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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4673
性別 男性
年齢 41歳

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41.  サファリ 《ネタバレ》 
最近流行りのPOV映画。本作は舞台がサファリパークという、 これまでにないものでしたが、やっていることは他のPOV映画と全く同じ。 一人、また一人と死んでいく。パッケージを見ると、猛獣たちと 戦ったり逃げたりで死んでいくように思いますが、実際にはただの自滅。 崖から飛び降り損なったり、銃を誤って自分に向けて暴発させたり、 自暴自棄になったり、別れ別れになったりして勝手に死んでいくのです。 序盤のハイエナのシーンなどはそれなりに良かったけど、 後半の夜中のシーンとかはごまかしがきついですね。 しかしまぁ、どんなピンチの時であろうと、どんなに悲惨な時であろうと、 みんなしてしっかりカメラを回し続けて撮影してる状況がある意味笑えます。
[DVD(字幕)] 4点(2015-01-21 16:30:45)
42.  ザ・ホスト 美しき侵略者 《ネタバレ》 
すごく良かったですね~。とは言っても人を選ぶ内容ではありますが、僕には結構ドンピシャでした。「トワイライト~」シリーズの原作者によるものだそうですが、トワイライト~なんかよりこっちのほうが全然面白いですよ。宇宙人に侵略された地球人がこっそり暮らしてるという設定は目新しくないんだけど、自分の中に異星人が入って、一種の二重人格みたいなことになってるってのが斬新。そんで、それぞれ好きになる男ができて、不思議な三角、いや四角関係ができる。よくもまぁこんな独創的な設定を考えたもんだなと素直に感心しました。揺れ動く女心と男心をSFで見事に表現、といったところでしょうか。そんでまた宇宙人たちが弱いんですよね。みんな優しくてへなちょこ。それもまた新鮮。洞窟の中で広大な麦畑を作っているヴィジュアルや、ホストたちが乗ってる車やヘリの銀色具合など、ある意味では昔懐かしいSF映画のヴィジュアルセンスが呼び覚まされたような感じで、そういうのも自分にとっては惹かれるポイントでした。「あなたのいない宇宙は悲しすぎるわ」って台詞もぐっときましたね。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-12-11 20:19:44)
43.  サンブンノイチ 《ネタバレ》 
品川ヒロシ監督3作目ということですけど、作りとしてかなり手慣れてきている感がありますね。そしてなにより映画マニアっぷりが存分に出てます。それは単に劇中の台詞が映画の蘊蓄だらけということではなく、この作品のスタイルそのものがアメリカのギャング映画を真似ていて、あぁ、相当好きなんだろうな~ってのが見ていて伝わってくるわけです。映像の流れとか繋ぎ方とか、細かいところ一つ一つを、格好よく作ろうという意図が見て取れる。格闘シーンもすごく巧かったですね。内容的にもタランティーノとかガイ・リッチーとかの影響色濃いし、二転三転で立場逆転に次ぐ逆転の様相は見ていて飽きはしません。ただ、説明台詞が多いなと思うのと、笑いの要素をもっと増やしてほしかったかなと思います。監督しての才能は間違いなくあるので、今後も頑張ってほしいですね。
[DVD(邦画)] 6点(2014-11-04 22:32:43)
44.  最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 《ネタバレ》 
ホンマにアホな話ですわ~。未練を持ったまま死んでいった子が幽霊となり、義理の妹に憑依して思いを遂げようという。アホですわ~。いや、ストーリーなんてどうでもいいんですよ。この映画の予告編見た時、あ、こりゃ観なあきまへんわって思たんです。当然、不純な動機だけが視聴理由なわけですが、これを映画館まで見に行った人は勇気あるな~と。男の中の、男やなと。いやそんなことはどうでもいいです。とにかく、びっくりするほどエロいシーンが数多く拝めます。橋本甜歌って、天才てれびくんに出てた頃から知ってますから。そんな子がまさか成人になった途端こんな映画に出るなんて誰が想像しましたやろか。前述のとおり、アホな映画なんですけど、それなりの点数つけずにはいられないんです。世の女の子がどんどんエロい映画に出てることを、一人の男として応援したいのです、はい。
