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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  生きていた信長 完全版
「四月物語」のDVDに特典映像として収録されている時代劇。元々は「四月物語」の劇中劇として登場する作品らしいが、「四月物語」を見る前に見てしまった。もし織田信長が本能寺の変のあと生きていたらという内容で、これだけ聞くとけっこう興味をそそられるし、「四月物語」では名画座で流れる昔の映画という設定なのか今にもフィルムが切れそうな状態の白黒の画調を見事に再現しており、映像にすごく味があるのがいいし、なかなか凝ったつくりで、岩井俊二監督の意欲というものを感じられる。しかし、中身としてはなんだか一発芸を見せられた感じで、完全にお遊びで終ってしまっている印象。まあ特典映像に入っている短編にあれこれいうのも野暮というものだが。冒頭のクレジット部分でスタッフやキャストの名前が全員漢字の変名で表記されているのは面白い。
[DVD(邦画)] 5点(2012-08-31 23:40:54)
22.  犬と私の10の約束 《ネタバレ》 
「犬の十戎」をモチーフとした本木克英監督による映画。ありがちなファミリー映画で毒気がなく安心して見ていられる反面、やはりあっさりしすぎていて物足りなさもある。「犬の十戎」そのものは泣けるのだが、子供が見る事を意識しているのか、福田麻由子に「犬の十戎」を説明する高島礼子のセリフを吹き出しで画面に出していたり、ソックスが死ぬシーンでもそれを反復していたりして少々あざとさを感じた。でも、自分も今年10歳になる犬を飼っているのでソックスが死ぬシーンではそういったあざとさを感じながらも「うちの犬はあとどれくらい生きるのだろう」ということを考えてしまった。トヨエツにこういうお父さん役のイメージがないので、最初は少し違和感を感じたが、慣れると気にならなくなった。(最初は犬嫌いというのが犬を飼い始めた当時の自分と同じで共感できる。)福田麻由子が後半田中麗奈になるというキャスティングも自然。加瀬亮はドラマ「SPEC」の瀬文役よりもこういう役のほうがはまり役だと思う。
[DVD(邦画)] 5点(2011-01-17 18:36:00)
23.  いのち・ぼうにふろう
のちに無名塾で舞台化(「いのちぼうにふろう物語」)もされた山本周五郎の「深川安楽亭」の映画化作品。主演は無名塾主宰で舞台版にも出演している仲代達矢で、監督は小林正樹。このコンビの映画は「切腹」も「人間の条件」も傑作だったが、この映画はどうだろうか。舞台も原作も見てないのだが、時代劇としてはそこそこよく出来ていると思うし、クライマックスのモノクロ画面に浮かぶ御用提灯の群れなど映像的に印象に残るシーンもあり、ゾクゾクするような武満徹の音楽も良かったものの、脚本が舞台的な感じで盛り上がりに欠け、主人公たちが命をかけて救おうとしている若者(山本圭)が典型的なグズなダメキャラで彼のために命をぼうにふろうという主人公たちにイマイチ感情移入が出来ず、また全体的に展開がもたついていてどうも退屈で2時間がちょっと長く感じる。なんかタイトルのインパクトの強さのわりにそれほどでもない映画という気がする。それから見る前に興味を引いたのが仲代達矢と勝新という黒澤明監督の「影武者」で主役を降板した側と代わって演じた側の共演だったんだけど、それもなんだか期待はずれという感じで少々残念だった。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-02-11 14:44:21)
24.  彩り河
今年は松本清張生誕100年で、秋頃には東宝で「ゼロの焦点」のリメイク版が公開されるが、本作はそれまで松本清張原作映画の最新作だった作品。たぶん二時間ドラマのような雰囲気なんだろうなあと思いながら見たが、やはりその通りで、ヒロイン役がサスペンスドラマの印象が強い名取裕子というのもあって一層そういう感じの映画に見えてしまうんだが、まったく期待していなかったからか見る前に思っていたよりは面白かったかな。でも脚本4人がかりにしては主人公の背景や主人公とヒロインが結ばれていく過程はかなり適当に思えるし、ドラマに深みも感じられず、結局二時間ドラマのような安い印象しか残らないんだけども。三国連太郎の相変わらずの悪役ぶりは本作でもいかんなく発揮されていてすごい。当時まだJACのアクションスターだった主演の真田広之の演技はまだかたく、今でこそ世界的な活躍を見せている演技派の一人だが、この頃の真田広之は(そんなに見たわけではないのだが。)アクション映画に出ている時のほうが良いと思う。そういえばJAC時代の真田広之を深作欣二監督の映画以外で見るのはこれが初めてのような気もする。
