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コメント数 594
性別 男性

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1.  山椒大夫
地獄のようなストーリーだが、天国のように美しい映画。時代劇だけど、どんな国の人が観ても確実に楽しむことが出来るということを確信できる映画。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-16 14:15:19)
2.  SAYURI 《ネタバレ》 
これは何とも不思議な作品でした。登場人物たちの会話が日本人同士が喋っている時でも英語、しかも中途半端に日本語まで話すし…。そりゃあハリウッドが作っている映画なのだから当然だけど、個人的にこういう日本物は珍しかったので最初は違和感を覚えました。物語は芸者版「イヴの総て」とでも言うべく、一人の少女が芸者へと成長していく姿を鋭い視点で描いていきます。一人前の芸者になるためには肉体的にも精神的にも苦労を重ねなければならない、芸者は娼婦ではない。と言ったことから製作者の芸者に対する敬意も感じられるのですが、その一方「ラスト・サムライ」等にあったエンターテイメント性が希薄に思え、果たしてこれは本当にアメリカで稼げるのかな?と余計な心配をしてしまいます。事実もっと華やかなものを期待していたら、実際はかなりドロドロした業界裏を見せられたのでちょっと閉口してしまった嫌いがあります。(アジアの中で)出演陣は極めて豪華で、特に桃井かおり演じる置屋のおかあさんが最高でした、ハマリ役です。ミシェル・ヨーは妖艶、コン・リーはよく最後まであの憎まれ役をやり通したなと思います。それから何と言ったってチャン・ツィイーが凄い!拙い日本語はあるものの完璧に日本人に成り切っていましたね。最初は日本人の役を中国人が演じるのに抵抗があったけど、今では彼女以外考えられません。
[映画館(字幕)] 6点(2005-12-15 13:05:29)(良:1票)
3.  サンタクロース・リターンズ! クリスマス危機一髪 《ネタバレ》 
う~ん…確かに前作は観た記憶があるんだけど、ほとんど忘れてしまいました。普通のお父さんがある日突然サンタになっちゃう話だっけ?これも子供騙しと言ってしまえばそれまでですが、夢があって良いんじゃないですかね。このまるでおもちゃ箱をひっくり返したような世界観が好きです。確かに独裁的なサンタはどうかと思うけど…、個人的には"歯の妖精"のキャラクターがツボ。毎年のことですが冬になるとクリスマス映画に対して採点が甘くなるのは仕方の無いことです(言い訳)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-25 19:42:37)
4.  サラーム・ボンベイ!
ミーラ・ナイールは現代のデ・シーカでしょうか?ウディ・アレンが映画の中で「映画の登場人物に比べれば自分たちの悩みなんて軽い」と言っていましたが、まさに然り。主人公たちの行動を批難することは出来ないし、国が国なのだから生き方も選べない。確かに重いですが説教臭も無くあっという間の二時間でした。ボンベイの子供たちに平和を!
[地上波(字幕)] 8点(2005-09-17 21:25:11)
5.  最後の人 《ネタバレ》 
う~ん、まさに服装が人を作るとはこのことでしょうか…。制服を着ている時の主人公は威厳のある大男だったけど、それを脱ぎ捨てた瞬間あたかも化けの皮が剥がされたかのように酷く醜い存在に思えてきました。「サイレント映画は一つの形式としてほぼ完成形を極めていた」という先達たちの言葉通り、スポークンタイトル一つ表示されないこの映画は映像と役者の動きだけで実に巧みに物語を展開していきます。制服を盗んだことから罪の意識に苛まれホテルが倒れてくる幻覚を見るところや、白昼の夢のシーンなど、フリッツ・ラングと言い昔のドイツの監督たちはイマジネーションの止まるところを知らなかったのでしょうか。どんなに凄い人間でも肩書きを破ればただの人ということを教えてくれる、全ての映画の基本サイレントから学ぶべきことはまだまだ多いです。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-29 19:09:02)(良:1票)
6.  ザッツ・エンタテインメントPART3 《ネタバレ》 