[DVD(邦画)] 6点(2014-10-17 21:47:34)
45.  サウンド・オブ・ノイズ 《ネタバレ》 
アイデアは良いんですが、ストーリー的にちょっとついていけない、というか吞み込めない点があって、後半ほどより観念的なもんだから、個人的にはもう少し単純に笑わせてくれる映画にしてほしかったなと。最初の手術の楽曲は患者を巻き込んでの演奏が笑えたし、次の銀行での楽曲も皮肉きいてて良かった。ただ、その場で演奏しているというよりはあらかじめ作った楽曲に合わせて映像を撮ってますっていう感覚があって、いまいちライブ感に欠けるんですよね。曲自体はノリノリで聞いてて楽しいけど、もっと巧く料理できるんじゃないかな、ていう気もする。
[DVD(字幕)] 5点(2014-09-13 23:11:48)
46.  サプライズ(2011) 《ネタバレ》 
アニマルマスクのパッケージを見て興味本位に借りてみたのですが、なんだろう、イメージとは違ってましたね。マスクたちが残虐に殺しを繰り広げていくのかなと思ったら、残酷描写は割と控えめで、マスク連中はまぬけで言い争いをするばかり。それとは対照的に主人公のお姉ちゃんがなかなか有能でタフ。この手の作品に出てくる登場人物はアホが多いのですが、この彼女は頭が切れるので、安心して見れちゃいます。ストーリーは単純だし見るからに低予算映画だけど、遺産相続で揉めるという設定は個人的に共感が持てるので5点を献上します(笑)。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-01 21:27:19)
47.  桜並木の満開の下に 《ネタバレ》 
経営的に追い込まれる町工場、そこで働く人たちの行き場のない気持ち、そういうのがとてもリアルで前半は凄く見入りました。愛する夫を奪われ、憎しみを募らすヒロイン。事故を起こしてしまった工のどうすればいいかわからない気持ち、彼に八つ当たりする従業員、そのどれもが共感出来る。鑑賞してる自分もブルーになりそうな気分になるのだけれど、これからどう展開していくのか、と見ていたら、なんと工が突然、「栞さんのことが好きになってしまいました」と告白。これには思わずズコーン!っとひっくり返ってしまった。それまで凄くリアルだっただけに、その「ありえなさ」がより一層引き立ってくる。その後は「んなアホな」という気持ちで見ていたからか、いまいち感情移入できず。桜と彼の言葉をシンクロし、しっとり美しくまとめようとするラストは悪くないんだけど、この二人の恋愛というのは、う~ん、ちょっとわからない。
[DVD(邦画)] 5点(2014-04-13 19:48:13)
48.  サイド・エフェクト 《ネタバレ》 
なにげない撮影場所もお洒落に撮るソダーバーグのカメラアングル、相変わらず冴えてましたね。彼は本作が最後の監督作だと言ってるようですが、本当なのでしょうか。もったいないですね。本作は実に小気味いサスペンス映画に仕上がっております。新薬の副作用で担当医が責任を追求されるというところはちょっとひっかかるのですが、ルーニー・マーラの熱演もあり興味深く拝見していると実は、、、、という展開。悪女やん。まさに悪女ですやん。本作の良いところは、その悪女たちがちゃんと成敗されるということ。そのすんなり感が安心出来てカタルシス味わえました。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-16 00:07:29)(良:1票)
49.  貞子3D2 《ネタバレ》 
明らかに、前作よりもショボくなってまいすね。 勢いとかスピード感とか映像のセンスとか、、、。 たぶん、予算が減ったんじゃないかなぁ? VFXもほとんど見受けられなかったし。 前作の化け物貞子が結構好きだった自分にとっては、 この目に見えるスケールダウンはガッカリでした。 ストーリーも、あるのかないのかよくわからない 意味不明の展開で、特に貞子的なものが出るシーンは どれも脈絡がなく、なんというかシュールすぎじゃないのと。 音の強弱も大きいので、リモコンの音量を 大きくしたり小さくしたりして見なければならず大変でした。