[DVD(邦画)] 5点(2009-06-09 14:10:54)
25.  緯度0大作戦
この映画の存在は東宝特撮映画関連本などを見て子供の頃から知ってたが、ビデオ化されてなかったために見る機会がなかった。それを10数年たった今頃DVDで見たわけだが、やはり小学生の頃に見てれば楽しめたかなというような内容で映画としてはだいぶ物足りない感はある。でも、小学生当時にゴジラやウルトラマンといった特撮怪獣ものが大好きで、東宝作品では本多猪四郎と円谷英二が組んだ作品がとくに好きだったので見ているうちに妙な懐かしさを感じられたのはちょっと嬉しかった。冒頭の海底火山の噴火シーンがとても印象的。岡田真澄を特撮映画で見たのは意外だった。ジョセフ・コットンら外国人俳優を吹き替えてる納谷悟朗や富田耕生の声が若いなあ。
[DVD(邦画)] 5点(2007-05-21 02:36:55)
26.  一番美しく
黒澤明監督の第2作。黒澤には珍しい女性映画で、尚且つ戦時中という当時の時局柄、戦意高揚映画である。そのためか、見ていてもあまり面白いものではなく、見ていてけっこう辛かった。とくに主人公が無くした小さな部品をひとりで夜中に何時間も探すシーンは胸が詰まりそうになった。それとタイトルクレジットが一切なかったのが驚き。(一応、エンドクレジットはあったけど、あれは放送局のオリジナルっぽい。)
[CS・衛星(邦画)] 5点(2005-09-21 18:09:10)
27.  市川崑物語 《ネタバレ》 
岩井俊二監督がもっとも影響を受けたという市川崑監督について描いたドキュメンタリー。ひたすら市川監督の誕生から「犬神家の一族」リメイク版に至るまでの経歴を字幕で追っているだけでドキュメンタリーというよりは市川監督について書かれた書籍を画面越しに読んでいる感じではっきり言ってあまり面白くはない。しかも、金田一シリーズのところで市川監督の演出の特徴である細かいカット割り(1976年の「犬神家の一族」での遺言状が読まれたあとのシーン。)を流しておいて分析でもするのかと思ったらそれで終わっていたり、金田一シリーズの部分の字幕も「タイトルクレジットが見たこともないフォントになっていた。」とか、「そのままもう一回見た。」、「一週間後友達を連れてもう一度見に行った。」などというかなり低次元の主観的なものになっており、岩井監督が金田一シリーズ、とくに「犬神家の一族」に思い入れが深いのはじゅうぶん分かるのだが、これでは他人と映画の話をしていて、相手を無視して自分の好きな映画について勝手に一人で熱弁をふるっているのと同じにしか見えず、僕も市川監督の映画は好きだが、さすがに正直、それがどうしたのと思えてくるし、一人の人物に迫ったドキュメンタリーというならばもっと踏み込んだ映画にしてほしいところで、せめて「ある映画監督の生涯 溝口健二の記録」のように関係者(と本人)へのインタビューで構成したほうがよかったのではないか。実際、「どら平太」の頃にNHKで放送された市川監督についてのドキュメンタリー番組ではそういう構成であったが、明らかにそっちのほうが面白かった。(ちなみにその番組には岩井監督もインタビューを受けるひとりとして出演している。)最後のほうで「犬神家の一族」リメイク版のタイトルロールがノーカットで流れるのだが、そこに来て、ひょっとしてこれはドキュメンタリーの皮をかぶった、新作映画をPRするための宣伝用映画だったのではないかと気づく。そう考えると今さらこの映画を見る価値はほとんどないのではないかと思えてきて、見たこと自体をなんかむなしく感じてしまった。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2011-08-12 02:29:55)
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