完結編。PART1からPART3まで三日間ぶっ続けで観たので、近いところでは「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを全巻観終えた後のような達成感がありました。ところでこの作品、PART2の製作からは大分年月が経過しており事実PART1の頃は"50周年記念特別作品"だったのが本作では70周年記念となっています。あのジーン・ケリーがすっかりお爺ちゃんになってしまい昔の面影もなく、フレッド・アステアは既に亡くなっているというのがちょっと悲しいです。PART1とPART2がMGMミュージカルのおさらいだったとすると、PART3は差し詰め最後のまとめというところでしょうか。前作でもうやりたいことをやり尽くしてしまったのか、多少被っている場面などはありますが美しいダンスシーンは何回見ても良いものです。特に僕はこのシリーズを通して観て、エレノア・パウエルとエスター・ウィリアムズの出ている作品は全部チェックしたくなりました。ミュージカル映画というジャンルが根絶しそうにある今だからこそ観るべき作品だと思います。ミュージカルよ、永遠に!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-23 22:06:36)
7.  ザッツ・エンタテインメントPART2 《ネタバレ》 
結論から言うとPART1よりも面白かったです。もうオープニングのあらゆるMGMミュージカルの名場面が映し出された"序曲"から、早くも涙腺が緩んできます(もうええちゅうねん!)。あまりの独創性に溢れたオープニングクレジットから、自信に満ち満ちた「That's Entertainment, Part II」のタイトルロゴには感動すら覚えます。そして何よりも二大ミュージカル映画界の神様、ジーン・ケリーとフレッド・アステアがノリノリで司会進行を努めるというのが本作の最大のポイントだと思います。前作との違いはこの映画と映画の紹介の間も立派なエンターテイメントになっていることでしょう。更にはお騒がせトリオのマルクス兄弟も参戦。華麗で煌びやかな世界、これだからミュージカルはやめられない!このままPART3へと突入です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-22 16:34:29)
8.  ザッツ・エンタテインメント 《ネタバレ》 
これはより多くのミュージカル映画を観てから観ようと思っていた作品なのですが、先日BS2にてPART1からPART3まで一挙放送していたのでこの機会に観てみました。もうオープニングのあらゆるMGMミュージカルの名場面が映し出された"序曲"から、早くも涙腺が緩んできます。心地良いタップの響き、豪華絢爛なセットと衣装。「今ではもう昔のようなミュージカルは撮れない」という人の言葉も、『巨星ジーグフェルド』のスケールの大きさや『踊るニュウ・ヨーク』の長回し等を見れば納得できます。結果としてこの映画に出てきたほとんどのミュージカル作品を知りませんでしたが、観終わった後にどれもこれも観たくなったのは言うまでもありません。PART2にも期待!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-22 16:23:20)
9.  ザ・ミッション 非情の掟
オープニングのB級臭い音楽からちょっと心配したのですが、とても面白かったです。なるほど、確かにこれは非情の掟ですね。主役の五人はカッコ付けているだけあって本当にカッコ良い!全篇緊迫したムードの中に程よく紙屑を蹴り合うシーンなどのユーモアを交える演出も的確です。ただ香港のアクションに不慣れなせいか、あまりにも動作が速すぎて一瞬だけでは何をやっているのか判別できなかったり…。しかしボディガードとしてこれ以上に頼れる男たちが果たしているでしょうか?ハリウッドのアクションに毒されている自分はまだまだのようです。
7点(2005-03-20 09:41:51)
10.  サイコ2 《ネタバレ》 
包丁を手渡された時のあのノーマンの顔と言ったらなかったな、しかしレタスは普通に切られるのね。何だか前作のキャストをそのまま使った贅沢なパロディと思えなくもなかったり…。カメラワークや映画の雰囲気からおそらく監督は相当オリジナルを研究しているんだなということが観て取れますが、如何せんちょっと張り切りすぎた感があります。一応最後まで犯人は気付かなかったけど、別段驚きもしなかったし。確かに有名名作映画の続編としてはなかなか健闘している方だと思います(事実、思っていたよりも面白かった)。ノーマン・ベイツと、そしてアンソニー・パーキンス自身の哀愁を感じさせる一本です。