[DVD(邦画)] 4点(2014-02-22 14:29:01)
50.  ザ・カー 《ネタバレ》 
無人の車が人を襲うという内容なので、またくだらないB級ホラーなんだろうなと思って観てみたのですが、いやいや全然くだらなくない、とっても真面目に作り上げられたシリアスホラーだなと感じましたよ。もちろん、車を運転してる悪魔だか悪霊の気持ちを考えると、おかしみを感じるのは事実なんですよ。ちょっと煽られたり馬鹿にされたら徹底してやっつけてやろうというもの凄い短気っぷり。気性荒くキレやすい悪魔さんなんだな~って思いました。いや、悪魔だから当然か、、、、?まぁそれはともかく、ホラー映画としてちゃんと怖さは出ていたと思うんですよね。おどろおどろしい音楽も良いですし、どこにいても、家の中にいても即殺されるという悪魔カーの無敵さが恐ろしい。そんでインディアンの警察官の人が「あの女性が言うには、運転手がいなかったそうです」って伝えたときの、なんとも言えない不気味さも好き。そしてなにより、一人、また一人と自分たちにとって大切な仲間や街の人、友人などが次々と死んでいき、絶望に打ち拉がれる警察官に凄く心撃たれる。アメリカ映画って、そういうのをさらっと流すのが普通だと思うんだけど、本作はそれが主軸になってるんですよね。それがなんだか、この作品の特異性といいますか、魅力だなって思うんです。悪魔だか悪霊がなぜ突然現れて人を襲うことになったのか、なぜ車なのか、そういうのは全く語られないんですけど、本作はむしろ語らなくていい、これでいいような気がします。基本的に、スピルバーグの激突とかジョーズと同じだと思うので、つまらんバックグラウンドを語られるよりは人間対車の対峙に絞って潔く見せてくれるほうがいい。その意味で成功している内容だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2014-02-09 22:15:20)
51.  サンダーパンツ! 《ネタバレ》 
最初から最後まで、屁こきネタ一本で貫き通しております。 まぁ自分は嫌いじゃないのでところどころ笑えたんですが、 屁ネタで笑えない人にはまったく受け付けない作品でしょう。 そんなことより驚いたのは、劇中にキーラ・ナイトレイが出てきたことです。 しかも1カット。ちょい役にもほどがある。 なんでこんなお馬鹿映画にカメオ出演したんだろう、とそればかり気になっちゃいました。
[DVD(字幕)] 5点(2014-01-30 17:43:57)
52.  ザ・パック 餌になる女 《ネタバレ》 
前半はまだわかるんですよ。一人の女性が男に騙され、監禁されるはめに。あ、なるほど~、酷い虐待を受けながらもなんとかしてこの鬼畜家族から逃げようとする映画なんだな~と思っていたら、夜な夜な地面から変なクリーチャーが出てくるわけです。「お、おぅ、、、そ、そういう路線の映画だったのか」と、とりあえず飲み込んで見ていると、後半からどんどん無茶苦茶になるわけです。「え?なんでそうなるの?」の連続。見終わった感想は、「この作品、、、自由すぎるぜ、、、、」
[DVD(字幕)] 4点(2014-01-01 12:11:13)
53.  最後の忠臣蔵 《ネタバレ》 
とても日本的なお話だと思いました。ただひたすら、忠義に仕える男の物語。武士の考え方、生き方というものが、よく理解出来ました。役所広司はさすがの演技でしたね。目の動き、充血した目、彼は目で表現する役者。そんな大物にたじろぐことなく、桜庭ななみちゃんも堂々と演じられていたと思います。可音は16歳。まだまだ若いし、孫左衛門が父親となって一人で育ててきたから、嫁に行き彼と離れて暮らすことを最初は拒んでいた。昔の人は結婚も早かったですもんね~。でも、自分は武士の子だから、ということで、考えを改めていく。あぁ、武士というのは、潔いということなんだなぁ。孫左衛門の最後の切腹もそうだ。現代的な観点で言えば、そこはやっぱり、これからはおじいちゃんとして可音とまた過ごせればいいのに、て思う。でも自分は、可音を密かに育て上げるという使命故に、たった一人生き延びていた。その役目が終わったから、潔く切腹する。人間だから、みんないろんな考えや葛藤を持って生きている。だけども、そこをデジタルにすぱっと道筋通す。それが武士。だからこそ武士は、いつも美しさと切なさを宿命的に併せ持ってる。それがよくわかる作品でした。
