121. サンシャイン 2057
《ネタバレ》 この作品、やっぱり真の主役は太陽なんでしょうなぁ。わざわざサールや船長が、顔の皮がめくれるほど凄まじいまでの太陽光を浴びて、ある種のカタルシスを味わっている時、同様に観客もまた大スクリーンと迫力ある音響で「太陽」を味わうわけです。ストーリーは前半と後半で大きく異なります。前半は基本的なストーリーラインに乗った、わくわく感に満ちた展開で進んでいくんですけど、後半からは突如ホラー的展開になり、サブリミナルだのエフェクトだの、なんやらトリップムービーみたいなことになってきます。このお話の基本部分はギリシャ神話のイカロスから来ていて、そのイカロスに対しての「5人目の人」が、自然に逆らうな、運命に従え、と喚き立てる、要は単にそれだけの話なわけで、別に難解なところはなにもないと思います。この作品がやりたいことはつまりは「体感」なわけです。変な理屈うんぬんはおいといて、漆黒の宇宙に浮かぶ、生命の母と殺人的破壊力の2つの顔を持つ太陽を体感する、そういう作品です。その体感の中で、観客が感じとったものから何かしらの意味づけが出来ればそれでいいわけです。ダニー・ボイルさんが、もはやどうしても過去の傑作から逸脱出来ない現在のSF映画の中で、いかに新しい事が出来るかということで挑戦をしたのが本作なんですね。間違いなく一般受けはしない、大半の人はたぶん駄作というに違いないこの作品、僕は駄作というより意欲作って言いたいですね。 [映画館(字幕)] 6点(2007-05-04 20:25:35)(良:4票) |
122. SAYURI
こういう作品は必ずといっていいほど、あそこがおかしい、ここがおかしい、て言ってくるあら探しさんがいるけど、あら探しの為に映画を見に行くなんてなんとも寂しい話ですし、そもそも外人が異国舞台の映画作って完璧に忠実なもの作れるわけがないでしょうにね。それを求めること自体無理な話ですし、むしろそのある種の誤解、違和感を逆に楽しむというのも一つの手なのです。監督のロブ・マーシャルの前作品の「シカゴ」だって本当は時代設定、細かい史実にいろいろおかしいところあるんです。だけど、彼の理想の美の世界として成立してるわけですよ。あくまでこれは「はなまち」というロブ・マーシャルの美の世界なのです。というわけでなかなか面白く見させてもらいました。ミシェル・ヨーもなかなかいいんだけど、個人的にはコン・リーがはまり役だと思ったな。すごくうまい。それと桃井姉さんも適役。なんていうか、ディズニー映画に出てくる魔女っぽい感じがグッド(笑)。お話はラブ・ストーリーなんだけど、ラブよりもむしろ芸者間での争い、女の戦いの方が面白かったな(笑)。水揚げのやりとりとかね、お客の取り合い、ああいうの好きです。 [映画館(字幕)] 6点(2005-12-11 04:02:35)(良:4票) |
123. ザナドゥ
作品の内容はアレですが、個人的にはジーン・ケリーを見れただけで満足です。おじいちゃんになってもあれだけ体が動かせるジーン・ケリーには脱帽です。永遠のスターに6点! [地上波(字幕)] 6点(2005-11-20 02:44:48) |
124. ザ・リング2
うわぁ、評価低いなぁ~(笑)。前作よりは面白かったと思うけどなぁ、、、。いやまぁ確かにお話としては巧妙さに欠けると思うし、途中出てきた鹿なんてCGまるだしだったけど、、、。この作品、米国ではナンバーワンをとったそうです。日本が監督した映画としては2本目だとか。作品5点、その功績+1点で6点を献上します。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-01 03:15:34) |
125. ザ・ワン
こりゃ漫画ですね。たぶんジェット・リーのフェロモンに酔いしれるファンの方以外は、この作品は白い目で見られそうです。設定もさることながら、おもちゃみたいに飛んでやられる敵達のこっけいなこと! 5点(2005-03-25 01:55:48) |
126. THE JUON/呪怨
ストーリーはリメイク元と同じですね。でもとてもうまくリメイクしてますよ。こういうタイプの映画はあちらにはないだろうから、なかなかのカルチャーショックじゃないですか。目のつけどころがいいよね、サム・ライミは。あんまりお金もかかってなさそうだから、興行収入1億ドル突破だなんて、かなり利益率が高いんだろうなぁ。たぶん2も作るだろうし、その続編も似たような感じになるのかもしれないけど、僕としては、清水監督は新たな可能性を切り開いてほしいと思いますね。末永く監督していくには、ずっと同じことも出来ないだろうし。 6点(2005-02-13 04:03:08)(良:1票) |