5点(2005-03-18 19:41:17)
11.  裁かるゝジャンヌ
もう邦題から凄すぎる、裁かるゝって…。感想はジャンヌ・ダルクが一日で一気に老けたという感じ。最初は呑気にミカンなんか食べながら観ていたのだけど、皮を捨てに行こうにも矢継ぎ早に画面に繰り出されるショットがあまりにも強烈すぎて、リモコンのストップボタンが押せず結局そのまま最後まで観てしまいました。映画というよりは写真を連続で見せられているという印象が強かったけど、ラスト数十分間の流動感あふれる映像はやはり映画ならではのものだと感じました。火刑に処されているジャンヌを見て涙する人々のカットはあまりにも感動的、というか壮絶。壮絶と言えば主演のルイーズ・ルネ・ファルコネッティ、まるで実録としか言いようがないほどの熱演(というかそもそもあれは本当に演技なのか?)。「ジャンヌよ、貴方は一体何を見つめているのですか?」、、今はもうしばらくこの衝撃を噛み締めていたいので一先ず7点で採点します。
7点(2005-02-06 12:54:14)(良:2票)
12.  さらば、わが愛/覇王別姫
昔はこういう叙事詩って苦手だったんですけどね、今ではすんなり観られるようになりました。以前何かで「世界で最も美しい映画は『ベニスに死す』」という文章を読んだことがありますが、個人的にこれは『ベニスに死す』を遥かに凌ぐ美しさがありました。確かに虞姫のティエイーは男でありながらも美しい。僕は京劇が何たるかなんてさっぱり知りませんが、その厳しさ、そこから成る美しさというのは画面からよく伝わって来ます。と…、何もかもが美しいもの尽くしの映画ですが唯一自分に美的センスが無いせいか、少々かったるく感じられたこともまた事実。しかしやはり良い映画です。↓正に「騙されたと思って観た」とはこのこと。
7点(2005-01-29 22:43:12)
13.  サリヴァンの旅 《ネタバレ》 
そうかこの監督の名前プレストン・スタージェスって言うんでしたね、観終わった後素でサリヴァンだと勘違いしていました。マイケル・J・フォックスが著書『ラッキーマン』の中で触れていたので気になって観たのですが、どうやらこのプレストン・スタージェスという人は恐ろしいほどのセンスの良さの持ち主のようで。登場人物のユーモアとウィットに富んだ会話、前半のトレーラーチェイスでのスピード感、そして映画開始数分後に画面にTHE ENDの文字を出してしまう演出の粋さ。肖像画の表情がチラホラ変わるところはコーエン兄弟の『レディ・キラーズ』でも引用されていましたね、というか『兄よ、いずこ』=『オー・ブラザー!』か。そもそもこの手のテーマは今の時代だからこそと思っていたのだけれど、まさか半世紀以上も前から持ち上げられていたとは 驚きです。後半はいよいよ笑い事ではなくなってきましたが、コメディ映画がコメディであるということの意味をしっかりと教えてくれる素晴らしい作品だと思います。「コメディばかり観ていると頭が馬鹿になる」とか言ってやたら小難しい映画ばかり観ている輩に是非とも見せてあげたいですな。それにしても「キャプラみたいな映画を撮りたい」だとか「ルビッチなんて知らん」という発言は随分とまあお茶目な監督だこと。
8点(2005-01-07 17:13:44)(良:1票)
14.  三十四丁目の奇蹟(1947) 《ネタバレ》 
何と、まだ見ぬこんなにも素晴らしいクリスマス映画があったとは!クリスマスのWOWOWに感謝。これはおそらくサンタクロースに限らず、現実に囚われすぎてしまい信じることを忘れてしまった人々の悲しみを訴えかけた作品だと思います。特に母親(モーリン・オハラ)が自分の娘(ナタリー・ウッド)に「サンタさんなんて居ないのよ、あのサンタクロースは私が雇ってクビにしたわ」などと説明するシーンには唖然としてしまいました。そういう意味でこれは案外純粋な子供には見せられない映画なのかもしれません、なので個人的には是非とも夢を見ることを忘れてしまった大人の方々に観て貰いたいです。基本的には僕もサンタクロースを信じていない人間ですが、この映画を観てまた久しぶりに信じたくなりました。それにしても最後のあんな裁判がまかり通るのは世界広しと言えどもアメリカ映画の中くらいでしょう、そんなアメリカ映画の良さを再実感したのでした。
8点(2004-12-25 20:07:46)(良:1票)
15.  サボテンの花 《ネタバレ》 