[地上波(邦画)] 7点(2013-12-29 16:38:22)
54.  桜姫 《ネタバレ》 
日南響子ちゃんがベッドシーンに挑戦したというので、これは観なきゃと思って借りて鑑賞したのですが、そのお色気シーンに関しては正直期待には及ばず。それどころかストーリーが支離滅裂で最後まで話についていけず、響子ちゃんはなんでこんな映画に出たんだろうと自問自答してしまうぐらいでした。なんというか、狙いとしては時代劇のエログロトンデモ世界をやってカルトなものを目指したかったんだろうと思うのですが、ハードがそれについていけてない。カット割りも酷い有様だし、なにより映像がテレビドラマみたいに安っぽい。せっかくセットや衣装を頑張っているのに、陰影のない映像が全部駄目にしちゃってる。ライティングにもっと凝って欲しかったです。日南響子ちゃんよりも、敵役の麻美ゆまが怪演&脱ぎっぷりよく、そっちのほうが見ものでありました。電気化したでんでんは最後まで謎のキャラでした。
[DVD(邦画)] 4点(2013-12-02 21:34:01)
55.  サイレントヒル:リベレーション3D 《ネタバレ》 
前作は観てたんでなんとなくはわかりましたが、たぶん何の知識もない人が見たらちんぷんかんぷんなんじゃないかな、これ。まぁ、ファンの人やグロ映画好きな人だけが見ようとするものだから別に良いのかもしれんけど。でもまぁ、やっぱりストーリーはあってないようなもんで、とにかく化け物がしょっちゅう出てきては逃げ回ってるだけの映画でした。なので、本作の見どころとしてはそのクリーチャーの造形ですね。こっが動いたらあっちも動く看護婦とか、マネキンの寄せ集めとか、三角頭の斧振り回し野郎とか。そういうのを眺めて楽しむ、言って見れば「化け物屋敷映画」であります。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-11-04 20:15:12)
56.  ザ・マスター 《ネタバレ》 
う~、難しいですねぇ、、、。難しいというのは、話が難しいのではなくて、言わんとすることが掴みにくい、という意味です。前作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は何から何までよく理解出来たのですが、主役二人の関係が微妙すぎてどうにも最後まで乗れず、、、。いや、主従関係、ある種擬似的な父と息子というものだとは思うんですよ。ドッドはフレディを更正させることを目的として取り込み、フレディはドッドから逃れたい、でも逃れられないみたいな、そういうところを常に揺れ動いてる。そういう父と息子の関係を教祖と飲んだくれで表現してるんだと思うけど、、、でも度々あるあの熱い絡みと抱擁。なにが二人をそういう関係にさせてるのか、う~む。
[DVD(字幕)] 6点(2013-10-10 21:45:48)
57.  ザ・ディープ(2012) 《ネタバレ》 
「海難事故からの奇跡の生還」というあらすじを見て 「お、面白そうだな」と思い借りて観てみました。 見る前は、ある種のサバイバル劇みたいなのを予想して たんですけど、そういう類いのものではなかったですね。 遭難してる時よりも、むしろ救出された後がメイン。 ハリウッド映画だったら、やっぱり主人公が もの凄い精神力と頑張り、生きたいという欲求で 奇跡の生還を成し遂げる、みたいになると思うんだけど、 本作の主人公は海に漂っている時に「これだけ果たせたら 死んでもかまわないよ~」ってカモメに言ってるし、 それも生還した最大の理由は肥満体型によるもので、 一種のアザラシみたいな体の作りになってたって。  でも、これは実話ですからね、それはそれでまた 面白いなと思うんです。勿論、検査でも言ってたように それだけではない、なにか解明できない理由があるとのこと。 確かに、普通の人ならあんなに冷たい海に入ったら 数分から数十分で絶命してしまうでしょう。ところが彼は 6時間も海面にいた。たんなる脂肪だけでは説明がつかない、 なにかもの凄い超人的な作用が働いているのでしょうね。 そんで、救出されてから、彼はもぬけの殻みたいな、 物思いにふけったみたいな感じになっちゃう。 目の前で仲間が次々と死んでいったのに、体の検査が どうとか、そんな気分じゃねえよってのもよくわかるし、 生還したからって英雄だなんて言われても 困るよって気分でもあるんでしょう。 それに元々が孤独な生活してるからか、 とにかく切なさだけが尾を引く。そんな終わり方でしたね。  実話を一本の映画にする上で、作品としてのメッセージとか 観客が好むような脚色を付け加えるとか、そういうのが 多い中、本作はとにかくそのまんま現実を 映像に収めました、みたいな作りになっていて、 一人生き残った虚無感やらやるせなさはそのせいか とてもよく伝わりました。
