1. 伊豆の踊子(1963)
《ネタバレ》 あの小説の映画ということで、話の展開はさすがに大正の時代描写でかもなく不可もない。 肝心の高橋英樹と吉永小百合の二人が魅力的なので一点プラス。 この映画のなかの吉永小百合は、まだまだ純真な子供心を持っているという役どころなので難しかったと思うが、見事に表現されていた。 やがて汚されるであろう哀しい運命もまた随所に散りばめられていて、味がある。 冒頭とラストの白黒現代シーンは、対比としてあってもいいと思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-05-28 20:28:14) |