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Nbu2さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 346
性別 男性
自己紹介 「昔は良かった」という懐古主義ではなく
「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、
 昔の映画を中心にレビューを書いてます。

増山江威子さんのご冥福をお祈りいたします。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  いつも上天気 《ネタバレ》 
「レオン('94)」には大した感想はなかったものの、作中にこのMGMミュージカルが使われてるのを見て、監督リュック・ベッソンの趣味の良さに感心した記憶がある。そう、最良のジーン・ケリーが見れるという点で後世に残る一本。アスリート的なパワフルなダンスを身上としてる彼、「雨に唄えば('52)」でいえば有名なタイトル・チューンより、机/椅子の上でダンスをする「Moses Supposes(軽〜いドナルド・オコーナーとの対比含めて)」の方が個人的にはよい。そんな彼のアクロバティックなダンスの頂点が、ジャン・レノが目キラッキラさせて見てた「I Like Myself」。後年のダンス文化への影響という意味において、もっともっと評価されるべきなんじゃないのか。シド・チャリシーも良い。もともとバレリーナだったので前作「ブリガドーン('54)」の方が水に合ってるし、アステアと共演した「バンド・ワゴン('53)」も良いけど、彼女個人のパフォーマンスはこっちかな。以上パフォーマンスはYouTubeの「Warner Archive」で観れるから見て頂戴。でね、ここからなんすよ、私の強調したい事は。それは「幸福感の稀薄なミュージカルは作品としての魅力に欠ける」つまりこの作品、個々のパフォーマンスは素晴らしいのだけど流れる雰囲気がもう「ミュージカル、古臭くね」感がありありなんですな。「雨に唄えば」から3年でこの変化はなんなんだろ。冷戦状況下の社会的影響・新興のエンタメ/テレビの隆盛・何よりロックンロール(ビル・ヘイリー「ロック・アラウンド・ザ・クロック」は55年、エルヴィス登場は56年)の出現。時代の趨勢に呑みこまれてしまって抗えない、廃り感を感じさせてしまう点がこの映画の印象を薄くしちゃってんですよね。...だいたいなんで「巴里のアメリカ人('51)」「ブリガドーン」はソフト化されてるのに、この作品は無いのだ、おかしいでしょ。結局アメリカアマゾンでソフト購入しちゃったよ...。話が脱線しましたが、ミュージカル映画における幸福感ってのは結構重要で、最近でもデミアン・チャゼル「ラ・ラ・ランド(2016)」だってS.S.ラージャマウリ「RRR(2022)」にもちゃんとある。観客がダンスの世界に引き込まれるだけの雰囲気作りは大切。 今回レビューの点数は私の想い出補正と個々のダンスに関して、ってことで。長文失礼しました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-02-25 06:52:34)
2.  生きる 《ネタバレ》 
この映画に関しては語りつくせぬほど個人的な想いが溢れてたまらない。自分の人生をいかにして生きてゆくのかを黒澤明が教えてくれた。何でも良い、自分自身が後々後悔する事があってもその目標に向かって進む勇気。そして日常のささやかな幸せを忘れずに感謝の念を想い生きてゆく事。生ける者に対して必ず訪れる「死」に対しての心構えやその行動。下手な文学を100冊も読む必要はない、この映画を見れば十分だ。魅力的な配役・素晴らしい脚本・映像効果もさることながらやはり役者志村の映画の神が舞い降りたような奇跡の名演。(トム・ハンクスや幸四郎にはできるわきゃぁない!)この映画によって今を「生きる」人間がどれだけ励まされ、頑張っているか。感謝の念でいっぱいだ。今日も異国の空の下夕焼けを見て心に残る感動をかみ締めよう。そしてこの名作をより多くの映画ファンが見て何でも良い、心に何かを残して欲しい。この映画に関わる全ての人々に、本当に有難う。
[映画館(邦画)] 10点(2007-09-14 17:26:53)(良:1票)
3.  稲妻(1952)
書きたい事はたくさんあるけどとりあえず2つほど。1つ、「浮雲」では「泥沼の倦怠感」を感じたがこの作品から感じられるのは「気が重くなるほどのイライラ感」です。それは主人公の置かれている環境状況だけではなく、ちょっとした所作(妾の所へ行く際の姉妹の歩き方)とかショット(下の方も書かれていましたが窓から妾が覗いているロングショット)等といった演出力の高さがもたらしているという点。あとは役者さんが素晴しい。高峰秀子、小沢栄もしくは浦辺粂子も良いけど、生活感のないだらしない男を演じさせて植村謙二郎は絶品だ。10点に近い、9点ということで。
[DVD(邦画)] 9点(2006-04-15 03:50:34)(良:1票)
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