[DVD(字幕)] 6点(2013-09-16 23:11:07)
58.  さよならドビュッシー 《ネタバレ》 
最初の段階で、「見た目では誰だかわからなかった。 シャツの模様で判断出来た」っていう展開に、 勘のいい人ならその後の展開はすぐにわかると思います。 ミステリーが売りの原作だそうですが、正直言うと ミステリーそれ自体はたいしたことありません。 それよりも、橋本愛ちゃんと清塚信也さんの掛け合い、 二人の演技を眺めているのがとても楽しかった。あと音楽ね。 役柄的に凄く難しい演技だと思うんだけど、それを全身で こなす愛ちゃんは、これからもっと素敵な女優になって いくのではないかと思わせるような実力を見て取れました。 彼女を支えるピアノ教師役に、実際にピアニストの人を あてたこと、これが本作の素晴らしい点だと思います。 例えば、愛ちゃんがピアノ演奏をしているところとか、 よく見ると全然鍵盤を叩いてなかったりとか、いかにも 嘘っぽいカットがあったりするわけです。その点、 教師役の清塚信也さんはまさに見事な演奏を披露している。 これによって、作品の説得力がぐんと増すんですよね。 一見クサい台詞にも重みが出てくる。 終盤の演奏会のところで、カメラがピアノを ぐるんと回りながら遥とルシアに入れ替わる映像は とても巧かったです。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-08-30 01:42:30)(良:1票)
59.  砂漠でサーモン・フィッシング 《ネタバレ》 
ラッセ・ハルストレム 監督作品ということで観てみたのですが、富豪をテロリストが命狙ったり、終盤もまたテロで誰か亡くなったりと重い内容を含んでるにもかかわらず、全体としてはふんわりした軽い恋愛コメディ映画になってましたね。ユアン・マクレガーが水産学者の役を演じていて、これがなかなかの好演。この人やっぱり演技派なんだな~ってことを再認識した次第です。タイトルが「砂漠でサーモンフィッシング」なので、なんだか夢のあるお話なのかなと思ったのですが実際は大富豪がその潤沢な資金を使って公共事業を行い、そこに造ったダムに鮭を放流してみよって話なので、まったく荒唐無稽というわけでもありません。そのへんが少し中途半端だったかな。それから、ハリエットの彼氏が「つきあって3週間」とか、「彼の顔を思い出せなくなってきた」とかいう台詞で、なんだ、そこまで深い関係でもなかったんじゃないの、みたいに感じてしまうところもマイナス。勿論、そういう台詞をちょいちょい挟むことで、ラストの選択に違和感を持たせなくさせる意味合いもあるのでしょうが。佳作ということで5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-23 23:41:10)
60.  最終目的地 《ネタバレ》 
真田広之が好きで借りてみてみたのですが、 まさかアンソニー・ホプキンスと真田さんが チュッチュし合う映像を見るとは思いませんでした(笑)。 亡き作家の家で暮らす家族は、複雑な関係ではありますが いわゆるブルジョア風な隠居生活をおくっている。 特にアーデンは、寂しさを感じながら生きていたはず。 そんなところに、若いイケメンが現れる。 家族が水面で、主人公の彼はそこに落とされた一滴の水滴。 彼が落とした波紋が、それぞれの生きる道を問い直していく。 主人公の最終目的地はやはりそこだったのですね。 静かで、けれども飽きさせずに興味深く拝見出来ました。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-28 22:29:52)
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