ゴールディ・ホーンが滅茶苦茶可愛い!まさかこんなにも魅力のある女優だったとは。一方のイングリッド・バーグマンも成熟した大人の女性を感じさせる風格たっぷり。それにしてもそんなに彼女は駄目ですかね?確かにコメディからはちょっとかけ離れたイメージがあるけど、個人的にはこの役は彼女以外に有り得ないと思ったのですが。どちらかと言うと僕もゴールディ・ホーンよりも寧ろバーグマンにオスカーをあげたい派です。歯医者のプレイボーイを演じたウォルター・マッソーはそんなに魅力があるのかな?と思いつつもコミカルな役どころを好演。脚本はさすがビリー・ワイルダーの作品を多く手掛けたI・A・L・ダイアモンドというだけあって、様々な登場人物が入り乱れる後半(特にカフェでのダンスシーンは圧巻!)は、最後の最後まで話の展開が読めません。衣装や小道具の色使いもカラフルで、台詞も洒落ていて、もしこれでモノクロだったら本当にワイルダーの作品では?と思えてしまいそうです。最後のサボテンの花同様、とても愛すべき作品だと思いますよ。
8点(2004-12-13 18:19:57)(良:1票)
16.  サボテンさん、ちょっと 《ネタバレ》 
「あくまでも人間は見せないぞ!」という姿勢が良い(笑)。それにしても『シューズショー~』と言い、セコさんの映画に出てくるキャラクターたちはやたらと不倫しまくりますね、それも堂々と。この映画での奥さんサボテンと子サボテンの引き方は凄い。ただどちらかと言うと面白いのは声の吹き替えの方で、サボテン自体の動きはあまり生きているという感じがしませんでした。それでもやはりブラジャーや靴下など、通常有り得ないようなものが動き出すというのはやや不気味ながらも可愛いです。
7点(2004-12-11 10:03:50)
17.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
物語自体はフィクションとは言え、実際に起きた殺人事件を元にしているため、映画には重苦しい雰囲気と並々ならぬ恐ろしいまでの緊張感がある。幾度となく浮かび上がる重要な証言や物証があるにも関わらず、結局それらは何の意味も成さず、犯人は刑事たちの前から煙のように消えていく・・・。近年の刑事ドラマの中ではやはり秀作・佳作の部類に入る作品なのでしょうが、不満点もあります。まず犯人がどうこう以前に警察が無能すぎ。目撃者の保護や現場保存すらまともに出来ないのでは、犯人逮捕など到底無理なのでは?と思えてしまう。ただ都会から来たあれほどまでに優秀だった刑事が、最終的には地元警察と同じように感情的行動に走ってしまったことを思えば、それほど異常性のある事件だったのだろうというのもまた事実。今もこの事件の犯人が我々と同じ空の下に生き、もしかしたらこの映画を観ているのかもしれないと思うとゾッとする。いくつか不満点はあるものの、それらを差し引いても充分に見応えのある作品であることは確か。
7点(2004-09-01 12:43:46)(良:2票)
18.  サイクリスト
重病の妻を救うために貧乏な夫が取った行動、それは一週間自転車をこぎ続けることが出来たら治療費を貰えるというもの。そう、彼は”サイクリスト<自転車乗り>”。次第に観客や妨害する人も現れ、果たして彼は挑戦に成功することが出来るのだろうか? 男がただひたすら自転車で周囲をグルグル回り続けるだけという単純なストーリーに、興行主や賭けを行う人々のエピソードが面白可笑しく挿入され、いつしか自分も観客の一人になってしまう。ずっと自転車に乗っていたら食事はどうするの?排泄は?という、お決まりの疑問も劇中で全部解決。一見地味そうな割に音楽やカメラワークも抜群で、裏に隠されたテーマにも何か奥深いものを感じさせる。これだからイラン映画はあなどれない。
9点(2004-08-05 21:49:42)
19.  酒とバラの日々 《ネタバレ》 
こういう映画を観ると思わず、「これから先絶対に酒は飲まないぞ」と自分に誓いたくなってしまいます。アルコール中毒者の悲痛がこれでもか!と言わんばかりに存分に伝わってくる。酒を追い求めるアル中患者の心理描写としてはビリー・ワイルダーの『失われた週末』の方が上だと思うけど、こちらは夫婦揃って酒浸りなのでその分どんより感も二倍。どうしようもない悲哀感が漂ってきます。最終的に二人の内片方はやめられて、もう片方はやめられないというラストが何とも無情ですが、「どうせ最後はハッピーエンドなんだろ?」と高をくくっていた僕には良い意味で期待を裏切られました。ハイ、ごめんなさい。文句なしの傑作です(^^;。それにしてもこれほどオープニングとラストのギャップが激しい映画も珍しいですね。
8点(2004-06-20 11:03:33)
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