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黒猫クックさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 791
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自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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21.  いまを生きる 《ネタバレ》 
後半のとってつけたようなきっかけがちょっとイヤだったかもしれない。 それまでの雰囲気が壊れてしまったように感じた。 それからキーティングの教え方は実際は将来につながることを授業中に何も教えておらず、それって職務から逃げてしまってはいないだろうかと思う。 教師は具体的な商業的な対象がその場で見えるビジネスではないから、こういったことをしてしまえるんだろうが、感化された子どもが本当に得たものはなんだったのかと考えるとかなり疑問が残る。  もし彼らがこの考えのまま教師以外の職業に就くために名門校に行けばあっという間に挫折するのではないかと思う。現実の自由や優れた発想はあっても、彼らが求めたキーティングが作った空想の自由な発想は、そこには存在しないはずだから。 自由な発想をするために必要な重要な土台や忍耐を捨ててしまうことで成功した人間はいると思うが、彼らのように自由な発想の人に型どおりに感化されてのめり込んだものがそうなったとは思えないからだ。  授業中は型どおりだが、最後の3分や放課後に突然まったく正反対の発想を教えてくれるような、実とそうでない部分が渾然となった先生像を作るなど、表面的な自由をもう一歩踏み込んで表現して欲しかった。 キーティングがいる間にしか仮の個性をもてず、それが本当の自分だと思ってしまっている様にしか見えない描かれ方がされていないのは、制作者側がそれを分かっているからだと思う。 こういう教師は現実にいるし、確かに在学中は本当に痛快だ。 でも、その役割を果たすのは本当はもっと身近な人であるべきだと思うし、それが上手くいかないのが現実なんだな、と思う。 だからこの映画を見たとき、キーティングが非常に痛快で、人生にこういう人間がいてくれたならと思い、最後には生徒と一緒になって悔しい思いをしたんだと思う。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-09-29 02:27:45)
22.  硫黄島からの手紙 《ネタバレ》 
映画だけを見ても、最近ならこの映画とランボー4とブラックホークダウン、それからホテルルワンダ、これらを見ると日本人が飲み屋で語り始める戦争観のずれが本当に恥ずかしい物だと分かります。 右だの左だのという実態のない妄想に逃げて、生活に具体的な利益が全くありません。 前世紀からとぎれなく続く戦争や紛争がいかにすさまじく、意味不明で、大戦中の戦争がいかにわかりやすかったかということがなぜ分からないのですかと思えるほど。 この映画でも一兵卒の視点では国土を守るための軍事行動で、その衝突であるということが分かる。ものすごく分かる。 戦闘に参加した双方の兵士たちが、色々な疑問や悲しみとぶち当たりながらも国土を守るためという理由があって戦ったことに、凄くドラマがあります。 そこで失った物に悲しみがあり、どこかでこうならないための選択肢がなかったかという議論になるべきところが、なぜか過去の戦争の話から思想に逃げてしまう国民性が悲しい。 一方で現代の紛争は、それが問題にならないほど残虐で悲惨。何がしたいのか分からないけど人が殺されて、それが虐殺ではなく紛争と言われたりします。 金を払うから殺してくださいと懇願するほどの拷問を受けて死ぬ人がたくさんいます。 昔の戦争で起こったことの悲しさと現代の紛争の悲惨さは本質が違います。 近代国家で言えば日本でやっているような反戦活動はもう先進国間では成就したと言っていいのではないかと思うほど。 そういう日本とは認識が違う世界で作られた、ドキュメンタリータッチの戦争映画ですから必然的にこの国では何が言いたいのか分からないという印象になるかもしれない作品です。 しかし旧世代の戦争の、起こったことの重大さを日本人以外の世界観から眺められる貴重な2時間です。 日本人の要求する史実や当時の国家思想、軍部の対立といったような四方山話がいかに世界平和と関係なく興味を持たれていないかということ、アメリカに解決してもらった平和実現を右左のトンチンカンな理論で語っているのかということを理解するインパクトがあります。
[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2008-09-27 15:41:54)
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