Menu
 > レビュワー
 > タケノコ さんの口コミ一覧
タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 575
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

たまにポチっと「良」投票・・・

よろしくお願いいたします。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  異動辞令は音楽隊! 《ネタバレ》 
「クーラーの効いた部屋で遊ぶのは、お偉いさんに任せておきますよ」 冒頭の会議で、成瀬 (阿部寛) が上層部に対して言い放った台詞です。この会議はよかった。このわずか数分で、成瀬がどういう男で、組織の中でどういう存在なのか、だいたい飲み込めたし、なんせ、エアコンではなく、「クーラー」である。昭和のままで思考回路が停止した男、てこともよくわかったし (笑) 映画の題名から、勝手にコメディ系の映画と思っていましたが、予想以上にハードボイルドな展開でした。それも悪くはないけれど、、単刀直入に言うならば、中途半端。 本作は、刑事ドラマと音楽系映画の二面性を持っていますが、二兎を追う者は一兎をも得ず、てな感じで、どちらも掘り下げ不足な感が否めません。 例えば、刑事ドラマとして観るならば、チンピラのニシダがなぜゲロったか? そして、その下っ端が黒幕とつながって、そいつがようやく姿を見せるまでの経過とか、全く描写がなかったけど、そのあたりこそ見どころなんじゃないかな。 音楽隊の映画として観るならば、成瀬のつたないドラム演奏が上達していく過程、地味な練習風景の繰り返し、、その描写があってこそ、オーケストラの感動が大きいと思うんです。そもそも、和太鼓やってた、とは言え、いきなりドラムがうますぎません? 両者は似てますけど、ドラムは足でも叩くし、技巧的には全くの別物ですから。 酷評ぎみですけど、本作の成瀬って映画的な面白いキャラだし、彼のおかげで最後まで退屈しなかったのは間違いない。また観てみたいと思わせるキャラではあったので、まさかの続編に期待。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-07-31 22:32:42)
2.  いとみち 《ネタバレ》 
鬼才 横浜聡子監督 の最新作。  監督の作品は「ジャーマン」~「亀拓」まで全て観ておりますが、 まぁ全てぶっ飛んでおりますので、 津軽弁娘がメイド姿で三味線弾く程度なら、 監督の映画にしたら、 かなりまともな方でしょう (笑)  青森県出身の横浜聡子監督による映画であり、 青森県出身の主演駒井蓮さんと、 青森県は弘前市のりんご娘ジョナゴールドさんが親友役で、 青森県オールロケであり、 青森県の「津軽弁」が飛び交い、 青森県の「津軽三味線」をかき鳴らし、 青森県出身のバンド「人間椅子」の歌が流れ、 青森県を代表する名山「岩木山」に登っておわる、、 という、 青森県ご当地がそろい踏みの中で、 なぜか青森県に縁もゆかりもない、 メイドカフェ。(ご存じ、秋葉原が発祥です)  つまり本作は、 "異端" を受け入れる勇気のお話、 と解釈したい。  歴史と文化を語り継ぐことは重要ではある、 しかし、 それを継承しつつも、 何か新しいことを受け入れて、 挑戦することの大切さ。  昔からの文化に依存するだけでは、 その時点で停滞であり「衰退」なのかも知れません。  本作は監督なりの、 地元故郷への応援歌であり、 愛ある叱咤激励でもある、 と思っています。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-01-08 12:33:48)
3.  1秒先の彼女 《ネタバレ》 
