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コメント数 1697
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1.  山椒大夫 《ネタバレ》 
童話、小説、映画だからこその奇跡の物語とともに、普通とされることを変える難しさも描かれる。おそらく貴族に生まれ、貴族として育った者には奴隷を救うという発想そのものが無い。奴隷の苦しみを味わった厨子王だから奴隷を救えた。現代の政治においても国民が抱える苦しみを政治家が知ることが基本中の基本だし、それは上に立つ者が忘れてはならないこと。山椒大夫にきつい罰が与えられるところまで見せてくれれば文句なしだったが、だからといって10点以外は付けられない。芸術性の高さはもちろんだが、厨子王が逃げると決断してからのスリルはそう味わえるものじゃない。奴隷が一人、二人逃げたからってあんなに全力で追ってこなくていいだろうにと思うんだけど…。おっそろしいな~、ホラーだよ。俳優陣は田中絹代、花柳喜章、香川京子(お美しい!)はもちろん、山椒大夫役、進藤英太郎の上手さも印象的。とにかく凄い映画を見てしまった。
[DVD(邦画)] 10点(2011-06-26 14:02:03)
2.  サーカス(1928)
これが初めて観たチャップリンの映画だったな~。同時に初サイレント映画でもあったから、異文化に触れたような感覚で衝撃的だった。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2004-11-08 13:03:07)
3.  サンセット大通り 《ネタバレ》 
50を過ぎているというのに25歳気分で映画復帰を目論む往年の大女優ノーマ・デズモンド。そのノーマを実際にサイレント時代のスターだったグロリア・スワンソンが演じている。そしてマックス役のエリッヒ・フォン・シュトロハイムと、本人役のセシル・B・デミルはグロリア・スワンソン主演で映画を撮ったことがある監督だという…。ある特定の時期でなければ撮れない映画があることをこの作品で知った気がする。そういう事を抜きにしても面白い物語だったけど、サイレント時代を生きた女優と、そうでない女優ではまるで説得力が違う。トーキー映画に不満たらたらのノーマは「顔だけで語れる」と豪語していたが、それをグロリア・スワンソンが証明してみせる。この役と演者の関係が素晴らしい。さらに不気味さ、怪しさを醸し出す上でモノクロ映像が実にいい仕事をしているが、時代が違えばカラーになっていた可能性が高いわけで…。そのほかチョイ役でバスター・キートンら大物が出演するなど、勘案してみるとこれは「奇跡の一本」と言えるかもしれない。最後になったけど、もう一人の主役ウィリアム・ホールデンは32歳にしてこの渋さ。かっこいい。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-07-11 18:14:37)
4.  猿の惑星 《ネタバレ》 
面白いだけじゃなく、皮肉たっぷりなのが良い。そして、あまりにも有名なラストシーンに今さらびっくりしちゃうという…。相対性理論の解説でよく使われる映像だけど、肝心な点はネタバレ配慮されてたんだなー(?)ありがとうございます(??)。猿が英語を話してる時点で… はごもっともな意見だけど、ティム・バートン版とごっちゃになっていたのが幸いしたようだ。
[DVD(字幕)] 9点(2012-07-21 12:38:08)(良:1票)
5.  サイコ(1960)
この完成度、サスペンス・ホラー映画の教科書のようなものですかね。次は何が起こるんだろう?とワクワク、ゾクゾクさせられる。モーテル横の怪しげな屋敷、背景は月明かりで雲が流れているのが分かる。芸術だあ
[DVD(字幕)] 9点(2010-09-01 22:05:10)
6.  さらば、わが愛/覇王別姫
少年時代はもう見るのやめようかとも思ったが、我慢して見て良かった。大人になってから…というより、菊仙が出てきてから圧倒的に面白くなるからだ。3人の関係に激動の時代が絡み、2時間50分あっても薄味にはならない濃厚な内容となっている。またレスリー・チャン、チャン・フォンイー、コン・リーはいずれも素晴らしかった。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-05-17 20:39:40)
7.  サウンド・オブ・ミュージック 《ネタバレ》 
前後半でちょっと雰囲気が違ってますが、どちらも素晴らしい。長女の元彼?だけが心残り。(2人には幸せになってほしかったので・・・)
9点(2005-01-06 23:20:43)
8.  THE FIRST SLAM DUNK