127. ザ・シークレット・サービス
まぁ、佳作といったところですか。この音楽からすると、モリコーネはヒッチコック映画をモチーフにしたんじゃないかな。マルコビッチが2度ほど無意味な人殺しをして冷酷な男であることを見せてるシーンがあったけど、それがなかなかいい。近寄っちゃいけないタイプっていうのがよく出てた。後は、ラストに向かって盛り上がりを見せていくサスペンス。ここら辺はペーターゼンさんの力量といったところですね。 6点(2004-09-13 01:26:48) |
128. サンタ・サングレ/聖なる血
そう、彼の作品の中では一番普通のストーリーラインで、みやすいとは思う。だけど、そのせいで彼のそれまでのとにかくわけのわからない凄みみたいなのがなくなっちゃって、こじんまりしちゃってると思う。だからちょっと点数は低めにさせてもらいます。 5点(2004-08-26 02:01:35) |
129. さよならモンペール
いやぁ、あの娘ときたら、いきなり凄い水着になって出てくるんだもんなぁ、びっくりですよ(笑)。彼女の魅力でもってるようなもんですこの作品は。嘘を貫き通そうとする。嘘をつく気持ちもわかりますが、あんな大胆な嘘はいずれバレるもんです。そんな体験を通して彼女は大人になっていく、、、、。ラストのストップモーションが、父親としてのなんともいえない切なさを表しているようでよかったです。 6点(2004-08-25 00:52:46) |
130. 散歩する惑星
うわぁ、これまた困った映画だなぁ。まったく理解不能です。眠気と戦いながら観ました。 4点(2004-08-24 19:14:16) |
131. さようならCP
うわぁ、、、、、これは直視できない、、、、、なんかもう周りの視線が気になって、、、、 6点(2004-07-13 01:17:32) |
132. サンダーバード(1967)
いまさらですけど、ほんとによく出来てるね。いちいちいちいち全部丹念に作ってるんだろうね。とくに爆発シーンなんて、炎から破片から全部計算されてるのかな、すごい職人技ですね。火星の表面が月かと思っちゃったけど、まぁなんせこの年代ですもんね。しかしあの夢の話は必要だったのかしら。膨らませるために投入してるんだろうけど、、、。 6点(2004-07-06 23:55:05) |
133. ザ・メキシカン
なんだこれ 3点(2004-05-16 23:07:48) |
134. ザ・デプス
うむ。リバイアサンに話がよく似てますな。でもこれはこれでそれなりによく出来てたと思いますよ。巨大蟹もなかなかの造形だったと思うし。映画としてのボリューム感がもすこしほしかったかな。 5点(2004-04-01 22:19:59) |
135. 座頭市(2003)
豪快に吹き出る血しぶきや、低音響く豪快な人斬り音が、いい意味で現代的。たけちゃんはやっぱ好き勝手つくってるから、それがいいんだね。たけちゃんの映画は、まさしくたけちゃんの映画だもんね。タップダンス、とてもよかったよ。 7点(2004-03-12 00:20:52) |
136. サバイビング・ピカソ
ナターシャ・マケルホーンの、、、、ぜ、、全裸! 5点(2003-12-25 13:37:46) |
137. サイレント・ランニング
30年以上前の映画だからしょうがないのかもしれないけど、正直言ってチープだよなぁ。宇宙船のシーンももろ模型だし、船内もなんかどうみてもセットで撮りましたみたいな感じがいただけんなぁ。そううこともあってか全然入り込めなかった。 5点(2003-12-13 19:48:11) |
138. さらば友よ
閉じ込められた男前 5点(2003-11-10 16:55:32) |
139. 秋刀魚の味(1962)
いいねぇー。あったかいよねぇー。この映画って、全体的に暖かい色を多くしてますよね。それが内容とあってるんだまた。よかったです、お父さん。 7点(2003-10-30 21:20:30) |
140. ザ・コンテンダー
何に驚いたって、ゲイリー・オールドマンの老けっぷり。それにしても、アメリカの政治ものってのは、最後に正義の説教で終わるのが多いな。 5点(2003-10-11 16:10:38) |