序盤、シャオチー (リー・ペイユー) とイケメン詐欺師のロマンスに心がときめき、彼にもらった弁当に涙ぐむ彼女の姿に、まんまともらい泣きしてしてしまった私はよいお客なんだろう (笑) この映画はざっくりと、前半のシャオチー編、後半のグアタイ編、とも言える二部構成となってます。前半は、二人の被写体 (シャオチーと詐欺師) がとにかくよく動く。シャオチーのせっかちで1秒早いフライング体質という設定、映画の撮り方もそこに同調していると思えます。(カット割りも多い) 後半は一転する。今度は1秒トロいグアタイのストーリーになると、カメラワークは落ち着きを取り戻し、ゆっくりな展開どころか、とうとう、時間まで止まる。 撮り方にこういう工夫がある上、おまけに映像美も素晴らしい。特にグアタイ編の、夕暮れの中、四方を海で囲まれた狭い道をバスが走っていく光景は実に幻想的。 二人の1日について、シャオチーが失った「1日」(24時間) は1秒生き急いできたこと、グアタイがもらった「1日」(24時間) は1秒遅れるように生きてきたこと、その帳尻合せと思っていますが、どうやら彼が長年彼女に認め続けた「手紙」や私書箱も要因の気がしてます。このあたり、まだモヤッとしてますが、ファンタジーだし感動に身を任せてそれでいいじゃん、、という良い意味での「ちから」(説得力) がこの映画にはありました。もちろん、何度か観て理解を深めたいとは思います。 主演のリー・ペイユーさんは、超美人ではなかったですが、恋することで段々と美しく輝きを増してゆきました。対するリウ・グァンティンさんは、その雰囲気から誠実さがにじみ出るよいキャスティングであったと思えます。 人よし、脚本よし、映像よし、そして「台湾」という国がよし。このオリジナリティーあふれる素晴らしい脚本は、お近くのパクリ主義の大国には決して真似できまい。 負けるな台湾、今のままでいつまでもいい映画をたくさん作ってほしいです。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-04 23:34:45)(良:1票)
4.  犬部! 《ネタバレ》 
ペットとしての犬や猫の映画だし、きっと小さいお子さんたちが鑑賞されると思います。だから、全体的に明るい色合いだし、動物の殺処分などの凄惨な部分については、生々しく見せることなく、視聴者の客層を理解した優しい画作りはよかったと思えます。 そして本作が描いたのは、決してヒーリングとしての役割だけではない「犬」たちの姿。犬たちを通して、あら不思議、、いつの間にか人間同士の輪が広がってゆきます。もちろん、老犬「ロクロー」の存在によって、学校に友達ができたという登校拒否の彼女も然り、ですね。 本作で特に興味深いのは、犬部の花井くんの英雄的な行為が全て正しいわけではない、というところ。彼ったら、「殺処分ゼロ」という「答え」を急ぎすぎるあまり、テストの問題をよく読まない (理解しようとしない) 生徒のような感じ。むしろ、他の登場人物たちの方がよほど思慮深いことを言われていて、個人的には二つ、強く心に残る言葉がありました。一つは、安室氏 (岩松さん) が言われた「一殺多生」という言葉。そしてもう一つ、秋田くんの父さんによる、動物病院は動物保護をするところではない、といった趣旨の言葉。彼らも、理想は「殺処分ゼロ」なんです。しかし、経験上それは実現が難しいことを重々承知しているから、涙を吞んで、救える命と救えない命に分別をつけてる。花井くんと違う道を選択した柴崎くんの決意は、この二人の考え方により近いでしょう。いずれにせよ、動物に関わる様々な職業 (分野) の人たちが力を合わせて、少しずつ実現に近づくことを願わずにはいられない映画ではありました。 映画の構成としては、突然過去になったり、ちょっと時系列がわかり辛いのが難点。また、保健所から犬を払い下げる行為は2005年度より禁止された、生体を使った「外科実習」はモデルとなった大学では2018年に廃止された、と説明書きが最後にありましたが、それらは「犬部」の功績によるものなのか、そこがハッキリと伝わってこなくてスッキリしません。そもそも、この映画の時代設定っていつなの? って、私が観逃していたらゴメンなさい、ですが。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-11-14 20:29:49)
5.  犬鳴村
犬とか、幽霊とか、トンネルとか、廃村とか、石橋蓮司さんの顔とか、私が怖いのはそこじゃなく。 自分、登山をする者なので、ああいう軽装備で山ん中をウロウロされるだけで、妙に不安と言うか、危なっかしくて怖くて見ていられなかった。せめてローカットの登山靴でいいから履いてくれ~~、ってずっと思ってた。足痛めるし、山をなめちゃいかん。 心霊スポットもいいけど、まずは装備から、そこ基本、そこ重要。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-09-21 11:24:47)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS