衣装がキッチリしていて洒落者って印象ですね。  時間の関係もあって人物設定・物語共に薄味で、特に後半農民が裏切ったりするのは、独自の展開を考えたのでしょうが、あまり面白くない。最後にバタバタと4人死ぬのもあっさりしすぎで、むしろとってつけたよう。このあたりがよければもう少し高得点でした。娯楽映画として楽しいことは間違いないですが。  あとこの映画、スティーヴ・マックィーンが格好よすぎて、ユル・ブリンナーはお気の毒さま。序盤の霊柩車で準備するところを見ても、2人が違いすぎ。このマックィーンはほとんど反則ですわ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-28 21:05:15)(良:1票)
2.  婚期 《ネタバレ》 
小姑姉妹がなぜ兄嫁をあれほど嫌うのかいまいちよくわからないので、意地悪な行動に説得力がありません。とはいえ、動機づけは映画的には重要ではないのでしょうが(あれこれ言っているけど、本人たちもちゃんとわかっているか疑問)。本作では言葉のやりとりと、そこから来るおかしみがポイントでしょうから。それにしても、いちいち面倒くさい人たちですなぁ。途中で嫌気がさししてきました。しかしその頃には次女の結婚話が持ち上がり、うまく話の方向が変わってうまく最後まで持って行っています。  それにしても最後になると、結局小姑姉妹が同居していたことがすべての元凶のように思えるのですが、それでいいのでしょうか。愛人問題も片付いたのかどうかわかりませんし。どちらにせよ、バカな人間たちがバカやっているのを笑う映画ですが、観ているこちらは笑いながらもだんだんとバカバカしくなってきました。面白いんですが、どうでもいいと言えばどうでもいい。ワイドショーでの芸能ネタがどうでもいいのと同じです。北林谷栄の婆やが一番まともに見えるというのは、皮肉が利いています。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-10 14:50:45)
3.  ゴー!ゴー!若大将 《ネタバレ》 
次作『リオの若大将』で若大将は卒業することになるわけですが、本作が作られた時点で、すでに決まっていたかのような印象を受けます。澄子を結婚相手として家族に紹介するとか、江口と照子の仲が明白に描写されているとか、終幕へ向けての伏線でしょう(とはいえ、各作品はそれぞれ独立しているわけですが)。江口は前半のラリーでナビゲーターを務めていることもあり、これまでになく出番が多いのも、若大将とのコンビを強調しているように思えます。そのラリーのシーンがなかなか面白く、いつもの展開になる駅伝よりよほど楽しめました。それと、これもおなじみ(?)岩内監督の凝った演出、今回はなんと歌のシーンで群舞が登場し、完全にミュージカルのノリでした。夜の公園での場面ですが、フィルターなど使わず実際夜にロケーションしたようです。噴水の照明が色鮮やかで、これもなかなか見ものでした。 このあたりになるとスミちゃんのライバルであるサブヒロインはほとんどゲスト扱いなわけですが、今回は浜木綿子が芸者役という、やたらと濃いキャスティング。若大将と合うのかと思ったら、田能久に乗り込んで久太郎と仲良くやる場面ははまっていました。さすがにうまく考えてあります。 そんなこんなで、これまた楽しめるエピソードでした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-09 21:35:15)
4.  荒野の1ドル銀貨 《ネタバレ》 
マカロニ・ウェスタンというのは、時代や国・地域があいまいというか、どこでもいいというイメージがあります。しかし本作では、南北戦争終了後のアメリカ西部が舞台。それはいいのですが、セリフがイタリア語なので違和感があるなぁと思いつつみていたら、最後にやられました。あれがあるから南北戦争後だったのですね、納得。ほかの方のレビューにもありますが、こうした小道具の使い方がうまいです。それ以外では、主人公が妻帯者であるためか、ちょっと甘い雰囲気があるところが異色です。しかし主演がジュリアーノ・ジェンマですから、それはそれでいいでしょう。紳士然とした悪役のピエール・クレソワも魅力的。銃撃戦だけでなく肉弾戦も十分楽しめます。主題曲もマカロニらしくていいですし、娯楽作品としてはなかなか楽しめました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-12 17:18:41)
5.  コレクター(1965) 《ネタバレ》 
この映画、やはりテレンス・スタンプに尽きますなぁ。あのイっちゃった目つきがこわい。「愛している」と言いながら、相手をたいして信用せず支配しようとするのは、結局愛しているのが自分自身だけだからでしょう。題材からすると下世話な話にも持って行けますが、サリンジャーやピカソを使ってハイブラウな雰囲気をかもし出しています。原作者がイギリス人であることを考えると、イギリスでの階級間の違いが表現されているのかもしれません。そういったあたりにも文芸的な香りがして、俗なショッカーとは一線を画していたのが、ひとつの魅力でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-24 22:14:21)(良:1票)
6.  コント55号と水前寺清子のワン・ツー・パンチ 三百六十五歩のマーチ 《ネタバレ》 
ドリフの映画が残念な内容だったので、これもあまり期待せずに見たのですが、なかなかよかった。とりあえず、欽ちゃんと二郎さんがそれぞれを彷彿とさせるような役柄ではまっています。2人のコントもなかなか楽しい。メインのお話はアパート立ち退き問題ですが、それに恋愛話や2人が店を買う話もからめつつ、非常にテンポよく進行して飽きさせません。タレント映画の常として脇役にはいい俳優をそろえているのですが、敵役の花沢徳衛と谷幹一が楽しそうに演じていました。最後は憎めない悪役になりますし。チータは一応マドンナのポジションですが、むしろ夏子役川口恵子のかわいらしさが印象的でした。演出はスチルを使ってうまく仕上げていたと思います。 ちなみに、ゲスト的ポジションで塚田茂と前田武彦が出ています。コント55号はテレビで人気者になりましたし、テレビつながりでしょう。そのマエタケ演ずる客に「僕はテレビが嫌いなんだよ」と言わせているのは、なかなかワサビが利いています。このあたり、普及してきたテレビに対する活動屋の矜持のようなものが伺えて、面白かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-03-08 20:56:52)
7.  好人好日 《ネタバレ》 
ちょっとした知り合いに大学で数学を教えている人が2人います。共通しているのは、よく言えばマイペース、悪く言えば視野狭窄で他人に気を遣わない。本作の尾関先生は、マイペースでちょっと変わっていますが、ちゃんと家族のことを考えているのがよいです。しかしストレートに愛情を示すのはちょっと照れくさい、ということもあるのでしょう。家族間の情愛が素敵でほほ笑ましい。前半は娘の結婚問題、後半は文化勲章をめぐるドタバタが中心ですが、とくに後半は風刺も利いていい感じ。単純なほのぼので終わっていないのもポイントが高いです。これまた隠れた逸品でした。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-07-10 09:49:30)
8.  古都(1963) 《ネタバレ》 
これはまず、なにはさておいても岩下志麻の二役がすばらしい。もちろんメイクもあるでしょうが、育ちの違いによってかもし出される雰囲気まで伺えます。たおやかだけど弱さもある千重子。芯の強さをもつ苗子。2人が並んでいると本当に別人のようで、とても合成とは思えません。 物語としては、「育ちの違いによってできた、越えようにも越えられない大きな壁」を扱っています。その作の舞台を京都に選んだというのは、さすが川端康成。主人公2人以外の人も、このテーマを強調しています。長門裕之演ずる秀男は、クレーに触発されたデザインの帯を織ってしまうほど、現代的な若者です(デザインした父親との対比も生きていますね)。しかしそんな秀男でも、その壁は越えられなくて、結婚相手に苗子を選ばざるをえません。千重子の両親も、そんな壁はないような発言をしていますが、それだけに現実の厳しさが思い知らされます。これで悲恋ものならありきたりですが、姉妹の話にしたところが新鮮で、成功してると思います。 映像面では、なんといってもにわか雨のあと日が差してくる、あの場面が最高です。2人の間に希望の光が差すようで、とても美しい。全体的にはセットが多いようで、もう少し当時の京都の街並みを映してほしかったところです。市電も一瞬しか登場しなくて残念。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-10-15 20:32:12)(良:1票)
9.  御用金 《ネタバレ》 
どことなく松本清張が好きそうな題材ですね。しかし孫兵衛と帯刀の考え、どちらも一理あってどちらが正義とも言えない。最終的には勝利者がいないという結末は、製作当時の雰囲気をよく表していると思います。孫兵衛たちは漁民を救ったものの、結果として多くの鯖井藩士が命を落としたわけで、その点でも帯刀とあまり違いが感じられません。そこはあくまで個人の価値観の違いでしかないと思うので、侍であることが問題であるかのような結論はどうかと思います。農民や漁民だって、真面目な人ばかりじゃないでしょうし。あと、孫兵衛が強すぎて、シリアスなテーマと相容れないような気がします。社会派ドラマにするのかアクション娯楽作にするのか、そのあたりが中途半端でした。映像的にはよかったと思いますが、血しぶきが飛んだりするのは『椿三十郎』の影響があったりするのでしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-06-02 15:40:22)
10.  荒野の用心棒
面白い! こういう、固いことを抜きにした娯楽作は好きです。イーストウッドもやたら格好いいが、酒場の主人との信頼関係が爽やか。棺桶屋ピリペロも楽しい助演ぶり。悪役にいまいち魅力が感じられませんが、大きな疵ではないでしょう。エンニオ・モリコーネの音楽は言うことはないし、演出もよかったと思います。黒澤明の『用心棒』は昔民放で放送されたときに見て、あまり面白くなかった印象があったのでそれ以来見ていないのですが、これがよかったので機会があれば見直してみます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-03 22:38:12)
11.  恋人よ帰れ!わが胸に 《ネタバレ》 
吉本新喜劇で育ったせいか、こうしたアメリカの小市民的コメディというのは、どのあたりが面白いのかあまりよくわかりません。それなりに笑えますが、話が読めすぎるのも欠点でしょうか。見ていてブーン・ブーンはゲイなんじゃないかと思ったのですが、監督の意図はどうなのでしょう。気になります。原題はおみくじクッキーですね。劇中でジャック・レモンがひいていた。「すべての人を欺くことはできない」でしたっけ? 結局、自分自身はだませなかった、ということなのでしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-11 18:00:04)
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