原作未読、TVアニメ版はなんとなく観てはいたが、いつからかなんとなく観なくなってしまった(内容の問題ではなく自分がまだ子供だった一点に尽きると思う)。この映画はスラムダンクファンではない自分が観るべきでものではない、と決めつけていたが、映画から入ってファンになった人もたくさんいると知って心は揺れた。迷ってるうちに終映してしまった「トップガン マーヴェリック」と同じ轍を踏むのか… もう春が来てしまった。決断を…。いざ観てみると、、、面白い! 熱い試合にただただ夢中になっていた。モーションキャプチャを採用した3DCGアニメーションもさほど違和感はなく、その上で日本のアニメらしさを残していたのも良し。そしてネットで使い込まれた名言の数々… 多少ニヤニヤしちゃったけど、これが本家なんだよな~と。大満足の2時間、観て良かった。
[映画館(邦画)] 8点(2023-03-04 21:40:07)
9.  search サーチ
これは新しい。今までに見たことのない映画で非常に興味深かった。(調べてみたところ、似たような映画もあるにはあるらしいが…)とはいえ、それだけなら途中で飽きたに違いないが、この作品はその点も大丈夫。「新しい」という感想がだんだん「面白い」に変わっていった。ミステリーとして鳥肌が立つような展開や演出がふんだんに用意されている。だからこれはもし普通に撮ってもそこそこ面白い映画なんだと思う(意味のないifだけど)。なにはともあれ新進気鋭の監督に拍手。次回作も期待してます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-07-20 20:00:44)
10.  坂道のアポロン 《ネタバレ》 
<原作未読、アニメ版も未見>感動した! やっぱり音楽ものはいいな~。俳優陣も吹き替えなしで演奏シーンに臨んだと聞いていたので、二重に感動。学園祭、突然の停電が二人を引き合わせ、始まった予定外のセッション。もう言葉はいらない。殴りあっても(正確には千太郎は殴ってないか)ギクシャクしていた二人の仲を音楽はいとも簡単に取り戻し、深めていく。人の目もあるので実際に手こそ叩かないが、心の中でパチパチ拍手。その後の交通事故や10年後の話が蛇足に感じるくらい、気持ちが高ぶった瞬間だった。興行的にはコケてるみたいだけど、十分おすすめできる映画である。(追記:少し勘違いしてた。音源はまた別か… まあ、点数はこのまま変更なしで)
[映画館(邦画)] 8点(2018-03-13 23:20:00)
11.  座頭市あばれ火祭り 《ネタバレ》 
トメは仲代達矢だが、実際には勝新太郎vs森雅之の色合いが濃い。市と闇公方、盲目同士でバチバチやりあう。囲碁の最中、碁石を飛ばしあう。茶を飲んでお互いにガハハ、3秒で止まる笑い、そして沈黙。なんだこの空気は…。次は池の中央に作られた舞台でサシの勝負… かと思ったら橋を外し、逃げ場を封じた上で火攻め。なんとかこの危機を脱しても、今度は人質を利用して市を追い詰める。とことん悪い奴だ。「静かだ、なぜ静かに?…」という死に際のセリフも印象的で、座頭市シリーズの中でも屈指の悪役ではなかったかと思う。「座頭市は俺が斬る」という言葉と共に市を助けに現れた仲代は、最後に決着がつく以外はドラゴンボールで言うベジータみたいな役回りか。いろいろ面白かった。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-12-04 10:00:22)
12.  座頭市喧嘩旅 《ネタバレ》 
堂山一家と下妻一家。対立するヤクザが座頭市を奪い合う。お美津で一儲けを企む籠屋も絡んで、とても面白い。黒澤明監督の「用心棒」に似ているかな~とも思う。市はお美津を人質に取られた手前、下妻一家に寝返るが、最後には悪い奴を全員斬って、お美津を逃がす。座頭市の旅はまだまだ続く…と。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-11-06 12:03:08)
13.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
見始めるともう目が離せなくなり、あっという間の130分だった。実際の未解決事件を基にしているため、勝手に犯人を作り出すわけには行かないが、逆に逮捕されていない恐怖を強調したラストにゾクッ。少女の言葉に集約されるが「普通の顔」…なるほど(これは人によっては狙いすぎと感じるだろうけど)。改めてポン・ジュノは凄い監督だな。
[DVD(字幕)] 8点(2011-10-08 13:30:24)
14.  残菊物語(1939) 《ネタバレ》 
はじめはお徳の「上から目線」がちょっと気になった。女将さんが注意したとおり、役者を育てるのは師匠の務めであって、お徳がしゃしゃり出るのは立場をわきまえていないと取られても仕方ない。しかし、大阪での再会、そして旅芸人に落ちてからも菊之助に尽くし、愛するがゆえに自分は身を引く決意で菊之助が東京に戻れるよう頭を下げに行くなど、ベタかも知れないが、泣かせる話だった。東京行きの列車、出発直前までお徳を探し続ける菊之助にもまたほろりとさせられる。戦前の映画でありながら、台詞も思ったよりずっと聞き取りやすく、字幕無しでも問題無かった。
