161. 13デイズ
興味深い題材なのですが、場面のほとんどは会議室でみんなが協議をしているというものの繰り返しであって(論点もほとんど1つしかない)、映像的あるいはストーリー的にはまったく面白くありません。つまり、ドキュメント・フィルムと本質的な違いがなく、表現として中途半端なのです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-27 01:37:24) |
162. サハラ(1983)
砂漠で頑張って撮影して、部族の騎馬隊のコスチュームも揃えて、ブルック・シールズという美女を登場させて、音楽もそれなりになんとか盛り上げて、どうしてこんなにつまんないんだろう?族長とのロマンスがいい加減だとか、レース展開が適当だとかいう以前に、導入部の陳腐さからしてすでにつまらなさがありありなんですよ。ものすごく行き当たりばったりで作られたとしかいいようがありません。 [地上波(吹替)] 2点(2006-01-16 01:13:04) |
163. 最後の恋のはじめ方
すべて予告編から予想できるとおりのまったく無難なラブコメなのですが、ウィル・スミス以外の人に華とか存在感がないので、非常に薄味な印象です。それと、恋愛指導の部分でもっと強力にネタを盛り込んで凄腕ぶりを強調しておかないと、その後の自分自身の問題のときの迷いや葛藤が浮き上がってこないと思います。 [映画館(字幕)] 5点(2005-06-05 23:41:05)(良:1票) |
164. サンドラ・ブロックの恋する泥棒
コメディ要素もラブロマンス要素も中途半端で、盛り上がるべき部分がまったくない。泥棒カップルという設定が全然生かされていない。 2点(2005-01-04 20:42:29) |
165. サンドラ・ブロック in アマゾン
主人公の男の何もかもがあまりにも格好悪くて、真面目に見る気が失せる。サンドラ・ブロックも、ただ出てますというだけ。 2点(2004-11-20 14:28:48) |
166. サバイビング・ピカソ
製作側が本作においてピカソをいかなる人物として描きたかったのかがさっぱり分からないため、作中にポイントがまったく存在しない。したがって、その辺の男女の濡れ話と全然変わらない内容になっている。せっかくアンソニー・ホプキンスという人材を得ているのだから、もっと常人と違った側面を強調した方が得だったと思うのだが。 4点(2004-10-17 01:44:19) |
167. ザ・シークレット・サービス
肝心のイーストウッドが一見明白に弱そうな上、周りの人達もふざけているのかと思うくらい警備力が無能なので、サスペンスとして成立していません。マルコビッチがいくら悪でも、これでは腕の振るいようがないでしょう。 3点(2004-09-12 23:50:33) |
168. サスペリア(1977)
Goblinの曲に尽きます。ユーロ・プログレの底力をこれでもかと見せつけてくれます。それ以外は見た意味はそれほどありませんでした。 4点(2004-09-09 02:28:51) |
169. ザ・ハリケーン(1999)
かつてディランの名曲“Hurricane”を身震いしながら繰り返し聴いていた身としては、その歌詞が現に映像化されているのを見るだけで、ある種の興奮を禁じ得ない。ただし、前半は時系列にも工夫があったりして感心したのだが、中盤以降は、妙に展開が早くて拍子抜けしてしまった。もっとも、権力とはこのようなものだという警告は常に発されるべきであるので、その意味でこの映画の価値は十二分に存在する。ところで、日本にも、すでに指摘されている袴田事件のみならず、狭山事件や甲山事件やメルボルン事件、さらには近時特に多発している痴漢冤罪事件など、素材(と素地)はいくらでも存在しているのだから、映画人はそれを映画化して世に問題提起するぐらいの気骨を持つべきだと思うが。 6点(2004-08-09 17:36:43) |
170. ザ・パイロット(1995)
雰囲気はまあまあ良かったのですが、話が少しも前に進まないのは参りました。相手の女性も、全然人妻っぽくないような気がしたのですが。 4点(2004-06-10 00:10:50) |
171. ザ・パッケージ / 暴かれた陰謀
これほどまでにチンタラしたサスペンスも珍しい。ほとんどすべての場面が、脚本と演出の稚拙さを物語っている。ハックマンとトミー・リーの壮絶な無駄遣い。 2点(2004-04-17 02:20:09) |
172. ザ・セル
ストーリーのしょぼさはまだ許すが、あの脳内世界の描写の陳腐さは何とかならなかったのか。人の脳の中はあそこまで単純ではない。いきなり他人の脳内を直接体験などしようものなら、平然と立ってなどいられないほど混乱するはず。なめているとしか思えない。 1点(2003-12-29 00:08:58) |
173. ザ・プロデューサー
制作者たちは作っていて嫌気がささなかったのだろうか、というくらい、人の心の負の部分を徹底して表現した映画(笑)。過去と現在が並行して進行し、ストーリーがもつれながら自然に冒頭に戻っていく、という構成が好みです。 7点(2003-10-16 02:40:38) |
174. サハラに舞う羽根
雰囲気は良いのに、結局何が言いたい話なのかよく分かりませんでした。最初の主人公が除隊するまではもっと時間をかけるべきですし、逆に収容所以降はやたらだらだらしていて、全体のバランスもまずいです。それと、イギリス軍はそもそもスーダンに何しに行ったの?侵略しに行ったんでしょ?なので、主人公をまったく心理的に応援できませんでした。 4点(2003-10-06 20:34:58) |
175. ザ・ビーチ(2000)
楽園への憧憬とその崩壊という設定は魅力的なのですが、(1)なぜ主人公がそれを目指すのか理由が不明、(2)楽園の描写が中途半端、(3)崩壊の過程も根拠が薄弱と、すべてにおいて失敗しています。大体、こんな退廃的な役にディカプリオはあってないでしょう。 4点(2003-10-05 21:34:32) |