[DVD(邦画)] 8点(2011-06-08 18:35:40)
15.  さんかく 《ネタバレ》 
3人が3人とも身近に感じられる範囲で痛い奴。現代は誰もがストーカーになり得てしまう時代だから、リアルだし面白い。まあ、現代に限定する訳じゃないが、「待つわ」とか「まちぶせ」の時代からするとやっぱり難しい時代なんだろうなと思ったり…。最初にストーカー扱いされたのは先輩のバイト先に現れた桃だった、次にリアル犯罪行為の佳代、最後に百瀬で、桃の同級生(ガキだが柔道やってる)から散々に言われ、桃からも捨てられ、さらに投げられてしまう百瀬が情けなくて、情けなくて…。この一連の高岡蒼甫の演技は最高だった。そして百瀬は自分も痛い奴だったと知った後で、同じく痛かった佳代を少し理解した。人に好きになればなるほど痛くなってしまうのが人間って事か、仕方ないね。いやぁ、本当に楽しめた映画でした。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-05-05 17:40:30)(良:2票)
16.  サンダカン八番娼館 望郷 《ネタバレ》 
<原作未読>からゆきさんなるものは知らなかった。この映画が無ければ一生知らずじまいだったろうと思う。そういう意味では意義ある映画だった。日本は貧しい国だったせいか、婦女子の人身売買が20世紀に入っても続いてしまった。近年まで尾を引いた慰安婦問題もこの延長線上の話で女性の人権を軽視してきたことによる因果応報、自業自得といった面は認めざるを得ない。この映画の主人公含め、力強く生きた女性が多かったと推察するが、帰国後に後ろ指を指されては墓も日本に背を向けてしまう…。同じ過ちが繰り返されるとは思っていないが、彼女たちの存在を記憶にとどめておくことはきっと大切なことなのだろう。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-10-16 19:45:29)
17.  ザリガニの鳴くところ
<原作未読>面白かった。チェイスの死をめぐる裁判と、非常に特殊な環境で育った主人公の恋愛模様。濃密な2時間だったように思う。絵に描いたような悪人もいれば、真逆の善人もいる、さらには基本的には善人だけどある意味諸悪の根源になっちゃった男もいて、人生いろいろ、男もいろいろ状態。オチは想定内だが、過程を十分に楽しめたからこの点数。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-07-19 21:40:17)
18.  さがす
「岬の兄妹」は観ていないのでこれが初片山慎三作品。やはりポン・ジュノに師事した人だけあってそれっぽさが感じられた。重いテーマながらそれだけが売りにはならず、映画として単純な面白さも重視しているようだった。ミステリアスで時にはシュール、暴力描写含めこの映画の持つパワーに飲み込まれていった。佐藤二朗も嵌まったなー。コメディが多い人だが、そのイメージを無理に覆そうというんではなく、むしろ適度に利用してこの空気感を作った。これは成功だと思う。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-11-05 17:06:25)
19.  サマーフィルムにのって 《ネタバレ》 
恐らく多くの映画監督がこれまでの自分の作品に対して、あそこはああすれば良かった的な悔いを残しているはずで、だからこそ主人公ハダシにはそんな思いをしてほしくなかったんだろうなー。彼女は強引なやり方で映画の結末を変える。タイムパラドックス回避のため形としては残せないが、未来へ帰る凛太郎に納得いくものを届けたいという強い思いだ。大好きな時代劇映画を作るため全力で駆け抜けた女子高生。主演・伊藤万理華の好演もあり、エネルギッシュかつ爽やかで楽しい映画に仕上がっている。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-09-13 20:12:53)
20.  サヨナラまでの30分
死んだアキはカセットテープが回ってる間だけ颯太の体を借りることができる、という"世にも奇妙な物語"的な設定だ。前半はコミカルでとても見やすい。どちらの人格も演じた北村匠海はその演じ分けが楽しかったかもしれないね。性格は真逆でも音楽の才能は共通。実際にミュージシャンとしても活動している北村のためにあるような役だが、新田真剣佑もとても上手で、その多才ぶりに驚かされた。ヒロイン久保田紗友も透明感があって魅力的。そして後半はしんみり展開へ。でも単に泣かせようって言うんじゃなくて、必然性も感じるし、納得がいく。映像も綺麗で、十分に及第点以上の出来だなと。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-12-05 17:04:50)
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